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  1. 2024/05/16 02:49:38 夜想 parabolica-bis含むアンテナおとなりページ

    【抽選販売B】中川多理展「白堊――廃廟苑於」
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    2024年5月15日[水]~5月20日[月]メールにて受付
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  2. 2024/05/16 01:36:03 大橋洋一含むアンテナおとなりページ

    2024年05月14日
    『ハムレット』
    彩の国さいたま芸術劇場リニューアルオープン&開館30周年を記念し、吉田鋼太郎芸術監督による新シリーズ「彩の国シェイクスピア・シリーズ2nd」が始動。その第一作として、シェイクスピア『ハムレット』が上演中。5月26日まで、さいたま芸術劇場。その後、仙台、名古屋、北九州、大阪とまわる。
    さいたま芸術劇場は、『ヘンリー八世』の再演以来で久しぶりなのだが、客席に座ると座席との間に余裕がある。以前、さいたま芸術劇場で観劇した際に、いっしょに観た人で劇場に足を運ぶことが少ない人が、新しい劇場でもこんなに狭いのかと驚いたのが印象的だった。その時私は、宝塚劇場はもっと狭いと話したことを覚えている。かつて(昭和の頃だが)、映画館よりも劇場のほうがりっぱな座席だったのだが、いまでは映画館のほうが座席がよくなっている。そのため映画館を基準にすると劇場の席のならびと前後席の狭さが際立つ。実際、劇場の狭さは、その人にとってトラウマになったようだったが、今回座ってみると広いとはいえないが、思ったより狭くない。狭いという印象はなんだったのかと不思議に思ったが、ふと気が付いた、いや勘違いかもしれないが、改装したあとだ、座席のレイアウトも変更したのかもしれない……。

    それはともかく吉田鋼太郎演出、柿澤勇人の主演の『ハムレット』は、開幕から歩哨たちの緊迫したやりとりと時を置かずして登場する幽霊とその退場という、おなじみの『ハムレット』の冒頭が、速度感を伴って進行し、ハムレットが登場する次の場面によどみなくつながってゆく。
    舞台は黒を基調とした質素だが威圧感があるという重厚な空間を出現させ、一昔前の軍服というか軍装を貴重とした衣装は、戦争を準備している軍事国家の空気を余すところなく伝えると同時古典的な威厳を与えることにも成功している。
    ネットとか当日劇場に掲示してあったであろう上演時間と休憩時間などについての情報を気に留めることなく観ていたので、上演の迫力とスピード感に圧倒されて、そろそろ休憩が入るのかなと予想しつつも、このまま最後まで突っ走ってしまえと思うほどの、つまり上演を中断してほしくないと思えるほどの充足感に満たされていたことは事実である。
    上演時間についても何の予備知識もなく観ていたのだが、午後2時から午後5時30分過ぎに上演が終わったとき、長いと思ったのだが、同時に、長さを感じさせない上演であったことを痛感した。スタンディング・オベーションのなか、久しぶりに、本格的な『ハムレット』を観たという充実感を超えた感動を覚えていた。通俗的な表現というのを覚悟のうえでいえばこの『ハムレット』は、「令和のシェイクスピアのスタンダード上演」として記憶されるにふさわしいものだった。
    実際、吉田鋼太郎芸術監督による「彩の国シェイクスピア・シリーズ2nd」は、日本のシェイクスピア上演それも大劇場における公演において、超えるどころか模倣するのもむつかしい峻厳なモデルとしてとどまり続けるだろう。
    もちろん蜷川幸雄演出のシェイクスピア劇を意識しているところもある。客席から舞台へとつづく通路を利用するのは、さいたま芸術劇場ならではの演出ではないかもしれないが、同時に、シェイクスピア劇では必ずといっていいほど行なわれる演出であって、今回も劇中劇の場で、ハムレットの義父と母親は、ほんとうに客席のなかの王座で舞台上映をみるという、ある意味、斬新な演出だった。また劇中劇ではなく、劇そのものの最後に天井から花が降ってくる。蜷川シェイクスピアへのオマージュであるかのように。

    ここで終えていいのだが、いくつか個人的感想を。
    ひとつは、これは蜷川時代の悪い癖が残っているとしかいいようがないのだが、台詞が聞き取りづらいことがある。これは俳優の誰がとかいうことではなく、また最初から最後まで聞き取りにくいということではなく、部分的に誰がということでもないのだが、聞き取りづらいところがある。実際、蜷川シェイクスピアは海外での公演が多かったからかもしれないのだが、台詞が本当に聞きづらい公演というのがあった。
    蜷川シェイクスピアの舞台はDVDにもなっているのだが、それを何度も視聴した経験からすると、さいたま劇術劇場は、音響設備が悪いのか俳優のセリフ回しが悪いのかセリフが聞こえないどころか、セリフとして認識できないこともあった。私はこれは悪癖だと思う。この癖は受け継がないでほしいと思う。
    また今回の上演の成功は吉田演出にあるだけでなく、柿澤勇人ハムレットの魅力によるところも多いだろう。以前、池袋の東京芸術劇場プレイハウスで内野聖陽のハムレットを観たことがあるが、内野のセリフ回しは実にうまく、これほどみごとに美しく朗誦されしかも説得力もある独白があったであろうかと思えるほどの、私にとっては奇跡的ともいえるパフォーマンスだったが、もちろんこれは意図的なものだろうが、内野聖陽ハムレットは、若い貴公子ではなく、おっさんハムレットだった。
    これに対して柿澤ハムレットは、もうそのたたずまいからして若きハムレット(Young Hamlet)そのものである。もちろん今回の『ハムレット』は確実に柿澤勇人氏の代表作のひとつになることはまちがいのないと思うのだが、またそれにみあった熱演であることは誰も否定できないと思うのだが、セリフ回しについては緩急と強弱をつけている。ハムレット本人の台詞もそうだが、他の登場人物のセリフも興奮してくると絶叫調になる。現実にはそんな大声を出すようなシチュエーションではなくても、あるいは現実には悲しみをこらえるようなシチュエーションでも、人物たちは絶叫する。だがこれは大劇場ならではの特徴で、そうでもしなければ情動的展開を実現できない。と同時に絶叫する人物たちに対し、ハムレットは独白の際にはささやき声になる。
    ささやき声というのは声量は少ないものの、音波としてよく伝わるものであって、ささやき声の内緒話は、それをさえぎる音源が近くにないかぎり、けっこうよく伝わる。病院に見舞いに行った者たちが、早く元気になれよと患者に別れを告げたあと、廊下で、ささやき声で、もう長くないらしいと話すと、それはたぶん患者に伝わっている。だからささやき声は伝わる。ささやき声のセリフが悪いというわけではないし、緩急をつける、あるいはささやき声によってハムレットの人物像を際立たせる試みは評価できるが、ただ、聞こえるか聞こえないかの限界でのセリフは客席にいる者にとってはかなり苦痛である。マイクでささやき声をひろって劇場内のスピーカーで流すような、ささやき声をささやき声のまま増幅させる仕掛けがあってもよかったのではないか。
    なお日本語訳については今回は小田島雄志訳を使っている。旧シリーズとの差異化を図ってのことだろうが、松岡和子訳よりも先に存在していた小田島訳を使うのは先祖返りかということになるのだが、理由はわからない。
    ただ言えることは今回、舞台でのセリフを聞くと、やはりその言葉遊びの部分が、あらためて強烈なインパクトをともなって響いてくる。当時というか小田島雄志訳のシェイクスピア劇が評判になっていたころ、そのダジャレというか言葉遊びが話題になっていたのだが、私が当時読ませていただいたときには、むしろそうした言葉遊び以外のところで、実にきちんとした、しかも美しい日本語になっていて、なぜそこを評価しないのかと不思議に思ったことがある(まあ、りっぱな訳文になっていることは触れるまでもないこととしてスルーされたのだろうとも当時思ったのだが)。
    実際、私はシェイクスピア劇の日本語訳は、気づく限り全部読んでいて、当然、小田島訳でも全作品を読んでいるのだが、言葉遊びが印象的だったということはない。繰り返すが、その訳文は、舞台で発せられるセリフとしても、また原文の解釈の結果としても、どちらとしても日本語の言語表現の極致ともいってよいものであったし、その思いは今も変わらない。
    また今にして思えば、言葉遊びが話題になったのは、実は『ハムレット』の翻訳を対象にしたものだったとわかる。実際、今回の小田島訳のセリフを聞くと、はっきり聞き分けられる言葉遊びの部分は、ハムレットの性格とか、あるいはその狂気の戦略などと、実によくシンクロしている。言葉の裏の裏、その端正な言葉遣いと猥雑な意味の共存、言語のアクロバティクな使用――『ハムレット』における身体とはなにをおいてもまず言語であることを実感させてくれるものは、小田島訳をおいてほかにないともいえるのではないだろうか。

    柿澤勇人に対しては、まちがいなく魅力的なハムレット像を私たちに提示してくれるだろうと思い、期待はあったが同時に安心していた。レアティーズの渡部豪太、ポローニアス役の正名僕蔵、ハムレットの母・ガートルード役の高橋ひとみのベテラン勢についても予想通りの熱演で安心したのだが、ただハムレットの恋人・オフィーリア役の北香那については、どんなオフィーリアになるのかこれはほんとうに期待した。
    オフィーリアのポイントは発狂してからである。オフィーリアを演ずる者には、紋切り型というかステレオタイプの狂人については忘れ、独自の独創的なオフィーリアになることを求められるのだろうと思うが、面倒なのは、ステレオタイプの狂人を捨てると、下手をするとただの情緒不安定な若い女の子にしかみえなくなることだ。喜劇的にならないような、ステレオタイプへの依存という微妙なバランスを、オフィーリアを演ずる者は求められると思うのだが、これは達成するのがとてもむつかしい。北香哉は、この難題をよくこなしていると思うのだが、それでもオフィーリアに対する恐怖と憐憫は、さらに強度を高める余地が残されていると思う。
    とはいえ私は個人的には北香那のファンである。先ほど内野聖陽に触れたが、その主演作『春画先生』での北香哉を私は観ているし、さらにいえば彼女が主演声優だったアニメ映画『ペンギン・ハイウェイ』だって私は観ている(主演声優は蒼井優ではないかと思うかもしれないが、北香哉は男の子の役)。今週公開の『湖の女たち』にも出演している。これからも北香哉の私はファンである。

    2019年にサイモン・ゴドウィン演出、岡田将生主演の『ハムレット』では、劇の前半と後半の区切りとなるのが、祈るクローディアスを見かけたハムレットが背後に立ち、剣をふりあげ、これからいよいよ復讐のために殺すのかというところであった。そこで暗転となって前半が終わる。もちろん原作では、そこが場面の区切りではない。観客がそこでハムレットが復讐をとげるのかどうか、ハラハラするとでもゴドウィンは本気で考えたのだろうか。仮に原作を知らない観客がいても、そこでハムレットがクローディアスを殺したら話が終わってしまって先がつづかない。ほぼまちがいなく、そこでハムレットは殺さないだろうと予想する。だから変にサスペンスを盛り上げるような終わり方は、観客をバカにしているとしか思えない――このクソ演出家のサイモン・ゴドウィンは。
    サイモン・ゴドウィンをクソ演出家と当時思ったのは(今でもその思いは変わらないが。またその演出をほめているイギリスとか日本の関係者もクソだと思っているのだが)、その『ハムレット』は、私の好きな岡田将生の熱演にもかかわらず、舞台装置がひどすぎたからである。デンマークのエルシノア城が、城というよりも、デンマークの漁村の漁業組合の集会場とか公民館を思わせるようなものになっていて、『ハムレット』の世界線が、ここまで壊れてしまうものなのかとあきれ返ったし、ドラマも、漁労長のいかがわしい悪事が最後に暴かれるというようなものとなっていて、それ以外のものになりようもなく、せっかくの俳優たちの熱演が無駄に終わったような気がしたことは今も記憶に新しい。
    今回、吉田演出の『ハムレット』では、ハムレットが母ガートルードの寝室を訪れるところで終わった--なにか不穏な感じを漂わせて。原作は、ここで切れてない。そもそもこれからハムレットとガートルードの対決

