すべて | グループ指定なし | ことば | 本 | 古書店
443229
0835940
出版白門会、絵本作家・西村繁男氏の講演会を開催 1月24日新年会で
中央大学出身の出版業界関係者で組織する出版白門会は来年1月24日午後6時半から、東京・千代田区の出版クラブビルで開催する2025年の新年会に絵本作家で中央大学OBの西村繁男氏を招き、「人と出会って絵本が生まれる」と題した […]
shinbunka_admin01
2024年12月11日
ニュースフラッシュ
ニュースフラッシュ
【人事】研究社、取締役2氏が退任
11月18日開催の株主総会ならびに取締役会で役員の選任を行い、吉田尚志代表取締役社長、星野龍取締役、大塚誠取締役が重任した。 小酒井雄介取締役、松丸勝美取締役は退任した。
shinbunka_admin01
2024年12月11日
ニュースフラッシュ
ニュースフラッシュ
2024-12-11
Rustの新刊あれこれ。Effective Rust、バックエンドエンジニアを目指す人のためのRust、Rustで学ぶWebAssembly、RustによるWebアプリケーション開発、Rustで作るプログラミング言語 ― 2024年12月09日 09時54分35秒
アマゾンがお前、これ買えと言ってきた。
みると、Rust本があれこれ出ているのね。
とりあえず、いくつかリスト。
「Effective Rust」と「Rustで作るプログラミング言語」は買いました。積ん読だけど。(>_<)
■Effective Rust
Effectiveシリーズは、特にスコット・メイヤーズのC++関連のシリーズは、役に立ったし、お世話になりました。
Effective Rust ―Rustコードを改善し、エコシステムを最大限に活用するための35項目 単行本(ソフトカバー) – 2024/11/15
David Drysdale (著), 中田 秀基 (翻訳)
オライリー・ジャパンにある紹介。ここで、EPUBやPDFも買えます。
https://www.oreilly.co.jp//books/9784814400942/
Effective Rust
―Rustコードを改善し、エコシステムを最大限に活用するための35項目
David Drysdale 著、中田 秀基 訳
■バックエンドエンジニアを目指す人のためのRust
https://codezine.jp/article/detail/20349
なぜバックエンド開発にRustを使うのか? その魅力はパフォーマンス、安全性、生産性の高さ
渡部 拓也[編]
2024/11/01 07:00
https://codezine.jp/article/detail/20163
仕事に使うためにRustを学ぶときの入門書、『バックエンドエンジニアを目指す人のためのRust』発売
渡部 拓也[著]
2024/10/25 07:00
バックエンドエンジニアを目指す人のためのRust 単行本(ソフトカバー) – 2024/10/25
安東 一慈 (著), 大西 諒 (著), 徳永 裕介 (著), 中村 謙弘 (著), 山中 雄大 (著)
バックエンドエンジニアを目指す人のためのRust Kindle版
安東 一慈 (著), 大西 諒 (著), 徳
最終更新日 2024.12.11
29年連用「喫煙日記」12月11日
2024/12/11/水
[5:45起床(1:00トイレ起き)/晴/高2B]
先日の人間ドックの検査結果がアプリ(「検診サポート」というやつ)で届いた。なんと、2項目で「要精密検査」とのこと。つい最近、妹の入院・手術もあったし、他人事ではない。どこに何を頼めばよいのかわからず、千里LCセンターに電話で問い合わせた。
まずはアプリで検査結果を知ったわけだが、すぐに書面で結果およびその後の手順が知らされるとのこと。それを待てばよいらしい。
しかし……今回の結果にはちょっとまいったな。
