2025-08-01
加藤浩子「バッハ」(平凡社新書) 宗教と生活を一体化していたバッハの音楽は近代以降の価値観では評価しきれない。
音楽
バッハを聞きだしたときの導きの糸にしたのは、吉田秀和「LP300選」や皆川達夫「バロック音楽」など。そこには勤勉で努力家が神に奉仕する精神性が高い音楽を作曲した人とあった。真面目に聞いて襟を正すような音楽である。彼らが推薦するのは受難曲とミサ曲ロ短調をのぞくと
2025-07-31
小菅 律, 岡村 和子, 上野 彩華, 中野 友香子, 金内 さよ, 藤田 悟郎「運転者における攻撃行動の心理的プロセス ―「あおり運転」処分者の発話の質的分析」『心理学研究』論文ID: 96.23055
論文 社会
【リンク】
The purpose of the current study was to clarify the psychological processe
2025-03-23
久保田さゆり『動物のもつ倫理的な重み』コメント(京都生命倫理研究会2025年3月例会 2025年3月22日 於:キャンパスプラザ京都)
論点 本
本書で久保田は動物倫理における「最小主義」的立場を提示しようと試みるが、久保田の議論はどのような意味で「最小主義」と言えるのか? 理論的な負荷、前提が少ないという意味では最小ではない。この意味では功利主義やカント主義の方が理論的前提
Sebastianusの日記
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