charisのアンテナ
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▽田島正樹氏●10/19 03:36 ベンヤミンにおいては、鋭い直感が、不十分な哲学的裏付けを伴って提示されるので、ことさら秘教的なものになっていることが多い。例えば初期の言語哲学。それがフッサールの『論理学研究』に対して批判的であることは当然予想されるとおりだが、だからと言ってまさかのName中心の言語論、それも固有名詞中心の言語論とはいかなることか?もちろん彼が、フレーゲに始まる言語哲学的転回を知らないのは致し方ないとしても、このままでは偽なる有意味な命題の扱いすらままならない。神による命名という神学的テーマにインスピレーションを得ているにしても、このように乏しい道具立てで言語哲学に挑戦しようとするのは、どんな勝算があると思ってのことなのか?
▽小谷野敦●09/25 00:46 2024-09-24「全国アホ・バカ分布考」の松本修「探偵!ナイトスクープ」という番組を私が知ったのは、カナダ留学中に立命館の学生らから教えられてのことで、92年の帰国後はほどなく東京でも放送が始まったので観ていて、93年にプロデューサーの松本修の『全国アホ・バカ分布考』が出たのをすぐ買って読んで面白かった。中で、沖縄では「アホ・バカ」を「ふりむん」というというところで「気が触れている=ふれもん」の意味ではないかという指摘に、松本が悩むところがある。つまり差別的な話になってしまうと悩み、そうではないと分かってほっとする、という話で、私は、テレビの人というのはそういうところにこだわるのかなあ、と妙なところに感心した。それから30年ほどたって、その松本が『全国マン・チン分布考』を出したのを、ちょっと図書館で借りてきたが、あまり面白くなさそうなので読まなかったが、その最初のほうで、「ナイト
▽大谷大学哲学科教員ブログ●09/10 12:24 2024年09月09日仰せをかぶる(その3)――YouTubeでどうぞ『歎異抄』第二条の「よき人の仰せをかぶりて」という無批判な受容では、いかんのではないか?という問題を論じていたのであった。が、これを縷々ここで論じるのがだんだんしんどくなってきた。というのは、この議論、今、一冊の本にまとめようとしてごちゃごちゃとやっておるところなのである。めでたくその本が日の目を見たときに、じっくりと読んでいただくことにして・・・。ここのところは、その暁天講座の動画でご辛抱いただきたい。https://www.youtube.com/watch?v=qrDpQh3hmB4小生が寝不足でラリってあらぬことを口走ったところを、担当の方が丁寧に編集してくださったようで、それほどひどいことにはなっていないようです(自分では見てないので分かりませんが)。ただ、引用したレヴィナスに関しては、ここに
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