marie_madeleineのアンテナ
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▽出版・読書メモランダム●12/28 09:07 2024-12-26古本夜話 番外編その五の9美術展カタログ『ミレー3大名画展』と『ピサロ展』浜松の典昭堂で美術展カタログが大量に放出されていたので、私も多くを買い求め、知らずにいた美術展をカタログで観ている。その中に『ミレー3大名画展―ヨーロッパ自然主義の画家たち』(Bunkamura ザ・ミュージアム他、二〇〇三年)と『ピサロ展―カミーユ・ピサロとオワーズ川の画家たち』(日本橋三越本店7Fギャラリー他、二〇〇四年)があり、とても触発された。それを書いてみたい。以下前者は『ミレー展』、後者は『ピサロ展』とする。私は『近代出版史探索』192や「フランスと日本の農耕社会」(『郊外の果てへの旅/混住社会論』所収)でふれてきたように、ゾラの『大地』の翻訳者であり、十九世紀後半のフランスの農村の風景にも留意してきた。それは時代からして、必然的に写真ではなく絵画ということになるし、ゾラの『美
▽イル・サンジェルマンの散歩道 ●12/01 14:43 11 | 2024/12 | 011 2 3 4 5 6 78 9 10 11 12 13 1415 16 17 18 19 20 2122 23 24 25 26 27 2829 30 31 - - - -
▽オシテオサレテ●10/18 20:10 2024-10-17ホメロスの人々 ウィリアムズ『恥と運命の倫理学』第2章恥と運命の倫理学:道徳を乗り越えるためのギリシア古典講義作者:バーナード・ウィリアムズ慶應義塾大学出版会Amazonバーナード・ウィリアムズ『恥と運命の倫理学:道徳を乗り越えるためのギリシア古典講義』河田健太郎、渡辺一樹、杉本英太訳、慶應義塾大学出版会、2024年、25– 59ページ。本書の第2章「行為者性のいくつかの中心」で、著者はホメロスの『イリアス』と『オデュッセイア』を取り上げ、主としてブルーノ・スネルの見解に反論している。スネルの『精神の発見』やドッズの『ギリシァ人と非理性』と同じく、最高水準の古典研究の面白さを味わうことができる。引用も選び抜かれており、一個の文学作品のようだ。スネルによれば、ホメロスの叙事詩の登場人物たちは、意思決定をし、行為することをしない。それは、ホメロスの登場人物た
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