  3. 2024/05/16 00:41:25 山本一郎note含むアンテナおとなりページ

    東京15区乙武洋匡(周辺も)頑張ってたよという話と今後の政治見通しについてのまとめ
    はじめに
     4月28日に行われた衆議院3補選に関しては、島根1区長崎3区も東京15区も三者三様構造が違って面白かったなあという風に思います。今週で概ね振り返りや報告・反省会もひと段落して次の大型選挙対策へといった段取りになっていくところですので、今回は(問題のない範囲で)東京15区について振り返りながら、解散があるかもしれない現在の政治状況について考察します。長いよ。
    東京15区で何が起きていたのか
     今回の15区は公示前の情勢調査(2回)の結果からすると、投票率こそ予
    山本一郎(やまもといち…
    23時間前
    選挙妨害つばさの党ガサ入れの奥深さを知るための補助線
    警視庁が公職選挙法違反の疑いでつばさの党の本部や、代表・黒川敦彦さん、幹事長・根本良輔さんの自宅などを家宅捜索したニュースが出ました。
     つばさの党もいったい何しとんねんという感じもしますが、GW明け早々(5月8日ないし10日)にもガサ入れするという方針が伝わってきておりましたので、機動隊の配置も含め割と慎重にやったんだなという感じも致します。というのも、一部情報でつばさの党本部や某邸では関係する反社会的勢力が武器等を準備しているという怪情報もあったため、組織的な抵抗や
    有料
    山本一郎(やまもといち…
    東京15区乙武洋匡(周辺も)頑張ってたよという話と今後の政治見通しについてのまとめ
    山本一郎(やまもといちろう)
    23時間前
    選挙妨害つばさの党ガサ入れの奥深さを知るための補助線
    山本一郎(やまもといちろう)
    月刊『公明』24年6月号に「退縮する地方で取り組む撤退戦」について寄稿しました
    山本一郎(やまもといちろう)
    【映画】『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(100まんドルのみちしるべ)』を観に行った感想(後半ややネタバレあり:追記あり)
    山本一郎(やまもといちろう)
    「国公立大学の学費を三倍に」慶應義塾塾長・伊藤公平君の…
    山本一郎(やまもといちろう)

  4. 2024/05/15 19:34:11 5ちゃんねる含むアンテナおとなりページ

    萩生田光一氏、自民東京都連会長は続投 不記載事件処分で党役職停止 [少考さん★]
    萩生田光一氏、自民東京都連会長は続投 不記載事件処分で党役職停止 - 産経ニュース
    https://www.sankei.com/article/20240515-ZYY7WUPFQBP5PALYPNLGFQF65U/
    2024/5/15 19:06
    自民党東京都連は15日の役員選考委員会で、萩生田光一会長ら都連役員の続投を内定した。派閥のパーティー収入不記載事件で萩生田氏は党役職停止1年の処分を受けている。会合後、都連の深谷隆司最高顧問は「裏金事件は一時大騒ぎしたが、今は落ち着いている。処分は党本部であり、支部は関係ない」と説明。出席者から続投に異論は出なかったという。
    (略)
    ※全文はソースで。
    少考さん ★ 2024/05/15(水) 19:22:48.23 ID:Su3WIJNK9
    日米 極超音速ミサイル迎撃の新型ミサイル開発 取り決めに署名 [少考さん★]
    日米 極超音速ミサイル迎撃の新型ミサイル開発 取り決めに署名 | NHK | 核・ミサイル
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240515/k10014450321000.html
    2024年5月15日 19時05分
    中国や北朝鮮が「極超音速ミサイル」の配備や開発を進める中、日米両政府は、迎撃可能な新型ミサイルの共同開発を今年度から始めることにしていて、両政府の担当者が15日、作業分担などの取り決めに署名しました。
    「極超音速ミサイル」は、音速の5倍以上で低空を変則軌道で飛しょうし、探知や迎撃が難しいとされていて、ロシアや中国はすでに配備しているほか北朝鮮が開発を進めています。
    こうした中、日米両政府は、去年8月の首脳会談で「極超音速ミサイル」を迎撃できる新型ミサイルの共同開発を始めることで合意し、15日、両政府の担当者が作業分担や意思決定方法の取り決めに署名しました。
    日本側は推進装置の開発を担当するということです。
    今年度中に開発に着手し、2030年代に完成させる予定で、防衛省は、周辺国がミサイル関連技術を向上させる中、日米で協力し迎撃能力の強化を急ぎたいとしています。
    少考さん ★ 2024/05/15(水) 19:13:01.60 ID:Su3WIJNK9
    とらせん4
    とらせん3
    https://tanuki.5ch.net/test/read.cgi/livebase/1715766050/
    とらせん (ワッチョイ 1bc8-WCAb [2400:4150:1e1:f200:* [上級国民]]) 2024/05/15(水) 19:11:16.03 ID:P5HVfGAc0
    [隠す]
    宗教は救いになる? それとも坊主丸もうけ? 僧侶が語るその必要性 (戸松義晴さん) ★2 [少考さん★]
    宗教は救いになる? それとも坊主丸もうけ? 僧侶が語るその必要性:朝日新聞
    https://www.asahi.com/articles/ASS5F4HPMS5FPLZB00XM.html
    有料記事
    聞き手・岡田匠 2024年5月15日 12時00分
    「宗教法人の大半は生活が苦しい」と語る戸松義晴さん=2024年3月13日午後5時22分、東京都港区、岡田匠撮影
    「坊主丸もうけ」などと僧侶は揶揄(やゆ)されてきた。固定資産税をはじめ非課税への批判も尽きない。ただ、人は病や死に向き合うとき、心の支えを求める。宗教は必要なはずなのに、不信が募るのは、なぜか。全日本仏教会や日本宗教連盟の理事長を務め、現在は世界宗教者平和会議(WCRP)日本委員会理事長の戸松義晴さん(70)に聞いた。
    ——坊主丸もうけって本当ですか?
    宗教法人の多くは家族経営で規模が小さく、決して裕福ではありません。全日本仏教会や文化庁が調査していますが、年収500万円以下の宗教法人は全体の約7割に上ります。宗教法人の収入だけで生活するのは難しく、兼業をしながら宗教法人を支えています。
    ただ、高級車に乗って、ぜいたくな暮らしをしている宗教者は、ごく一部ですが存在します。宗教界が自主的に改善すべき課題です。
    なぜ、ごく一部の宗教者が目立つかといえば、宗教者のぜいたくを誰もが快く思っていないからです。宗教は欲望を拡大するものではなく、「足るを知る」と説きます。修行を積んだ宗教者には、極端にぜいたくな生活ではなく、極端に貧しくもなく、仏教でいう「中道」を求めています。
    ——課税すべきだという声もあります。
    宗教活動に対しては原則非課税です。固定資産税も免除されています。ただ、宗教者は税金を1円も払っていないかといえば、そうではありません。宗教法人から給料をもらい、所得税も住民税も払っています。普通の給与所得者と一緒。控除が認められるのは社会保険料や医療費などです。
    宗教活動に課税すべきかどうかは社会が判断することです。その根拠の一つとなる宗教法人の収入や使い道が明らかにされていないことへの不満が根強い。医療法人や社会福祉法人は公開しています。宗教法人も収支や事業計画、事業報告などを公開するのが当然です。
    ただ、情報公開で信教の自由が侵害されてはいけません。一件一件のお布施の額を示せ、名前も出せ、というのはおかしい。信じることを行動に移すことは、誰からも干渉されるべきではありません。
    もちろん信教の自由が憲法で保障されているからといって、何をしてもいいわけではない。反社会的行為は許されない。非課税の恩恵を受ける宗教法人は、宗教法人法に基づき、法令順守や透明性の確保、説明責任を果たす社会的責任があります。
    宗教者の顔が浮かばない
    ——オウム真理教事件や旧統一教会問題など、宗教の問題が起きるたび宗教不信が言われます。
    NHKの日本人の意識調査をみると、年1、2回程度は墓参りをする割合は(略)
    ※全文はソースで。
    ※前スレ (★1 2024/05/15(水) 15:17:49.33)
    https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1715753869/
    少考さん ★ 2024/05/15(水) 19:05:35.26 ID:Su3WIJNK9
    【D専】Part.2
    【D専】
    https://tanuki.5ch.net/test/read.cgi/livebase/1715739305/
    どうですか解説の名無しさん (ワンミングク MM5f-HO1h [221.184.120.109]) 2024/05/15(水) 18:53:04.08 ID:lVnVGPChM
    巨専】3
    ※前スレ
    巨専】祝勝会
    https://tanuki.5ch.net/test/read.cgi/livebase/1715687715/
    巨専】
    https://tanuki.5ch.net/test/read.cgi/livebase/1715758844/
    巨専】2
    https://tanuki.5ch.net/test/read.cgi/livebase/1715765411/
    警備員[Lv.26][苗] (ワッチョイ 03d0-3Pfd [240d:1a:530:e600:*]) 2024/05/15(水) 19:01:34.65 ID:EMpBWiNq0
    はまんせ
    midakichiunkokiyoukosomakesenriyuu
    はません5
    https://tanuki.5ch.net/test/read.cgi/livebase/1715686639/
    はません
    https://tanuki.5ch.net/test/read.cgi/livebase/1715763039/
    どうですか解説の名無しさん (スププ Sddf-JSdc [49.98.254.207 [上級国民]]) 2024/05/15(水) 18:52:19.26 ID:Y//vOReyd
    とらせん3
    とらせん2
    https://tanuki.5ch.net/test/read.cgi/livebase/1715764085/
    とらせん (ワッチョイ 1bc8-WCAb [2400:4150:1e1:f200:* [上級国民]]) 2024/05/15(水) 18:40:50.29 ID:P5HVfGAc0
    かもめせん
    https://tanuki.5ch.net/test/read.cgi/livebase/1715686597/l50
    どうですか解説の名無しさん (ワッチョイ d7a7-nr3a [125.196.241.20]) 2024/05/15(水) 18:36:42.03 ID:4bJ7Krco0
    巨専】2
    巨専】祝勝会
    https://tanuki.5ch.net/test/read.cgi/livebase/1715687715/
    巨専】
    https://tanuki.5ch.net/test/read.cgi/livebase/1715758844/
    どうですか解説の名無しさん (ワッチョイ 2ff4-3URx [240a:61:51e3:e121:*]) 2024/05/15(水) 18:30:11.46 ID:vSTuJJZK0
    【プリン】消えたグリコプッチンプリン 150億円の損失 [PARADISE★]
    システム障害によるプッチンプリンの出荷停止が、企業の業績に大きな影響を与えました。
    ■発売50年「プッチンプリン」が棚から消えた…
    スーパーマーケット セルシオ和田町店
    食品担当 久保田浩二さん
    「グリコのビッグプッチンプリンですね。欠品中になっております。この場所に入っていたが、空になっている状況ですね」
    容器の底にあるツマミを折ると、プリンがツルン。発売から50年を超える江崎グリコのロングセラー商品「プッチンプリン」が商品棚から消えてから1カ月近くが経ちました。

