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嵐 いざッ、Now Tour!!
勤務中はスリッパ・サンダル
新宿loftが好き!
2025.05.08
22:52:06
I’m 生涯初心者
ここのところ、あえて好きじゃない雰囲気の写真本を見ています。
きれいだったりダイナミックだったり、目を引くタイプの写真です。
実際「多くの人に見てもらえるきっかけになった」「海外のコンテストを受賞した」と書かれているので、惹かれる方も多いんだと思います。
たぶんこれからもわたしはそういう写真には惹かれない気がします。
せっかく新しいレンズ持ってるのに出番ないのもったいなくない?と思い始めて、仲良くなれそうになかったレンズを持ち歩くようにしています。
荷物増えるのはめんどくさいけど、相も変わらずどう扱ったらよいのかわからないけど、いろんな場面で試してみようと思います。
…わたしに気力があれば、ですが。
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オペの前にトイレの話。
入院後すぐは、ベッドに横になるしか出来ず、トイレに行けそうにもなかった。
だけど生きていると、尿意は勝手にやってくる。
ナースコールを押して看護師にそれを伝えると
「車椅子押すから! 乗れる?」と飛んできてくれた。
今思うと、最初は足の腫れで入院したのだから、車椅子で運んでくれるだけでもありがたい事だった。でも実は私は腰の痛みの方が酷くて、その後腰の病気が発覚していく。
腰の痛みでベッドに腰掛けることも出来なかったけど、トイレに行きたい時は、人としての尊厳を守るため、ベッドを汚すわけにはいかない!と気合いで車椅子に乗って運んでもらった。
私はその度に全神経を集中させてブルブル震えながらベッドに一瞬腰掛け、車椅子に出来るだけ速く飛び乗る。
何度かそうしていたが、ある時、もう身体の痛みが限界だった。
「ちょっと待ってください……すぐ乗るんで
……」
看護師を待たせ、気合を入れ直していると
「どうする? オムツにする……?」と言われた。
オ……オムツ!!!!!!
考えてもいなかったらビックリした。
まだ48歳で、オムツする選択肢がある事にビックリした。だけどカーテンの向こうのおばぁ達は聞こえる限りみんなオムツをしているようだし、そうか、その選択肢もアリなのか。
「はい、そうします」
情けないとか恥ずかしいとか言ってられなかった。
痛みが酷すぎて、車椅子に乗るのはもうムリだった。
もう、諦める。しょうがない。
だけど同時に「あぁ、もう起き上がらなくていいんだ……」と安堵した。
だけどやはり考えた。
「知らない人たちにお股を見られるんだ……」
「私まだそこまで行ってないはずなのに……」
そこで、ハッとした。
「まだそこまで」……とは一体なんなんだろう?
私は、知らず知らずのうちに、オムツで入院生活を送っている人たちを下に見ている事に気付いた。
私はまだそこまで行ってない。そう思っている事に気付いた。
そう思ってることの方が恥ずべきことだし、それこそ情けないじゃないか。
私は反省して考えた。
「よし、ここはひとつ、皆さんの仲間入りをさせてもらおう。」
人は絶望すると急にポジティブになる事がある。
絶望に耐えられないから脳が考え方を変換するんだ
と思う。人間ってよく出来てる。
何があっても、ブーブー言ってもメソメソしても、何も変わらないのだ。そうなるともう、受け入れるしかないのだ。
子供の頃から考えると2度目のオムツ生活、入ります〜。
私はそう思う事にした。
実際オムツをしてみると、なんだか色々新鮮だった。
まず、赤ちゃんのようにあんなに足が広がらない。あれは、赤ちゃんだから出来ることなのか。
柔軟度の問題と別に、やはり恥ずかしさもあった。私は、オムツ出来るギリギリのラインまでしか股を開けなかった。多分オムツ付ける人、大変だったと思う。
「はーい、腰浮かせて〜」看護師に言われて力を入れようとするが、力が入らない。1ミリも腰を浮かせる事ができず、左右に足を振り、なんとかオムツを履かせてもらう。
それを繰り返していると、看護師もそれに慣れてくる。私も痛みに耐えながらなんとか左右に足を運んでオムツが入る隙間を作れるようになっていった。
だが、おしっこはまだ良かった。
問題は大きい方の時だった。
嫌だなぁ……、そう思いながら、ナースコールを押す。
