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【コメント募集中】ブルーインパルスを見たことある?
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最初からスライスベーコン 普通、ベーコンという...
豚バラキャベツ蒸し そろそろ、煮て美味しい、...
2025-04-15
井戸川射子『無形』アマゾンレビュー
「現代音楽のごとし」2点
この人の小説は散文詩のようで、とにかく読みにくく、何が起きているのか、筋が何なのかも分からない。さながら音楽でいう「現代音楽」みたいである。芥川賞に続いて芸術選奨新人賞をとっているし、賞賛している識者もいるが、私にはこういうのの何が面白いんだか分からない。裕福な出版社がパトロンとなって、こういう作家を養っていき、少数の人のみが礼讃するというあり方がいいのかどうか、私には分からない。
jun-jun1965 2025-04-15 13:54 読者になる
井戸川射子『無形』アマゾンレビュー
2025-04-16
お買いもの:中井亜佐子(2023)『日常の読書学:ジョゼフ・コンラッド『闇の奥』を読む』
お買いもの
日常の読書学: ジョゼフ・コンラッド『闇の奥』を読む
作者:中井亜佐子
小鳥遊書房
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序 章 『闇の奥』には辿りつかない長い道のり
第一章 本はどこでだって書ける
第二章 コンラッド、コンゴへ行く
第三章 『闇の奥』への旅を始める
第四章 「意図されたもの」とは何か
第五章 女として読む
第六章 誤読の効用
第七章 ポケットに『闇の奥』を
第八章 余白に書く
終 章 日常の読書学
あとがき
contractio 2025-04-16 23:00 読者になる
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2025-04-14
書評 「ネコはどうしてニャアと鳴くの?」
書評
ネコはどうしてニャアと鳴くの?:すべてのネコ好きに贈る魅惑のモフモフ生物学
作者:Losos,Jonathan B
化学同人
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本書はカリブ海のアノールトカゲのリサーチで有名な進化生物学者ジョナサン・ロソスによる「ネコの進化生物学」本だ.ロソスは自身かなりの愛猫家だが,これまでネコをリサーチ対象としてはこなかった.しかし大学で学部1年生向けの進化生物学の講義を担当することになり,興味を持ってもらうために「ネコの科学」にしたことをきっかけにネコの科学に夢中になってしまい,本書執筆に至ったということらしい.原題は「The Cat’s Meow: How Cats Evolved from the Savanna to Your Sofa*1」
第1章 モダン・キャットのパラドックス
導入章ということで,ネコがヤマネコと性格特性や行動傾向にほとんど差がないこと(これはイヌとの大きな違いになる),遺伝子的にも祖先のヤマネコ集団とあまり差がないこと,ただしごく一部のネコの品種では性格特性や行動傾向が野生種と大きく異なっており,ここに人為淘汰の影響があること,しかし飼われているネコの大部分は非血統種で繁殖にコントロールがないことがまず指摘される.ネコの世界は人為淘汰が強くかかっている血統種,祖先に近い生活を送るノネコ,その中間の性生活は管理されていないが人に飼われている大部分の飼い猫の世界に分断されていることになる.そしてこれらを進化的に考察するのが本書のテーマということになるのだ.
ここから(冒頭で紹介した)著者がネコ学に手を出した経緯,イヌ学に比べて後れを取っている現状,簡単な用語の整理(ネコ,イエネコ,ノネコ,コロニーネコ:ネコはネコ科動物すべてを表す場合,文脈上イエネコであることが明らかな場合にともに使う,イエネコはペット(飼いネコ)とノネコ(飼い主のいないネコ)に分け,大規模集団で暮らすノネコをコロニーネコと呼ぶ)が解説されている.
なおここで本書における「ヤマネコ」について注釈しておこう.著者はアフリカヤマネコ(リビアヤマネコ)とヨーロッパヤマネコを亜種とし,その他いくつかのヤマネコ亜種(アジアヤマネコ(ステップヤマネコ),ハイイロネコ)をあわせて「ヤマネコ」という種を認める.ただしこの種ヤマネコにはベンガルヤマネコ(イリオモテヤマネコやツシマヤマネコはベンガルヤマネコの亜種とされる)やオオヤマネコは含まれない(英語では前者はleopard cat,後者はbobcat, lynxとなるのでヤマネコ(wildcat)に含めないのは語感的にも自然ということもあると思う).
