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Paris(Renaissance
リベンジのルネッサンス絵画大回廊。
中世までの「暗黒時代」に垂れ込めていた曇天を吹き飛ばすかのような極彩色、と綺羅星の如く現れた天才たちの競演。その代表作の殆どは門外不出、我が人生悲願(の一つ)が叶った瞬間です
眼前に広がる文字通り膨大な量の(この言い回し何回目や)ルネッサンス絵画が…これはもうパラダイスや
フランソワ1世とルイ14世のコレクションが主とのことで、ようここまで買い漁ったものよと この大回廊でルネッサンス通史が把握できる物量です
ここまで物量が並んでいると、一概にルネッサンスとはいっても上手い下手はあるなと笑
逆を言えばそれだけ多くの画家と工房が大量の作品を世に出したということで、表現のパラダイムシフトもありながら量的にも芸術大爆発の時代だったと
居並ぶ極彩色、天才の傑作は何m先からでも分かる。
『岩窟の聖母』
『聖アンナと聖母子』
レオナルドダヴィンチ代表作が!しかも2枚並んで!!こんなぞんざいに掛かってていいのか…至福という以外ない至福。しかも超至近距離から舐めるように鑑賞が可能 流石にこのエリアには団体客が次から次へと押し寄せますが別室のモナ・リザほどではない、団体来たら逃げる、空けばまた前に立つスパイラルすら幸せ
…分かってはいましたが、並んで掛かってるその他の画家たちを文字通り『その他』にしてしまう、比べようのない表現力に跪きそうになる この大回廊にあるいかなる作品もとても比較にならない。同じ空間にあるのがかわいそうになるほどの異次元感あります
ほんまに次元が違う、3次元としての絵画表現の極致、2次元なのに奥行きを感じる。天才です(語彙が追いつかない
『聖アンナと聖母子』には参った。
図録等で穴のあくほど見慣れてたはずで、アンナの上にマリアが乗っかるという構図の不自然さが云々…とか言われますがいやいや、そんなん全然気にならないのはもはや恐ろしい、普通だったら無理な姿勢を全く自然に描けてしまうレオナルドよ 天才か(言葉がない
娘を見るアンナの微笑/息子を見るマリアの微笑/自分の運命の象徴たる羊と戯れつつ母を見る幼ジーザスの無垢。このトライアングルにはもうこの絵の前で終わりたいとすら思う、至福。
フランソワ1世に請われてフランスへ赴いたとき、画家がイタリアから持ち込み終生手を入れ続けたと伝わるのがモナリザ/本作
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猟書日記
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rose_color2002 at 00:00|この記事のURL│Comments(3)│BENCH PRESS
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