▽奇妙な世界の片隅で
●12/03 01:35
愛の願い　　小紫『おごさま』小紫『おごさま』（KADOKAWA）は､願いを叶えてくれるという守り神がｶﾀｽﾄﾛﾌを惹き起こすというﾎﾗｰ小説です｡北関東の実家を飛び出した､18歳のさあやは､ﾎﾞｰｲｽﾞﾊﾞｰに勤めるｶｲﾄに夢中になり､風俗業で稼いだ大金を貢ぐようになっていました｡売掛の借金ばかりが増えていくなか､さあやは実家から持ち出してきた守り神｢おごさま｣に願いをかけることになります｡亡くなった祖母によれば､｢おごさま｣は願いを叶えてくれる代わりに､体の一部を代償として請求するというのです｡しかも願いを繰り返すごとに頭がおかしくなってしまう可能性があるとも｡ｶｲﾄを救うためならと､さあやは｢おごさま｣に願いを叶えてもらおうとしますが…｡水商売の男にはまってしまった少女が破滅的な道を進んでしまう…というﾎﾗｰ作品です｡男に貢ぐために風俗業に従事し､借金を重ねていく…｡それだけなら現実

▽本読みの日々つらつら
●12/03 00:42
2024-11-30 16:12:16 / 食べたお昼ごはん｡民家ｶﾌｪ藤原にて､ぶっかけおろし蕎麦とﾐﾆうな丼（きざみ）｡おいじかった｡

▽日常＆読んだ本log
●12/02 09:17
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▽猫額洞の日々
●12/01 09:37
2024年 11月 30日(2024/11/29)馬喰横山~富沢町8~浜町寄りの人形町土曜日の今日は近場､高円寺まで歩いて､開いていた十五時の犬に入り込んで､なんとなく山下勝利『芸ﾊﾞｶ列伝』(旺文社文庫)を買い､JRで一駅･中野､ﾊﾞｽで戻る｡中野駅前の雑踏には､いつもめげる｡昨日は､もう15hくらいだったか､馬喰横山･着｡しかしなぜ"博労"横山と書かないのかな？　地下鉄･岩本町駅を出てすぐの広い大通りには信号が変わったときの滞留地があり､そこに馬の水飲み場があったことを伝える碑がある｡江戸のころから町だった記念碑だ｡馬喰横山から南東のほうへ｡富沢町8の角､元自動車修理工場だった家は､二階左手の看板だけ残してあとは全部取り払われ､家に風を通すためだろうか､一階両角が開け放たれていた｡工具や機器が錆と埃に覆われている｡長い間使われてなかった様子だ｡でも残っていて､うれし

▽たむ読書＆映画＆音楽日記
●12/01 02:54
2024-11-30『F THE TRiBUTE』『春と盆暗』ｱﾝｿﾛ 漫画『F THE TRiBUTE 藤子･F･不二雄ﾄﾘﾋﾞｭｰﾄ＆原作ｱﾝｿﾛｼﾞｰ』★★★☆☆2014年に『Fﾗｲﾌ』3号に掲載されたﾄﾘﾋﾞｭｰﾄ作品8作に､描き下ろし8作を加え､お気に入りの原作作品とｲﾝﾀﾋﾞｭｰも追加した作品集｡2024年11月22日発売｡てっきり描き下ろしのｵﾏｰｼﾞｭ短篇集かと思っていたのですが､ﾄﾘﾋﾞｭｰﾄした作家が選んだ藤子作品も収録したｱﾝｿﾛｼﾞｰにもなっていて､嬉しい驚きでした｡いい企画です｡どの作家がどの作品をどんな理由で選んだのか､作家それぞれのｱﾝｿﾛｼﾞｽﾄぶりも楽しめました｡ﾄﾘﾋﾞｭｰﾄ短篇と〓がりのある作品もあればそうでない作品もあり､〓がりのある作品の場合はどう料理したのかが見どころです｡ただ､こうしたｱﾝｿﾛｼﾞｰはたいてい突出した作品がひとつくらいはあるものなので