▽出版･読書ﾒﾓﾗﾝﾀﾞﾑ
●11/26 17:52
2024-11-25古本夜話　番外編その四の4　伊達得夫と堤邦子『流浪の人』｢辻井喬＋堤清二回顧録｣である『叙情と闘争』（中央公論新社）を戦後の消費社会のｷｰﾊﾟｰｿﾝの記録として読み出したところ､この一冊が彼の戦後史のみならず､妹の堤邦子へのﾚｸｲｴﾑであることに気づかされた｡同書の中に｢妹の反乱｣｢留学の効用｣｢流浪の人｣の三章に加えて､最後の部分に｢妹､ﾊﾟﾘに死す｣が置かれ､彼は一歳違いの実の妹に対して､深い追悼の意をこめているように感じられた｡同書には当然のこととはいえ､辻井の第一詩集『不確かな朝』を出版したﾕﾘｲｶの伊達得夫も登場している｡そして伊達は兄のみならず｡妹の小説刊行にあたっても､その介添役を務め､意外な出版人脈を知らしめている｡（『不確かな朝』）そこに至る経緯を堤の記述によってたどってみる｡堤邦子は子供の頃から一途な性格と抜群の成績の持主で､羽仁もと子の自由学

▽ﾆｯﾎﾟﾝ消費者新聞
●11/25 23:46
週間ｱｸｾｽﾗﾝｷﾝｸﾞ(11月18日～24日)RANK1PFAS問題､最大の被害者は未来の子ども 中下弁護士講演RANK2【米国】果物や野菜､重曹で洗うのは効果的？ 消費者団体が見解RANK3防かび剤の除去､｢ゆでる｣が効果的 ｵﾚﾝｼﾞの皮でﾃｽﾄRANK4消費生活ｱﾄﾞﾊﾞｲｻﾞｰに415人 合格率27％と3年連続低下RANK5【米国】医療でのAI利用 ｢FDAの規制なければ患者に危害｣RANK6電話回線の犯罪利用防止へ 通信業界が認証ﾏｰｸ制度開始RANK7地域見守り活動､実践例共有へ 消費者庁が連絡協議会開催RANK8【米国】ｸﾗﾌﾄ･ﾊｲﾝﾂ､学校向けﾗﾝﾁｬﾌﾞﾙｽﾞの提供中止RANK9【米国】壁面ﾍﾞｯﾄﾞの欠陥報告せず 1人死亡 24億円罰金RANK10百貨店各社､紙の買い物袋も有料化 ﾏｲﾊﾞｯｸﾞ持参呼びかけ

▽JBpress(日本ﾋﾞｼﾞﾈｽﾌﾟﾚｽ)
●11/25 10:34
『光る君へ』道長の二女･姸子（きよこ）の生涯､18歳上の三条天皇から寵愛される？皇太后となり｢一家三后｣が現出鷹橋 忍2024.11.25

▽伊野尾書店WEBかわら版
●11/24 19:39
November 23, 2024『ﾐｽﾀｰ･ﾁｰﾑﾘｰﾀﾞｰ』石田夏穂〇『ﾐｽﾀｰ･ﾁｰﾑﾘｰﾀﾞｰ』石田夏穂（新潮社）建設機械ﾚﾝﾀﾙ会社に勤務する入社9年目の後藤は会社で係長を任される一方､ﾎﾞﾃﾞｨﾋﾞﾙの選手でもある｡大会に向けて日々減量に励む一方､自らがまとめる課のﾒﾝﾊﾞｰたちは業務への意欲と能力に乏しく､不満を溜めている｡厳しい制限によって自らの身体を絞っていくうちに後藤は､身体の脂肪を落とすように､組織の中の｢贅肉｣を落とすことを考えてゆく…｡面白いわあ｡よくできてる｡朝井ﾘｮｳ絶賛もこれは納得｡ｵﾁもちょっとこれは考えなかった｡石田夏穂は｢働く人間の機微｣の描き方が上手い｡中間管理職だったらほぼ間違いなく面白く読めると思う｡よくできてる(2回目)｡

▽阿佐ヶ谷の家庭文庫｢このあの文庫｣
●11/22 13:56
毎週土曜日午後2時〜5時に開館中（春･夏･冬休みは休館）文庫の場所や､こみやゆうに関するお問い合わせは､下記のﾒｰﾙからどうぞ（♫を@に変えてください）｡