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須雅屋の古本暗黒世界
●11/15 20:14
◎『北方ジャーナル』2024年12号発売中。http://hoppojournal.sapolog.com/e503989.html〇スガの連載「よいどれブンガク夜話」第179夜は澁澤幸子『澁澤龍彥の少年世界』――「兄は実生活ではほとんどバカと言っていい部分があった」であります。北鎌倉への新築移転、矢川澄子との離婚、独身時代に編集を担当した雑誌『血と薔薇』、それから実生活での徹底した「無能の人」(そこがまたカッコイイ!)ぶりについて、ちょこっと書いてます。連載エッセイ「古本屋女房の古本的日常」第131回は「結局怖いのは現実です」であります。このところ頻発し、札幌の豊平区でも発生した「闇バイト」強盗から、ひと昔、ふた昔前のバイオレンス小説を想い起し、小説にあるから現実にやってみようとした事件、それもミステリの王道である密室物と現実の事件についての関係について、ほんのほんのちょこっ

書物蔵
●11/10 10:10
2024-11-07みなとみらいで総合展みなとみらいけふは朝もはよから突撃準備。コーヒーを2杯分作ってのむ。家人がチーズのせトーストを焼いてくれるので食す。森さんを呼び出して筋斗雲に乗せ、一路、みなとみらいを目指す。途中、某所で渋滞に巻き込まれ辟易。これはナビの言う通りにして回避すべきだったと反省す。されどそこを過ぎるとスイスイと不思議に進みてあっというまにみなとみらいに到着す。さて見るべぇとて最初に皓星社ブースへ挨拶し、その後ちょっととしょけっととポスターセッションを見てから11時よりのアクセシビリティ講演を拝聴す。altのフィールドにいろいろ書き込む際の骨法をばレクチャーさる。終わってからちょっと一回りして昼飯。雑誌の記事直しにつきて森さんと相談。そうこうしているうちに尊敬するKさんが来るとのことで待ち受けていると、思った通り飯中のドトール前を通ったので呼んで合流し、一

装丁家・大貫伸樹の造本装丁探検隊
●10/07 04:21
2024-10-04【絵手紙を習う(76)……「絵手紙同好会」(於:ルピナス)で「ハロウィン&10月の風物詩」を描きました!】【絵手紙を習う(76)……「絵手紙同好会」(於:ルピナス)で「ハロウィン&10月の風物詩」を描きました!】今日のお題は「ハロウィン&10月の風物詩」。前回同様に今回も自宅で14枚も描いて、同好会に持って行きました。うち「鯵はアジフライがいい!」だけは、未完成のままにしておき、同好会で続きを描きました。『絵手紙同好会だより』右ページ下半分「ハロウィン」「松茸」「鬼灯」「野葡萄」「クリ」の5点は、私の絵手紙です。9月25日に「第51回住吉福祉会館開館記念 ルピナス演芸大会」が開催され、絵手紙同好会も絵手紙を一人3点ずつ展示しました。当日夕方には撤収される予定でしたが、10日経った昨日になってもまだ展示されていました。「好評のため継続して展示してほしい」という要望

内澤旬子 空礫絵日記
●09/17 04:26
寺山修司記念館私が大学生になる頃にはもうすでに寺山修司は亡くなっており、天井桟敷を観たわけでもないのですが、バブル末期の喧騒に合わせて生きていくことに不安と違和感を感じた一部の大学生たちは、かつてのカルチャーに憧れを持っていました。私もそんな一人でした。Z世代が昭和に憧れるよりはもっとマイナーでやさぐれた感じでしたね。円覚寺の学生座禅会にもそんな雰囲気はあったと思います。バイト先などで出会う年上の人たちからブリジットフォンテーヌだの、ジャックスだの、そして寺山修司を教わりました。小さな映画館で「田園に死す」と「草迷宮」を観たのでした。なんかすごいかもと思わせてしまうおどろおどろしい映像、大好きだった横溝正史の世界観がより一層ヒステリックになったような様子に圧倒されつつも、話としては田舎に生まれた「息子」の鬱屈なわけで、完全に蚊帳の外。「これは私の物語!!」みたいな

古本ソムリエの日記
●06/13 01:38
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