kawaikyoのアンテナ
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▽シャングリラ屯田兵●11/23 23:51 2024-11-23シンパサイザー(ヴィエト・タン・ウェン)読書「将軍」の片腕として南ベトナムの秘密警察の仕事を粛々とこなす主人公。しかし彼には北ベトナムの二重スパイというもう一つの顔があった。ハンドラーは義兄弟の契りを結んだ北の情報機関の男マン。もう一人の義兄弟は南ベトナムの軍人モン。危ない綱渡りを続ける主人公だったが、サイゴン陥落の時は迫り…というあらすじからは、潜入捜査ものの王道娯楽作、熱い男同士の契りと組織の軛に引き裂かれる主人公の苦難、映画監督ならジョン・ウーか、ノワールに寄せるならジョニー・トーかという感じですが、全然そんなことなかったですね。実はパク・チャヌクでドラマ化されているのだけど、読み終えた今だと、さもありなんという印象でした。というのも、実際はアンダーカバーものというより、『キャッチ22』とか『スローターハウス5』とか、ベトナム戦争なら『本当の戦争の話をし
▽国書刊行会●11/22 23:59 百年を超えてキネマと文人川崎賢子 著定価 4,400円 (税込)はじめてのメダル図鑑明治・大正・昭和 メダル全史藤井明 著定価 13,200円 (税込)廃墟建築家 定価:4,620円 2024/12 予定
▽たむ読書&映画日記●11/21 15:27 2024-11-20「手直し」ゴードン・エクランド、「ラヴ・ストーリー」ギャリー・ウルフ、「ナリトロンの発見」トマス・M・ディッシュ&ジョン・スラデック、「ビッグ・フラッシュ」ノーマン・スピンラッド、「シティ5からの脱出」バリントン・ベイリー、「ストーン・シティ」ジョージ・R・R・マーティン、「血をわけた子供」オクテイヴィア・E・バトラー、「PRESS ENTER■」ジョン・ヴァーリイ、「アイヒマン変奏曲」ジョージ・ゼブロウスキー(S-Fマガジン)SF SFマガジン「手直し」ゴードン・エクランド、「ラヴ・ストーリー」ギャリー・ウルフ、「ナリトロンの発見」トマス・M・ディッシュ&ジョン・スラデック、「ビッグ・フラッシュ」ノーマン・スピンラッド、「シティ5からの脱出」バリントン・ベイリー、「ストーン・シティ」ジョージ・R・R・マーティン、「血をわけた子供」オクテイヴィア・E・バトラー、「
▽わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる●11/18 14:53 人はどういう思いで積読するのか? 12人の積読家へのインタビュー『積読の本』読むスピードより買うスピードの方が早いのだから、棚からあふれた本が積まれていくのは当然のこと。後はフトコロと置き場所と罪悪感の折り合いをどうつけるかの話にすぎぬ。にもかかわらず、積読ネタの本が出回っているのが面白い。積み人たちそれぞれの言い分(言い訳?)を聞いていると、「あるあるw」と首がもげるほど頷いたり、「こいつ正気か?」とドン引きしたり、楽しいひとときとなった。「なぜわたしたちは本を積んでしまうのか?」と問いかけながら、12人の積読家たちの溢れんばかりの書棚とともにインタビューしたものがこれ。全員が全員、答えが違っているのが面白い。本棚に入れてしまうと積ん読じゃない読まない本を買っているのではなく、自分のための図書館を建てているモノとして残らない電子本は、浪費している気がする背表紙が見えない本は
▽奇妙な世界の片隅で ●11/17 20:50 とある少女の人生 エドワード・ケアリー『おちび』エドワード・ケアリーの長篇『おちび』(東京創元社)は、後にマダム・タッソーとして有名になる少女マリーの生涯を描く作品です。1761年、アルザスに生まれた少女マリーは、父の死後、母親と共に風変わりな蝋彫刻家クルティウスのもとで世話になることになります。母も亡くなり、クルティウスの弟子兼召使となったマリーは、知り合いの作家メルシエを頼って、クルティウスと共にパリに出ることになります。二人はピコー未亡人の家に下宿することになりますが、クルティウスの才能を見た未亡人は彼の才能を使ってのし上がろうと考えます。マリーを疎む未亡人は、マリーを完全な使用人としてのみ扱うようになりますが、未亡人の息子エドモンとマリーは互いに仄かな愛情を抱くようになっていました…。蝋人形館を作ったことで有名なマダム・タッソーの生涯を想像力豊かに描いた作品です。貧しい
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