アフリカヤマネコを種として認める場合には学名がFelis lybicaとなるので,日本では通常リビアヤマネコと呼ばれるが,本書では英語のAfrican wildcatからアフリカヤマネコと訳している.またアフリカヤマネコは北部集団と南部集団に別れ,日本では基亜種リビアヤマネコと亜種サバンナヤマネコと呼ばれることが多いが,これを本書ではキタアフリカヤマネコ,ミナミアフリカヤマネコと訳している.最新の系統樹ではアジアヤマネコとハイイロネコとキタアフリカヤマネコがあわせて単系統を形成し,ミナミアフリカヤマネコが外側に来る(ヨーロッパヤマネコはさらに外側に来る)ので,著者はこういう整理をし,訳者もそれに合わせて訳語を当てているものと思われる.そしてイエネコの祖先はキタアフリカヤマネコ(リビアヤマネコ北部集団)ということになる.
第2章 ネコはどうしてニャアと鳴くの?
第2章のテーマはネコのニャア(meow)とゴロゴロ(purrr).読者の興味を引くために軽めの話題から始めるのだろう.
まず,ネコは飼い主にはニャアとよく鳴くが,大人のネコ同士ではほとんどニャアと鳴かないこと,品種別ではシャム猫*2がよくニャアニャア鳴くことで有名で,ほかのネコにニャアと鳴くこともあるが,やはり飼い主に対して頻度高くニャアと鳴くことが紹介される.
ではネコはニャアと鳴いて飼い主に何を伝えたいのか.ここからニャアの多様性,それらがどのような場合に使い分けられているか,飼い主が聞き分けられるかを調べるリサーチ,そこからネコは個体ごとに異なる状況に応じて使い分ける特定のニャア音を持つことがわかったこと(個体ごとに様々なニャアを試して飼い主の反応がよかったものを使うようになるのではないかと推測されている),ニャア音のうちミュー(mew)は小猫が母親を呼ぶ時の声であること,これは祖先であるアフリカヤマネコも同様であること,しかしヒトはヤマネコのニャアよりイエネコのニャアをより好むこと(ヒトの感覚バイアスに合わせるように進化したと推測されている)が解説される.
次はゴロゴロ.ゴロゴロには大きく分けて満足のゴロゴロと懇願のゴロゴロがあり,後者はより執拗で耳障りに聞こえること(これもヒトの感覚バイアスに合わせるように進化したと推測されている)が紹介されている.
第3章 優しきものが生き残る
第3章ではネコの行動における家畜化の影響が取り扱われる.
最初のテーマは人懐こさ.これを語るにはまず野生のネコ類の人懐こさを調べてイエネコと比較する必要がある.動物園の飼育員へのアンケート調査では,愛想の良いのは中南米の斑紋のある小型ネコ(オセロット,ジョフロイネコ,マーゲイ)で,もっとも愛想が悪いのがベンガルヤマネコだった.アフリカヤマネコは友好的だが,近縁のヨーロッパヤマネコは気難しい.そして多くの小型ネコ類は飼育環境が適切なら友好的に過ごせるようになる(馴化).著者はイエネコの人懐こさについて,もともと愛想の良いキタアフリカヤマネコが家畜化によりさらに愛想よくなり,その上で1~8週齢にヒトと接触することにより馴化されることによると説明している.
ここからそれ以外の家畜化が絡むと思われる行動(フェッチ行動*3,ビスケット作り*4,新奇な状況で飼い主に怖いものかどうか教えてもらおうとする,飼い主の視線や指さしを追う,しっぽを立てる(敵意のないことを示すコミュニケーション)が考察されている.
第4章 数の力は偉大なり
第4章のテーマはネコの社会性
まず野生ネコ類における社会性が総括される.
野生ネコ類は(ライオンとチーター*5を例外として)基本的にほとんどの時間を1匹で(子持ちメスは子供たちとだけ一緒に)過ごす*6.