    「“プリンならプッチンプリン”みたいな感じがする。寂しいです」

    「ちょっと悲しいです。子どものためにあってほしい」
    このスーパーでは、他にも10を超えるグリコの商品が消えています。
    久保田さん
    「商品の供給がないので、店としても大きく売上にも響いてくる。他のメーカーの商品をあてがって、売り場を埋めているという状況」
    ■江崎グリコ“経営に打撃”業績予想を下方修正
    こうした事態の要因は先月、基幹システムを更新した直後に発生したシステム障害です。システム上の在庫数と現実の在庫数が一致しなくなったのです。何とか乗り切る方法はないのでしょうか。
    神戸大学大学院 森井昌克名誉教授
    「大量に発送したりとか、いろんなものを作ったり、配送先もいろいろありますから。今は完全にコンピューターに頼っているが、それが動かないと、それに代わって人がやろうという話になると、さらに失敗をしていくという可能性が高くて。システムの復旧を待つという状況になってしまう」
    経営への打撃は深刻です。江崎グリコは先週、システム障害の影響によって今年1年の売上高が当初予想の3510億円から150億円減少し、3360億円になるという見通しを示しました。
    最終的な儲けを示す純利益は、これまでの予想より40億円少ない110億円になる見込みで、増益予想から一転、減益です。
    専門家は、一連の事態の背景に「2025年の崖問題がある」と警鐘を鳴らします。
    ■早急な対策が求められる「2025年の崖」
    プッチンプリンが消えて、一カ月。システムの復旧作業は思うように進まず、出荷の再開時期は決まっていません。
    こうした問題は、多くの企業がシステムの更新時期を迎える来年以降に多発する可能性が指摘されていて、「2025年の崖」とも呼ばれています。
    森井名誉教授
    「各社こういう状況が起こりえるということで、対策を取っていかないと、システムが動かないだけではなく、経営に非常に関わってくる」
    経済産業省は「2025年の崖による経済損失が12兆円に上る」と試算していて、早

  5. 2024/05/15 19:15:57 神保町系オタオタ日記含むアンテナおとなりページ

    2024-05-15
    河合卯之助の『窰:向日窯陶誌』から見た河合山脈ー小川千甕・川西英・寿岳文章・安田青風・山田一夫ー
    特定非営利活動法人向日庵の機関誌『向日庵』7号(向日庵、令和6年3月)を御恵贈いただきました。ありがとうございます。「編集後記」では、寿岳文章を論じた記念碑的な2著として、高木博志編『近代京都と文化:「伝統」の再構築』(思文閣出版、令和5年8月)と島貫悟『柳宗悦とウィリアム・モリス:工藝論にみる宗教観と自然観』(東北大学出版会、令和6年2月)が紹介されている。前者には、高木「一九四〇年代の寿岳文章ー日本主義と民主主義」が収録されているのである。
    高木論文には、昭和8年寿岳が南禅寺僊壺庵から向日庵へ移った向日町について、寿岳のほかに狩野直喜や河合卯之助が居を移したとある。寿岳と河合の関係については、私は「京都古書会館の古本まつりで河合卯之助の葉書を - 神保町系オタオタ日記」で言及したことがある。その後、河合が主宰した雑誌『窰:向日窯陶誌』4号(向日窯、昭和38年11月)をハナ書房から入手したので、紹介しておこう。非売品で48頁、編集兼発行人は、上田森蔵である。目次を挙げておく。
    日記や書簡好きのオタどんとしては、河合「窯間日記抄」と菊童*1編「書簡集」に注目。後者には、川西英、大西良慶、小川千甕、山田一夫、安田青風、中村桃生(便利堂社長)らの書簡が掲載されている。千甕の書簡は、『窯』春の巻に寄稿が掲載された御礼である。そこで、3号(春の巻)を所蔵する民博図書室で見てきた。昭和38年3月発行で、千甕の「『窯』編集のおかたへ」が掲載されていた*2。これは、『縦横無尽:小川千甕という生き方』(求龍堂、平成26年11月)の橘川英規編「小川千甕書誌」に未記載なので、補足としておこう。西行堂でのスケッチ(キャプションでは大正4年、本文では大正9年)も載っている。
    山田一夫書簡の住所は京都市で、『夢を孕む女』や『配偶』の著者である山田かもしれない。河合と山田の関係は、不明。味の素食の文化センターが所蔵する『食道楽』2年6号(昭和12年6月)掲載の「食道楽座談会」に両者の名前が見えるので、その時以来の仲かもしれない。
    残念ながら、3号・4号には寿岳の名前はなかった。しかし、大久保久雄・笠原勝朗編『寿岳文章書誌』(寿岳文章書誌刊行会、昭和60年1月)によれば、2号(昭和37年11月)に「ひとときを永遠に」を寄稿している。河合と寿岳の関係は、柳宗悦・芹沢銈介・河井寛次郎と寿岳の関係に比べれば薄かったであろうが、もっと語られるべきであろう。向日市文化資料館には、河合に関する展覧会を期待しておこう。
    なお、ググるとオークションに1号~4号、特別号(昭和40年、河合卯之助喜寿記念)、『偲び草』(昭和43年、夫人追悼誌)が出ていたようだ。買ったのが研究者で、何らかの形で発表されればよいが。
    *1:上田菊童(本名森蔵)と思われる。
    *2:他には、山田無文「想い出の嵯峨」、北川桃雄「陶器好きの履歴書」、岡部伊都子「鑑賞者」、高橋邦太郎「陶器の都・デルフト」、奈良本辰也「『砂田光悦』あれこれ話」、須田尅太の書簡などが載っている。
    #河合卯之助 #寿岳文章 #小川千甕 #山田一夫 #川西英 #安田青風
    jyunku 2024-05-15 19:15 読者になる
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    *2:昭和18年12月23日の条に出てくる啓民文化研究所の酒井常陽
    河合卯之助の『窰:向日窯陶誌』から見た河合山脈ー小川千甕・川西英・寿岳文章・安田青風・山田一夫ー

  6. 2024/05/15 17:36:44 私たちは20世紀に生まれた含むアンテナおとなりページ

    聴かず嫌いのヘンリク・シェリング ちょっと隣町へ食材を買い...
    「幻の朱い実」をどう読むか この三月、百回目の誕生日...

  7. 2024/05/15 11:26:46 隗より始めよ・三浦淳のブログ含むアンテナおとなりページ

    読書/ フランシス・フクヤマ(山田文訳)『IDENTITY アイデンティティ 尊厳の欲求と怒りの政治』(朝日新聞出版、2019年12月)
    評価 ★★★
    著者は1952年生まれ、日系三世としてアメリカに生まれる。コーネル大学卒、イェール大学大学院をへてハーヴァード大学大学院で政治学博士。政治(経済)学専攻、スタンフォード大などいくつかの大学で教鞭をとる。『歴史の終わり?』で世界的に有名になる(私は未読)。当ブログではその著書『リベラリズムへの不満』を紹介したことがある。
    本書は、トランプ大統領が誕生したアメリカの政治状況をふまえて、アイデンティティ政治がどういう経路でこれほど大きな影響力を持つにいたったのかを、ヨーロッパの古代哲学や近代化が始まった時期の思想家・宗教者にまでさかのぼって明らかにしようとしたものである。
    著者は序言の中で、尊厳の承認を求めるテューモス(thymos)という概念を、アイソサミア(isothymia平等願望)およびメガロサミア(優越願望 megalothymia)と並んで提示している。近代の民主主義社会は自由と平等を旗印にしている。つまり、アイソサミアを根底に据えつつ、一定程度の競争社会の中でメガロサミアの願望も(一部の人間には)満たせるようにしているわけである。テューモスも、基本的な人権(参政権など)という形で保証されているのではあるが、社会の底辺部にいる人々にはこれを満たすのが難しい。
    この心理的状況が現代の先進国では排外主義的な心情としてあらわれ、米国のトランプ大統領選出や英国のEU離脱となって具体的な形をとるにいたった、と著者は論を進める。
    また、ロシア、中国、ハンガリーなど権威主義的な政治が台頭している国も珍しくないのに加え、中東やヨーロッパのイスラム系移民でイスラム原理主義が目立つようになっているのも、そうした動向の結果だとする。
    著者はそれから教科書の祖述のごとくに、テューモスの概念が遠くはソクラテスに見られ、さらにはルター、ルソーなどと変化を遂げてきた過程をたどる、アイデンティティの思想は、かつてはルターのようにキリスト教の枠内で成立していたのが、徐々に世俗化の過程をたどっていく。キリスト教会は一般人から信頼されなくなり、文学作品ではディドロ『ラモーの甥』やゲーテ『若きウェルテルの悩み』のような、社会に居場所を見つけられない若者や芸術家が称揚されることになる。19世紀末の画家ゴッホや20世紀初頭の作家カフカもその延長線上にあるという。
    しかし個人主義的な社会では、平均的な一般人は必ずしもテューモスの感情を満たすことができない。排他的なナショナリズムの形成や、政治化した宗教(イスラム主義)が台頭してくる理由がそこにある。
    普遍主義者(ルター、ルソー、カント、ヘーゲル)らが見落としていたのが、こうした集団的な尊厳の承認願望だ、と著者は述べる。
    その思想的な発端を作ったのがドイツ18世紀末の思想家ヨハン・ゴットフリート・ヘルダーだった。(私に言わせると、本書はこの辺からようやく面白くなってくる。第7章からである。)ヘルダーは民族・人種による文化の高低を否定し、民族ごとに尊厳はあるとし、近代のナショナリズムに道を拓いた。当時フランス文化の真似をすることが高級だと思い込んでいたドイツ語圏の貴族や知識人に、二流のフランス人になるより自分の文化に誇りを持つべきだと説いたのである。
    それはまた、産業革命により人間や社会が流動化していく状勢に対応していた。封建社会のヨーロッパにあっては、人は生まれた場所で一生暮らすのが普通だった。キリスト教の聖職者が説く道徳をそのまま受け入れ、父祖がやっていたのと同じ仕事をし、近隣の異性と結婚して家族を作るのが当然視されていた。それが産業革命によって人は故郷を遠く離れて親戚もいない場所で働かざるを得なくなる。こうした寄る辺ない状況に、何が人によりどころを与えるのだろうか。
    ここで著者は19世紀後半によく読まれたパウル・ド・ラガルドというドイツの思想家を紹介している。ビスマルクによってドイツが統一されて経済成長や大国化が進むなかで、しかしラガルドはドイツ精神は自由主義により堕落したと説く。その張本人はユダヤ人だとし、反ユダヤ主義を鼓吹した。トーマス・マンも愛読したと著者は指摘していて、それはそのとおりであるが、マンが保守主義的姿勢をとり『非政治的人間の考察』を書いていた時分のことであり、またマンはラガルドのデモクラシー批判には賛意を表しているが反ユダヤ主義には同調していないことを、ドイツ文学者の私としては付け加えておく。
    話を戻すと、ここで著者はイスラム移民のアイデンティティの問題にふれて、フランスの中東研究者オリヴィエ・ロワの「イスラム移民二世が過激化しやすいのは、イスラム教の過激化からではなく、過激派がイスラム化しているからだ」という説を紹介している。ただしこれには批判もあり、同じくフランス人研究者のジル・ケペルは、暴力と過激主義への転回は宗教の教義と切り離しては考えられないと主張しているという。特にサウジから広まった超保守派のサラフィー主義が大きな役割を果たしていると。著者はどちらの主張にも一理あるとしている。(ここまで第7章)
    かつて第一次世界大戦が勃発したとき、労働者たちは左翼政党の呼びかけるように階級で団結することはせず、各国のナショナリズムに従う道を選んだ。こうした状況は、経済的格差が広がっているのに、マルクス主義の共産主義政党はもとより、社会民主主義の政党もヨーロッパで支持率を下げ、かえって右派の排外主義的な政党が得票を伸ばしていることと並行関係にあると著者は述べる。米国の場合は、民主党や左派知識人が人種的・性的マイノリティを擁護するばかりで、経済的苦境にある多数の中間階級を見捨てる方向に走ったことが大きい。
    また、キリスト教会が威信を失った結果、心理学などのセラピーが社会の中に大きな位置をしめるようになる、このセラピーという(個人が心理的に傷つくことを悪とする)思想が、大学で西洋文化優先主義を批判する最近の傾向に結びついていると著者は述べる。つまり西洋人男性による哲学や文学で構成された大学のカリキュラムは女性や非白人を傷つけるから、というのである。(第10章)……そういうものなのだろうか。西洋中心主義への批判はもう少し深いところから来ているように、私には思われるけれど。
    そしてそのあと、著者は最近の欧米のアイデンティティ政治、つまりポリティカル・コレクトネス(PC)にも触れるのだが、この辺が私に言わせるときわめて微温的なのである。「PCが極端に見られるのは、左派の比較的少数の作家、芸術家、学生、知識人のあいだだけである。しかしこれを保守系メディアがやり玉にあげ、左派全体を代表するものとして大きく扱っている。」(第11章)
    そんなに悠長なことを言っていていいんだろうか? 実際、大衆文化の代表格である映画を見れば、最近の米国映画がPC抜きでは作れなくなっていることは明白だ。トランプ大統領やその支持者を批判する強度に比べると、米国におけるPCの過剰に対する著者の姿勢はかなり腰が引けていると言うしかない。
    外国の場合は必ずしもそうではなく、例えばドイツのケルンで2016年の新年を祝うなか、多数のイスラム教徒男性から成る群衆が痴漢行為と性的暴力を働いたが、ドイツのメディアは「イスラム嫌い」と言われるのをおそれて数日間報道しなかったという。(第11章)また、オランダは移民に寛容で、様々なコミュニティが並立して存在するという方式でうまくやってきたが、イスラム教徒が大量に流入してくると彼らは同化することなく自分だけでコミュニティを作り、子供もイスラム教徒だけの学校に通わせるので、従来のやり方では機能しないと指摘している。(第13章)
    もっとも、過去の米国については客観的に述べている部分もある。ジョン・ジェイ(米国連邦最高裁の初代長官:1745―1829)は、共通の宗教(プロテスタント)、民族(イングランド人)、共通言語(英語)、共通の政治的信念(共和主義の信奉)をアメリカ人アイデンティティの土台とした。これに該当しない人間がアメリカに入ってくれば混乱が起こると考えたのは第三代大統領のジェファーソンも同じだった。現代ではこれが通用しないことは誰の目にも明らかだ。
    しかしそれに対して、著者が米国の再生やEU理念の(英国離脱にもかかわらず)浸透を願って提出する処方箋は、常識的で微温的である。人はテューモスを必要とするがそれが過剰になってはいけないとし、米国の民主党や左派知識人、或いはEUの政策エリートたちが、トランプや右派政党に走ってしまった人々の心を取り戻すために彼らのためになる政策を考案すべきだ、と述べるにとどまる。
    『リベラリズムへの不満』でもそうだったけど、この人の書物は黄金の中庸よりわずかに左を行くという感じで、ここまで左右の対立が激化した米国や、イスラム教徒の扱いをめぐって苦悩しているヨーロッパの内実に十分迫れていない感じがある。私はたぶん、この人の本はもう読まないだろうと思う。
    新潟県立図書館から借りて読みました。
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    読書
    by amiur0358
    2024年05月14日
    読書/ フランシス・フクヤマ(山田文訳)『IDENTITY アイデンティティ 尊厳の欲求と怒りの政治』(朝日新聞出版、2019年12月)
    読書 (977)