今朝の体重は65.3kg(前日比+0.3kg)。
2023年:65.3kg/夫婦で焼肉
2022年:64.9kg/「ニチバン ケアリーヴ 治す力 防水」はスグレモノ/ときわ台/「無人島のふたり―120日以上生きなくちゃ日記」/「アルツハイマー病になった母がみた世界」は品切れ
2021年:64.6kg/アマゾンプライムビデオが見られなくなった(パソコン環境が時代に着いてゆけず)→iPad miniが使える!/「モース~オックスフォード事件簿〜」
2020年:64.0kg/「死の臓器」
2019年:64.7kg
2018年:判で押したような生活/「アンダルシア 女神の報復」「阿修羅のごとく」
2017年:63.1kg/読書会(京大)/カルチャーセンターの教材づくり
2016年:「マロリーの神託」(読了できず)「最古の文字なのか? 氷河期の洞窟に残された32の記号の謎を解く」(注文)
2015年:「私たちはどこから来て、どこへ行くのか」(謎は解けず)
2014年:冷たい雨/カルチャセンター丸6年
2013年:教訓II・プカプカ/「三秒間の死角」
2011年:律詩を読むことに
2010年:小間物屋
2009年:忙しい
2008年:西宮ガーデンズ初見参
2007年:ぐったり
2006年:
2005年:貧窮問答歌その1
2004年:南禅寺/G-shockを買う/忙しい/戦争を覚悟
2003年:アルコールが2日越しでこたえる/イラク派兵
2002年:SKIP宅配便
2001年:忙しい/石油ストーブを準備/離婚が流行っている模様
1999年:
1998年:「スレイブ」
1996年:与太呂→反省会
2023/12/11/月
[7:00起床(0:15トイレ起き)/陰/高3A
加賀城健 染色展「一つのメルヘン」/五つの表現-金沢美術工芸大学学生展
2024/12/14(土)-2025/01/13(月祝)
イベント・展示
We’re just passing through 私たちは通り過ぎるだけ
2024/12/14(土)~2024/12/16(月)
第五章の最後で著者は、自分はトランスジェンダーの人々を祝福している、と書いて、自分が反トランスでないことを宣言しつつ、次の章で、性別変更について「フィクションに没入している」という独特の解釈をしている。私はカナダ留学中に、演劇の教授から、なぜ観客はそれが芝居だと分かっているものに感情移入するのだろうと聞かされて、今なお疑問だが、これについては心理学的に解決はついているのだろうか。ところでこの「フィクションに没入」のところはトランス運動家に批判されたらしく、訳者解説で中里見が、「性自認」をフィクションだと言っているのではなく、「性別変更」をフィクションだとしているのだとしている。もっとも性自認と性別変更を分離する科学的根拠は不明で、中里見自身がどう考えているのかも分からない。私は性自認もフィクションだろうと思う。(あとで考えたが、ここで「性自認」といっているのは、生物学的性とは違う性のことなんだろうが、もし生物学的性と一致するのまで「性自認」といっているとしたら、「性別変更した性自認」がフィクションだということになる。だがまさか生物学的性と一致した性自認がフィクションだとは誰も思わないだろう)
近刊検索
09Dec
Koehler ケーラー 司令官
Stephen Koehlerステファン・ケーラー(防衛省、wiki)スティーブン・ケーラー(防衛日報、朝雲新聞社、北海道新聞)真珠湾攻撃83年で記念式典真珠湾攻撃83年で記念式典 米ハワイ「記憶忘れない」|全国のニュース|北國新聞【ホノルル共同】太平洋戦争の発端となった旧日本軍による米ハワ…www.hokkoku.co.jp
検索結果:124494 件
1. ゴールイン 用例 2024-12-10 21:58:46 公開 2024-11-28 12:51:02ingwさん投稿
2. けいよう 繋養 項目 2024-12-10 21:58:24 公開 2024-11-28 12:41:54ingwさん投稿
