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2025年06月20日16:33
本
仏教は「死に方の思想」である
7月からのアゴラセミナー「人生100年時代」では、年金・医療の問題とともに「死に方」の問題も考えたい。長すぎる老後は「ゆるやかに死ぬ」時期であり、そこに何を求めるかは切実な問題である。仏教は今では葬式仏教とバカにされているが、最初から「死に方の思想」だった。
ブッダが生きたのはアーリア人の地域国家が、西域から進出してきたアケメネス朝ペルシャとの戦争の中で滅びた時代だった。多くの人が戦乱や疫病で死に、平均寿命が30歳に満たない古代インドで、死と隣り合わせで生きる人々を救済する思想が、のちに仏教と呼ばれるようになった。
その教えの中心は<空>である。これはバラモン教の因果応報を否定し、万物は相関して絶対的な主体は存在しないという思想だ。この世の苦しみが悪の報いだとすると救いがないが、世界が無意味な<空>だとすれば悩む必要もない。修行を重ねて悟りを開けば涅槃(ニルヴァーナ)の境地に至り、死によって<空>に帰る。
このような仏教のニヒリズムは、無宗教といわれる日本人にも通じる。むしろ世界を唯一神が支配するというキリスト教が特殊なのだ。西谷啓治はハイデガーに師事し、彼のプラトン批判を継承して仏教にヨーロッパ中心主義を否定する思想を見出し、ヴァレラなどポストモダンの思想に影響を与えた。
続きはアゴラサロンでどうぞ(初月無料)
本 (1697)
その他 (254)
last modified at 21:53 2025/6/20
Diary 「ジークアックス」New!!
2025年06月21日
リピートFX、今月も利益たっぷり相場の神様に感謝!3千通貨設定なら毎年連続で年収1,000万円超達成!
【Q】リピートFXとは?
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Posted by kawase_oh at 07:00 │松井証券
2025年06月20日
同じ「低金利国家」スイスと日本なにが違う?インフレ退治に成功したスイス、いまだ物価高騰に悩む日本
【Q】スイスと日本、共通点は?
低金利の国。成熟した先進国で、もうあまり大きな成長は見込めず、景気が過熱することもなく、金利は低い状態が長年続いています。2016年から2022年夏まで両国ともにマイナス金利政策をとっていたことも共通しています。
【Q】スイスと日本、違いは?
上図の政策金利に違いが出ています。スイス(青色)、日本(赤色)。日銀は経済情勢が変化しても、意思決定が遅く、ぐずぐずして変化にあまり対応できていません。スイスは必要に応じてマイナス金利の“マイナス幅”を深くしたり、逆に、金利の引き上げが必要だった2022年以降はしっかり利上げで対応できています。
【Q】2022年以降の金利差ナゼ?
2022年以降、世界的に物価高騰(インフレ)が発生。すべての先進国が利上げでインフレを退治しました。スイスも政策金利をマイナスから最大1.75%まで引き上げてインフレを抑え込むことに成功。その結果、2024年から物価高が落ち着いたため利下げに転じて、2025年6月ついにゼロ金利が復活しました。
【Q】日本なぜマイナス金利を続けた?
2022年から日本も物価高騰し始めたので、利上げが必要だったのに、なぜか当時の黒田日銀総裁はマイナス金利を続けることに固執。その結果、円安とインフレが加速。昨年から、遅ればせながら日本も利上げに踏み切りましたが時すでに遅し。インフレが収まることなく、2025年現在、私たち国民は物価高に悩まされる状態が続いています。すでにインフレ退治に成功してゼロ金利に戻ったスイスとの差が歴然です。
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Posted by kawase_oh at 06:25 │市場の話題
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Posted by kawase_oh at 06:00 │みんなのFX
(6/20)相場見通し。米ドル円、サポート帯第一144.5~144.6円、第二143円中盤。これら以上なら円安トレンド継続、円安目標147.9円期待
読者の皆様、今週もお疲れさまでした。
いつもお忙しくてお疲れなうえ、今週は急な暑さでヘトヘトだと思います。そんな中いつもこのブログや、私のツイッターをご覧くださいまして本当にありがとうございます。頑張っている皆様は、必ず投資で成功したり自分の理想が実現しますので安心してください!絶対大丈夫です!
