keplerのアンテナ
id:kepler
2/7ページ
▽河野書店NEWS●11/22 09:36 2024年11月21日最近の視聴からまさしく玉石混淆のYouTube番組のなかで、粘り強く探していると思わぬ拾い物をすることがあります。最近知ったのは「Salidaチャンネル」の「池辺晋一郎さんとの対話」というシリーズ。現在、第6回までを見ることができます。池辺さんと言えば、かつてN響アワーの解説者として、檀ふみさん相手にダジャレばかり飛ばしていた印象くらいしかありませんでした。しかし今回、黒澤明、伊福部昭、芥川也寸志、武満徹といったお歴々との交遊を語る、その記憶力の確かさと、忌憚のない語り口には、ほとほと関心いたしました。ダジャレなど飛ばさなくとも、十分面白い。とりわけ黒沢監督の絵コンテならぬ「音コンテ」説は、一聴の価値があると思います。また日仏会館の「創立百周年記念シンポジウム」と銘打たれた一連のシリーズには、いずれも興味深いタイトルが並んでいます。そのひとつ「両大戦間
▽銀髪伯爵バードス島綺譚●11/22 00:20 先日、手のひらサイズの同人出版文庫本『南幸夫探偵小説集』(☜)を取り上げたもんで、敗戦直後に出回っていたという手帖文庫のことを思い出した。手帖文庫には何点か探偵小説家の巻も存在していて、今回は角田喜久雄の『飛妖』を紹介したいと思う。版元は地平社となっており、配給元は鉄道弘済会。キオスクの前身にあたる鉄道弘済会売店などでこの文庫は販売されていたそうだが、一般書店への流通はあったのだろうか?メリイ・セレスト號に乗っていた人間全員が姿を消したのと同じく、当時の最優秀八人乗旅客機フオッカーから乗客が消え失せる大空の怪談かと思わせといて、そこには金に纏わる一族の欲望が絡んでおり、少々強引ながらも謎の核心を犯罪へ持っていくのが面白い。初出発表が戦前とは思えぬ空中での手に汗握る展開も、一歩間違えれば007のアクション・シーンみたいになりそうだけど、ギリギリの線で探偵小説のサスペンスを保てている。
▽隗より始めよ・三浦淳のブログ●11/21 19:28 2024年11月21日身辺雑記/ 清津峡と松之山温泉へ友人二人と一泊旅行(2024年10月30~31日) その2(その1はこちら)10月31日は、朝食前に旅館の近くを友人と散策する。薬師堂という寺があり(もっとも建物だけで住職はいないようだ)、渓流には不動滝という小さな滝もある。木造の塔のような建物が渓流に建っていたが、そのすぐ後から白い湯気が立ち上っているところを見ると、おそらく温泉を地下から汲み上げる設備なのではないか。(不動滝 ↑)(不動滝 ↑ 上の方からも水が落下してきている。)(渓流に建っていた木造の塔 ↑ 多分、温泉を地下から汲み上げているのだろう。)(薬師堂 ↑ 道路から見上げる。)(薬師堂 ↑)散策のあと、温泉に浸かる。今回は前夜のような一階の風呂ではなく、三階にある露天風呂である。露天風呂だけあって外気が入ってくる。洗い場はない。朝食は昨夜と同じく個室
▽探偵小説三昧 ●11/21 18:42 1811ゾラン・ジヴコヴィチ『フョードル・ミハイロヴィチの四つの死と一つの復活』(盛林堂ミステリアス文庫)セルビアの幻想小説家ゾラン・ジヴコヴィチの作品集が盛林堂ミステリアス文庫でシリーズ化されているが、その三冊目が出た。フョードル・ミハイロヴィチことドストエフスキーを主人公にした連作短編集『フョードル・ミハイロヴィチの四つの死と一つの復活』である。▲ゾラン・ジヴコヴィチ『フョードル・ミハイロヴィチの四つの死と一つの復活』(盛林堂ミステリアス文庫)【amazon】「公園」「食堂車」「精神科医の診察室」「トルコ式浴場」収録作は以上。ドストエフスキーという大文豪を主人公にした連作短編集、ということだけでもけっこうな挑戦だと思うのだが、作者はさらにひとつ企てをプラスした。題名にもあるように、四つの短編すべてでドストエフスキーが死ぬ、あるいは死が確定する物語なのである。では、ドス
▽大橋洋一●11/19 20:04 2024年11月18日『ヴェノム』2報告MOVIE Walkerのレヴュー欄にこんな投稿があった。カラピー 3.5 22日前報告レビューなのに映画の内容には触れません、すみません、お許しください。おそらく観ていないのに(投稿が公開前)0.1の評価をしている「ゆうすけ」「カイワレカイワレ」なる人物は(たぶん同一人物の複アカでしょう)以前も他の映画でこのような荒し行為をしていましたねなお、この報告で言及されている「ゆうすけ」なる人物の投稿は現時点では削除されて、「カイワレカイワレ」の投稿が残っている。以下参照カイワレカイワレ 0.1 26日前報告残念、ガッカリしました。前作と同様、気持ち悪いし、つまらなく、子供っぽい映画でした。ひどかったです。本当に、気持ち悪く、つまらなかったです。ひどかったです。やっぱり、悪役の映画はダメですね。これが「荒らし行為」の実例
4.<前5 6.次5>
0.はてなアンテナトップ
8.このページを友達に紹介
9.このページの先頭へ
□ヘルプ/お知らせ
□ログイン
□無料ユーザー登録
□はてなトップ
(c) Hatena