3. アングロアラブ 項目 2024-12-10 21:58:04 公開 2024-11-28 12:39:48ingwさん投稿
4. けいが 繋駕 用例 2024-12-10 21:57:43 公開 2024-11-28 12:24:54ingwさん投稿
5. キャンター 用例 2024-12-10 21:57:29 公開 2024-11-28 12:09:38ingwさん投稿
6. きばた 黄旗 項目 2024-12-10 21:57:08 公開 2024-11-28 12:07:15ingwさん投稿
7. カンパ 用例 2024-12-10 17:03:15 公開 2024-10-31 12:30:34尽波満洲男さん投稿
8. さていしょ 査定書 用例 2024-12-10 17:03:02 公開 2024-10-25 13:34:25尽波満洲男さん投稿
9. ジグザグこうしん —行進 項目 2024-12-10 17:02:50 公開 2024-06-22 23:36:14ぽんちさん投稿
10. ジグザグこうしん —行進 項目 2024-12-10 17:02:21 公開 2024-06-22 23:28:55ぽんちさん投稿
11. ちょうさかい 調査会 用例 2024-12-10 17:02:04 公開 2024-10-16 23:41:29makuneさん投稿
12. しせきめいしょうてんねんきねんぶつ 史跡名勝天然記念物 用例 2024-12-10 17:01:53 公開 2024-10-16 23:39:43makuneさん投稿
13. りふ 利府 項目 2024-12-10 17:01:40 公開 2024-10-16 23:38:49makuneさん投稿
14. あかはに 赤埴 用例 2024-12-10 17:00:39 公開 2024-10-16 23:38:08makuneさん投稿
15. かいこくしょく 灰黒色 用例 2024-12-10 17:00:25 公
洋装本古書» (4626)
12月8日(日)
今週買った本。
●柴崎友香『あらゆることは今起こる』(医学書院)
●八木健治『羊皮紙をめぐる冒険』(本の雑誌社)
●ニック・ハーカウェイ『タイタン・ノワール』(酒井昭伸訳/ハヤカワ文庫)
●C・S・ルイス『ナルニア国物語1 ライオンと魔女』(小澤身和子訳/新潮文庫)
●宮内悠介『暗号の子』(文藝春秋)
●トーマス・ラッポルト『ピーター・ティール』(赤坂桃子訳/飛鳥新社)
以上六冊。
読んだ本のことを書く余裕がない。
ジェイムズ・P・ホーガン『ミネルヴァ計画』(内田昌之訳/創元SF文庫)ご恵贈賜りました。
今週電子化した本。
◆P. F. Powys Mock’s Curse(Brynmill)
◆トマス・スウェターリッチ『明日と明日』(ハヤカワ文庫)
◆H・ポール・ホンジンガー『栄光の旗のもとに』(ハヤカワ文庫)
◆フランチェスカ・ヘイグ『アルファ/オメガ』(ハヤカワ文庫)
◆L・マイケル・ハラー『スター・トレジャー』(ハヤカワ文庫)
◆エラン・マスタイ『時空のゆりかご』(ハヤカワ文庫)
◆ガストン・ルルー『黄色い部屋の秘密』(ハヤカワ文庫)
◆シャーロット・ゴードン『メアリ・シェリー』(白水社)
◆柴崎友香『あらゆることは今起こる』(医学書院)
◆D・サダヴァ『大学生物学の教科書第1巻細胞生物学』(講談社ブルーバックス)
ツイート
本の楽市
期間:2024/12/19~2024/12/25
場所:座・高円寺エントランスホール 杉並区高円寺北2-1-2(JR高円寺駅 北口徒歩5分)
2024.12.10
研究活動
NIHUサイト版日本における中東研究DB更新のお知らせ
2024.12.10
研究活動
NIHUサイト版日本における中東研究DB更新のお知らせ
2024-11-10
【ゼミ】ゼミ合宿はやはりいい思い出になる
2024年11月10日(日)
