2025-03-10
河野多恵子の謎
戦後の売れた歌、モノ、本を並べた雑書を見ていたら、1971年のところに河野多恵子の『回転扉』があった。これは三島事件のころに「新潮社純文学特別書き下ろし作品」として濃紺色の箱入りで出た本だ。それで『河野多恵子全集 第六巻』を図書館で借りてきて読み始めた。
真子(まさこ)という40代の人妻が主人公で、子供はなく、かつて長沢という夫以外の男と情事を持ったことがある
2025年2月8日(土)
連続講座:20世紀傑作映画 再(発)見 第22回
原爆・ピンナップ・フィルムノワール
──『ギルダ』とリタ・ヘイワース
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独身の父と娘との住み分けという点に注目すると、蓮實氏が『戸田家の兄妹』の冒頭の老実業家の家長・藤野秀夫の死に関して述べた<注目すべきは、ここでの実業家の妻の関係がいつでも交換可能なものだ。(……引用者中略……)それ故、『戸田家の兄妹』の冒頭に描かれるのが、還暦の年の六十歳の誕生日に起こった父親の死であってもいっこうにかまわないし、あるいは死ぬのが母親であったとしても、ほぼ同じ作品ができあがったかも
濡れた逢いびき
ラピュタ前田陽一特集で2本。
「濡れた逢いびき」
原作はご贔屓、土屋隆夫で、複雑で貧乏な「アメリカの悲劇」あるいは「死の接吻」みたいな話なのだが、シナリオ、というかお話し自体は悪くない。
結婚を約束した二人(田辺昭知と加賀まりこ)が互いに殺意を抱き始めるという話で、うまくやれば二人を殺人へと次第に追い込んでいくぎりぎりした心理サスペンスにもなるだろうし、ブラックコメディにもなりうる
早稲田文学編集室はてな出張所
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標的を背にした恋人たちへ
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やみつき CinemaCrew(「映画秘湯」改メ)
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All Tomorrow’s Girls
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(終了)<カネミ油症・水俣病 上映会>のお知らせ
(終了)<カネミ油症・水俣病 上映会>のお知らせ 映画
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