  8. 2024/05/15 02:46:22 炭素回収技術研究機構ニュース含むアンテナおとなりページ

    2024年5月13日
    2024年5月度入構式のお知らせ
    2024年5月度 研究員入構式を開催しました。
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  9. 2024/05/15 02:44:48 河野書店NEWS含むアンテナおとなりページ

    2024年05月14日
    最善を尽くす
    先週の木曜日に、町田市からお引き取りしてきた英文学関係書を、今日の洋書会に出品いたしました。
    カーゴ3台。洋書より日本書のほうが多いくらいで、分野もほぼ英米女性作家に関わるものが中心。それほど仕分けに時間を取られることはないだろう、と思っておりましたが、こういう時に限って出品が重なります。
    事前情報によれば店主出品の倍くらいの大口があり、ほかに英文学関係のカーゴ1台、英語学半台などが出品予定とか。似通ったジャンルが集まるのも、市場のジンクスです。
    それはともかく、当番会員5人だけではとても人手が足りません。前もってLINEで呼びかけ、結局、総勢11人が集まって仕分けをすることになりました。
    おかげで12時を30分ほど回ったあたりで店主の口も、ほかの口も仕分けが終わり、午後1時前には封筒付けから陳列まですべて完了しております。
    あとは入札を待つだけでしたが、開札時間の3時が近づいても、いつも入札に来ていただく何人かの顔が見受けられません。やきもきしているうちにタイムアップ。ついに日本書については、頼りになる数名の来場がないままに開札が始まりました。
    あわてて札が入っていない封筒に買い引き札を入れ、最終的にカーゴ1台分ほどを、明日の市に再出品させてもらう結果になったのです。
    ただいずれにせよ、文学書、とりわけ英米文学書には、あまり札が入らないという傾向は一層強まっているように思います。お客様のため(あるいは本のため)に最善を尽くすのみです。
    konoinfo at 18:30|Permalink│Comments(0)│
    最善を尽くす

  10. 2024/05/14 09:16:11 qfwfqの水に流して含むアンテナおとなりページ

    2024-05-13
    この世界の向う側で――唐十郎追悼
    唐十郎が亡くなった。ポール・オースターも。
    唐十郎は車椅子に乗った姿を映像で見ていたからそれほど驚きはなかったが、ポール・オースターは(肺がんだったらしいが)突然のことで驚いた。5月12日の朝日新聞に掲載された柴田元幸さんのオースター追悼文によれば未訳の作品がまだまだあるそうで、柴田さんの翻訳による刊行を心待ちにしたい。個人的にはスティーヴン・クレインの評伝(Burning Boy, 2021)を読みたいと思う。
    朝日新聞の同日紙面の「日曜に想う」というコラム欄に、編集委員の吉田純子さんが「日常の隣の祝祭 唐さんの紅テント」という見出しで唐十郎について書いていた。吉田さんはわたしよりずいぶん若く、唐十郎の状況劇場が活動を始めたころはまだ生まれていなかったはずだが、唐十郎について書こうとすると妙に肩に力がはいってしまうらしいのがおかしい。たとえば――
    唐さんにとっての演劇は、魂の自由を賭けた遊びであり、アングラは「個」を叫ぶ人々の連帯の狼煙(のろし)だった。紅テントは現実世界のパラレルワールドで、世の中の常識を疑う思考実験のための仮想空間だった。
    あらら、「魂の自由を賭けた遊び」か。「連帯の狼煙」ねえ。あの時代(60年代後半~70年代)を同時代として生きた者は、政治ビラや立て看に角張った略字体で書かれていたようなこの手の文言は恥ずかしくてとうてい使えない。おそらく吉田さんが脳裡にイメージする「あの時代」とはこうしたものなのだろう。間違っているとはいわないけれども、いま書くならこのような大仰な書き方はしないだろう。紅テントのなかはたしかにパラレルワールドというべき異空間だったし、そこで演じられている芝居は常識などものともしないヴァーチャルリアリティに充ちたものだった。でもね。
    唐さんが唱えた「特権的肉体論」は、ありのままの自分を生きる人々を「存在者」と呼んで応援した俳人、故金子兜太さんの哲学とどこか豊かに響き合う。
    そうかもしれない。が、「特権的肉体論」にも金子兜太にも縁のないヒトにはなにひとつ伝わらない呪文のたぐいでしかないだろう。読者を選別する内輪向けの言語というべきで、少なくとも「特権的肉体論」とはどういうものかを説明しなければこの文は意味不明である。
    「特権的肉体論」とは、唐十郎の、あるいは状況劇場のキャッチフレーズのようになっているが、必ずしもわかりやすい概念ではない。1968年に現代思潮社から刊行された『腰巻お仙』の冒頭に収録された10篇のエッセイを束ねる章題として使われていたものだ。同書の巻頭に置かれた「いま劇的とはなにか」というエッセイにこうある。
    もし、特権的肉体などというものが存在するならば、その範疇における一単位の特権的病者に、中原中也は位を置く。
    中原中也を指して特権的肉体というのではない。中原中也はかりそめに召喚されたにすぎない。唐十郎にとって特権的肉体とは集合的概念ではない。すなわち、共通する特質を有する複数の具体的存在の呼称として編み出されたものではない。そうではなく、「太初にことばありき」とでもいうように、まず特権的肉体というものが世界に降りてきたのである。そして、おもむろに「特権的肉体などというものが存在するならば」と唐の思念が駆動しはじめる。それが唐の迷宮のような演劇やエッセイをつらぬく棒のごときものなのである。
    もし、この世に、特権的時間という刹那があるなら、特権的肉体という忘れ得ぬ刹那もまたあるにちがいない。
    かつて文学が、血みどろの中で掘り当てたものが前者であるなら、演劇が、役者をつかって、奈落をくぐり抜けさせ、舞台に現前化させようとしたものこそ、その時代の特権的肉体というものではなかろうか?
    (「石川淳へ」)
    すなわち、演劇の前に、役者という肉体が存在する、それを特権的肉体と呼んでみるのである。
    ちなみに、わたしが初めて状況劇場の芝居を見たのは1971年、『あれからのジョン・シルバー』だった。渋谷公園通りの駐車場に設営された紅テントのなかは、異形の役者たちが発するエネルギーで熱気に溢れていた。唐十郎を筆頭に、李礼仙、根津甚八、大久保鷹、不破万作、そして四谷シモン、麿赤児。物語の内容はしかとわからなかったが、意味不明なセリフを聞き取れないほどの早口で口角泡を飛ばしてまくし立て、舞台上を、そして地べたに坐った観客の間を縦横無尽に駆け回る役者たちの強烈なキャラクターに度肝を抜かれた。それはまさに特権的肉体と呼ぶしかない存在が奈落をくぐり抜けて出現した刹那だった。
    舞台上ではない唐十郎には一度だけ会ったことがある。大学を出て書評新聞の編集者になったわたしは、学術書、文芸書の書評欄を経て最終面の芸術欄(映画、演劇、舞踏、美術などのレビュー)の担当になった。状況劇場の芝居を紙面に取り上げる際は事前に挨拶に行くことという前任者からの申し送りで、阿佐ヶ谷だったかにあった状況劇場の仕事場に一升瓶をさげて挨拶に行った。行ったことはたしかに覚えているけれど、それ以外はもはや記憶にない。
    1978年に青山公園でテントを張った『河童』の公演であったと思う。劇評の執筆を依頼した赤瀬川原平さんといっしょに、地下鉄の乃木坂から歩いて行った。辺りは墓地が近くにあるひっそりとした場所だった。芝居はまったく記憶にないけれど、原平さんに書いてもらった劇評の冒頭の文句だけはいまでもよく覚えている。「梓みちよはずいぶん寂しいところでいい女と呼ばれているんだな」。
    「乃木坂あたりでは、わたしはいい女なんだってね~」と梓みちよが歌う『メランコリー』がヒットしていた頃だった。
    「特権的肉体論」で唐十郎はこう書いている。
    大切なことは、お客を、この世界の向う側へ放り出してしまうことです。
    (「夢判断の手品」)
    唐十郎は死んではいない。この世界の向う側で、わたしたちを待ち伏せしているにちがいない。あの不敵な笑みを片頰に浮べて。
    オースターについては、いずれまた。
    唐十郎:腰巻お仙昭和43年 <初版函帯>
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    qfwfq 2024-05-13 19:22 読者になる
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    この世界の向う側で――唐十郎追悼
    2024 / 5