朝7:35成田着の夜行便で帰国した。夜行便は朝4時くらいに朝食で起こされるし、実質5時間くらいの飛行なので、睡眠不足になる。最終日が丸一日使えるのでお得ではあるが、体にはこたえる。
とはいえ、ゼミ生全員無事帰国したのでよかった。これで「ゼミ合宿」と呼ばれるもののお世話を卒業したことになる。富山大時代から数えると30年以上も(コロナ禍の時を除く)毎年開いてきたわけで、これはこれですごいことかもしれないな。
自立した大学生の旅行なので、修学旅行のような苦労はないけれども、旅行中の細かいトラブル(財布を落としたり)は、まれにあるので、気を使う。何より自分の体調をしっかりしておかなくてならないというプレッシャーがある。
それでも、ゼミ合宿はやはりいい思い出になる。やってきてよかったと思う。
kogo 2024-11-10 00:00 読者になる
2024-12-08 『唐詩選』王湾「次北固山下」に注釈を追加
2024年度の第74回大会(関西外国語大学)は終了しました。次回、2025年度の第75回大会は東北大学川内キャンパス(宮城県仙台市)にて開催されます。日程は2025年11月8-9日(土・日)を予定しています。
2024-08-31
みたもの/聖書の世界/音を観る
聖書の世界 伝承と考古学
古代オリエント博物館にて。
アラム文字を書いてみた。
音を観る 変化観音と観音変化身
半蔵門ミュージアムにて。
そういえばカメラ博物館が近所にあるので、ついでとばかり初めて訪れる。
funaki_naoto 2024-08-31 00:00 読者になる
2024-08-29
Gofish(Band Set)@渋谷WWW
ライブ
素晴らしいライブ。あとのことばはいらない。
funaki_naoto 2024-08-29 00:00 読者になる
2024-08-26
カエルのしっぽ@神保町試聴室
ライブ
出演:古池&イエローフロッグハズバンド (古池寿浩tb 徐美穂b 春日井直人ds) 、tail (川松桐子tb 廣瀬寛tub 沼田佳命子cl)
tail、新曲多めのステージ。白いボール(王貞治)のカバー*1、しかも歌入りにびっくりした。実は、全員個性的なボーカリストでもあるバンド。
古池さんのトリオ、細野晴臣のカバーとオリジナルを演奏する。細野楽曲の旋律とトロンボーンのサウンドがはまっている。そして何より、名古屋のスーパーベーシスト徐さんとスーパードラマー春日井さんが東京で見られるなんて!至福のひと時。
*1:さすがにリアルタイムでは聞いてないだろうから、多分吉田さん経由なはず。
funaki_naoto 2024-08-26 00:00 読者になる
中山陽一 on 「じょう」と「ば」
2024年12月5日
刊行物
立法調査資料『調査と情報-ISSUE BRIEF-』No.1300「夫婦の氏の観点から見る子の氏」(PDF: 471KB)を掲載
2024年12月5日
刊行物
立法調査資料『調査と情報-ISSUE BRIEF-』No.1300「夫婦の氏の観点から見る子の氏」(PDF: 471KB)を掲載
この「背後に翻訳文学の流行がある」という事実は、磯田光一『鹿鳴館の系譜』でも示唆されている。磯田は、その第7章「『田園の憂鬱』の周辺――佐藤春夫と宇野浩二」*5を、生田長江訳の『ツァラトゥストラ』*6の話柄から説き起している。春夫はこの『ツァラトゥストラ』に相当感化されたらしく、大逆事件の被告たちへの共感を語る際に、ニーチェのいう「危険と遊戯を愛する者」の「ほとんど直接の引用」*7として、「死を賭して遊戯を思ひ」といった評言を持ち出している。
磯田によれば、春夫には「西洋思想を通じて日本からの脱却をめざ」そうとする「鹿鳴館の思想を極端におしすすめた」ところもあったというが、面白いのは、かれの乃木殉死の衝撃に対する反応である。すなわち磯田によると、漱石や鷗外は事件に際して「明治の精神への共感を語る」のだが、一方春夫はどうかと云うと、