ここからイエネコではどうなのかが解説される.
ヒトから離れて暮らす場合,イエネコは普通単独生活を送る.エリアを共有するネコ同士は,匂いで自分の居場所のシグナルを送り遭遇を避ける(そういう意味で相互作用があるので非社会的とは言えない).遭遇してしまった場合,通常友好的ではない.これは野生小型ネコ類とよく似ている.
しかしヒト社会の周りで(食糧事情がよく)多数で暮らす場合,イエネコたちは複雑なコロニーを形成する.コロニーはしばしば血縁関係にあるメスたちで構成されるサブグループに分かれる.サブグループ内ではメスたちが共同授乳をするなど友好的だが,他サブグループメンバーに対しては攻撃行動をとる.
米国夏時間(DST)恒久化の動き
2025-04-13
食品業界の中の人だけど、国産米高騰のなかで外国米導入に苦戦している理由を語ってみるよ。
給食営業マン 日記 仕事
僕は食品会社の営業部長。本来の仕事は法人向けの新規開発だが、昨今の米不足の影響で業務用米の確保に日々、駆け回っている。政府備蓄米の流通がはじまったが、以前の記事で予想したとおり米の価格は「若干落ちついたかな?」という程度で、価格上昇傾向は変わっていない。マスコミで報道されているのは一般向けの米だが、僕が取り扱っている業務用米の価格は5月以降の値上げ傾向は変わらない。鈍化もしていない。取引している業務用米の価格は平均するとキロ700円台後半。少し早い話になるが、この秋以降も同じ傾向が続くという見通しも米業者さんからも出始めている。元通りにはならない気がしてきている。備蓄米を毎月放出するらしいけど価格の安定にはどうかな。期待しないほうがよさそうだ。
勤めている会社は給食事業もやっている。給食事業は給食委託契約のなかで一食あたりの食材費が決められている。契約の条件がそのままでは、業務用米をはじめとする食材高騰に対応できないため(赤字に陥る)、既存のクライアントとは価格改定の交渉を昨年から続けている。八割くらいのクライアントは「物価高騰厳しいよね」「仕方ありませんね」といった感じで積極的、非積極的に交渉に応じてくれたが、中には「企業努力でなんとかやって」「内容は粗末にしてもいいから価格は絶対維持」といって交渉に応じないクライアントもあった。利用者にバレないように、見た目は変わらないようにしてほしいと求めてきたけど無理ですわ。なかには「家でごはんをたくさん食べられない従業員のためにせめて社員食堂ではたくさんのご飯を食べさせたいんですよ。価格はそのままで」という発言をする担当者もいた。真顔だった。ナチュラルボーン下請けイジメ。恐ろしい。
何が言いたいのかというと給食事業では相応の量の業務用米が必要であること、そして契約更新に応じない法人も多々あるということ。原価が高騰しているなら価格を上げればいいという意見を見かけるが、給食は契約で食事価格が定められているので自由に設定ができないのだ(そのかわりある一定の食数が約束され、費用負担も街中の飲食業よりも軽いという利点もある)。価格設定を変えるには新たない覚書を締結するなどして条件を変えるしかないのだ。
このブログでも言い続けてきたが、業務用米は使用する量が多いこともあって確保に苦戦している。状況は好転していない。既存の事業で使用する米を確保するのがやっとで、今年度に開始する予定の新規事業で使用する米の目途はたっていない。というわけで外国産米の導入を計画して業者と交渉をすすめてきた。計画ではカルローズ米と台湾米を導入する予定。いくつかの商品を試食した。国産米と食感の違いはあるが、カルローズ米も台湾米も普通に美味しかった。とにかく価格が安い。業務用で国産米の5〜6割ほどの価格帯は魅力だ。
給食事業の既存客(主として価格改訂に応じないところ)にこれらのサンプルを持参して外国産米の導入を交渉している。残念ながら今のところ前向きな回答はない。即座に拒否されたところもある。理由は「外国産は美味しいけどウチでは国産米の使用を続けてください」「国産から切り替えたときの利用者の反応が怖い」。外国産米のクオリティは認めつつも国産米へのこだわりが強すぎるため切り替えを拒否するのである。外国産米の導入のように米価格高騰への対応策はいくつかあるが、それを阻害するのは国産米への強いこだわりだ。執着といっていい。それと合わせて米飯へのこだわりも原因だ。パスタやパンなど他の炭水化物への変更も拒否されている。
