酒
id:ncnc
3/3ページ
▽分離技術蒸留●04/24 16:57 アルコール分離の夢
最もなじみ深い有機物であるエタノールは生産量も多い。工業的生産だけでも合成法で17万 kL/年、発酵法で27万kL/年生産される。
エタノールの合成は1919年硫酸吸収法による工業化がなされ、1948年直接水和法が開発された。
直接水和法の反応は:
C2H4+H2O→C2H5OH
である。
(触媒:珪藻土にリン酸を含浸させたもの、反応条件:300℃ 70 atm、エチレンの単通収率4%、反応器出口でのアルコール濃度 6.5mol%)
一方発酵法は糖からエタノールまでの多くの反応段階を酵母が全ておこなう。
エタノールは石油がなくなっても生物で生産可能なエネルギー源である。しかし水溶液から純粋のエタノールを分離することは「共沸点」の存在により簡単なことでない。現状では分離のコストがアルコールの原料(糖)と同程度も占めている。画期的な分離技術の開発によりエタノールを安価に製造
▽芋焼酎の造り方●10/29 16:22 【1】 焼酎の種類
焼酎は酒税法で乙類と甲類の2種類に分けられます。
分 類 製 法
焼酎乙類 アルコール含有物を単式蒸留機で蒸留したもので、アルコール分45度以下のもの。
焼酎甲類 アルコール含有物を連続式蒸留機で蒸留したもので、アルコール分36度未満のもの。
酒税法を見ると、「本格焼酎」といわれる焼酎乙類は、上限のアルコール度数が45度に定められています。蒸留したての「原酒」がアルコール度数40度程度で、市販されている焼酎の多くが25度程度であるのは、「原酒」に水を加えて、アルコール度数を調節しているのです。したがって、米や芋といった材料はもちろん、ここで加える水の善し悪しも、芋焼酎の出来を左右する重要な役割をしています。蔵のある場所には美味しい水があるのです。
(語句の説明)
*単式蒸留機…蒸留機に発酵の終了したもろみを注入し、直接または間接加熱により蒸留し、所定のアルコール分にな
4.<前5
0.はてなアンテナトップ
8.このページを友達に紹介
9.このページの先頭へ
□ヘルプ/お知らせ
□ログイン
□無料ユーザー登録
□はてなトップ
(c) Hatena