「すいませーん、オムツ変えてください……」
「はい、わかりました〜」
大きい方のオムツを変える時は、まず、お湯をかける。生ぬるい親の感覚を感じ
「え? そこまで広がったの!?」
と思う事があったり
「あれ? そんなに出てない!?」
という事もあった。感覚がおかしくなっていたのでは?と思う。
看護師が柔らかい紙か何かでお尻を拭いてくれる。
日によってお尻より前の大事な部分を拭いていることもあった。
そういう時は、屈辱的というか、なんだか情けない気持ちにはやっぱりなる。だけどやらないより他はないから、悩んでる時間はない。
私はオムツの処理をしている間、脳みそを空っぽにし、頭を真っ白にして、何事もないかのように深く息をして処置が終わるのを待つ。仏になった気分だった。
そのうちおしっこの回数の多さに、カテーテルを勧められた。尿道に管を入れて外の入れ物に無意識に流れる仕組みのやつだ。
自殺未遂で病院に入院した時、カテーテルを入れられた事が確か人生で2回ある。あの時を思い出した。あの時はカテーテルを勢いよく抜く痛みに「ギャッ!」と声を出した記憶がある。
(ちなみに自殺未遂の患者に看護婦は冷たい。多分、いや絶対そうだと思う。だから水で湿らせてゆっくり抜くことをしないで、乱暴にバッと抜かれた。)
だけど、これで看護師さんを呼ぶ回数が減るならそれでいいか。私はカテーテルを入れる事になった。
「あら」
ある時、オムツを変えてもらおうとしたらオムツの中を見て看護師さんが言った。
「あれなのね〜」「そうなのねー」
看護師さんはいつも2人体制だった。2人が話すのを聞いて私は気がつく。
生理が来ていたのだ。
うわぁ、この処置もしてくれるのか……。
ごめんなさいね……。
これだけはなんだか本当に申し訳ない気持ちになった。
私は生理が重い方である。生理が来るようになってから、30年以上、毎月腰痛と腹痛で毎回前後3日は苦しんでいた。
それが全然痛くない。
痛くないというか、腰が痛すぎて、生理に気づかなかった事に気付いた。
すげぇ。
私の腰の痛み、ここまで来てんだ。
そこでもう一つ気づいた事がある。
数年前からずっと痛い膝。横になってひざがしらが当たる衝撃だけで、朝起き上がれないこともあったし、痛くて眠れないことも、朝起きて固まって動かないこともしょっちゅうあった。
それが、入院してから一度も膝が痛いと感じていない。
私の腰痛の凄さ、分かっていただけるだろうか?
私はそれらに気づいてなんだか可笑しくなってしまった。
どんだけ痛いのよ、腰。レベル違いすぎるわ!
その頃、友達と交わしたラインを今でも覚えている。
「陣痛が7だとしたら今の腰の痛みいくつ?」
「9だね! もう、死ぬ寸前だね!」
陣痛の痛みを超えたのは驚きだった。人生で1番痛いNO1をずっと突っ走り続けていた30歳の時の陣痛の痛み。
それを17年ぶりに更新してしまった。
オムツの話で言えば、男性看護師の話がある。
いつものようにナースコールでオムツを頼むと、男性と女性2人がやってきた。
男性が言う。
「ボク、男だから、席抜けた方がいいよね!」
私は別に構わなかった。男性でも女性でも見られる事に変わりはない。男性だから嫌とか、特にそういう事は私は感じなかった。だけどまぁそう言うなら、とそのまま男性看護師を私は黙って見送った。
数日後ナースコールを押すと、その男性看護師がオムツを変えにやってきた。
(え? 来ないんじゃなかったの?)
そう思ったが、まぁどっちでもいいので黙ってオムツを変えてもらう。
私はまたいつものように、頭を空っぽにし心を静かに保ち仏のように……
「◯◯さん、どこ出身なんですか〜?」
「え?」
「生まれはどこなんですか〜?」
(ヤダ! 何も考えないようにしてる時に、話しかけてきた! 私、いまお股を晒しているのですが分かってます!?)
「あぁ……岩手です……」
仕方なくそう答えると「ボクもです〜!」と看護師さんははしゃいだ。
その後その男性看護師は、オムツを替え終わるまでずっと楽しそうに岩手の話をしていた。
人のお股を拭きながら何を言ってるのですかこの人は。
もしかして、あの人は他の患者さんに、オムツ交換NGと言われた事があるんじゃないだろうか?
男性だからダメなんじゃなくて、そういうところがイヤな人は多いんじゃないかな……。
真相は未だわからないままだ。
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