遠野ガイド 〜遠野WEB情報サイト〜
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▽不思議空間「遠野」●01/10 17:23 「現代遠野物語」 第百二十話(笛吹峠の人骨)大槌町に、遠野の宮守町から嫁いだ高齢の女性がいる。その女性から聞いた話だが、その女性は、笛吹峠にある能舟木の、俗に"呪い屋敷"と呼ばれる家に嫁いだそうである。呪い屋敷の謂れは昔、旅の女六部を殺した事により祟りにあった事から、近所で「呪い屋敷」と呼ばれていたそうである。宮守町の女性が嫁いだのは、昭和時代の事であった。その当時の呪い屋敷の姑は、まるで西洋の童話に出てきそうな赤毛の魔法使いのお婆さんの様であったそうだ。実は、その姑の血筋は、笛吹峠の鉱山で働かされていた外国人であった。そしてその姑は、巫女でもあった。ある日、その姑が能舟木から笛吹峠へ抜ける旧道を歩いている時、とある方向を指さして「あそこは、恐ろしい。」と怯え、家に帰った事があった。その後、その姑が怯えた辺りが大雨で流れた時に、おびただしい人骨が出てきたそうである。ただ、その人骨がどう
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