  11. 2024/05/14 07:30:17 探偵小説三昧 含むアンテナおとなりページ

    1205
    ギジェルモ・マルティネス『アリス連続殺人』(扶桑社ミステリー)
    ギジェルモ・マルティネスの『アリス連続殺人』を読む。先月読んだ『オックスフォード連続殺人』からなんと十六年後、2019年に刊行された続編であり、本作でも前作同様に、数理論理学教授のアーサー・セルダムとアルゼンチン人留学生の〈私〉が事件に挑んでゆく。
    アルゼンチンからオックスフォード大学へやってきた留学生の〈私〉は、セルダム教授からある相談を受ける。その頃の〈私〉は筆跡に関するプログラムの開発を研究していたのだが、セルダム教授からある書類の筆跡鑑定を依頼されたのだ。その書類とは、かの『不思議の国のアリス』の作者ルイス・キャロルの失われた日記にまつわるもので、新たに発見されたものだという。
    その書類を発見したのは、ルイス・キャロル同胞団によってキャロルの日記整理を依頼されたクリステン・ヒルという奨学生だった。しかし、クリステンとルイス・キャロル同胞団の間に不信感が生まれ、やがてクリステンが車に撥ねられて重傷を負ってしまう。だが、悲劇はそこで終わらなかった……。
    ▲ギジェルモ・マルティネス『アリス連続殺人』(扶桑社ミステリー)【amazon】
    前作同様、本作も圧巻の出来である。インパクトでは『オックスフォード連続殺人』だろうが、バランスの良さや全体的な面白さでは本作を取りたい。
    大変荒っぽい言い方をすると、システムそのものは前作を踏襲しているのである。つまり作品のテーマであり、同時に読者を煙にまく衒学的な部分を、今回はルイス・キャロルに関する文学史に置き換え(前作は数学や論理学)、一方、ミステリ部分についても、前作同様に“連続殺人の論理”に挑戦する。
    本作はこのどちらかに偏るわけでなく、テーマ、ミステリ性の両方ともに力が入っており、その結果として読み応え満点の傑作となった。
    本作のモチーフは『不思議の国のアリス』だが、厳密にはその作者ルイス・キャロルに焦点が当てられている。その日記の未発見部分が見つかった、というネタでまず読者を惹きつける。それはこれまで諸説あったキャロルの小児愛的嗜好に一石を投じそうなスクープであり、英文学史的にも大発見なのだ。
    もちろんそれらのネタはフィクションなのだが、かつて似たようなことが実際に起こっており、この虚実の混ぜ方がなかなか面白いのである。加えてそこにどう落とし前をつけるのかという興味が生まれ、キャロル作品のファンならずとも気になるところ。この風呂敷の広げ方がとにかく上手いのである。
    (以下、少しだけネタバレ含みます。未読の方はご注意ください)
    ミステリとしての試みも面白い。前作もミステリとしてはコードすれすれであり、そのためアンチミステリ的な色合いも醸し出していたのだが、本作もその意味では共通するところがあるだろう
    特に“連続殺人の論理”についての部分。各犯行にどういう意味・関係があるのかが、本格ミステリとしては重要なところだ。作者は過去の名作のネタを拝借しつつも、そこにオリジナルのアイデアを加味して、新しい味を提供してみせる。
    たとえば少しだけネタを割って紹介すると、警察と名探偵が犯行に寄与するというパターンも決して珍しくはないけれど、本作でのアレンジは悪くない。大ネタだけでなく、こういう小技を複数盛り込んで真相をカモフラージュするのも見事なものだ。
    正直、少し盛り込みすぎなところもあって、やや興味が散漫になる嫌いもないではないのだが、ここは作者のチャレンジ精神をより評価しておこう。
    このシリーズは『オックスフォード連続殺人』、本書の二作しか書かれていないけれど、できればもう一作ぐらいは読みたいものだ。作者の年齢的にはまだまだいけるはずなのだが。
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    Date: Sun 12 05 2024 Theme: 推理小説・ミステリー Genre: 本・雑誌
    Category: 海外作家 マルティネス, ギジェルモ Tags: -
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    ギジェルモ・マルティネス『アリス連続殺人』(扶桑社ミステリー) (05/12)

  12. 2024/05/14 05:04:16 時空を超えて Beyond Time and Space含むアンテナおとなりページ

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    再び高まる移民・難民問題の壁
    2024年05月13日 | 移民政策を追って
    イギリス海峡をボートで渡る難民申請者
    BBC
    この数年、街中を散歩をしていると、出会う人々に高齢者がきわめて多く、学齢期の子どもたちは逆に朝夕の登下校時くらいに見かける程度に少なくなっているのに気づくようになった。幼児については、ほとんど出会うことがない。子どもたちが遊び騒ぐ声は、休日や夕方の公園などに行かない限り聞こえてこなくなった。学習塾は増えているので、放課後などに通っているのかもしれない。筆者は大学、小中学校などに比較的近い住宅街に住んでいるのだが、いつの間にか自分を含め、住民の半数以上は高齢者になっている。
    それとともに、外国人の数が急速に増えていることにも驚かされている。近くの保育園に来ている子どもたちの半数くらいは外国人のように見える。園の名前も英語だ。保育士たちが英語で子供に話しかけている。親たちが働いている間、子どもたちを預かっているのだろう。保育士の中にも、外国人らしい人も見かける。
    他方、近くのコンビニ、スーパー、書店などに目を転じると、外国人の店員が働いていたり、「セルフ・レジ」がいつの間にか導入されている。
    実際、最近目にした「世論調査」*では「人手不足」を「感じる」との回答が69%に達し、外国人労働者の受け入れを拡大する政府方針に、「賛成」が62%、「反対」28%と、賛否が2分していた5年余り前の調査とは様変わりした。外国人がいないと、業務が遂行できなくなっている職場が増えたのだ。
    結果として、移民政策についての明確な方向性も示されることなく、なし崩し的に開放策への移行が始まりつつある。
    *「人手不足社会」をテーマとする「全国世論調査」(郵送)朝日新聞社、2024年5月4日
    半世紀以上、労働の国際比較を研究領域とし、移民、外国人労働者をテーマの一つとしてきた筆者にとっては、こうした時代が来ることはかなりの程度、想定できることではあった。
    閉鎖的になる先進国:イギリスの変化
    他方、世界に目を転じると、これまで概観してきた移民の急増と対する受け入れ国側の閉鎖的政策への転換が目につく。アメリカについては、大統領選の争点ともなっている近年の変化(1-4)を記してきた。バイデン大統領は、移民政策では手際が悪く、共和党と変わりなくなってしまった。
    今回は、ヨーロッパ、とりわけEU脱退後のイギリスの閉鎖政策への移行を取り上げてみたい。このイギリスの移民対応政策は、従来の送り出し国への送還策に対して、かなり異例な内容であり、注目を集めている。
    イギリスとルワンダの距離
    Source:BBC
    イギリス海峡をボートなどで渡ろうとして、沈没などで事故死する人たちについては、しばしばメディアの記事となってきた。難民としての渡航者の数も増加してきた。2024年5月現在、累計2024人が難民としてイギリス海峡をボートで英国へと渡っている。政府としては、イギリスはもはやコントロール不能に近いほどの移民・難民を受け入れているとして、不法入国者をこれ以上、英国内に受け入れることは不可能に近いと述べている。
    ボートでイギリス海峡を渡った人々
    イギリス内務省統計
    Souce:BBC
    イギリス海峡をボートなどで渡ろうとして、沈没などで事故死する人たちについては、しばしばメディアの記事となってきた。難民としての渡航者の数も増加してきた。2024年5月現在、累計2024人が難民としてイギリス海峡をボートで英国へと渡っている。政府としては、イギリスはもはやコントロール不能に近いほどの移民・難民を受け入れているとして、不法入国者をこれ以上、英国内に受け入れることは不可能に近いと述べている。
    議論を呼んでいる新たな難民政策は、ヨーロッパ、アフリカなどからイギリス海峡をボートなどで渡ってきた庇護申請者、難民をイギリスからおよそ6500km離れたアフリカ東部の内陸国ルワンダへ難民申請者として移送するという内容である。2022年4月、ボリス・ジョンソン政権の時に提示された。2022年1月以降、イギリスに不法入国を図った庇護申請者をルワンダへ移送するという計画である。4月には両国間で協定に署名がなされ「移送と経済的パートナーシップ」あるいは「ルワンダ・プラン」( ‘Migration and Economic Partnership’, or ‘Rwanda Plan’)と称される協定が締結された。移送された庇護申請者はイギリスではなく、ルワンダで申請を行うことになる。難民として認可されると、アフリカ東中央に位置する内陸部のルワンダに滞在することが認められる。
    この新しい政策は提示された当時は実現することなく、現在のリシ・スナーク政権に受け継がれている。いまやスナク首相の主要政策の一つで、首相はこれが不法移民の抑止につながるとしてきた。
    イギリス政府は、ルワンダを移送先に選んだ理由として、難民条約に加わっていて難民が迫害を受ける恐れがないと主張している。
    さらに、イギリス政府は、これまで多数の犠牲者を出してきた英仏海峡を渡る危険な渡航をやめさせ、人身売買業者の活動を阻止するために必要な計画だとしている。しかしこれに対して、160以上の慈善団体や活動団体、宗教指導者、野党などから批判の声が出ている。
    こうした中、英控訴院は2022年1月13日、ルワンダへ移送する計画の第1便の出発を許可したが、翌14日には、欧州人権裁判所(ECtHR)の[移送を差し止めるべきだ」とする判断を受け、出発は中止となった。それ以降、ルワンダ移送は実現はしていない。
    ===========
    ルワンダ共和国、通称ルワンダは、東アフリカにある内陸国。イギリス連邦。東アフリカ共同体、アフリカ連合加盟国である。ルワンダ虐殺(1994年)を経て、当時の反政府軍司令官であったポール・カガメが大統領。欧米の支援の下でルワンダへ奇跡的な復興と発展させたことが評価される一方、反体制派への弾圧や任期延長などが批判されている。 2020年代においては、アフリカ諸国の中でも治安は良い部類に入る。2009年にイギリス連邦に加盟。
    ===========
    ルワンダはUNHCR=国連難民高等弁務官事務所と協力し、スーダンやソマリアなどの難民申請を希望する人たちを受け入れるなど実績があるなどとしている。
    さらに、イギリス政府はルワンダ政府に対して、受け入れを支援するなどの名目で2億4000万ポンド、日本円でおよそ460億円を援助したとしている。
    他方、イギリス人の多くは、難民にも申請先を選ぶ権利が基本的自由としてあるべきだとしている。イギリスを目指して、危険な旅を続けてきた人々は、ルワンダという思いがけない国へ強制送還され、先の見えない人生を送ることになる。
    国連難民高等弁務官は「この法案は難民条約に違反し、助けを求める人々を保護してきたイギリスの長い伝統から逸脱するものだ」と批判し、計画の見直しを迫っている。
    2024年1月18日、英下院は、不法入国者のルワンダ移送法案を可決した。最高裁判断を回避する内容になっている。しかし、このこのプランが実行に移され、機能するか、今の段階で帰趨は明らかではない。
    移民・難民に対する基本的視点は、彼らが生まれる国土が安定的に保たれ、雇用などの機会が生み出されることが第一であり、そのためには政治的・経済的安定を長期に渡って維持できる基盤を形成することが最も望ましい方向ではないか。しかし、それにも関わらず生まれる海外への流出者に対しては、国際機関などの適切な介入を経て、特定の国へ集中しないよう極力努力する以外に道はない。
    現状は残念ながら、ウクライナ、ガザ戦争に象徴されるように自国が破滅的な状態に陥ったり、専制的政治などで国内に政治・経済的あるいは社会的不安が蔓延し、貧困、窮乏、迫害などが常態化している国々も少なくない。
    2023年時点で、生まれた国の外に移住している人の比率は、世界人口の3.6%に相当し、1960年の3.1%と比較して、それほど増加しているほどではない。しかし、移民・難民は特定の国々を目指すため、移住の目的地とされた国々では、先住者との間に摩擦、衝突が起きると、しばしば大きな政治問題ともなる。国境の開放は、摩擦の減少に寄与し、資源配分の上でも望ましいとしても、多数の先住者にとっては同意し難いものとなる。
    移民がネイティブな先住者よりも新たなビジネス機会の開拓など、創造性、起業化などで優れているとの結果も提示されているが、有権者には十分伝わっていない。皮肉なことに、現在のイギリスの首相は植民地時代の英連邦国家の子孫でもある。
    移民、難民には、さまざまな誤解、偏見がつきまとい、今日の政治のように混迷を深めるのだが、その実態を客観的に観察、理解することが中・長期的に最も望ましい解決であることを強調しておきたい。