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◆円安目標147.9円
4月に今年の最安値139円で底打ちした後は
上がってもすぐ下がる、なんとなく重たい状況が続いていましたが、
今週、新たに買いシグナルが点灯。
秘伝チャートの新たな買いシグナルに基づいて
上昇ターゲットを計測しますと、第一に147.9円、第二に149.7円が浮上。
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◆下落時のサポート帯
一番近いサポート帯は一昨日時点で、144.3円の水準でした。
一昨夜、急落する場面がありましたが、
まさにその144.3円でピタリ下げ止まりました。
⇒為替ドル円相場、「どこで下落が止まるか見える」チャート分析
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◆今後の見通し
売買ジャッジのサポート帯がやや上がってきておりまして、
ざっと144.5~144.6円あたり。
反落した場合には、それが第一のサポート帯となります。
その先には、143円中盤が第二のサポート帯として控えています。
それらのサポート帯以上をキープしていれば全く問題なく、
円安目標第一147.9円を目指す流れが引き続き期待されます。
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Posted by kawase_oh at 05:30 │今日のポジション
市場の話題 (251)
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2025-06-19
最適関税の動学理論
というNBER論文が上がっている(ungated版へのリンクがある著者の一人のページ)。原題は「A Dynamic Theory of Optimal Tariffs」で、著者はEduardo Dávila(イェール大)、Andrés Rodríguez-Clare(UCバークレー)、Andreas Schaab(同)、Stacy Tan(イェール大)。
The classic tariff formula states that the optimal unilateral tariff equals the inverse of the foreign export supply elasticity. We generalize this result and show that an intertemporal tariff formula characterizes the efficient tariff in a large class of dynamic heterogeneous agent (HA) economies with multiple goods. Intertemporal export supply elasticities and relative tariff revenue weights are sufficient statistics for the optimal tariff that decentralizes the efficient allocation. We also develop a general theory of second-best optimal tariffs. In dynamic HA incomplete markets economies, Ramsey optimal tariffs trade off intertemporal terms of trade manipulation against production efficiency, risk-sharing, and redistribution. Intertemporal export supply elasticities and relative tariff revenue weights remain sufficient statistics for the intertemporal terms of trade manipulation motive of second-best optimal tariffs. We apply our results to a quantitative heterogeneous agent New Keynesian (HANK) model with trade.
古典的な関税の方程式は、最適な一方的関税は海外の輸出供給の弾力性の逆数に等しい、と述べている。我々はこの結果を一般化し、異時点間の関税方程式が、複数の財がある動学的不均一主体経済の多くにおいて効率的な関税を特徴付けることを示す。異時点間の輸出供給弾力性と、相対的な関税収入のウェイトは、効率的な配分を非中央集権化する最適関税の十分統計量である。我々はまた、次善の最適関税の一般理論を構築する。動学的な不均一主体の不完全市場経済では、ラムゼー最適関税は異時点間の交易条件の操作を、生産の効率性、リスクシェアリング、再配分と引き換えにする。異時点間の輸出供給弾力性と、相対的な関税収入のウェイトは、次善の最適関税の異時点間の交易条件の操作についても十分統計量である。我々はこの結果を、貿易のある定量的な不均一主体ニューケインジアンモデル(HANK)に適用した。
