▽もっともよい日々
●10/11 16:05
2004年7月から10月まで
10月6日 (水) ｽｺｯﾃｨ ﾋﾟﾍﾟﾝ
1番｡田臥勇太の背番号だ｡なかなか､思い切った番号を選んだものだ｡
ｻﾝｽﾞの1番は､数年前まで”ﾍﾟﾆｰ”ことｱﾝﾌｧﾆｰ･ﾊｰﾀﾞｳｪｲがつけていた｡移籍したので1番が空いていたということだろう｡ﾍﾟﾆｰは､僕の好きな選手だ｡だから､ｻﾝｽﾞの1番には何か感じるところがある｡
その田臥くんが新しいﾕﾆﾌｫｰﾑに身を包んで同じﾎﾟｲﾝﾄｶﾞｰﾄﾞで､ﾁｰﾑﾒｲﾄのｽﾃｨｰﾌﾞ･ﾅｯｼｭに教えを請うていたころ､一人の選手がﾕﾆﾌｫｰﾑを脱ぐ決意をした｡
彼の名はｽｺｯﾃｨ･ﾋﾟﾍﾟﾝ｡ﾏｲｹﾙ･ｼﾞｮｰﾀﾞﾝとともに､ﾌﾞﾙｽﾞを2度の3連覇に導いた希代のｵｰﾙﾗｳﾝﾀﾞｰだ｡
ｼﾞｮｰﾀﾞﾝより数年遅れて入団した彼は､すぐに､ｼﾞｮｰﾀﾞﾝに影のように寄り添うようになった｡ｼﾞｮｰﾀﾞﾝがいるとはいえ､ﾌﾞﾙｽﾞはまだﾌﾟﾚｲｵﾌに出ることなどかなわない弱小ﾁｰﾑだっ