    桑原靖夫・花見忠『明日の隣人 外国人労働者』東洋経済新報社
    同上『あなたの隣人 外国人労働者』東洋経済新報社
    ”How to detoxify migration politics” The Economist, December 23rd-january 5th 2024
    再び高まる移民・難民問題の壁
    移民政策を追って(160)
    2024年05月
    今週のお題「#旅行」をチェック

  13. 2024/05/14 00:41:07 婚活含むアンテナおとなりページ

    結婚したくない理由(男性編)
    【結婚願望ナシ男性】したくない《理由》トップ3…約7割が回答した1位の理由とは?
    主婦向けの情報メディア「SHUFUFU」が、「結婚願望がない男性」に関するアンケート調査を実施し、その結果を発表しました。調査は、2024年5月、現在未婚で結婚願望がない男性180人を対象に、インターネット上で行われました。
    それによると、「結婚願望がない理由」に関して、1位が「生活の自由を制限されたくないから(45.6%)」、2位「誰かと一緒に生活するのが苦手・不安(36.1%)」、3位「お金を自由に使いたいから(35.6%)」でした。
    他にも「経済的に自信がないから」とか「結婚に対してネガティブなイメージがあるから」なんかも上位になっているが、この2つはもう少し国でフォローしてもいいと思うけどな。出会いの機会を増やすという前に、個人のコミュニケーション能力や結婚に対するイメージとかフォローすべきところはいっぱいあると思うわ。

  14. 2024/05/13 15:28:55 特殊清掃「戦う男たち」含むアンテナおとなりページ

    血の海と家族
    2024-05-13 06:36:07 | 特殊清掃 消臭消毒
    マンションの一室、和室で中年女性が手首を切って自殺した。同居の夫や子供達がいる家だった。依頼者は故人の夫。
    私が現場に着いた時はもう遺体はなく、血が4畳分くらいに広がっていた。よく「血の海」と言うが、まさにそんな感じ。部屋中に血生臭い匂いが充満していたし、視覚的にもかなりインパクトのある光景だった。特殊清掃をやっていても、血の海状態の現場は少ない。
    「人間の身体って、こんなに血が入ってんだぁ・・・」と妙に感心するくらいだった。
    とりあえず、作業料金の見積書を書いて御主人と話した。夫は予想外に平静で、子供達も普通に家の中を往来していた。とても妻・母が自殺したような動揺は家族には見えなかった。なんとも言えない妙な感じだった。
    それどころか、夫は作業費用の見積りに対して、細かい質問を連発して値切ってきた。
    私は、ビジネスライクな感覚は持ちつつも(仕事だから当然)人の不幸につけ込むような見積りはしないし、料金についての駆け引きもほとんどしないので、仕方なくわずかな値引きには応じたが、それでは満足できない夫は更に値引きを要求してきた。
    雰囲気的には、リフォームや引越しの際の料金交渉をやっているようなノリで、違和感を覚えた。妻が自殺したばかりの和室は血の海になったままだというのに、そう高くもないお金のことばかりに気にしている夫って一体・・・。
    私自身が苛立ちはじめ、
    「値引きはできない」
    「当社に発注しなくてもいい」旨を伝えた。
    すると、ようやく夫も折れて、渋々注文書にサイン。
    血液は畳や床板に染み込んで凝固する前に拭き取った方がいいので、イレギュラーだったが、血の拭き取り作業だけはその場で急いで取り掛かった。全部の血を拭き取るのに、相当量の吸水紙を使った。そして、翌日、畳を撤去。周りの住民に配慮する必要もあり、一枚一枚を不透明のシートに包んで搬出。最後に除菌消臭剤を噴霧して作業を完了した。
    別に、礼を言ってもらう必要もないが、夫も子供達も終始無愛想なままで、気分が浮かないままでの仕事となった。こういう仕事だからこそ、元気にやりたかったのに・・・。
    自殺したのがどんな奥さんだったのかは知らないが、残された家族が手厚く供養してあげるよう願うしかなかった。
    トラックバック 2006/06/12 08:58:05投稿分より
    -1989年設立―
    特殊清掃専門会社
    ヒューマンケア株式会社
    0120-74-4949

  15. 2024/05/11 03:54:55 りんかん老人読書日記含むアンテナおとなりページ

    2024年5月10日金曜日
    国会図書館デジタルコレクションで読みたい本
    (この記事、これからもっと育てます。)
    1.吉田健一著作集 集英社 1978.10
    2.森有正全集 1 モリ, アリマサ 筑摩書房 1978.6
    3.新輯内田百間全集
    4.ツヴァイク全集 みすず書房 1973
    5.トーマス・マン全集 新潮社 1972
    6.漱石詩集全釈 : 共同研究 佐古純一郎 [ほか] 二松学舎大学佐古研究室
    7.荷風全集 永井荷風 中央公論社 1949
    8.荷風全集 永井荷風 岩波書店 1971
    9.カフカ全集 新潮社 1980.11
    10.モンテーニュ全集 1 (モンテーニュ随想録 1) 関根秀雄 訳 セキネ, ヒデオ 白水社 1982.11
    11.渡辺一夫著作集 1 (ラブレー雑考 上巻) 増補版 ワタナベ, カズオ 筑摩書房 1976
    12.辰野隆随想全集 1 (忘れ得ぬ人々) タツノ, ユタカ 福武書店 1983.
    13.文体の発見 : 本居宣長から中島敦まで 増補版 粟津則雄 著 アワズ, ノリオ 青土社 1983.2
    14.サン=テグジュペリ著作集 1 Saint-Exupery, Antoine de みすず書房 1983.10
    15.革命的半ズボン主義宣言 橋本治 著 ハシモト, オサム, 1948-2019 冬樹社 1984.12 など11冊
    16.ボーヴォワールとサガン 書誌情報 著者 朝吹登水子 著 出版者 読売新聞社 出版年月日 1967 https://dl.ndl.go.jp/pid/1698573/1/8
    17.『ヴァルター・ベンヤミン著作集』1 (暴力批判論),晶文社,1969. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/12587505 (参照 2024-05-04)
    18.『古川ロッパ昭和日記』戦前篇 (昭和9年~昭和15年),晶文社,1987.7. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/12436173 (参照 2024-05-04)
    19.『鶴見俊輔著作集』5 (時論・エッセイ),筑摩書房,1976. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/12407802 (参照 2024-05-04)
    20.岡本好古 著『仰ぎ見れば蒼い空』,集英社,1975. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/12547561 (参照 2024-05-04)
    21.ディック・フランシス 著 ほか『査問』,早川書房,1977.5. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/12584978 (参照 2024-05-04)
    22.内田百間 著『定本阿房列車』,六興出版,1984.10. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/12566776 (参照 2024-05-04)
    23.I.アシモフ 著 ほか『天文学入門 : 宇宙はここまで解明された』,光文社,1977.3. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/12621227 (参照 2024-05-04)
    24.『井伏鱒二全集』第1巻,筑摩書房,1964. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/1667125 (参照 2024-05-04)
    25.『定本西脇順三郎全詩集』,筑摩書房,1981.1. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/12545152 (参照 2024-05-05)
    26.新倉俊一 著『西脇順三郎全詩引喩集成』,筑摩書房,1982.9. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/12463877 (参照 2024-05-05)
    27.鍵谷幸信 著『詩人西脇順三郎』,筑摩書房,1983.7. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/12463887 (参照 2024-05-05)
    28.植草甚一, 鍵谷幸信 編『コルトレーンの世界』,白水社,1978.1. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/12434071 (参照 2024-05-05)
    29.『サリンジャー選集』第1,荒地出版社,1968. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/1699087 (参照 2024-05-05)
    30.山西英一 訳『ノーマン・メイラー全集』第1 (裸者と死者 第1),新潮社,1969. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/12586458 (参照 2024-05-05)
    投稿者 hiro 時刻: 23:45 0 件のコメント:
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    2024年5月8日水曜日
    SOLIDA2階BOOKS HIROへの行き方
    投稿者 hiro 時刻: 6:49 0 件のコメント:
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    ▼ 2024 (2)
    ▼ 5月 2024 (2)
    国会図書館デジタルコレクションで読みたい本
    SOLIDA2階BOOKS HIROへの行き方
    ► 2023 (8)
    ► 6月 2023 (1)

  16. 2024/05/10 20:51:49 本を読む | 論創社含むアンテナおとなりページ

    2024.05.08
    矢口英佑のナナメ読み #083 『スマホ社会と紙の本』
    2024.05.08
    矢口英佑のナナメ読み #083 『スマホ社会と紙の本』

  17. 2024/05/09 23:25:47 THATTA ONLINE含むアンテナおとなりページ

    2024.5.9 更新
    5/9 SFファン交流会レポート(大野万紀)を登録しました。
    ISSUE THATTA ONLINE 最新号です(24/05/09)
    SERIAL INDEX 連載記事の索引です(24/05/09)

  18. 2024/05/09 21:20:35 銀髪伯爵バードス島綺譚含むアンテナおとなりページ

    2024年5月9日木曜日
    映画『散歩する霊柩車』
    NEW !
    日本映画専門チャンネル
    2019年12月放送
    ★★ いわゆるひとつのB級ミステリ映画
    樹下太郎が雑誌『宝石』へ発表した小説「散歩する霊柩車」を、1964年に映画化したもの。
    今でもソフト化はされていない様子。
    さえないタクシー運転手の麻見(西村晃)は、女房のすぎ江(春川ますみ)が複数の男と不貞を重ねている事実を知り、彼女を絞殺。自殺したテイにサクっと偽装した上で、すぎ江の浮気相手の男達から金を巻き上げるべく行動を開始する。コンゲームとは違うけど、騙したかと思えば騙されていたり、ブラック・コメディ色を纏ったミステリ映画だ。
    西村晃は昔から好きな役者で、本作のセコい小悪党のみならず、どんな悪役/怪人を演じても、クリストファー・リーばりの風貌と、あの美声に得難いものを感じる。声優として彼をマモー(映画『ルパン三世~ルパンvs複製人間』)にキャスティングした人は具眼の士といえるし、逆に黄門様なんぞやらせた奴は万死に値する。
    そう出番は多くないとはいえ、西村晃と並んで目を引くのは、
    まだ中堅クラスで藻掻いていた時代の渥美清。
    彼の演じる霊柩車運転手・毛利は最初と最後しか出てこないわりに抑えた演技が効いており、
    イヤ~な目付きと滲み出る胡散臭さが強烈な印象。
    この頃の渥美は映画『拝啓天皇陛下様』でスマッシュ・ヒットを放ち、本作もトメ扱い(キャスト・クレジットで一番最後に表示される出演者のこと)ではあるが、小林信彦の評伝『おかしな男 渥美清』では『散歩する霊柩車』について何も言及されず。フジテレビのドラマで、テキ屋の寅として大ブレイクのきっかけを掴むまで、あと四年待たなければならない。
    麻見(西村晃)の女房・すぎ江は毛利(渥美清)よりずっと重要な役柄で、男好きのする肉感的なキャラクターの筈なんだが、どうも春川ますみだと胸焼けがして困る。
    いやブラックとはいえ、笑わせる要素も必要なストーリーだけに、変に整った女優だとコメディな部分が引き出せなくなるのは解るけど、ひたすら田舎臭く、でっぷりしたこの人の感じは申し訳ないけど私にはムリだな~。そこそこ許せる範囲の女優がすぎ江の役を演じていたなら、映画自体の評価もグッと上がったんだが、たった一人の配役が私には受け付けなかった。春川ますみって結局、1970年代以降の『江戸を斬る』での口うるさい女将のイメージが付き纏ってしまうね。菊池俊輔の音楽は ◯。
    (銀) 考えてみると、声だけの演技のマモー役と同じぐらい俳優・西村晃の魅力を引き出している映画やドラマって、どれぐらいあるのだろう?怪奇キャラなんか結構ノリノリでやっていたらしく、日本にもハマー・フィルム・プロダクションのような会社があったら、西村はその道でなお一層、成功を収めていたに違いない。
    時刻: 5月 09, 2024
    ラベル: <映像>, 樹下太郎
    「山蟹に呪はれた女」は過去の時代から連綿と繋がるコワ~い因縁もの。内容の安定感では「妖奇の船」より上か。鮎川哲也が編んでいた往年のアンソロジーに入っていてもなんら遜色の無い出来なのに、「妖奇の船」といい、どうして今迄知られていなかったのか不思議でならない。「女白波二代記」は明治の御維新によって世の中が変わりつつある江戸を舞台に、脛に疵持つ母の哀感を描いている。この作だけは探偵趣味から若干外れるかもしれないが、それにより三篇のバラエティが豊かになって好印象を受けたので、少々の問題には目をつぶり本書は満点にした。
    <映像> (25)
    樹下太郎 (1)
    5月 2024 (3)

