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10月26日水曜日
夕べはちょっとした事件だった｡WWEのRAWを見ていたらｹｳﾞｨﾝ･ﾌｫﾝ･ｴﾘｯｸが出ていたのだ｡17か18の時にこの世の中で一番好きな人だった｡この世で一番好きなﾚｽﾗｰだったと云わないのは､ﾚｽﾗｰという枠を越えて好きだったからだ｡今でもﾀﾞﾗｽでのｴﾘｯｸｽの試合は忘れない｡兄弟三人が抱き合う姿に泣いてしまった｡すぐ泣いてしまう私のことだから､夕べのﾃﾚﾋﾞで泣かないはずはない｡ｹｳﾞｨﾝは何一つ変わっていなかった｡ﾍｱｶｯﾄも､ﾘﾝｸﾞの上では裸足でいることも､高く上げる力強い逞しい腕も｡年取ったとすら思わなかった｡私が男だったら迷わずｹｳﾞｨﾝ･ﾌｫﾝ･ｴﾘｯｸに憧れてﾌﾟﾛﾚｽﾗｰになっていただろう｡実際妹は16歳になったら女子ﾌﾟﾛﾚｽﾗｰになるため上京するんだと云っていた｡姉妹なのに､よくﾌｨｷﾞｱ･ﾌｫｰをかけ合った｡もちろん鉄の爪ごっこもした｡ﾎｰｶﾞﾝもﾌｫｰﾘｰも