日々幻アンテナ
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▽恐妻家の献立表●11/10 03:52 2024-11-09鳥追いの唄先日、SNSを見ていてふと思い出したことがあったので、こちらにも書き留めておく。今年の一月に94歳の生涯を終えた秋田県阿仁地方出身の亡き母の教へ賜し歌に、鳥追いの唄、というものがある。♪能代(のしろ)のじゃじゃど、鳥追ってたもれ。どの鳥、小鳥(こ とーり)。粟(あわ)こ食う鳥こ、米(こめ)こ食う鳥こ。頭割って塩つけて、塩俵(しおだーら)にぶち込んで、上(かーみ)の淵(ふーじ)に流そかな、下(しーも)の淵(ふーじ)に流そかな。下(しーも)の淵(ふーじ)にながーそ、流そ。というものである。母はこれを単調ながら哀調を帯びた節回しで唄ってくれた。私がこの歌を思い出したのは、秋田妖怪蒐異(@akitayoukaisyui)さんが、母の出身地の近くの伝承から、「能代に塩買いに行かせる」とは、食いぶちを減らすために生まれてきた子を間引きすることの隠語だ
▽ピカピカ●11/08 07:45 2024-11-072024年10月の読書本2024年10月の読書まとめ読んだ本:11冊読んだページ:3411ページナイス:348ナイス#読書メーターbookmeter.com10月から常勤になったので読書時間も減ってあんまり読めなくなるかなあと思ったが、思ってたより読書量を落とさずに済んでいる。ゆるゆるっと読んでいければいいなと思う。ドラマ化きっかけに読んだのが伊与原新『宙わたる教室』藤岡陽子『リラの花咲くけものみち』である。どちらもNHKでのドラマ化だ。『宙わたる教室』は既に放送中だがNHKでのドラマ化でよかったなあと思う。手堅いですな。エッセイが好きなのだが朴沙羅『ヘルシンキ生活の練習』松田青子『自分で名付ける』はどちらもいいエッセイだった。『ヘルシンキ生活の練習』はコロナ禍でヘルシンキ移住した著者の海外生活のエッセイで『自分で名付ける』は育児エッセイだ。どちら
▽やしお●11/01 11:16 2024-11-01読書メモ本奈良国立博物館『仏像のかたちと技法』https://bookmeter.com/reviews/1216753421983年に刊行された奈良博の冊子で、仏像に関する基礎知識がコンパクトに纏まっている。40年後の2023年に同じ奈良博監修の『発見!ほとけさまのかたち』は、本書の基本構成を引き継いでいるが、かなり本書の内容を間引いてより初心者向けにまとめられている。『ほとけさまのかたち』では如来/菩薩/明王/天の4種のみ紹介するが、本書では羅漢・僧形/その他(垂迹関係・神像等)の6種で、印相や持物、材質や技法、像内納入品なども解説されてより詳しい。『ほとけさまのかたち』→本書→より専門的な書籍と進むと理解しやすいのかも。仏像のかたちと技法 仏教美術ハンドブック 昭和58年発行 [冊子]奈良国立博物館Amazon奈良国立博物館『発見!ほとけさまのか
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