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▽高崎俊夫の映画アット・ランダム●02/28 19:03 本連載は『祝祭の日々』(国書刊行会)として発売されました!
本ウェブページ、高崎俊夫の「映画アットランダム」は、すでに連載終了しております。
加筆修正され、国書刊行会から『祝祭の日々: 私の映画アトランダム』として2018年2月27日に発売されました。
このウェブには、未掲載分20本を残しております。
『映画評論』時代の長部日出雄をめぐって
前回、優れた『私が棄てた女』論をものした映画批評家・蒼井一郎について書きながら、私は、もう一人、浦山桐郎の最も深い理解者であった同時代の映画批評家がいたことを思い出した。長部日出雄である。
直木賞作家の長部日出雄が、かつてきわめてジャーナリスティックなセンス溢れる映画批評家であったことはつとに知られている。『週刊読売』の記者時代に、大島渚らが一斉に登場した際に、「松竹ヌーヴェル・ヴァーグ」と命名したことはあまりに有名なエピソードだ。
長部日出雄は、今も
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