セドアンテナ
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▽内澤旬子空礫絵日記●09/17 04:26 寺山修司記念館私が大学生になる頃にはもうすでに寺山修司は亡くなっており、天井桟敷を観たわけでもないのですが、バブル末期の喧騒に合わせて生きていくことに不安と違和感を感じた一部の大学生たちは、かつてのカルチャーに憧れを持っていました。私もそんな一人でした。Z世代が昭和に憧れるよりはもっとマイナーでやさぐれた感じでしたね。円覚寺の学生座禅会にもそんな雰囲気はあったと思います。バイト先などで出会う年上の人たちからブリジットフォンテーヌだの、ジャックスだの、そして寺山修司を教わりました。小さな映画館で「田園に死す」と「草迷宮」を観たのでした。なんかすごいかもと思わせてしまうおどろおどろしい映像、大好きだった横溝正史の世界観がより一層ヒステリックになったような様子に圧倒されつつも、話としては田舎に生まれた「息子」の鬱屈なわけで、完全に蚊帳の外。「これは私の物語!!」みたいな
▽いつまでも生きていたい日記●08/26 13:18 2024年 08月 25日林房雄『獄中記』創元社 1940年刊 p154『朝飯、大根のミソ汁、ゴマシホ、タクアン四きれ、飯をくひながらハイネはやめません。西洋人は「新聞を食つて朝飯を讀む」といひますが、僕は三度三度本を喰つて飯をよみます。消化のためです。この退屈な飯を充分にかむためには、どうしても本をお菜にする必要があるのです』アー下らない。# by w-nemunemu | 2024-08-25 14:06 | Comments(0)
▽晩鮭亭日常●08/18 19:44 2024-08-17下鴨にひかれて善行堂参り。下鴨納涼古本まつりが、8月11日(日)から16日(金)まで開催されると知った。12日(月)と13日(火)は仕事が非番となるスケジュールであった。たまたま職場から永年勤続の副賞として提携しているホテルの割引券をもらっていた。その提携するホテルは京都にもあった。予約がとれた。新幹線も押さえた。あとは行くだけだ。10日(土)に同僚から電話があった。帯状疱疹になったので明日からの仕事を代行してほしいとの依頼だった。新幹線とホテルの予約をキャンセルした。同僚が週の半ばに復帰できることになった。15日(木)が非番となった。16日(金)も休めなくはなかったが、台風によって16日は新幹線が運休とのニュースが流れてきたため日帰りと決めた。15日。朝家を出て、新横浜から新幹線に乗る。朝食に駅で買った“たいめいけんのカツサンド”を食べる。幸いに隣は空席だっ
▽古本ソムリエの日記●06/13 01:38 この広告は、90日以上更新していないブログに表示しています。
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