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奇妙な世界の片隅で
●01/20 20:51
死者とのふれあい  フランシス・ハーディング『ささやきの島』フランシス・ハーディング『ささやきの島』(エミリー・グラヴェット絵、児玉敦子訳 東京創元社)は、父の代わりに死者の魂を運ぶ船を操ることになった少年の冒険を描くファンタジー作品です。マーランクの島に住むマイロの父は、死者の魂を船に乗せて送り届ける渡し守をしていました。島の住人は死者が出るとその靴を渡し守のところにもっていく習わしになっていました。そうしないと死者が島じゅうをさまよい歩いてしまうのです。ある日領主の娘が亡くなりますが、領主は娘の死を受けいれず、渡し守から靴を取りもどそうと考えます。魔術師のまじないで娘を蘇らそうというのです。マイロの父は領主の手の者に殺されてしまい、兄のレイフは囚われてしまいます。このままでは島中に死者が放たれてしまう…。臆病な少年マイロは、父のかわりに船を出すことを決心しますが…。父の代わり

ウラゲツ☆ブログ
●01/20 15:39
寄稿しました:『人文的、あまりに人文.. 山本貴光さんと吉川浩満さ...月曜社2月新刊:『井口時男批評集成―.. 2025年02月14日取...注目新刊:ちくま学芸文庫1月新刊、ほか ★まず、まもなく発売とな...スタンリー・ウィリアムズの死刑執行 数時間前にスタンリー・"...

猫を償うに猫をもってせよ
●01/06 18:16
2025-01-06「絶望の裁判所」半分まで読んだ感想瀬木比呂志という、元裁判所の判事で、明大教授に転じた人が十年前に書いた『絶望の裁判所』(講談社現代新書)が売れているというので図書館から借りてきたが、妙に読みにくく、半分で挫折した。この人は、日本の裁判所は海外に比べてひどいとか、2000年以後ひどくなっていると言いたいらしいのだが、私は裁判所というのは人間主義的な発想で動いているのではなく、判例に基づいて非人間的な判断をするところで、それを適宜利用するしかないと思っているのと、海外の裁判所がそんなにいいとも思えないので、この著者はアメリカに留学したことがあるというが、それはアメリカの裁判所のいいところだけを見ているんだろうと思った。それに、官僚の世界というのも冷酷非情な人間でないと務まらないと考えているので、この人はそれが合わなかったんだろう、とも思う。実際には大学教授の世界もそ

整腸亭日乗
●01/02 18:49
次点:ナミビアの砂漠(山中瑶子)

今日のあぶく
●12/20 06:42
アントニイ・バークリー『地下室の殺人』(佐藤弓生訳、創元推理文庫)が発売になりました。新居に越してきた新婚夫妻が地下室の床下から掘り出したのは、若い女性の腐乱死体だった。被害者の身元も分からず糸口さえつかめぬ事件に、スコットランド・ヤードは全力をあげて捜査を開始した。モーズビー首席警部の地道な捜査を描く「被害者探し」の前段から、名探偵ロジャー・シェリンガムの登場を待って物語は新たな展開をみせる。探偵小説の可能性を追求しつづけるバークリーが、作中作の技巧を用いてプロット上の実験を試みた、『最上階の殺人』と双璧をなす円熟期の傑作。解説 大山誠一郎/真田啓介◇

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