▽ヒデヨシ映画日記 ●01/09 12:47 「サンタクロースの眼は青い」「わるい仲間」ジャン・ユスターシュ~街をうろつくからっぽの日常~〓 Les Films du Losange◆「サンタクロースの眼は青い」ヌーヴェルバーグそのものを体現しているようなジャン=ピエール・レオがフランスの街角を闊歩し、女を口説き、タバコを吸い、悪友たちと悪さをしているだけで、なんだか雰囲気があってサマになる。ポスト・ヌーベルバーグを代表する映画監督ジャン・ユスターシュの47分の中編。モノクロ映像で『ママと娼婦』、『ぼくの小さな恋人たち』と併せて自伝的三部作の1本と言われている。ジャン=リュック・ゴダールが『男性・女性』で使わなかったフィルムを提供して撮影された作品。フランス南西部の街ナルボンヌ。定職のない青年ダニエル(ジャン=ピエール・レオ)は、パリの町では女に相手もされないと言って、ナルボンヌの町を悪友デュマ(ジェラール・ツェメルマン)とウ