本文では、古典的な関税の方程式を以下のように記している(τtが最適関税、εtが海外の供給の弾力性)。
τt = 1 / εt
εt = ∂log X∗t / ∂log pt
この式は、海外は単一の貿易財を生産し、海外の輸出供給が輸入価格の静的関数である場合(x∗t = X∗t(pt))の自然な結果である、とのことである。
計画者が最適な輸入水準を選択する時、消費効用の便益を2つの費用と引き換えにすることになる。一つは、単位輸入当たりptの直接的な金銭費用である。もう一つは、より多くの輸入を求める際の価格上昇で、均衡で海外が輸出を増やすインセンティブをもたらすために必要となる。この均衡における価格変化がεtの逆数に比例する。計画者と違って家計は消費を決定する際にその価格変化を内部化しておらず、最適輸入関税が、家計に社会的に最適な輸入水準を需要するよう動機付けることになる。
論文では、この最適関税理論を動学化し、x∗t = X∗t(p)、p = {pk}k≥0としている。この時、最適関税は
τt = 1 / (ω′tεt)
となる。ここでεは ∂log X∗k / ∂log pt の無限行列である。またωは相対的な関税収入のウェイトで、ωkt = τkpkx∗k / τtptx∗t を要素とする無限行列である。従って
1/τt = ∑k ωkt (∂logX∗k /∂log pt)
と書き表すこともできる。
動学化したものも式としては古典的な式と似ており、計画者は、t時点の海外からの輸入への需要増が均衡における輸入価格の上昇につながることを内部化している。だが古典的な場合と異なり、異時点間の結び付きによって、そのt時点の需要インパルスは、全ての時点kの市場清算条件に影響する。
また、この式は国内の配分が効率的な場合(=国内経済に歪みが無い場合)の最適関税を決定するため、効率的な配分を(おそらくは他のツールと共に)非中央集権化する関税を特徴付けてもいる。その場合、計画者は異時点間の交易条件を操作するためだけに関税を使うことになる。その時、限界代替率は全ての家計で等しくなる。
しかし、効率的な配分が達成不可能な場合、限界代替率を全ての家計で等しくすることはできなくなり、計画者は、輸入x∗tの変化を評価するのが難しくなる。またその場合は、関税を経済の他の非効率性を標的とする次善のツールとして使うことが厚生改善的となる。その次善の策としての最適関税の理論が、この論文の後半で追究されている。
himaginary 2025-06-19 23:57 読者になる
〇幸いなことに、去年はレバノンのヒズボラを相手に、モサドによる「ポケベル攻撃」という画期的手法を発動し、これもほとんど無力化してしまった。「代理人」たるハマスとヒズボラがこれでは、イランは手足をもがれたも同然である。しかもシリアのアサド政権まで勝手に倒れてくれた。古い表現で恐縮だが、これでは「だんだん良くなる法華の太鼓」である。
〇かくしてネタニヤフは止まらなくなった。いよいよイランという本丸に手を付けた。アメリカが反対しても、言うことを聞きはしない。イランの核施設のみならず、司令官や長距離攻撃能力も叩くとのこと。たぶん勝ってしまうんだろうな。
<6月15日>(日)
〇この週末、いろんなことが続いて起きています。
〇ワシントンDCの軍事パレード。陸軍の創設250周年を祝うと言いつつも、トランプさんの79歳の誕生日を祝っているとしか思われない。首都でのパレードは1991年6月以来とのことだが、それってワシがワシントンに居た頃である。あの当時、パレードの正式名称は”Welcome
Home Celebrations”と言って、湾岸戦争でイラクから無事に帰ってきた兵士たちを祝う集いでありました。純粋に軍事力を誇るようなパレードは、民兵主体の伝統を持つアメリカさんにはふさわしくないとワシ的には思います。
〇そのトランプさんは、とうとう日本製鉄のUSスチール買収を認める。日鉄さんの粘り勝ちで、完全子会社化で決着です。「黄金株」とか「国家安全保障協定」というのは、トランプさんが方向転換するためのいわば「方便」であって、象徴的なものだと考えた方がいいでしょう。問題はこれで明日のマーケットがどう評価するかです。普通に日本製鉄のストップ高でいいんじゃないかと思いますが、意外とそうじゃないのかもしれません。
〇イラン軍によるイスラエルへの報復攻撃始まる。ただしミサイルやドローン中心という点に、いかにも限界がありそう。「アイアンドーム」というのは、あれは超強力なシールドですからな。逆にイランの制空権は既にイスラエルが奪っていて、攻撃はさらに2週間程度続くと見られる。今後の焦点はナタンツの核濃縮施設の地下部分でしょう。あるいはイスラエルの在外公館などが攻撃されるという「場外乱闘」に発展するかもしれません。
〇それにしてもイスラエルが実施した「ライジング・ライオン」という作戦、どえらい成果を挙げたようである。レバノンに対する「ポケベル攻撃」に続くイノベーションと言えましょう。先日のウクライナ軍によるロシア内部への「大規模ドローン攻撃」も見事でありましたが、昨今のような地政学リスク全盛時代においては、軍事的なブレークスルーが次々に起きるようになっているのかも。縁起でもない話でありますが。
〇この間に阪神タイガースは楽天に3連敗。しかも全部1点差負け。どうなっとるのだ。やはり今年も交流戦になると弱いのか。たぶんこの人もお嘆きでしょう。ということで、明日朝はニッポン放送に出没いたします。
<6月16日>(月)
〇ということで、今朝は「飯田浩司のOK!