中条省平氏は、『田園の憂鬱』における、プルーストの手法にも通ずるような「現実と想像が渾然一体となった」比喩表現に特に著目し、「当時二十代半ばの佐藤春夫の感性は、同時代の日本文学の水準を遠く抜いていたばかりでなく、世界的にも最前線を突っ走っていたというと大げさでしょうか」(『文章読本 文豪に学ぶテクニック講座』中公文庫2003←朝日新聞社2000:39)と評していたが、こういった比喩が成立しうるのも、「純粋な小説世界」の構築があってこそと云いうる。
また、福田の指摘するような「知的に説明したり納得したり出来ない」点、確かにそれも純粋な小説世界の構築へと繋がってゆくのかも知れないが、「理性を排する」という側面に著目するならば、その行き著くところは「怪奇趣味」だということにもなる。
『田園の憂鬱』には、ドッペルゲンガーのようなものが出現したり(このくだりは実に不気味だ)、ランプがあたかも意思を有っているかのように消えたかとおもえばひょっこり現れたりと、怪奇趣味に傾倒する春夫の性向がすでにして窺われる。このような傾向については東雅夫氏も、次のように述べる。
これは「宝石」1957年8月号に掲載されたものというが、これを読んであっとおもったのは、清張がこの少し後に発表したある作品(映画化もなされている)が、『悪い種子』にヒントを得て書かれたものではないか、と思い至ったからである。この原作は1954年に発表され、ブロードウェーでミュージカルにもなった
◎俳句誌『鬣TATEGAMI』第92号(2024年8月24日発行)に拙句を載せて頂いておりました。巻末近くの「TATEGAMI集」(投稿欄)に5句と選評が載ってます。鬣ホームページからも読めます。太っ腹です。当該号の特集は「夏石番矢の百句を読む」。
https://tategaminokai.sakura.ne.jp/
個人サイトに形態論(言語学)の読書ガイドのページを作成しました
2024 / 12
2024-12-03
今年の読書雑感
今年は分厚い本をたくさん読んだ。特に暑い盛りに腰を据えて長い小説を読んだことが印象に残っている。
おいしいコーヒーを飲んでおもしろい本が読めればそれだけで上機嫌です。来年もよい本がいっぱい読めたらいいな。
みなさま、どうぞよい年をお迎えください。
2024分厚い本
nitobesan 2024-12-03 21:01 読者になる
広告を非表示にする
もっと読む
コメントを書く
今年の読書雑感
▼ ▶
2024
2024 / 12
2024-12-01
待合室でミステリ
たて続けに仕事関係の葬儀があったり、友人が事故で緊急入院して、仕事終わりや休日に付き添ったりしていたら、あっという間に11月後半が過ぎ、12月になっていた。
友人はしきりに、すまない申し訳ないというのだが、付き添いは、ずっと本を読んでいられるから全然大変じゃない。検査や処置待ちの時間に、日当たりの良い喫茶コーナーで、ご自由にどうぞと書かれたコーヒーや紅茶を啜りながら、サイモン・モックラー『極夜の灰』や、陸秋槎『喪服の似合う少女』を読んだのはとてもいい時間だったな、と思えるのも、自分が痛い苦しいつらいの当事者ではないからだけれども。
ちょうど「ミステリマガジン」で今年のミステリランキングが出たばかりで読みたい本が渋滞している。こういったアンケート集計型のランキングの楽しみは、ガッツリ上位に食い込む鉄板ものより、少数の人しか選んでいない下位の地味な作品を見つけて読むことだ。
今日は、金曜日に退院したばかりの友人と買物に。味の濃いジャンクなものを無性に食べたいというので、ラーメンと餃子を食べ、おやつにたこ焼きを。いろいろ一段落して一安心。どうか師走は穏やかに過ごせますように。
yomunel 2024-12-01 23:59 読者になる
広告を非表示にする
もっと読む
コメントを書く
待合室でミステリ
