qoomeのアンテナid:qoome 1/2ページ ▽ 猫を償うに猫をもってせよ ●01/29 19:55 2025-01-28黒川創「暗殺者たち」単行本では180ページちょっと、『新潮』2013年2月号に一挙掲載され、三島由紀夫賞候補になったが落とされて、高村薫らの選評に黒川が『新潮』誌上で異議申し立てをした。その時私は黒川に、ちょっとおかしいんじゃないかと言ったが、これは果して「小説」か。ロシヤのサンクトペテルブルクで日本文学を学ぶ学生相手の日本語の講演というテイをとり、冒頭で黒川が当時発見した漱石の「韓満所感」を紹介しつつ、安重根が伊藤博文を暗殺した話から、大逆事件へと話がずれこんでいき、おおむねは幸徳秋水と菅野スガの話である。ところが最後に学生の質問に答えて、幸徳・菅野らは暗殺未遂の容疑で死刑になったが、実際に暗殺をしたのは伊藤博文(塙忠宝を殺した)と安重根だと変な種明かしをしている。別に幸徳や菅野に激しく思い入れした作品ではない。黒川は鶴見俊輔の弟子にあたり、父親の代から『思想の ▽ ラスカルの備忘録 ●12/22 04:07 2024-12-19楡井誠『マクロ経済動学』経済・社会 書籍(感想)マクロ経済動学作者:楡井誠有斐閣Amazon2023年11月刊。動学マクロモデルにカオス理論を応用することで、生産性ショックに依らず、マクロ経済の内生的変動が生じることを理論化。定常過程における通常の経済活動の中でも、ジュグラーサイクル/設備投資循環は生じ得る。離散的な状況を示すトイモデルから、非線形的、カオス的な動きが生じるところは興味深い。続きを読む#書籍 #経済kuma_asset 2024-12-19 20:21 読者になる広告を非表示にするもっと読むコメントを書く最終更新: 2024-12-19 20:21楡井誠『マクロ経済動学』 6.次5> 0.はてなアンテナトップ 8.このページを友達に紹介 9.このページの先頭へ □ヘルプ /お知らせ □ログイン □無料ユーザー登録 □はてなトップ (c) Hatena