Cozy up!」に出演いたしました(ラジコで聞けます)。いや~盛りだくさんでした。給付金、消費減税、CPIとコメ価格、G7サミット、日米関税交渉、日銀の金融政策決定会合などなどなど。
〇イスラエルのイラン攻撃の問題について、本日の電話インタビューは菅原出さん。これまた不肖かんべえにとっては古い友人でありまして、なんかこの番組はこういうことが多いです。菅原さん、イスラエルのえげつない狙いについて上手に語ってくれました。さて、トランプさん、いったいどうするのだろう?
〇この後、明日は山形、明後日は松江に出没いたします。まるで『点と線』ですな。こういうの、とっても楽しいです。
<6月17日>(火)
〇本日は東京駅正午発の「つばさ」に乗り込んで、山形駅を目指したのである。が、しかし・・・。
〇ところが「つばさ」は大宮駅で止まってしまった。実はこういうことが起きていたんですねえ。
●東北新幹線東京ー仙台駅間上下で運転見合わせ、再開めど立たず 回送列車が車両点検
〇宇都宮~那須塩原間で回送列車が止まってしまったとのこと。はて、どうしたものか。
〇さすがは主催者の東北エネルギー懇談会さん、すぐに状況を察して電話を入れてきた。こちらも車内でじっとしているしか手がないのだが、ややあって「リモート講演会にしましょうか」ということに。
〇そこで大宮駅で下車し、在来線で東京駅に戻る。そのまま会社に戻る。そしてリモートで講演会を実施することにしました。東北新幹線、運転再開は午後5時だったそうなので、早めに見切りをつけたのは正解でありました。
〇うーむ、長いことやっていると、こういうこともあるものですねえ。もちろん山形に行けなかったのは残念なんですが、とりあえずご迷惑をかけなくてよかったということに。
〇ということで、本日は普通に帰ってきたので、これから本日締め切りの原稿を真面目に仕上げるのである。これが山形市に行っていた場合、たぶん酒宴もあったりして、入稿が遅れていた公算が大である。果たしてどっちがいいんでしょうかねえ。
<6月18日>(水)
〇本日は山陰合同銀行さんの会合に呼ばれて島根県松江市へ。
〇松江市に行くときは、JALで出雲縁結び空港に降りるか、それともANAで鳥取県の米子鬼太郎空港に降りるかである。距離はいい勝負らしくて、本日は米子経由である。赤沢大臣の地元でありますな。最近は米子に帰ってくるよりもワシントン詣でが多いので、「どっちの訪米か?」というギャグがあるらしい。
〇考えてみたら、松江市に来るのは4回目である。いつもそうなのだが、日が暮れる前に帰らなきゃいけなかったり、せっかく泊りなのに天気が悪かったりして、宍道湖に沈む夕日というものをまだ見たことがない。今日は天気がいいからひょっとして、と期待したのだが、この時期の日没は7時半とのことで、帰りの便が午後8時15分なので結局、見られず。
〇まあ、こんなのは「惜福」と考えればよろしい。また次の機会があるだろう。タクシーの運転手さんによれば、松江市の日没は秋が一番キレイなんだそうだ。そうそう、松江市には、今年後半にこういうお楽しみがあります。うーむ、NHK、またしても化け物系ですか。
〇ちなみに帰り道に通る中海もずいぶんと美しいのである。そして鳥取県に入るところでは、例の「ベタ踏み坂」があって楽しい。山陰は意外と見るところがいっぱいあるんですよ。ワシはよく知っておる。