「俳句がもっと楽しくなるポータルサイト」と銘打たれたウェブサイト「セクト・ポクリット」で2024年11月下旬に始まった新連載「ハイクノスガタ」第1回「子規と明治期の活字」でご参照頂いたおかげで、『書体のよこがお:時代と発想でよみとく書体ガイド』(グラフィック社、2023)の「築地体」「秀英体①」「弘道軒清朝体」「江川活版三号行書仮名」の章項もまた、「明治期の和文活字書体(書体史)というものをどういう具合に捉えていけばよいか」についてのスケッチのひとつであったなぁと気がつきました。「子規と明治期の活字」のような記事で横浜市歴史博物館「小宮山博史文庫◉仮名字形一覧」が活用されていることを知れて、我がことのようにうれしいです。
2024-12-02
『菊日和』を読んで
12月1日
新派の俳優、波乃久里子の誕生日。
新派の舞台を見る機会がめっきり減ってしまったが、昨年、「糸桜」という舞台を見て、波乃久里子の健在ぶりを見ることができた。
ここ数年、彼女の朗読劇を上演する公演が開かれていて、気になりつつも、見る機会を得ずにいたので、「糸桜」で、彼女のセリフ術の素晴らしさを、改めて思い知らされたのだった。
そんな彼女が2005年12月に上梓した『菊日和:母の日記が語る父との恋とあの頃の東京の暮らし』を書棚から引っ張り出して、再読したのは、12月1日が久里子の誕生日だと知ったからだ。
久里子の母・久枝の日記本文の前に、おかれた「コラム」の中にあった記述
今も新橋演舞場のロビーには、この千之さんがお姉さまの千富さんの三味線で「鳥辺」をお浚いになるかたわらで、菊村さんと河東節の総代でいらした岡田米子さんが静かに耳を傾けておいでの御様子を、伊東深水さんがお描きになった「古曲の人々」という素敵な絵が飾られておりますが、私はこの絵の前に立つたびに、千之お師匠さんの何とも好いたらしい、あのなんのたり口を思い出すのです。
p.p.8-9
新橋演舞場のロビーに飾られている、「古曲の人々」は、見たことはあった。しかし、この本を読むまで、そこに描かれているのが、あの宮薗千之と、その姉・千富だとは知らなかった。そして、それを聴いているのが河東節の初代総代。山彦文子だったとは……。
古曲は、学生時代からの数年間、大学の恩師のつてで、演奏会を聴きに行ったり、踊りの会の地方に古曲があると知って出かけたりしていた。また、河東節全集などのレコードが発売されたりもしたので、今よりも触れる機会が多かったと思う。
同じようなご縁で、新橋の東をどりにも触れる機会があったので、
宮薗千之さんの次に新橋の頭取になられた五郎丸さんと、今の(尾上)松助さんのお母さまのつる子さんの清元の素晴らしさは、花柳章太郎、水谷八重子両先生が懇望して、「湯島境内の場」の御簾内で演奏して頂いたほどでした。
- p.9
という記述に、五郎丸さんや、つる子さんを懐かしく思い出したりも。五郎丸さんは、新橋組合の頭取となられていて、演奏はうかがったことはないけれど、つる子さんには間に合っている。
つる子さんが松助さんのお母様だというのは、この本を読むまで知らなかったので
2024年11月30日
2024年11月の総括
今年は秋がなかった。11月に入ってもなんだか蒸し暑く、半ばごろから今度は急に寒くなった。一番いい季節は一体どこに行ったんだろう。
そんな中、今月は窓の結露に悩まされた。今年の3月以降、隙間風で通気性抜群の昭和の家から、高気密・高断熱の平成の家に移った。暖房を入れているわけでもないのに、外から帰ってくると温かい。さすがは平成の家である。
それはいいのだが、ちょっとびっくりするほど結露がすごい。平成の家のときは、窓が結露するなんで、部屋で鍋物でもしたときぐらいだったのだが、今は普通に生活していて結露する。特に朝がひどい。最初は空気が乾燥してきたらなくなるだろうと高をくくっていたが、今のところ無くなる気配もない。
令和の家だったら樹脂サッシや二重ガラスなんかで、結露なんかおきないのかもしれない。惜しむらくは平成の家なので、樹脂サッシは皆無、二重ガラスは一箇所だけ。アルミサッシがキンキンに冷えるから二重ガラスでも結露してしまう。もちろん、他はもっとすごい。
