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2024年07月24日
フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン 【B-】
題名:フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン
評価:B-
原題:Fly me to the moon
国:米国
制作年:2024年
監督:グレッグ・バーランティ
制作:Apple Studios,Thease Pictures
場所:フロリダ
時代:1969年
新作
1969年のこと,ケリー・ジョーンズ (スカーレット・ヨハンソン) は,PRのプロとして業界で名を馳せていた。その前に大統領の側近というモー・バーカス (ウディ・ハレルソン)が現れ,国家的プロジェクトの広報担当として雇うと言い,その結果,フロリダに行くことになった。当時はベトナム戦争の最中で,人工衛星開発でソ連の後塵を拝した米国は,国威発揚のためNASAを設け,月への有人宇宙飛行計画であるアポロ計画を始めていた。そして,フロリダの発射場ではいよいよアポロ11号で月面に着陸をするという段階に達していた。嘘と強引さでつき進むケリーは,予算の獲得に敏腕を発揮し,NASAの技術責任者コール(チャニング・テイタム)は真面目一方で,なかなか折り合わない。そしてモーは,ケリーに着陸が不成功の時にテレビに流す偽映像を作るように頼む。
スカーレット・ヨハンソン主演の恋愛コメディなのだろう。種々の衣装を着てみせ,中には,マリリン・モンローそっくりの姿もある。NASAの司令室は本物のように作られ,大がかりであり,スタッフの机にはまだPCなどないというリアルなところもある。しかし,全体としては,中心となる偽映像作成の動機の説明は曖昧であるし,コールはNASAの中でどのような立場の人間なのかなどぼんやりしたままのどちらかといえばファンタジーになっている。脚本か編集のせいだろうが,緊迫感はないし,軽快でもなくて,物足りないままだった。
p-5762508 at 05:20│映画
フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン 【B-】
映画 (797)
2024-04-17
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