▽Ordinary Days ●10/12 05:51 2024-10-11ドラえもんに抱かれた男学校、職場、様々なところでドラえもんの話になるものだ。「もし、ひみつ道具があったら」「もし、タイムマシーンがあったら」「もし、どこでもドアがあったら」「ドラえもんの声はどちらで育った世代か」それくらいドラえもんというのは日本国民に知られた存在であるし、どんな世代でも話のネタになる。そんな話になったら僕は必ずこう話したものだ。「僕は大山のぶ代に抱かれた男だ」時は1979年1月に遡る。生まれたばかりの自分を両親は川崎大師に連れて行った。いわゆる厄除として有名な寺院は正月ということもあり人でごった返していた。一通り境内を巡り、そろそろ帰ろうかという頃、両親はトイレに行った。父が私を抱き、母が先にトイレに向かった。母が戻ってきたら父が母に私を渡して父がトイレに向かった。父がトイレから出て来たとき、一組の夫婦が母のところに寄ってきたと