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心のともしび
●12/09 11:23
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靖国神社について
●01/05 08:40
「靖国神社」について
03年08月27日
三輪隆裕(日吉神社宮司)
「靖国神社」について述べる。まず始まりから考えていこう。
徳川慶喜が大政奉還をしたとき、天皇を中心とする諸候会議から近代国家日本が生まれる芽はあった。しかし、関ヶ原の恨みが残っていたのだろう。薩長は討幕の密勅を手に入れて官軍となった。この勅が偽勅であった可能性は高いが、ここではそれを吟味しない。ともかく幕府方は一夜にして賊軍となり、戊辰戦争が始まった。日本中を戦地としてこの戦争は戦われ、兵制や武器の差から幕府方に多くの戦死者を出して、この戦争は終結した。
明治になり、明治天皇は、官軍の戦死者を「国家に尽くした者」として、その功績を称え、彼等の霊魂を祀る場所として「東京招魂社」を設置した。明治2年のことである。これが後に「靖国神社」と改称されることになる。ここで重要なことは二つある。一つは、当初から、ここは、近代国家日本のた

靖国神社問題と日本人の「宗教」
●01/03 17:32

mansongeの「ニッポン民俗学」
靖国神社問題と日本人の「宗教」
▼靖国問題の解決を阻むアンチノミー
靖国神社問題は私たち日本人の喉に鋭く突き刺さった棘(とげ)である。命には関わらないと思われるのだが、気になって仕方がない。この棘をうまく取り除かない限り、何かが終わりそうにない。しかし、靖国問題は難問だ。こちらを立てればあちらが立たずという、まるでアンチノミー(二律背反)なのである。
たとえば、靖国神社を無宗教の国立戦没者追悼施設とすればよいという考えがある。しかしそれでは、いかなる祈りや信仰によって死者を追悼しようというのか。死者(霊)と語り合うということには、冥界(あの世)というものの存在が前提されている。何らかの宗教心なくして生者は死者と交信できないのである。つまり、無宗教であると宣言すれば、生者の自己満足としてだけの追悼を行なう施設であることになる。
では、ある種の宗教施設

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