▽気分は日記 ●01/03 12:44 2025-01-012024年(映画)映画細切れの隙間時間を繋ぎ合わせるようにスマホで映画を見て、こんな見方していると映画が表現していることの多くを取りこぼしているんだろうと寂しくなり、「しかしながら映画をこんなに手軽に見れるなんてすばらしい時代だ」と開き直る。自室のプロジェクターで過去の名作や近年の話題作を投影し、ホームシアターにあこがれた過去を思い出しつつ、でもやはりもっと映画館に行きたかったとぐずぐず言っている。2024年に見た映画42本の中で、特に印象に残ったのは以下3本。■『聖なる鹿殺し(The Killing of a Sacred Deer)』心臓外科医がとある少年を生活に招き入れることで家族を含む彼の状況が狂い始める。ヨルゴス・ランティモス監督は人間が別の人間の圧によってコントロールを失っていく状態を執拗に描き続けている印象があり、本作も同様。「正しい/間違ってい