▽かんべえの不規則発言 ●12/17 02:03 <12月15日>(日)〇先週、「WBS」に出演した際にも解説したのだが、日本製鉄のUSスチール買収計画へのCFIUS(米外国投資委員会)による審査期限は12月23日、つまり1週間後である。この締め切りはクリスマスイブの前日であって、要はもうアメリカ連邦政府も「御用納め」モードになっているということだ。〇CFIUSは、昔は「吠えない番犬」的な組織であった。それが第1次トランプ政権下でテコ入れされ、外国からの投資に対して果敢に「ノー」を突き付けるようになった。とはいえ、それは経済安全保障上の理由に限られる。単なる保護主義のために他国企業による買収を拒否する、それも日本のような同盟国に対して発動するのはケシカラン、という声は米国内でも少なくない。以下はWSJの昨日の社説から。●TrumpCourts Xi Jinping, Slaps Japan (トランプ氏は習近平をもてなし、日本をぶ