<6月19日>(木)
〇梅雨入りかと思ったら、変に晴れて暑い日が続いている。これではまたまたコメが不作になってしまうのではないか。困ったものですなあ。
〇それほど大きな問題ではないのだが、うちのご近所で咲いているあじさいがとっても疲れた感じである。流山市にあるあじさいの名所も、先日、久しぶりに行ってみたらガッカリするような状態であった。しかるに雨が降ってこそのあじさいの花である。濡れていないようでは、色が冴えないのは当たり前ですな。
〇誰も気にしていないようではあるが、こういうことが意外な大問題なんじゃないかという気がしている。
ロアノーク植民地の謎
中国人留学生を巡る米国の事件
2025年6月19日 (木)
日本型賃上げ方式の本質と課題@連合総研『DIO』No.409
連合総研の機関誌『DIO』のNo.409に、「日本型賃上げ方式の本質と課題」を寄稿しました。
https://www.rengo-soken.or.jp/dio/dio409.pdf
「賃上げは今後も続くのか?~持続的な賃上げと経済好循環の実現に向けた課題~ 」という特集の中の一本です。
解 題
2025春季生活闘争の評価と賃上げの持続性向上のための課題 太田 哲生 ………… 4
寄 稿
持続的な賃上げをどうすすめるか 脇田 成 ………… 8
持続的な賃上げ実現のための生産性向上策について 滝澤 美帆 …………13
中小企業・地域への持続的賃上げの波及に向けた課題太田 哲生 …………18
日本型賃上げ方式の本質と課題濱口 桂一郎 …………27
2025年06月18日
【映画評】国宝
国宝上青春篇 (朝日文庫)
公開前から映画館の幕間予告編で拝見するも「日本アカデミー賞狙いの吉沢亮と横浜流星の腐女子向け低予算ギャグ映画」程度の雑な認識で鑑賞対象外でしたが、ここまでちゃんとした映画だったとは。先入観というのは恐ろしい。 続きを読む
2025年06月17日
●週刊金融日記 重要バックナンバー(夜間飛行)
●週刊金融日記 重要バックナンバー(まぐまぐ)
●週刊金融日記 重要バックナンバー(note)
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香港でボチボチやっています。香港の何がいいかというと、おっさんがひとりで食べるものが充実しているということですね。
★こういうお持ち帰り弁当とかが美味いんですよね。
さて、いよいよ日本は参院選ですね。僕は、昨年、ちゃんと在外選挙人登録というやつをやったんで、香港の日本領事館で国政選挙は投票できます。昨年、ちゃんと行ったんですが、もうすでに誰とか比例でどこの政党に投票したかも覚えていません(笑)。しかし、はっきりと覚えていることは、たくさん高齢の日本人が来ていて、えっ、香港にこんなに日本の老人が住んでいたんか!とびっくりしたことですね。
●参院選、来月20日投開票へ 政府・与党、国会会期延長せず 立民の不信任提出が焦点
●在外選挙制度とは
石破首相が2万円国民全員、住民税非課税世帯はさらに2万円配って、参院選に雪崩込もうということで、参院選が注目されていますが、来週末に地味に都議会議員選挙があります。
湾岸に住んでいる人は水の浄化を掲げる候補に投票しましょう!
