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混線気味電波塔
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古書肆マルドロール:新入荷
●09/10 15:46
新入荷 2011/9/10
1 ゴットフリート・ベン
著作集
全三巻 ゴットフリート・ベン
山本 尤/生野幸吉/
神品芳夫/他:訳/解説
函少汚 1972 社会思想社 7,500
2 消去 上・下
トーマス・ベルンハルト
池田信雄:訳
上「電報」
下「遺書」
2004 みすず書房 3,800
3 ぼくの遺稿集
ローベルト・ムジール
森田 弘:訳
見返しに記名有 1969 晶文社 3,000
4 オスカー・ワイルド
事典
イギリス世紀末大百科
山田 勝:編
井村君江/河村錠一郎/他多数
746頁 函帯 1997 北星堂書店 5,000
5 街の狩人
ジョルジュ・ローデンバッハ
高橋洋一:訳(謹呈紙入り)
259頁 函帯少切れ
1984 沖積舎 2,800
6 凡庸な芸術家の
肖像
マキシム・デュ・カン論
蓮實重彦
816頁+年譜/註/書誌 函 1988再 青土社 4,000
7 真夜中のミサ

schedule
●12/11 11:30
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Emotional Attack!
●06/21 13:44
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車 査定

バー ステイツ コラム BIBLIOTHEQUE 千一夜 by HIDETO.K
●04/19 08:34
095068
しばらく行くと橋がある。その上に立って溪の上流の方を眺めると、黒ぐろとした山が空の正面に立ち塞(ふさ)がっていた。その中腹に一箇の電燈がついていて、その光がなんとなしに恐怖を呼び起こした。バァーンとシンバルを叩いたような感じである。私はその橋を渡るたびに私の眼がいつもなんとなくそれを見るのを避けたがるのを感じていた。
下流の方を眺めると、溪が瀬をなして轟々(ごうごう)と激していた。瀬の色は闇のなかでも白い。それはまた尻(し)っ尾(ぽ)のように細くなって下流の闇のなかへ消えてゆくのである。溪の岸には杉林のなかに炭焼小屋があって、白い煙が切り立った山の闇を匍(は)い登っていた。その煙は時として街道の上へ重苦しく流れて来た。だから街道は日によってはその樹脂臭い匂いや、また日によっては馬力の通った昼間の匂いを残していたりするのだった。
橋を渡ると道は溪(たに)に沿ってのぼってゆく。左

東京創元社|近刊案内
●04/01 14:56
福家警部補の再訪
大倉崇裕 【創元クライム・クラブ/四六判仮フランス装】
警備会社社長、脚本家、漫才師、玩具の企画会社社長――犯人と福家警部補の対決やいかに。刑事コロンボ、古畑任三郎の系譜、倒叙形式の本格ミステリシリーズ待望の第2集。
裁くのは僕たちだ
水原秀策 【ミステリ・フロンティア/四六判仮フランス装】
裁判員の高尾が審議するのは衆議院議員による殺人。有罪にしか見えない簡単な事件と思いきや……買収、脅迫、謎の美女と波瀾と災難が立て続く!「このミス」大賞受賞者の力作。
だいだいいろの童話集
アンドルー・ラング 編/西村醇子 監修 【単行本/四六判上製】
《アンドルー・ラング世界童話集10》世界各国の民話昔話を、英国の古典学者、民俗学者アンドルー・ラングが収集再話した童話集第十弾。収録作品は「泥棒のピンケル」「カエルの精とライオンの精」など計20編。
シャドー牧場の秘密
キャロリン・キー

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