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▽定斎屋の藪入り●11/18 16:41 2024-11-17森清人「罪万死にあたる」『神典「みことのり」刊行の経緯』は奧付なしの冊子、24ページ。平成5年9月の行事が掲載されてゐるのでそれ以降の刊行。『神典みことのり』の刊行と、その著者である森清人の略歴、森清人先生顕彰会、出版祈願祭の様子を伝へる。森は明治27年4月、佐賀県生まれ。36年に父が亡くなり、9歳で戸主となる。早稲田大学に学び、独力で国学を研鑽する。大正14年、詔勅講究所設立。昭和5年、二女を崖崩れで亡くす。36年12月6日逝去。即日天聴に達す。詔勅学の権威者として知られ、著書五十余冊、小冊子数百、新聞、雑誌への寄稿は枚挙にいとまなし。健児奉仕隊活動、紀元節復活運動にも尽力した。『神典みことのり』は日本国民必読必備の書として印刷製本中に戦禍に遭ひ、20年3月に灰燼に帰した。その幻の大著の原本が発見され、平成7年6月に刊行された。詔勅は漢文の素養がなければ読み
▽ひとやすみ読書日記●11/18 09:30 2024-11-17逢坂冬馬「歌われなかった海賊へ」小説・純文歌われなかった海賊へ作者:逢坂 冬馬早川書房Amazonううううううううううん、前作「同志少女よ、敵を撃て」に比べるとどうも全般、ぬるくね?とは思う。abogard.hatenadiary.jp戦時下ドイツの青少年による反体制行為を描いた作品としては佐藤亜紀の「スウィングしなけりゃ意味がない」があるし海外ミステリーじゃフィリップ・カーのベルリン三部作とかハラルト・ギルバース「ゲルマニア」なんかあるしで、実はこの分野は結構なレッドオーシャンではある。ヴォネガットの「母なる夜」だってそれだしなあ。そういう先行作品に比べると凄味に欠けるきらいがありました。現在と過去を対比させ、やりたいことは「同志少女――」と同じ方向性にあるんだろうなというのは判る。アイデンティティクライシスに同性愛を持ってくる路線も同じだ。でも
▽孤立特異点●11/17 20:02 2024-11-16ドナリ・マクラーレン 変名Hyperion64 2024-11-16 21:54 読者になるもっと読むコメントを書く2024-11-15地球空洞説:いかれポンチの頭には穴が空いている地球空洞説という愛すべき奇説がある。自分も同説の愛好家の一人であった。当該奇説はどうもプーチン大統領のイデオローグであるアレクサンドル・ドゥーギンに生きた伝承となっているらしい。ドゥーギンが日本で有名になったのは彼の暗殺が未遂に終わり、娘が爆殺された事件によってである。ja.wikipedia.orgドゥーギンは一種のナショナリストであり、かつての大ロシア帝国の栄光をよみがらせることを至上の目的としている。彼に影響を与えたのはユリウス・エヴォラとい貴族だ。どうも汎アーリヤ主義者だったらしい。こうした情報は面白いことにフィンランドの知識人から来た。彼の陰謀論的で非合理
▽ちくわぶ●11/17 09:52 2024年11月14日 (木)リチャード・J・サミュエルズ「特務 日本のインテリジェンス・コミュニティの歴史」日本経済新聞出版 小谷賢訳共産党が拉致問題をはじめて国会に持ち出したのだった――第4章 失敗の手直し 1991~2001「我々が集める情報は、即時に分析できる量をはるかに超えてしまっている」――第6章 インテリジェンス・コミュニティの再構築 2013年以降【どんな本?】米国にはNSAやCIAやFBIが、イギリスにはMI5やMI6が、ロシアにはFSBやGRUがある。たいていの国は独自の情報機関を持つ。日本も複数の情報機関がある。最も有名なのは警察の公安だろう。防衛省にも情報本部があり、内閣直属の内閣情報調査室もある。日本が近代的な国家の体制を整えたのは明治維新以降だ。以来、日本にはどんな情報機関があり、どう運用してきたのか。太平洋戦争の敗北に伴う軍や特高の解体から、
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