▽ふらんす堂編集日記 By YAMAOKA Kimiko ●01/20 05:22 ベニマシコ、そしてオオタカ。1月19日(日) 旧暦12月20日ベニマシコ(紅猿子)のオス。神代水生植物園にて。この鳥を撮影すべく大きな一眼レフをさげた人たちが10数人いつもいる。たまたま通りかかったところ、こうして撮ることができた。ラッキーかも。これほど紅色の鳥とは。こちらはメス。やはり渋い。「ピッ、ピッポ、ピポッポッポ」って鳴くらしいが、今日は鳴き声は聞こえなかった。はじめて見た鳥である。今日は佐藤鬼房の忌日である。2002年の今日亡くなった。享年82歳。わたしは生前何度かお目にかかっている。渡辺誠一郎著『佐藤鬼房の百句』より数句紹介したい。会ひ別れ霙の闇の跫音追ふ 『名もなき日夜』 昭和二十六年昭和十六年十二月二十八日の夕ぐれ時、中国南京城外で、鈴木六林男と初めて出会う。二人は雑誌に載った作品を通して互いに知る仲であった。六林男は、鬼房の所属する部隊