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わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる
●04/14 08:58
見切る読書で積読を解毒する『翻訳者の全技術』何十年も向き合ってきて、今でも何度も読み直す本がある。辛いとき・キツいとき「あの棚にあの本がある」と思い浮かべるだけで励みになる本がある。もし出会わなかったら、今の私は無かったと断言できる本がある。ガチガチの価値観を更新し、アンパンマンの頭のように「私」を取り換えてしまった本がある。おそらく数十冊、多くても百冊ぐらいの、そんな本を、エッセンシャルブックと呼んでいる。沢山の本をとっかえひっかえ読んだり、新刊本をブックハンティングするのは、そんな本と出会うためだと思ってきた。だが、そろそろ振り返って、積読山と向き合わねばならぬ。理由は2つある。ひとつは、量こそ遥かに多いけど、クズみたいな本が大量にある書店よりは、年月をかけて賽の河原のように積んできた山の方が、「あたり」を引く確率が高いこと。もう一つは、残りの人生ぜんぶ費やしても、この山を

メモリの藻屑 、記憶領域のゴミ
●04/12 02:08
2025-04-11鸚鵡をめぐる冒険/ジュリアン・バーンズの『フロベールの鸚鵡』を読んだBOOKフロベールの鸚鵡 /ジュリアン・バーンズ(著), 斎藤 昌三(翻訳)文豪フロベールの生涯をめぐる二羽の鸚鵡の謎。「僕」のフロベール探究の旅は、「僕」自身の過去に、妻の自殺に思いを馳せながら次第にその色合いを変えていく。一作ごとに新しい趣向で世界じゅうの読者を驚嘆させる英国の鬼才J・Bの出世作にして最高傑作。英・仏・伊の文学賞を独占。フロベールの短篇「純な心」フロベールといえば 世界文学の名作『ボヴァリー夫人』を著したことで知られる19世紀フランスを代表する作家だ。以前そのフロベールの短篇集『三つの物語』を読んだが、その中の「純な心」という短篇が妙に心に残ったのを覚えている。「純な心」は19世紀フランスの田舎町でメイドとして生きるある女の物語だが、晩年彼女は飼った鸚鵡を非常に愛し、鸚

リンゴ爆弾でさようなら
●02/02 14:16
2025-01-30いまさら!2024年新作映画ベストテン2025年が馴染んできたころかと思いますが、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。さて、当ブログではかつて「今年の映画、今年のうちに」と題して大晦日にその年の新作映画ベスト記事をアップしていましたが、昨年に続き今年もPerfumeカウントダウンライブのため遠征していたので間に合いませんでしたね。2年連続で時流に乗り遅れての更新となりました。とはいえ、ちゃんとやります。2024年新作映画ベストです。新作、といっても僕の住んでいる地域で初公開となった作品を指しますので、よっぽどのリバイバルは入りませんけれども、多少のずれは気にしないでください。以下、ベストテンです。10位 Chime2024年に公開された3つの黒沢清作品のうち、最も感動したのが吉岡睦雄が土手を登り赤いシャベルを投げ捨てて走り出す場面。

ゆうれいパジャマ
●01/29 14:20
2025-01-29『日本企業はなぜ「強み」を捨てるのか』アジャイルを調べたら必然的にたどり着く日本の凄さを説明しれくる本読書部日本企業はなぜ「強み」を捨てるのか~増補改訂版『日本“式”経営の逆襲』~ (光文社新書)作者:岩尾 俊兵光文社Amazonスクラム含むいわゆるアジャイルの源流には、トヨタ生産方式と「The New New Product Development Game」という論文の、2つの日本が源の概念が存在している。そして源流の中でも影響力の大きい概念として存在している。しかし、ちゃんとスクラムの本読む人は少ないのか、あまりみんなそちらを読み込もうとせずに、ひたすら欧米から来るトレンドを追っている印象がある。そんなときにこの本を差し出すと、どう日本発の概念が欧米でメソッド化し、それが逆輸入されたかを事細かく説明してくれるので便利だ。著者は経営技術という概念でそ

雲行きが怪しい 〜タヲルマンの日記〜
●11/02 14:43
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