▽倒錯委員長の活動日誌 ●01/01 21:51 2024-12-31「問題ありな映画バカ」を放置してきた映画界への反省を込めて/『I Like Movies アイ・ライク・ムービーズ』映画今年2024年最後に紹介したいのは、今週末から公開している『I Like Movies アイ・ライク・ムービーズ』だ。カナダに住むローレンスは、映画監督になりた映画大好き、というより映画しか取り柄がない(しばしば映画好きと映画しか取り柄がないは≒で結びつく)18歳。カナダには巨匠がいない! カナダでは映画監督になれない!(舞台は2003年。世界的なカナダの映画監督といえば、まだデヴィッド・クローネンバーグぐらいで、ドゥニ・ヴィルヌーヴが名声を得るのはまだもう少し先の話だ)と、ニューヨーク大学の映画学科を志望しているが、シングルマザーの母親はそんな大金はないと首を縦に振らない。学費9万ドルを稼ぐため、ローレンスはビデオレンタルショップでバイトを始
▽Freezing Point ●10/05 19:32 2024年10月4日の追記この木田元氏の分かりやすい解説が必須になる。technique.hateblo.jp「デアル」を豊饒化させる努力は今後もずっと続くが、その「デアル」を述べる言説そのものが「ガアル」の営みであり、それゆえの制約と命運を負わされている。それに気づいたところから編み出せる技法もあるはずだ。
▽à la lettre ●09/25 03:17 共訳で参加した、コレット・ソレール『情動と精神分析 ラカンが情動について語ったこと』(Colette Soler, Les affects lacaniens. P.U.F., 2011.)が刊行されました。https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1290785.htmlwww.nhk-cul.co.jp