・今日も、いろんなことを書きます。
ほんとに、いろんなばらばらなこと。
そのあっちこっち感が「ほぼ日」の個性のような気もする。
あ、「ほぼ日」のでもあり、ぼくの個性かもしれない。
・なにかじぶんにとって新しい歌を知るというのは、
音楽のメディアからだけ、ということはない。
前川清『恋唄』(作詞 阿久悠)は、
『後楽園の母』(監督 沖田修一)という映画なのなかで、
酔っ払った会社員役の鮎川誠が、
どこかの建物に寄りかかって歌っていた場面で知った。
なんだ、この歌は?と妙に気になったのだった。
演歌の古典のようになっている『氷雨』は、
イッセイ尾形ひとり芝居の舞台で、
ヒゲのバーテンダーが歌っていたので知った。
・最近のぼくの「焼きそば」への傾きはなかなかのものだ。
いままで自宅でつくる「焼きそば」は、どうしても
べちゃっとしてしまうと敬遠していたのだが、
ネットのどこかで見た「日本酒をまぶしてほぐす」
という方法を実行してみたら、実にうまくいくのである。
蒸し麺の入った袋のはじっこを切り、そこに日本酒を注ぐ。
やさしくもんでやって、麺をほぐしておこう。
豚肉を炒めたところに、ほぐした麺を入れ、
追いかけるようにキャベツも入れて、適当に炒める。
ソースは添付のものでじゅうぶん以上である、必ずうまい。
やや雑につくると一部が焦げるが、焦げはスパイスである。
青のり、ごま、紅しょうが、あとはなんでもお好みで。
焼きそばは蒸したものが、安いものだと1袋100円ぐらい。
いろいろ買って試したが、まだハズレはひとつもない。
値段も、白米のごはんより安いのではないだろうか。
食べ残すほどつくっても冷凍しておけば、ちゃんとうまい。
トーストにはさんで、自家製焼きそばパンなんかもいい。
・ある見方をすればということだけれど、
日本の社会全体の「文章を書く」水準は上がっている。
昔の価値観での「名文」とはちがうよ、ちがうけど、
こんなふうに書けたらたのしいだろうなぁと、
読んでいる人に思わせるような文章の書き手は、
あきらかに多くなっていると思っている。
「ユーモア」の関わる表現は、特に進化(していると願う)。
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