不未之奇のアンテナ
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▽晩鮭亭日常●08/18 19:44 2024-08-17下鴨にひかれて善行堂参り。下鴨納涼古本まつりが、8月11日(日)から16日(金)まで開催されると知った。12日(月)と13日(火)は仕事が非番となるスケジュールであった。たまたま職場から永年勤続の副賞として提携しているホテルの割引券をもらっていた。その提携するホテルは京都にもあった。予約がとれた。新幹線も押さえた。あとは行くだけだ。10日(土)に同僚から電話があった。帯状疱疹になったので明日からの仕事を代行してほしいとの依頼だった。新幹線とホテルの予約をキャンセルした。同僚が週の半ばに復帰できることになった。15日(木)が非番となった。16日(金)も休めなくはなかったが、台風によって16日は新幹線が運休とのニュースが流れてきたため日帰りと決めた。15日。朝家を出て、新横浜から新幹線に乗る。朝食に駅で買った“たいめいけんのカツサンド”を食べる。幸いに隣は空席だった。行きの読書は吉田篤弘「京都で考えた」(ミシマ社)。せっかくだから京都にちなんだものと部屋を物色していたらこれがあったのでカバンに入れた。冒頭近くに「昼下がりの新幹線で東京からやって来て、古本屋を三軒ほど渡り歩いたら、ほどなくして夕方になっていた。(略)行くところはあらかた決まっていて、古本屋と古レコード屋と古道具屋である。あとは喫茶店と洋食屋だろうか。」というくだりがでてきて、古道具屋以外はまったく自分のことのようである。途中、地震の影響での速度調整があったため7分ほどの遅れで京都駅に着いた。曇りの予報であったが、雲間から日射しが差し込んでおり、暑くなりそうだ。既に下鴨納涼古本まつりの開始時間は過ぎているため、まっすぐ会場へと向かう。出町柳駅を出て、鴨川を渡り、下鴨神社への参道を歩く。正面に木々の生い茂る世界遺産の糺の森が見えてくる。何度来てもこの瞬間は、気持ちが高揚し、細胞の一つ一つが震えるような気分になる。泉鏡花作品の登場人物のように異界へと導かれていく。小さな水の流れを越えるとそこに立ち並ぶテント、そして視界はどこまでも続くような本の背表紙に塞がれる。もうこの雰囲気の中に入れただけで、ここまで新幹線に乗ってきた甲斐があると思う。極論すれば、本を買わなくたって構わない。ここにいて糺の森と本の気に触れているだけで多幸感に包まれるのだから。とはいいながらもやっぱり本は買い
▽〜蹴球幻想〜 ミカミカンタ ●06/22 06:22 ------スポンサーサイト上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消せます。| --/--/-- |>スポンサー広告|EDIT |Compact Menu BoxRecent Entries06/09 ライトグリーン・セイバー05/13 FC岐阜 対 愛媛FC ラモス監督会見抜粋03/15 浦和レッズというクラブの体質について03/15 浦和レッズの件が論じられていることでちょっと思うこと03/13 浦和レッズのホーム試合で起こったこと03/03 ラモス監督会見全文12/14 第3回 FC岐阜会議 (2013年12月15日 於:アクティブG)09/26 蹴 球 幻 想09/20 J1リーグの2ステージ+ポストシーズン制のこと03/14 AC長野パルセイロのこと (番外編)CommentsTrackBacksARCHIVES2015_06 (1)2015_05 (1)2014_03 (4)2013_12 (1)2013_09 (2)2013_03 (3)2013_02 (3)2011_09 (1)2011_04 (1)2010_11 (1)2010_07 (5)2010_06 (2)CATEGORY未分類 (25)LINKSFC2Ad
▽古本ソムリエの日記●06/13 01:38 この広告は、90日以上更新していないブログに表示しています。
▽武藤文雄のサッカー講釈●04/17 03:35 Jリーグ(1100)2024年04月14日ベガルタ仙台30年の軌跡、執筆顛末設立30周年を迎えた我がベガルタ仙台。特設サイトが作られ、「30年間の戦いとその舞台裏をみてきた関係者がそれぞれの視点で綴る『ベガルタ仙台 30年の軌跡』」と言う企画の第一弾を、不肖講釈師が担当。怪しげな雑文を書かせていただいた。本件依頼を受けた時は本当に嬉しかった。愛するクラブの公式WEBサイトで、歴史を語らせていただけるのだから。とは言え。30年の歴史を短い文章、約5,000字でどうまとめたらよいのだろうか。まず、編年体風にクラブの歴史を描写することを考えた。「1980年代後半、ベガルタ仙台の前身の東北電力は…本格強化を始め…宮城県出身の大学生を中心に…」「1993年にJリーグが開幕し、仙台にもプロサッカーチームをとの機運が高まり…ブランメル仙台と…」「1994年の全国地域リーグ決勝大会で優勝し、JFL昇格を決め…」上記のようなクラブ史の節目に、下記のような講釈を加えていけばよいか「短期的なJリーグ昇格を目指したこともあり、Jリーグクラブから多くの優秀な選手を獲得し…」「地下鉄終点駅近傍に球技用競技場を建築することも…」「鈴木淳、リトバルスキ、オルデネビッツ、越後和男、ドゥバイッチ…」「経営不振を考慮し、地元出身の高卒の優秀な選手を…千葉直樹や中島浩司がその典型…」などと構成を考え始めた。しかし、私の文章の常だが、議論は必ず脱線方向に進む。「当時のブランメルに限ったことではないが…即効的に強化を図ったクラブは、強引な選手加入で、チームそのものが混乱するのみならず…巨額の負債を抱えてしまい…」「一方で東北新幹線開通に伴い、中央資本が大量に仙台界隈に流れてきた経緯から…知事と市長が逮捕されると言う前代未聞の…」「考えてみれば、リトバルスキは1FCケルンで、オルデネビッツはブレーメンで、越後和男は古河電工で、日本人欧州プロ第1号の奥寺康彦とチームメートであり…」そうなってしまうと、「清水秀彦氏のチーム改革…マルコスの大奮闘もあり…感動のJ1昇格を決め…」と書くあたりで、既定文字数を遥かに超えてしまいそうなことに気がついた。いや、脱線せずに重要なエピソードに触れていくだけでも、文字数越えが起こりそうだ。これでは30年史ではなく、10年史になってしまう(
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