  19. 2024/05/07 00:04:31 読書感想文(関田涙)含むアンテナおとなりページ

    YouTube
    YouTubeを始めました。
    オリジナルのショートショートを朗読(音声合成)しています。
    ジャンルは、SF、ホラー、ミステリー、ファンタジー、ユーモアなどのエンターテインメント系です。
    www.youtube.com
    sekita_namida 2024-05-04 12:00 読者になる
    YouTube

  20. 2024/05/01 09:43:40 八ッ場あしたの会含むアンテナおとなりページ

    2024/04/21 川辺川ダム水没予定地、五木村も受け入れ正式表明、住民からは反発も

  21. 2024/04/29 08:56:27 こころなきみにも含むアンテナおとなりページ

    2024-04-26
    24年度後期 ドストエフスキーとバフチン講座(奈良)の御案内
    「ドストエフスキーを読む」
    【奈良講座】
    「ドストエフスキーとバフチン」
    東大寺そばの日本庭園が美しいカフェでお茶菓子をいただきながら、ドストエフスキー作品を読み深めていく講座です。ロシアの思想家バフチンの「ポリフォニー論」による解説とドストエフスキーの思想的・政治的・文学的観点について述べながら、生きることの意味を問うていきます。
    講師 萩原俊治(大阪府立大学名誉教授)
    定員: 15名(先着順)
    受講料: 15000円(資料代込)
    開講日: 2024年 7月~11月
    講座日: 7/6、7/20、8/3、8/17、9/7、10/5、10/19、11/2、11/16、11/30
    (※月2回程度の開催予定です。日程は変更になる可能性もございます。)
    1学期10回・土曜日開催(月2回程度※大阪講座とは別の日になります)
    時間: 15時~16時30分
    前・後期合わせて年間20回の講座です。
    ※カフェ開催のため、お茶菓子代500円(税込)が各自ご負担となります。飲食物の持ち込みはご遠慮下さい。
    【使用テキスト】※各自で事前にご購入下さい。
    『ドストエフスキーの詩学』(ミハイル・バフチン著、望月哲男/鈴木淳一訳・ちくま学芸文庫)
    『ドストエフスキーのエレベーター――自尊心の病について』(萩原俊治著、イーグレープ)
    『カラマーゾフの兄弟』(全三冊/原卓也訳・新潮文庫)
    場所:オレンジカフェ すいもん
    (社会福祉法人 晃宝会)
    営業時間[火・水・金・土]11:00~15:00
    住所:〒630-8208 奈良県奈良市水門町47-3
    近鉄奈良駅より徒歩15分
    奈良交通バス停留所「押上町」「県庁東」より徒歩5分
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    【申込方法】 Eメール
    ①氏名②電話番号③郵便番号・住所をご記入の上、
    下記へお申し込み下さい。
    Eメール:chinden-donburago430@outlook.jp
    ※お申込みの際の個人情報は、本講座の事務連絡および案内にのみ使用いたします。利用目的以外の使用については一切いたしません。
    講師・萩原俊治のブログ「こころなきみにも」リンク
    https://yumetiyo.hatenablog.com/
    yumetiyo 2024-04-26 11:10 読者になる
    2024-04-26
    24年度後期 ドストエフスキー講座(大阪)ご案内
    「ドストエフスキーを読む」
    【大阪講座】
    ドストエフスキーの小説はなぜこんなに面白いのか。
    思想的・政治的・文学的観点による説明も入れながら、ドストエフスキー読書体験が持つ唯一無二の魅力を味わい、生きることの意味を問うていきます
    日程 2024年 7月13日(土)開講
    1学期10回・土曜日開催(月2回程度・半年毎に更新)
    講座日 7/13、7/27、8/10、8/24、9/14、9/28、10/12、11/9、11/23、12/7
    (※月2回程度の開催予定です。日程は変更になる可能性もございます。)
    【使用テキスト】※事前に各自ご購入をお願いします
    『カラマーゾフの兄弟』(全三冊/原卓也訳・新潮文庫)
    会場 大阪市生野区民センター
    大阪市生野区勝山北3-13-30
    JR環状線 桃谷駅改札口より南東へ800m
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    【申込方法】 Eメール
    下記へお申し込み下さい。
    講師・萩原俊治のブログ「こころなきみにも」リンク
    https://yumetiyo.hatenablog.com/
    yumetiyo 2024-04-26 11:07 読者になる
    2024 / 4

  22. 2024/04/21 21:15:08 二階堂黎人 恒星日誌含むアンテナおとなりページ

    2024.04.21
    書肆盛林堂を長距離センサーで探索。エドモンド・ハミルトンの『暗殺者の谷』を発見。トランスワープ・チューブを形成後、緊急転送収容。
    昨夜、買い物と食事。低い縁石を乗り越えたはずなのに躓き、転がってしまう。幸い、膝と掌の擦りむきだけ。年を取ると、元々ないに等しい運動神経がさらに悪くなる。
    2024.04.19
    [新刊]
    天祢涼『殺人の過去があったらどうしますか』角川春樹事務所
    『スタートレック/ディスカバリー』シーズン5の3話と4話を見る。できれば、まだ行ったことのない(見たことのない)星を舞台にしてほしいものだ。
    今週に入ってから、山桜、桜、コブシ、スイレンなどがいっせいに咲いた。春だなあ。家の雪囲いなども外す。
    トヨタがランクル250を売り出したようだが、あんなのが日本を走ったら、大きくて邪魔なだけだ。何しろ横幅が2メートル近くある。
    また、最近、高速道路のPAに長時間駐車をしている運送トラックなどが問題になっているようだが、あれだって、トヨタが自慢気にカンバン方式とやっているからだろう。カンバン方式をやめさせたら、解決するんじゃないの。自分の所の荷物を運ぶ車は、自分の所の敷地に停めさせたらいいだけの話。自社の利益に供する効率を優先して、余所様に迷惑をかけるな、と言いたいね。

  23. 2024/04/06 22:20:32 かなり危険な日記帳。含むアンテナおとなりページ

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    (04/03)新刊告知 辻野久憲試論 第三の磁場
    日記(549)
    2024年04月(1)
    2024年04月03日
    新刊告知 辻野久憲試論 第三の磁場
    テスト印刷のokがでました。
    以下の内容で、私刊本を刊行します。
    題名 「第三の磁場 辻野久憲試論」
    サイズ B6
    ページ 40ページ
    予価 500円
    刊行予定日 4月18日
    ジョイス「ユリシーズ」の訳者のひとりであり、「萩原朔太郎の人生読本」の編者・フランス文学者、辻野久憲は、早くに、梶井基次郎、堀辰雄、宇野浩二らとと交わり、最晩年は、フランスのカトリック作家・フランソワ・モーリアックに接近し、短い生涯を終える。
    辻野久憲は、結果的に、遠藤周作の文学的出発点たる、日本におけるキリスト教の受容という問題を先駆けている。
    卒論は、ネルヴァル研究であり、この点では中村真一郎を先駆けている。
    だが、辻野久憲は、私小説にも接近していた。辻野が遺した日本人作家に関する評論は、宇野浩二論、嘉村磯多論がある。宇野浩二も辻野の追悼文で指摘しているように、辻野は、自身の生活の芸術化という課題を追求していたフシがある。
    本書は、辻野の最晩年の創作「旅の手帖」を論じながら、宇野浩二「富士見高原」との対比をおこない、辻野久憲と私小説のかかわりについて考察した。
    販売先は、神保町パサージュ、未踏の大地になります。
    【関連する記事】
    田中涼子「光の方へ」に寄せて
    木屋佳子「旅人の手記」をめぐって
    「異国の女に捧ぐ散文」をめぐって
    詩人、加藤龍門について
    posted by りき at 22:56| ロンドン ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | |

  24. 2024/04/06 15:59:26 orangestarの雑記含むアンテナおとなりページ

    2024-04-05
    社会的な成功に『柔道(武道)ができる』という時代があった
    『なぜ木村政彦は力道山を殺さなかったのか』を読んで知ったのは、明治大正昭和の財界人、ヤクザ、実業家、みんな若いころに柔道をやっていて、そのコミュニティでどんどん人脈が広がり、それで社会的に成功していったので、社会的な成功に『柔道がそれなりにできる』が必須だったこと。
    勉強ができるだけでは駄目で、社会的成功には文武両道が求められていた時代だったのかな、と思う。柔道家の視点からのドキュメンタリーなのでそうでない部分も多かったと思うが、映画「風立ちぬ」でも主人公は柔道が強かったし、やはりそういうのがあったのだと思う。
    それが昭和後期(戦後)になると野球やラグビーになって(これはGHQによって武道が禁止されたところが大きいと思う)そして、大企業への就職や、取引なので、どこどこ大学の野球部(ラグビー部の)だれだれ、という形で、人脈が作られて行ったのだと思う。社会的成功にスポーツが必須だった。
    今はそういうスポーツによる社会的資本の囲いは無くなってしまったように見える。しかし、これはいいことでない。全然いいことではない。むしろ悪い。
    今、現在起こってる社会的資本の囲い込みは、出自であったり出身の社会的階層によってなされるようになってしまったからだ。
    かつて、スポーツによって人脈が形成されえた時代は、出身や出自に関係なく、ただスポーツができれば(できなくてもそこに所属していてある程度人間関係ができていれば)その人脈をたどって知り合いを作ることができた。
    今はそれがなくなり、社会的階層を越えて強く人をつなげる役割を果たすものがなくなってしまった。
    『縦の旅行』と『横の旅行』という言葉がある。縦、とは、その住んでる地域での社会階層を越えての交流で、横、とは地域を越えて別の文化圏のしかし同じ社会階層の人間との交流のことをいう。
    今は、本当に縦の旅行が失われてしまい、違う社会階層にいる人間の姿が見えなくなっている時代だと思う。人を縦に縦断させるための、強い、社会クラスタを越える文化というものが今は、ない時代なのだと思った。よくない。多分これは良くないんだろうけど。どうしたら良いのかわからない。
    そういうのを、『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』を読みながら考えました。この本の本筋とは大きくずれた話ですが。
    木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか
    作者:増田俊也
    新潮社
    orangestar 2024-04-05 10:47 読者になる

