book1111のアンテナ
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▽新・たこの感想文 ●12/21 00:41 20, 2024 22:26ま行の著者著者:松嶋智左日見署での事件を受け、県内の過疎地・佐紋署へと異動することとなった田添杏美。過去、十数年間、凶悪犯罪が起きていない佐紋署管内であったが、副署長就任早々、山間部で殺人事件が発生する。おりしも、隣の管内の事件による緊急配備の最中のことであった。さらに、ほぼ同時刻に管内の漁港で署員が意識不明で発見されるという事件まで起きて……シリーズ第2作。個人的には前作よりも楽しめたな、というのがまず第一。今回の舞台となるのは、県内の端・佐紋。農業、漁業と言った第一次産業が主な産業で、佐紋署の職員は総勢60名ほどという小さな警察署。殺人のような凶悪犯罪は十年以上も起きておらず、交通違反やら災害対策やらの対応が主な業務。そこに降ってわいたような凶悪事件……何というか、まず言えるのは、田舎ってクソだな、というところだろうか。先に書いたように、署員
▽人生を変えた一冊(文庫本中心の書評/読書感想)●12/19 18:44 「スカウト・デイズ」本城雅人オススメ度 ★★★★☆ 4/5プロ野球選手からスカウトに転向した久米純哉(くめじゅんや)はスカウトの伝説的な存在である先輩の堂神(どうがみ)とチームとしてスカウトとしての生き方を学んでいく。先日読んだ同著者の「ミッドナイト・ジャーナル」が報道についてのこれまで知らなかった視点をもたらしてくれたので、著者の他の作品も読んでみたいと思いこちらに辿り着いた。タイトルからスカウトの生き方を扱った作品だとはわかるので、映画にもなった「マネーボール」のような話を想像していたりもしたが、実際にはもっと古く泥臭い人間同士の駆け引きを描いている。スカウトの目的はドラフトでいい選手を獲得すること、と一般の人は思いがちであるし、実際その通りである。しかし本書を読むと、その先まで考えて自分達のチームが強くなること、少しでも優勝に近づくことを考えて選択をするスカウトがいることがわ
▽苗村屋読書日記(Blog) - livedoor Blog(ブログ)●12/15 02:40 2024年12月15日【映画】 『ボーン・レガシー』カテゴリ:覚書:映像覚書2024/52-コメント数:0 コメントby namurayaジェイソン・ボーン、シリーズ4作目。最初に登場する雪山を進んでいく屈強な男。彼が今回のボーンの敵役だろうと推測する。首にかけたピルケースから取り出した薬を服用している。意味深なシーン。そもそもボーン・シリーズは、CIAが秘密裏に人材を訓練し、殺人兵器に育てていたという政府の陰のプロジェクト。表沙汰にならないよう、関係者が隠蔽に走ったことで事態がどんどん悪化していくものだった。物語が進むに連れ、薬と殺人兵器として育てられた兵士との関係が見えてくる。肉体的な強靭さを維持する薬とメンタルを支える薬。彼は切れてしまった薬を入手しようと動き回る。いつになったらマット・デイモン演じるボーンが登場するのだろうと思っていたのだが、なかなか出てこない
▽tontonの終わりなき旅●12/10 06:13 2024-12-08『赤ずきん、ピノキオ拾って死体と出会う。』青柳碧人BOOK REVIEW赤ずきん、ピノキオ拾って死体と出会う。 (双葉文庫 あ 66-06)作者:青柳 碧人双葉社Amazon大ヒット作『赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。』の第2弾が登場!――おじさんにクッキーとワインを届ける途中、赤ずきんはピノキオの右腕を拾いました。実はピノキオ、体をばらばらにされていて、赤ずきんはそれらを集める旅に出ます。ところが、殺しの犯人として逮捕されてしまったのです……。ピノキオのほか、親指姫や白雪姫、笛吹き男に三匹の子豚など、世界の童話の主人公がいろいろな事件に登場する驚き連続の連作ミステリ!誰もが知ってる童話「赤ずきん」をモチーフにしたミステリ連作短編集です。『赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。』の続編ですが、本作から読み始めても十分楽しめると思います。相変わら
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