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▽泣きながら一気に書きました●11/17 09:28 2024-11-15短篇小説「み覚」短篇小説「わかりみが深いわね」辛子が頷きながらそう言うと、甘彦は小さく首をひねりながら、「でもおかしみはないよね」と言った。それはけっして楽しい話題ではなかったが、そんな中にも常におかしみを求めるのが甘彦だった。昼飯時のファミレスは混雑していて、なかなか注文の品は届かない。「でもおかしみが入ると、わかりみが減るじゃない」辛子はおかしみとわかりみは、相反する要素だと思っている。「いやおかしみが入ったほうが、わかりみもさらに増すはずだよ」やはり二人は価値観が合わないのかもしれない。「まあそう言われてみると、それはそれでわかりみが深いかも」辛子には意外と謙虚なところがあった。あるいはそれが自分の弱さでもあって、合わせにいった価値観は合っているとは言いがたいのかもしれない、とも感じていた。「そんなに簡単にわかりみが深まるとしたら、きみの
▽( ゚Д゚)<三行ブログ●11/16 17:04 ( ゚Д゚)<9の形の代替案( ゚Д゚)<9はひっくり返すと6だし( ゚Д゚)<qにも似ていて紛らわしいので( ゚Д゚)<丸の下中央に棒を付けた形にすると良いと思いました。
▽とは云ふもの丶お前ではなし●11/11 13:01 2024-11-11家具組立て物作りテーブルの脚を付け替えたのである。前に付けた四角いやつは、作ってみたらバランスが悪くてテーブルの端に体重をかけるとひっくり返ってしまうことがわかっていた。paseyo.hatenadiary.jpトシをとればとるほど目の前のものに手をついて立ち上がるわけで、逆にそれができないとかなり不便なことになる。そもそも咄嗟のときに体重をかけられないのはテーブルとしてダメだろう。いつか付け替えようと思っていたのを、ようやく重い腰を上げて実行したのである。四角いフレームから円筒状の4本脚に変更した。見た目は四角いのも好きだったが、丈夫そうに見えて揺するとギシギシいうのね。むしろ4本脚の方が揺れないのは意外だった。あと、四角の下の辺に埃が溜まっていちいちハタキをかけなきゃならんのが面倒くさかった。独立してればロボット掃除機が掃除してくれる。ひとり増える予
▽はじけるおと●11/10 05:46 2024-11-07■好きなもの、好きだったもの、好きになったもの。過去と現在の間を揺れながら、月のない夜に心地よい歌声に包まれた。18歳のときに母親から贈られたギターで最初に作った曲です。とはじまった歌は、子供のころに耳を当てて聴いた貝の音みたい。巻貝の暗がりの先はどう顔を傾けても見通せず、けれどそこにはいつも仄明るい予感があった。海の音がするよ、と手渡されたから、私は貝は生まれた場所の記憶をいつまでもその身にたたえているのだと思っていた。そして耳を傾けてくれる人にだけ、懐かしい記憶をそっと語ってくれるのだと。きゅるきゅるこぽぽ。横に寝そべる人の腹に耳を当てるとそこにも生まれた場所の音がある。自分の腹にも耳を当てられたらいいのに。空洞の、一度もそこに命を宿すことのないまま空になった、私の一番悲しい場所の音を聞いてみたい。熱心に自分の腹に耳を当てる女に応え、寝そべる人は
▽琥珀色の戯言●11/05 09:31 【読書感想】データ・ボール:アナリストは野球をどう変えたのか ☆☆☆☆2024 / 11本 (4299)野球 (132)
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