▽shorebird 進化心理学中心の書評など ●11/18 20:35 2024-11-17War and Peace and War:The Rise and Fall of Empires その93War and Peace and War: The Rise and Fall of Empires (English Edition)作者:Turchin, PeterPlumeターチンによるローマ帝国衰亡論.ターチンはローマ帝国の最初の分解フェーズの始まりをメタエスニックフロンティアがイタリアから離れ,人口増と均分相続で中流ローマ市民が没落始めたBC200年ごろに置く.またターチンはここで,西洋古代史では非常に大きなテーマである奴隷制の影響を整理する.第11章 車輪の中の車輪 ローマ帝国のいくつもの凋落 その4要するに転換点は紀元前2世紀だった.前期共和政のローマ貴族はローマの栄光のために死ぬことが出来たが,後期共和政のローマ貴族は誰が最も金
▽Minguss Journal ●11/15 17:48 2024/11/14Last Night The Light Came音楽があまりにも満ちているために静止して見える、心の中の風景。音楽が、今にも張り裂けて怒涛に流れてくるのを待っているような風景。そういうものが、一昔前からはっきりしている。それは濃紺の闇の中で、目を凝らしていると目が慣れてきて、やっと自分の掌の輪郭がうっすらと白くぼやけて見えてくるような、わずかな光の中にいるような・・そのような視界の世界。絵が描けたらどんなに良いかと思うくらいはっきりとしていて、いつかそれを音楽に表そうと思っている。あまりにも没入したい音楽のイメージがあると、できるだけそこから目をそらしてしまう癖がある。それはきっと、音に表してしまうことへの躊躇、表した時点で違うものになってしまう恐さから来るものであり、また、美味しいものは最後に食べたいという性分もあると思う。が、あまりに目をそらしている時間