このように給食事業の顧客には国産米と米飯への強い執着があって、価格高騰への企業努力が無力化されている。興味深いのは、「美味しい外国産米は他のところで使用して、そのぶんをウチに回せばいいじゃない」的な考えをする顧客の多いことだ。そういう考えをする人が多いから、米の価格が高くなっているんじゃね?(所要時間21分)
Delete_All 2025-04-13 21:00
最終更新: 2025-04-13 21:00
食品業界の中の人だけど、国産米高騰のなかで外国米導入に苦戦している理由を語ってみるよ。
2025-04-12
『台湾はだか湯めぐり——北部篇』
情
捲猫[三浦裕子訳]
(2024年6月25日刊行、中央公論新社、東京, 150 pp., 本体価格1,500円, ISBN:978-4-12-410656-5 → 版元ページ)
leeswijzer 2025-04-12 20:50 読者になる
『台湾はだか湯めぐり——北部篇』
2025 / 4
斗比主閲子『ふつうの会社員が投資の勉強をしてみたら資産が2億円になった話』
書評 (350)
2025年 04月 06日
どこからかギター弾き語りのさりげな...
このシリーズも三回目。例によってエキサイトの仕様だと動画は一本しかはれないので、1本以外は、リンク先を参照のこと...
2025-04-06
音質の評価は音の好みによって左右されるという当たり前の話
AV オーディオ スピーカー イヤホン
絶賛されているワイヤレスイヤホンEAH-AZ100の音が好みでなかった
今年1月にTechnicsがワイヤレスイヤホンの新製品EAH-AZ100を発表し、先代のEAH-AZ80は試聴で好印象だったので、新製品ならより高音質で高性能になっているだろうと思い、購入の予約をした。試聴してみると、EAH-AZ100はEAH-AZ80より、音の情報量などは上がっているが、どうも高音のクリアさに欠けていて、こもっている印象を感じた。Bluetooth CODECの接続の問題などもあったかも知れないと思い、またイコライザーで調整すればAZ80に近付くという情報があったので、改めて試聴したのだが、デフォルトの設定よりは好印象なものの、やはりEAH-AZ80と音の傾向が違っており、特に高音はやはりこもっていると感じてしまった。EAH-AZ80とAZ100が同じ傾向の音だといっているレビューは見かけたが、これが同じ傾向の音だという評をする人はオーディオの音質に関して、とても信用できない。EAH-AZ80は初めて聴いた時から、これは良い音だ!と感じたのだが、EAH-AZ100はどうにも音が良いという印象を持てず、結局予約をやめてしまった。
EAH-AZ100はEAH-AZ80で不満があったと言われている低音が強化されているのだが、そのせいか高音に関しては、AZ80のようなきらびやな高音はAZ100ではなくなってしまった。EAH-AZ100の高音に対して、同様の感想を持つ人は試聴した人で見かけるのだが、そもそも不満を感じた人は購入をしないので、その感想はそれほど可視化されない。
テクニクス Technics ワイヤレスイヤホン EAH-AZ100-S シルバー ノイズキャンセリング 3台マルチポイント ハイレゾ音質再生
パナソニック(Panasonic)
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テクニクス ワイヤレスイヤホン EAH-AZ80-K ブラック bluetooth ノイズキャンセリング 3台マルチポイント IPX4 LDAC対応 ハイレゾ音質再生 急速充電対応 アプリ対応
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高価な製品だからといって、自分好みの音とは限らない
基本的にオーディオ製品は価格が高くなればなるほど音が良いとされる。しかし、このように 上位機種でも、好みの音でないことはある。所有している機器でも、ワイヤレスイヤホンのDENON PerL Proは発売時5万円近い高価な製品だが、これらよりずいぶん安価なSoundpeats Capsule 3 Pro+やSoundcore Liberty 4 Proと比べると、高音はこもって感じる。