  25. 2024/04/05 19:48:03 orangestarの日記含むアンテナおとなりページ

    2024-04-05
    社会的な成功に『柔道(武道)ができる』という時代があった
    『なぜ木村政彦は力道山を殺さなかったのか』を読んで知ったのは、明治大正昭和の財界人、ヤクザ、実業家、みんな若いころに柔道をやっていて、そのコミュニティでどんどん人脈が広がり、それで社会的に成功していったので、社会的な成功に『柔道がそれなりにできる』が必須だったこと。
    勉強ができるだけでは駄目で、社会的成功には文武両道が求められていた時代だったのかな、と思う。柔道家の視点からのドキュメンタリーなのでそうでない部分も多かったと思うが、映画「風立ちぬ」でも主人公は柔道が強かったし、やはりそういうのがあったのだと思う。
    それが昭和後期(戦後)になると野球やラグビーになって(これはGHQによって武道が禁止されたところが大きいと思う)そして、大企業への就職や、取引なので、どこどこ大学の野球部(ラグビー部の)だれだれ、という形で、人脈が作られて行ったのだと思う。社会的成功にスポーツが必須だった。
    今はそういうスポーツによる社会的資本の囲いは無くなってしまったように見える。しかし、これはいいことでない。全然いいことではない。むしろ悪い。
    今、現在起こってる社会的資本の囲い込みは、出自であったり出身の社会的階層によってなされるようになってしまったからだ。
    かつて、スポーツによって人脈が形成されえた時代は、出身や出自に関係なく、ただスポーツができれば(できなくてもそこに所属していてある程度人間関係ができていれば)その人脈をたどって知り合いを作ることができた。
    今はそれがなくなり、社会的階層を越えて強く人をつなげる役割を果たすものがなくなってしまった。
    『縦の旅行』と『横の旅行』という言葉がある。縦、とは、その住んでる地域での社会階層を越えての交流で、横、とは地域を越えて別の文化圏のしかし同じ社会階層の人間との交流のことをいう。
    今は、本当に縦の旅行が失われてしまい、違う社会階層にいる人間の姿が見えなくなっている時代だと思う。人を縦に縦断させるための、強い、社会クラスタを越える文化というものが今は、ない時代なのだと思った。よくない。多分これは良くないんだろうけど。どうしたら良いのかわからない。
    そういうのを、『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』を読みながら考えました。この本の本筋とは大きくずれた話ですが。
    木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか
    作者:増田俊也
    新潮社
    orangestar 2024-04-05 10:47 読者になる

  26. 2024/03/28 04:30:26 となりの801ちゃん+含むアンテナおとなりページ

    となりの801ちゃん+
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  27. 2024/03/28 03:12:48 両世界日誌含むアンテナおとなりページ

    両世界日誌
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  28. 2024/03/19 17:31:59 エストニア共和国より愛をこめて含むアンテナおとなりページ

    2017年6月29日木曜日
    「正義」を振りかざすクレーマーたちのせいで、社会はこうなった
    (※本記事は2017年6月29日投稿の記事を再公開したものです。外部サイト記事へのリンクを修正済み)
    ヨーロッパに来てもうすぐ2年になりますが、やはりヨーロッパに比べると日本の人権水準はかなり劣りますね。
    特に社会的に弱い立場にある人たちへの態度が凄まじいですよね。ヨーロッパでは公共交通機関で車椅子やベビーカーを利用している人がいると周囲の人がごく当たり前に手助けしますが、日本ではそういったことはあまり見かけません。それどころか、「なんで公共の場所に車椅子やベビーカーでやってくるんだ、周りの迷惑を考えろ!!」などという執拗な攻撃が始まるわけですから、とても近代国家とは思えない人権レベルです。
    なんでこういうことを書いているのかというと、わざわざ説明するまでも無いかもしれませんが、日本の航空会社が起こしたこの事件に対しての「ネット上の反応」を読んだからです。
    車いす客にタラップはい上がらせる バニラ・エアが謝罪(朝日新聞)
    https://web.archive.org/web/20170627212137/http://www.asahi.com/articles/ASK6H4HCWK6HPPTB004.html
    いまでこそ「バリアフリー」という概念も定着して来ていますけれども、ここまで来るのに大変な闘いがあったわけですよね。「車椅子でも乗れるような床の低いバスを開発してほしい」「公共施設にスロープを取り付けてほしい」「駅にエレベーターを設置してほしい」「壁に手すりがあると助かる」みたいな要望を根強く続けてきた人たちがいたおかげで、社会的弱者とそうでない人たちとの間の障壁は着実に縮まってきています。
    この航空会社も今回の件は反省して、奄美空港にも車椅子でタラップを昇れる設備を整備することになったと書いてありますね。こういった人たちの地道な闘いの末に、ちょっとずつ人権の範囲が拡大されているんだな、というのがよくわかる例ですよね。社会的弱者であるかどうかにかかわらず、わたしたちの誰もが「どこかの誰かが闘って勝ち取ってくれた権利」の恩恵を享受しているはずです。
    しかし、さすがに人権水準の劣悪な日本のことですから、こういう事件についてはとうぜんのごとく社会的弱者の側を徹底的に攻撃する声が凄まじい勢いであがるわけです。「ふざけるな、身体障害者であることを盾にとって無茶苦茶なクレームを付けやがって!!」と。
    元電通勤務のバリアフリー研究所代表が、バニラエアに対して行った「タラップを這い上がる」行為は正しかったのか?(リンク先非公開)
    https://togetter.com/li/1124431
    この人たちって、自分たちに与えられている「権利」が、空から勝手に降ってきたものか何かだと思っているんですかね?
    あなたたちがさも当たり前のように享受している「基本的人権」だって、「『権利』を振りかざした『(彼らの言うところの)クレーマー』たちが、無茶苦茶な主張を無理やり力づくで押し通した結果に成立したもの」なわけですが、じゃあなんで何食わぬ顔でその権利をちゃっかり享受しちゃってるの?
    「車いすでも心配なく(飛行機を)利用できるようにしてほしい」というお願いですら「信じがたい理不尽なクレーム!!」「人権を盾にとった当たり屋!!」にしか思えないんだったら、あなたに与えられている権利の数々も先人たちの「執拗なクレーム」によって獲得されたものなんだから、タダ乗りしてないでさっさと返上しなさいよ。あらゆるタイプの人権って「いまのような扱いは不当だ!!」って訴えてきた人たちの闘いの末に拡大されてきたものなんだから。
    たとえば「有色人種のくせに『同じ人間として扱え!!』などという、いくらなんでも理不尽な、頭がおかしい主張を繰り広げるクレーマーども」が「正義」を振りかざして大挙して押し寄せて権利を主張した結果、「人種差別はいけません」ってことが国際的なコンセンサスになったわけでしょ。そんな「理不尽なクレーム」の末に獲得された権利の上にあぐらをかいているわけにはいきませんよね? だったらそんなものはさっさと返上して、サルとして扱われればいいじゃないですか。そのへんでバナナ食いながら芸でもやっていればいい。
    同様に「平民の分際で『参政権をよこせ!!』などという、あまりにも無茶苦茶な要求を力ずくでゴリ押ししてくる連中」が凄まじい数の「クレーム」を長年に渡ってつけ続けて勝利したおかげで、やっと身分に関わりなく参政権が保障されるようになったわけですよね。じゃあなんで「クレーマー」が力ずくで強奪した権利にちゃっかり便乗して利益を享受しているんですか。参政権なんぞ返上しなさいよ。
    ネトウヨがネットに好き勝手なことを書き散らせる権利だって、先人が血を流して闘った上で勝ち取ったものなわけですが、当然それも「大量のクレーマーたちが『正義』を振りかざし、延々とゴネ続けたために成立してしまった権利」なわけですよね? だったらさっさと「表現の自由」なんて差し出しなさい。同様に「生存権」とか「社会権」なんかもさっさと返上したらよろしい。何を素知らぬ顔でフリーライドしてんだって話です。
    時刻: 6月 29, 2017 0 件のコメント:
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    「正義」を振りかざすクレーマーたちのせいで、社会はこうなった
    (※本記事は2017年 6月29日投稿の記事を再公開したものです。外部サイト記事へのリンクを修正済み ) ヨーロッパに来てもうすぐ2年になりますが、やはりヨーロッパに比べると 日本の人権水準はかなり劣りますね 。 特に社会的に弱い立場にある人たちへの態度が凄まじいですよね。ヨー...
    6月 2017 (1)

  29. 2024/02/11 10:15:41 絶望日記含むアンテナおとなりページ

    『冤罪と人類 道徳感情はなぜ人を誤らせるのか』
    冤罪、殺人、戦争、テロ、大恐慌。
    すべての悲劇の原因は、人間の正しい心だった!
    我が身を捨て、無実の少年を死刑から救おうとした刑事。
    彼の遺した一冊の書から、人間の本質へ迫る迷宮に迷い込む!
    執筆八年!『戦前の少年犯罪』著者が挑む、21世紀の道徳感情論!
    戦時に起こった史上最悪の少年犯罪<浜松九人連続殺人事件>。
    解決した名刑事が戦後に犯す<二俣事件>など冤罪の数々。
    事件に挑戦する日本初のプロファイラー。
    内務省と司法省の暗躍がいま初めて暴かれる!
    世界のすべてと人の心、さらには昭和史の裏面をも抉るミステリ・ノンフィクション!
    ※宮崎哲弥氏が本書について熱く語っています。こちらでお聴きください。
    絶望書店主人推薦本
    『冤罪と人類 道徳感情はなぜ人を誤らせるのか』
    冤罪、殺人、戦争、テロ、大恐慌。
    すべての悲劇の原因は、人間の正しい心だった!
    我が身を捨て、無実の少年を死刑から救おうとした刑事。
    彼の遺した一冊の書から、人間の本質へ迫る迷宮に迷い込む!
    執筆八年!『戦前の少年犯罪』著者が挑む、21世紀の道徳感情論!
    戦時に起こった史上最悪の少年犯罪<浜松九人連続殺人事件>。
    解決した名刑事が戦後に犯す<二俣事件>など冤罪の数々。
    事件に挑戦する日本初のプロファイラー。
    内務省と司法省の暗躍がいま初めて暴かれる!
    世界のすべてと人の心、さらには昭和史の裏面をも抉るミステリ・ノンフィクション!
    ※宮崎哲弥氏が本書について熱く語っています。こちらでお聴きください。

  30. 2024/01/27 02:56:37 どんぺりもってこい含むアンテナおとなりページ

    domperimottekoi 2022-06-05 04:10 読者になる
    domperimottekoi 2022-03-05 23:29 読者になる
    domperimottekoi 2022-02-12 23:45 読者になる
    domperimottekoi 2022-02-12 12:56 読者になる
    domperimottekoi 2022-02-06 21:34 読者になる

  31. 2024/01/04 02:39:13 山上徹也を救え 含むアンテナおとなりページ

    (c) 2024 山上徹也を救え All Rights Reserved. / Designed by core

  32. 2023/07/31 19:55:29 連絡船含むアンテナおとなりページ

    2023-07-31
    メールアドレスの変更
    メールアドレスを変更しました。
    これまでのアドレスはもう使えません。
    御用の方はこちらの新しいアドレスからお願いいたします。
    profile.hatena.ne.jp
    kinoshitakazuo 2023-07-31 11:22
    メールアドレスの変更
    ▼ ▶
    2023
    2023 / 7

  33. 2020/06/23 07:33:41 名張人外境ブログ 含むアンテナおとなりページ

    「推理」することと〈欲望〉すること 江戸川乱歩「D坂の殺人事件」論
    Posted by 中 相作 - 2020.06.23,Tue
    雑誌
    立教大学大学院日本文学論叢 第14号
    編:立教大学大学院文学研究科日本文学専攻
    平成26・2014年9月?日 立教大学大学院文学研究科日本文学専攻
    A5判 128ページ
    「推理」することと〈欲望〉すること 江戸川乱歩「D坂の殺人事件」論
    栗田卓
    p73─90
    ▼立教Roots:立教大学大学院日本文学論叢 > 14(2014)> 「推理」することと〈欲望〉すること : 江戸川乱歩「D坂の殺人事件」論
    PR
    RAMPO Up-To-Date
    江戸川乱歩執筆年譜補遺

  34. 2019/01/24 01:50:47 新潟大学・三浦淳研究室含むアンテナおとなりページ

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