今まで経験のないものだったから、結露したところで「何かはくるしかるべき」と思っていた。これがとんでもない間違いだった。
気がついたら、窓の近くにあった家具の後ろにびっしりと青カビが生えていた。気持ち悪いなんてもんじゃない。しかし、家具は窓のないところに移動させればいい。もっとずっとまずいものがある。
今度の家には和室が一間ある。和室の窓はサッシの内側に障子がはまっている構造になっていて、この障子にカビが生える。ちょっと見たところ、ブルーチーズみたいな青カビがちょっとだけ生えているように見えたが、外してよく見るとカマンベールみたいな白カビもわさわさ生えている。おそらく糊のせいだろう、組子といわれる格子状の部分だけに生えている。
もっとも、これでもまだ「何かはくるしかるべき」である。とりあえず拭けば落ちる。今どきの障子は樹脂製なので、よほどひどくなったら障子紙を貼り直して掃除すればきれいになるだろう。問題はサッシが取り付けてある窓枠だ。
他の部屋はプリント合板や樹脂製だが、この和室だけは白木が使われている。最初はこれが旅館みたいでカッコいいなと思っていたのだが、サッシと窓枠の間がすぐに湿ってしまい、あっという間にカビが生える。一部に入ったときから黒くなっていた場所があって、雨の
2024-12-01
京都新聞「凡語」欄に寿岳文章登場ー12月8日に遠藤織枝氏の寿岳章子に関する講演ー
昨日の京都新聞第1面「凡語」欄に、寿岳文章一家が暮らした向日市の住宅「向日庵」(澤島英太郎設計)を国の登録文化財とするよう答申された関係の記事。向日市教育委員会は、所有者の理解を得ながら公開していければとの方針らしい。これは、楽しみですね。記事では、国語学者だった長女にも触れられていた。
この長女が寿岳章子(1924-2005)で、今年が生誕100年である。その記念すべき年に遠藤織枝『寿岳文章:女とことばと憲法と』(かもがわ出版、2024年9月)が刊行されたところである。文章一家については、NPO法人向日庵による機関誌『向日庵』が第7号まで刊行されるなど、研究・顕彰が進められている。12月8日(日)には、遠藤氏を講師としてキャンパスプラザ京都で「30歳代の寿岳章子ー学び、働き、楽しみ、悩んだ時代」を開催するとのこと。有料、申込み不要。御関心のある方は、是非参加されますように。
参考:「壽岳文章邸「向日庵」を設計した澤島英太郎の生没年 - 神保町系オタオタ日記」、「寿岳章子の古本人生3段階ーー『京古本や往来』(京都古書研究会)からーー - 神保町系オタオタ日記」
#寿岳文章 #壽岳文章 #寿岳章子 #向日庵 #澤島英太郎
jyunku 2024-12-01 15:35 読者になる
広告を非表示にする
もっと読む
コメントを書く
京都新聞「凡語」欄に寿岳文章登場ー12月8日に遠藤織枝氏の寿岳章子に関する講演ー
2024 / 12
国文学研究資料館Youtubeチャンネルへ -->
日時:2024年12月1日(日) 13:00~16:10(受付開始:12:30)会場:一橋大学一橋講堂(東京都千代田区一ツ橋2-1-2)…
< December 2024 >
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31
平 弥悠紀 氏(同志社大学教授)
「中世末期の音象徴語における子音と母音のかかわり―ラ行音を含む語を中心として―」
竹田 晃子 氏(岩手大学教授)
「オノマトペの地理的伝播と音象徴」
「深層学習によりAI に質感オノマトペの音象徴を学習させる試み」
日本語文法学会論文賞のページを更新しました。
(2024年11月)
journal (preview)
ブログの引っ越しを考える
2024 / 11
2024/11/18
(開講)133回ワン・コイン古文書講座開講
こんにちは。年末のワン・コイン古文書講座のご案内を申し上げます。今回のワン・コイン古文書講座も、初登場の講師の先生、武田真幸先生をお迎えいたします。ご参加のほどよろしくお願いいたします。
