▽池田信夫 blog ●12/22 02:22 2024年12月21日15:08本池田信夫『平和の遺伝子』本日発売私の新著『平和の遺伝子:日本を衰退させる「空気」の正体』が、白水社から本日発売された(Kindle版は3ヶ月以内に発行)。まえがきを紹介しておく。1989年の大納会で日経平均株価が3万8915円をつけたとき、それが最高値になると思った人はほとんどいなかった。世界史上空前の高度成長を遂げ、自動車やテレビや半導体で世界を圧倒した日本の株価は、永遠に上昇するかのように思われた。唯一の心配は、その成功によってアメリカから攻撃されることだった。それから35年たち、日経平均はようやくその高値を抜いたが、ニューヨーク・ダウ平均株価は同じ期間に17倍になった。私は人生の半分をバブル前、半分をバブル後に過ごしたことになるが、かつてあれほど成功した日本が、その後「失われた10年」といわれ、それが「失われた20年」になり、最近は「衰退途
▽渡邉美樹の裏のない話 オフィシャルブログ Powered by Ameba ●12/22 01:29 【経営者目線】人口減少を食い止めた「奇跡の村」 ワタミ「日経SDGs調査」外食最高峰先月、熊本県南阿蘇村から講演会を依頼されて、現地を訪れた。2016年の熊本地震で大きな被害を受けた地域で「震災ミュージアム」にも足を運んだ。南阿蘇村は、民間団体「人口戦略会議」のレポートで、10年前に「消滅可能性自治体」となっていた。ただ、今年4月、「自立持続可能性自治体」に評価が変わり、奇跡の復活を遂げた。「運」も大きかった。隣の同県菊陽町に、半導体受託生産最大手の台湾積体電路製造(TSMC)が進出したことだ。10年間で11兆1920億円の経済効果を生むといわれる。ただ、TSMCの恩恵を受ける周辺自治体は他にもある。南阿蘇村は景色がよく、移住者が村での生活をSNSで発信していく中で、評判が評判を呼んだという。さらに、吉良清一村長のリーダーシップが大きいと感じた。「運」を呼び込むような明るく前向きな