江戸川番外地アンテナ
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▽Everything You’ve Ever Dreamed●04/27 01:20 2025-04-25氷河期世代支援はいらない。人生 仕事 日記最近、氷河期世代支援という言葉をニュースで見る機会が増えた。「時代に見捨てられてきた氷河期世代を救おう!」キャンペーンである。1973年(生まれは1974年2月)の僕は就職氷河期世代であると同時に団塊ジュニア世代で、当該世代は人数が多い。30年近く放置しておいて、定年が視野に入ってきたこの期に及んで、各政党が選挙を見据えて氷河期世代支援策を訴えている。バカにしているとしか思えない。「待ったなしの状況」とか「学び直し(リスキリング)の支援も行っていきたい」とか言っちゃっている政治家の先生こそ学びなおした方がよろしいのではないか。何が悲しくて50をこえてから学び直さなきゃいけないのだ。それこそ「氷河期世代は何も学んでいない」「空っぽの世代」と言っているようなものだ。かつて基礎化粧品SK-IIのCMで桃井かおりさんが「30代まではいいのよー」と仰っていたのは正しい。40代後半以降になって「今から助けますよ」と言われても手遅れである。好きだったアイドルがおばはんになってから脱衣した写真集を出すのとよく似ている。それどころか、救えないのを知っていて助けるポーズをキメているように思えてならない。「私たちはやってます」というアリバイ作りなのだ。僕が就職活動をしていた頃(90年代後半)、確かに状況は厳しかった。たまたま僕は落伍しなかったが、落ちていってしまった人たちはなんて言われていたか覚えているだろうか。自己責任とかそういうふうに言われていたはずだ。「自己責任」は強く、逃げ道のない言葉だ。言われた側は「まあそうだよね」と首をすくめるしかなくなる。今更の氷河期世代支援も「国や政治は手を差し伸べているのだから、これでもダメだったらマジでガチの自己責任だからね!」と宣言しているようなものだ。きっと少子化で労働力不足なので沈んだままの氷河期世代に目をつけたのだろう。50歳からの再スタート!素敵だね(皮肉です)。前にもここで書いたけど僕のような氷河期世代でも運よくそこそこやってこられた人間から見ると、あの厳しい時期に落伍して以来20数年間ノーチャンスだった人の存在が正直、信じられないけど、データに出ているのだから存在するのだろう。つーか氷河期世代を支援するなら公平に世代全員を支援してもらいたい。当時定職に就けた人、就けなかった人、その状態が今まで継続している人、みたいにバカな分類をしないで欲しい。定職に就いた人間もそうでない人間もそれぞれが苦労してきているからだ。うまくいかなかった氷河期世代の人たちをピックして支援し、その費用を、なんとかやってきた氷河期世代に負担させるのなら意味はない。そんな氷河期世代支援などいらない。世代を支援するなら世代全体にしないと不公平感が出る。なんとかやってきた人間の苦労を軽視している。公正にやればよい。時に公正さは残酷なものだ。ニンテンドーSwitch2の抽選のようにね。でもそれが人生というものだろう?ついてない時代に生まれてしまったと実感している。学生時代は夜の街で派手に遊ぶバブルの残滓を見せつけられ、就職してからは国の景気が停滞してリストラ廃業工場閉鎖ジョブ型と隣り合わせの日々、タイパコスパばかり言っているパーの若者を善意から注意すればパワハラと訴えられる無慈悲な世界。ぱちんと手を叩いて笑ってくれるのはおぞましい笑顔を浮かべる場末のスナックの婆さんのみ。氷河期世代は、団塊世代ジュニアは、落ちぶれてなくても地獄の予備校で酷い目に遭っているのだ、氷河期世代団塊ジュニア支部の我々は。何もかも手遅れ。アリバイつくりの罪滅ぼしの支援はいらない。支援する金があるなら若い世代に投じて欲しい。若者は未来だ。そして氷河期世代の僕らに出来ることは可能な限り長生きすることだ。大昔に社会か公民の教科書に載っていた「高齢者ひとりを現役世代何人で支える」的な記述を覚えているだろうか。分母が現役世代で分子が高齢者。今後、現役世代一人当たりの負担は大きくなり分母と分子は1対1に接近していく。つまり氷河期世代を支えてくれる若者に投資することは未来の氷河期世代、僕ら自身を救うことになる。クソ役に立たない延命処置のような氷河期世代支援策より効果的な支援になるだろう。支えられる側は軽い方がいいし期間は短い方がいいだろうけど、悔しいから長生きしよう。支援を求めるより私怨を晴らすことを生きるモチベーションにしよう。(所要時間24分)Delete_All 2025-04-25 18:20最終更新: 2025-04-25 18:20氷河期世代支援はいらない。
▽男の魂に火をつけろ!●04/21 00:32 2025-04-19不条理奇談ここに記事を書くのも単著の告知だけになってしまいました。以前は毎日ここのブログを更新していたのが嘘のようです。さて、4月30日にワスの新作が発売されるですよ。不条理奇談 (竹書房怪談文庫, HO-714)作者:鷲羽大介『不条理奇談』(竹書房怪談文庫)でごぜえやす。これで単著も4冊目となり、お会いする人する人みなさン「順調なキャリアですね」「もう押しも押されもせぬ先生じゃないですか」などと仰るのですが、実情はもういろいろアレで(察し)火の車もいいところですわ……。とまれ、書店でお見かけのさいは手に取ってごらんくださいませ。新シリーズということで、前までの本ではやっていない試みにも挑戦しております。1センテンスだけで終わるシリーズも20本ぐらい入っていて、タイパ(この言葉嫌いだけど)抜群です。世の中では30秒で泣けるとかそんな本が売れているという噂ですが、ワスの本は5秒で読めて不穏な気持ちになれます!#怖い話 #実話怪談 #竹書房怪談文庫washburn1975 2025-04-19 18:09 読者になる
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