運営の都合上、多くのところは自己責任でお願いします。お出かけ直前に、このブログの内容をご確認下さい。変更点などがある可能性があるためです。
第133回ワン・コイン古文書講座
〇日時:12月7日(土曜日)14時~16時
〇場所:宮前市民館(川崎市宮前区前平2-20-4宮前文化センター[最寄り駅は東急田園都市線宮前平駅]) 宮前市民館のホーム・ページ 第4会議室
〇料金:500円(一ヶ月会費)
〇講師:武田真幸(たけだまさき)先生(立川市市史編さん室 会計年度任用職員)
〇題名:「「地震災献金一件」にみる代官江川氏と多摩地域」
〇講師より一言:「江戸時代の村や百姓は、領主の財政難などを理由に、年貢以外にも経済的な負担を度々課せられていました。幕末の江戸を襲った安政の大地震では、武家屋敷にも大きな被害があり、代官江川氏は多摩地域の村々に「献金」を呼びかけますが、これも村々にとって強制に等しいものでした。この献金一件をめぐる史料からは、幕末期の世相や、身分制社会に生きる村びとたちの考えの一端を知ることができます。史料をもとに江戸時代の領主と村の関係を見ていきたいと思います。」
〇参加方法 参加する際には必ず下記ワン・コイン古文書講座事務局宛メールアドレス宛てに参加希望の旨のメールをご送信下さい(メール題名は「講座希望」と記入して下さい。なお、下記のyahooメールはわたし宛のメールではなくワン・コイン古文書講座事務局宛のメールです。高尾個人に対するメールはysktko@nifty.comです。お間違えのないようにお願いします)。感染症対策のため手指消毒の励行に、ご協力をお願いいたします。次回の予定は未定です。
2024/11/18 | 固定リンク | 0 | コメント (0)
«(お知らせ)ワン・コイン古文書講座の今後の運営について
(開講)133回ワン・コイン古文書講座開講
2024年11月
2024-11-07
みなとみらいで総合展
みなとみらい
けふは朝もはよから突撃準備。
コーヒーを2杯分作ってのむ。家人がチーズのせトーストを焼いてくれるので食す。
森さんを呼び出して筋斗雲に乗せ、一路、みなとみらいを目指す。
途中、某所で渋滞に巻き込まれ辟易。これはナビの言う通りにして回避すべきだったと反省す。されどそこを過ぎるとスイスイと不思議に進みてあっというまにみなとみらいに到着す。
さて見るべぇとて最初に皓星社ブースへ挨拶し、その後ちょっととしょけっととポスターセッションを見てから11時よりのアクセシビリティ講演を拝聴す。altのフィールドにいろいろ書き込む際の骨法をばレクチャーさる。
終わってからちょっと一回りして昼飯。雑誌の記事直しにつきて森さんと相談。そうこうしているうちに尊敬するKさんが来るとのことで待ち受けていると、思った通り飯中のドトール前を通ったので呼んで合流し、一緒に会場に舞い戻る。
サイフォンの重役さんにKさんを紹介。もう20年近く紹介したいと思っていたことが成就してわちきも嬉しいなり。
と、近くの休憩所に見知った顔の人がいて、とてもとても気になる。帰りがけ見たら、首から下げたIDに学生さんとあり、あゝあの時の、ということに。
それでちょっと挨拶す。
帰りも途中まで順調なれど、環八でひっかかり大変に難渋す。森さんに「何か面白い話をして!」と頼んだが、筋斗雲だからか学問の話はイマイチ不発にて終わる。
いつものように飲み会をして解散。ずいぶん寒くなったね。
shomotsubugyo 2024-11-07 22:12 読者になる
内田樹選集
今日はこれから病院ですい臓がんの切除手術の日程打ち合わせである。手術が無事に終わったとしても、もう74歳であるから、相...
2024-11-08 vendredi
韓国の出版社企画で「無知の楽しさ」という本が出た。韓国の編集者や訳者の朴東燮先生からの質問に私が答えて一冊の本になったの...