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岡野憲一郎のブログ:気弱な精神科医 Ken Okano. A Blog of an insecure psychiatrist
●04/14 16:38
2025年4月14日月曜日不安とパニックと精神分析 推敲 1はじめに本稿は精神分析の立場からパニック・恐怖と不安の理解と対応について論じる。なおこの論考と並行して本誌ではそれぞれ認知行動療法、森田療法、「マインドフルネス、催眠、ポリヴェーガル」の立場からの寄稿が予定されており、本稿はそれらの立場との違いをある程度明確化することも求められている。まず総論から始めるならば、不安やパニックはフロイトの精神分析理論の中で極めて重要な位置を占めることは言うまでもない。フロイトはその業績の中で不安について極めて多く論じたことが知られる。不安は症状として見られるとともに、それは葛藤の存在を意味し、分析家が患者の症状の無意識の起源を探求する助けとなるという意味ではむしろ好ましい兆候とみなされていた(Sarwer-Foner, 1983)(同書 p1~2)(以上「ブッシュ・サンドバーグ 著,権成鉉

kyupinの日記 気が向けば更新 (精神科医のブログ)
●04/12 22:46
抗てんかん薬の劇的な精神症状悪化は躁転っぽい話抗てんかん薬は他の向精神薬比べて中毒疹が出やすい。特にテグレトールとラミクタールはそうである。古い薬のアレビアチンも副作用が多いことが知られている。それに比べ、デパケンなどは中毒疹は少ない印象である。新しい抗てんかん薬はラミクタール(ラモトリギン)が特別に中毒疹が多いことが知られている。今回の記事は、特に新しいタイプの抗てんかん薬が時に精神症状の著しい悪化を惹起し、それが躁転に似ていることについて。リエゾンではしばしば抗てんかん薬による精神症状悪化に気付かれず紹介を受ける。頻度がそう高くないことも気付かれない理由の1つだと思う。また近年は主に処方されているイーケプラ(レベチラセタム)に生じていることは重要だと思う。また、抗てんかん薬がその人の精神に悪影響を及ぼした時、一見、「躁転」に見える傾向がある。また躁状態に加え複雑な幻覚妄想を伴

sociologically@はてな
●04/12 04:37
2025-04-11フィリップ・アリエス『<子供>の誕生』読書会 #05<子供>の誕生〈子供〉の誕生―アンシァン・レジーム期の子供と家族生活作者:フィリップ・アリエスみすず書房Amazon今回はp41上段うしろから3行目~p45上段うしろから3行目誤訳「ゲニニーヌ」という表記について原文: Des relev〓s de Gaigni〓res montrent...翻訳: ゲニニーヌの記録では...問題点: 人名のカタカナ表記が一般的ではない。理由: Fran〓ois Roger de Gaigni〓res は、歴史研究において一般的に「ゲニエール」と表記されます。「ゲニニーヌ」は誤記と考えられます。(ただし、後の段落で「ゲニエール」と修正されている箇所もあります)修正案: ゲニエールの記録では...「1530年」の訳抜けについて原文: Ces tombes

Dr林のこころと脳の相談室
●04/06 21:43
2025年4月  (10)2025.4.5.

脳の中のランダム・ウォーカー
●12/17 23:09
何を信じるか2024年12月17日 (火)何を信じるか夏というのは、終戦記念日や原爆の日があり、戦争を扱うテレビ番組が増える時期でもあります。第二次大戦について理解が浅いのは承知ですが、戦争を引き起こした最高責任者が責任を取らなかったこと、もっとはっきり言えば、昭和天皇が退任しなかったことが、政府に対する国民の不信の根っこにあるように感じています。高度成長期は、より豊かな将来を信じることができたのでしょうが、低成長になると、「何を信じるか」を国民の間で共有できなくなってしまいました。おそらく、アメリカも、40年くらい前は、まだキリスト教とサイエンスという二つの中心があったのでしょうが、今はたぶん機能していないでしょう。「人間中心」というのは聞こえがよいですが、中世は宗教が、近代は国家が中心になったあと、中心を失って、自らをどうやって位置付けたらよいか、戸惑い、彷徨っているのが

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