スピーカーでも、Polk Audioで似たような経験があった。Palk Audioのラインナップは、上からRシリーズ、ESシリーズ、MXT シリーズで、最初に出たのはRシリーズで、初めて試聴した時はピンと来なかった。特にライバルのDALI Oberonシリーズと比べると高音のクリアさに欠けている印象があったのだ。その後 ESシリーズという新シリーズが出たのだが、このシリーズはDALIと似たクリアな高音を感じて印象が良かった。今でもたまに比較試聴をするのだが、やはりRシリーズよりもESシリーズの方が好みだ。
Polk Reserve R200 ブラウン Pr 本棚スピーカー
Polk Audio(ポークオーディオ)
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ポークオーディオ POLK AUDIO SIGNATURE ELITE ES20 ブックシェルフスピーカー ブラウン ES20BRN(2台1組)
Polk Audio(ポークオーディオ)
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ポークオーディオ POLK AUDIO Monitor XTシリーズ ブックシェルフスピーカー マットブラック MXT20(2台1組)
Polk Audio(ポークオーディオ)
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好きな高音
自分は「クリアな高音」「ヌケがいい高音」と言われるタイプの高音が好きで、「こもって感じる」というのが自分が良いとは思わない高音だ。こう書くと、誰だってクリアな高音は好きでこもった高音は嫌いだろうと思うだろうが、おそらくこの「こもって」と感じる閾値が人によって違うのだ。今使っているスピーカーのB&W 706S2は他社のスピーカーと比べて段違いに高音のクリアさを感じて、購入したのだが、B&Wの高音はキンキンしていて耳に痛いという評もある。これはこの閾値の違いだろう。
Technics EAH-AZ100や、DENON PerL Pro、Polk AudioのRシリーズ に共通しているのが、音の情報量や密度は高いとは感じるのだが、高音がどうしてもこもったように聴こえてしまう点だ。特にイヤホンの場合、中華メーカーのイヤホンは、クリアな高音と迫力のある低音が両立して、かつ音の情報量もある製品が多いため、それらと比較をしてしまう。中華系以外のメーカーのイヤホンだと、こうしたクリアな高音が出ない製品も多いので、各メーカーの音作りの問題なのだろう。
スピーカーの周波数特性から見る高音
しけもく氏は安価なスピーカーを多数レビューしており、非常に参考になるのだが、中でも3-6万円のスピーカーを比較した動画の中にあった周波数特性は興味深かった。高音が好みのDALI Oberon 1は、高音の帯域がかなり盛られている。Polk Audio ES15もDALIほどでないが、少々高音を持ち上げている。フラット気味なDebut B5.2を試聴したことはあるが、音の密度があり、良いと思ったものの、高音はそれほど好みでないと思った記憶がある。
ということは、高音の帯域が盛られたものが好みかと思いきや、所有しているMONITOR AUDIO Bronze 50-6Gも高音は好みなのだが、Oberon 1やES15ほど高音は持ち上げられていない。持ち上げていなくてもクリアさを感じて良く思う時もあるようだ。
「モニター」とは?
また、悩むのが「モニタースピーカー」などの「モニター的」という表現だ。モニタースピーカーやモニターヘッドホンは音楽制作で正確な音を聴くための機材として使われており、そのような音を「モニター的」と表現して、リスニング向きではない、硬い音だと言われることが多い。
B&Wはアビー・ロード・スタジオに使われていることもあり、モニタースピーカーと言われることもあり、音の解像度は非常に高くて、音の情報量は多い。しかし、先に述べたように、高音にクセを感じる人も多いようで、自分も、どちらかというと正確な音というより、あえて耳に心地よく感じる高音作りをしているのではと感じる。上で話題に出したMONITOR AUDIO Bronze 50-6Gもモニター的と評されるのを見かける。
EAH-AZ80 とEAH-AZ100の比較でも、どちらもモニター的な音という人がいて、どっちがモニター的なんだよ!と悩んでしまう。自分の印象では、EAH-AZ80は音を作っているので、AZ10
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