▽The Sounds Of Science ●12/16 04:14 2024-12-15Tyler, The Creator / Chromakopiaソウル/ファンクやジャズを下敷きにした成熟したプロダクションは「Flower Boy」「Igor」「Call Me If You Get Lost」を確実に継承しているが、ノイジーなブレイクビーツやディストーテッドなシンセ・ギターやオペラのような大仰なコーラス等の要素がLil Yachty「Let’s Start Here.」にも通じるプログレッシヴ・ソウル臭を醸し出している。各トラックがシームレスに繋がりアルバム全体で1つの組曲を形成しているようである一方で、トラック単位では間断やブレイクが過剰に多く、何処から何処までが1曲なのか解らない。そう簡単には全体像を掴ませてくれないという意味で何処混沌としてサイケデリックで時折ドラッギーですらあり、緩やかにではあるがTyler, The Creatorの