不未之奇のアンテナ
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▽読書猿blog●01/02 08:05 2022/10/26 14刷決定 累計260,000部(紙+電子)
▽偉愚庵亭憮録●11/16 15:03 2021年11月2021/11/13ジョークの暴力性についてツイッターのタイムラインで冗談の話題が出ていたので、久しぶりにブログを更新してみる。ご紹介するのは、2015年の1月に「日経ビジネスオンライン」(←当時)の連載コラムのために書いたテキストだ。さきほど検索してみたところ、あらまあびっくり、消えている。どうやら、あの媒体は、古い記事を削除する方針を貫いている。悲しい。あんまり悲しいので、ブロクにテキストをアップすることにした。細かい部分は、掲載当時の記述と食い違っているかもしれない。でもまあ、私が編集部に送った原稿はこのバージョンだった。どういうタイトルがついていたのか、記憶が曖昧なのだが、以下、仮のタイトルを付してご紹介する。乞ご笑覧。オダジマは、6年半も前から「笑い」を過剰に高く評価する風潮に敵意を抱いていたののだね。それも、真顔で。というわけで、いつも真顔でいることの大切さをニコリともせずに真顔で訴えたマジメな原稿です。ユーモアは暴力であるあけましておめでとうございます。新年第一回目の更新分は、インフルエンザのためお休みしました。無理のきかない年齢になってまいりました。いろいろなことがあります。待ち焦がれた読者を想定して休載を詫びてみせるのも、かえって傲慢な感じがいたしますので、なんとなくぬるーっとはじめることにしましょう。フランスでこの7日と9日に連続して起きたテロ事件は、17人の死者を出す惨事になった。一週間を経てあらためて振り返ってみると、この事件が、これまでにない多様な問題を投げかける出来事だったことがわかる。表現の自由と宗教の尊厳の問題、宗教への冒涜とヘイトスピーチの関係、テロ警備と市民生活、多文化主義と移民の問題など、数え上げれば切りがない。どれもこれも簡単に結論の出せる問題ではない。それ以前に、半端な知識や安易な観察で踏み込んで良い話題ではないのだろう。なので、事件の核心部分については意気地無く黙ることにする。ここでは、「ユーモア」の話をする。あえてユーモアを主題に持ってきたのは、14日の朝日新聞に載った《「犯人はユーモア失っていた」 仏紙風刺漫画家が会見》http://digital.asahi.com/articles/ASH1G01DPH1FUHBI03J.html?iref=com
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