★来週は都議会議員選挙です。
今週も読者から興味深い投稿がいくつもあります。見どころは以下のとおりです。
-インフレでも給与が上がらない医療関係者はどのような身の振り方をすればいいですか
-理系大学四年生でくすぶっていますが海外の大学院に行けるでしょうか
-小泉Jr.の米政策に強い懸念を覚え疑問と怒りを感じています
-「疲労回復や肥満解消にはマヨネーズを食え」という山田悟氏の最新研究についてどう思いますか
それでは今週もよろしくお願いします。
1.ばら撒き民主主義と戦争多発時代のインフレに備えよ
イスラエルが、大国イランにバンバンとミサイルを撃ち込んだり、世界は一段ときな臭くなってきましたね。アメリカ国債の金利はなかなか下がらず、利払費(約140兆円/年)が国防費(約130兆円/年)を初めて超えた中で、来年に待ち構える大量の米国債の借り換えをどうするんか、と市場関係者は心配しています。
そして、我が国の与党は、インフレ対策のためにヘリコプターマネーをやる、と申しております。
●著名投資家ダリオ氏、米債務が制御不能になる可能性を警告
★日本もアメリカも、国民がインフレで文句を言うと政治家はばら撒きをやります。民主主義ですからね。
今週は、インフレのリスクが高まっている時代に、我々はどのように資産運用したらいいのか、書きたいと思います。
僕自身は、インフレが進行する方に賭けていて、円もドルも香港ドルもほとんど持っていません。ポートフォリオの中で金(ゴールド)とビットコインをそれなりの割合で保有しています。世界中の投資家が、各国政府と中央銀行が好き勝手に発行できる「紙切れ」である法定通貨の価値を疑い始めており、その代わりに金やビットコインのような国籍を持たない価値貯蔵手段が人気になっています。なんとかして、金持ちの人たちは、いま自分が持っている購買力を未来でも維持したいわけです。
金は、まあ単にインフレ対策のためにポートフォリオに入れないわけにいかないので、昨年かなり買って、幸いにしてパフォーマンスは良いわけですが、バックナンバーに書いたように、ビットコインはもっと強いビューを持って、がっちりとロングしてきました。
・・・
2.今週のマーケット
・・・
3.ブログではいえないお店
-北品川でちょうどいい焼肉屋に行きました
品川駅はこんな名前なのに、品川区になくて港区にあるのですが、品川駅の港南口はインターシティという広場になっていて、そこの端っこの南端まで行くと品川区になります。そして、品川駅の南側にあるのに、京急線の次の駅の名前が北品川です。その辺がちょっと古い商店街みたいになっていて、美味しい鰻屋さんとか焼肉とかありますね。ちなみに、目黒駅は目黒区ではなく品川区になります。東京の地名はややこしいですね。
いま品川駅と高輪ゲートウェイ駅の再開発が熱いのですが、じつはこの北品川一帯も再開発されるらしく、大手ディベロッパーが連合を組んで、この辺の住民と立ち退き交渉を始めているようですね。森ビルが、小さい家とか店とかたくさんあった六本木の一帯を再開発して六本木ヒルズを建てたんですが、計画が立ち上がって地元民を説得し始めたのが1986年で、ヒルズができたのが2003年なんで、ふつうに考えたら北品川一帯の再開発って20年計画ぐらいな感じでしょうね。
いずれにしても、高輪ゲートウェイ - 品川 - 大井町とこの辺の北品川の再開発で、ぜんぶできるのは20年後かもしれませんが、リニアもありますし、たぶん10年後ぐらいには、かなりピカピカのすごい街になっていそうです。
●品川駅南地域の未来を創る推進協議会
いや、不動産の話ではありません(笑)。焼肉の話です。
・・・
4.藤沢数希の身もフタもない人生相談
-インフレでも給与が上がらない医療関係者はどのような身の振り方をすればいいですか
いつもブログ楽しく拝見しております。
先進国の中では日本のインフレが一番長引いており、世界は利下げサイクルに入ったものの日銀の政策金利のベクトルは上向きです。
このインフレ下で、物の値段は上がり(=円の価値が下がり)、多くの会社では額面の給与が上がっていますが、医療関係者は全く給与に変化が見込めず、ひもじい思いをしています。
勤務医だと20代で年収1000万円は超えるものの、その後定年までほぼ横ばいで、常勤として働きながらバイトをして収入を上げる生活に終わりが見えません。
最近では早々に自由診療に舵を切ったり、フリーランスのバイト医となる人、開業する人、副業に挑戦する人など多数見受けられます。
受験では医学部偏重が続きそうではありますが、医療者としてはこれからどのような医師生活を送るのがよいのか悩むことが多いです。
年代によっても意見が分かれそうなテーマですが、給与が上がらない医師に向けて身の振り方、賢いキャリア形成に関してアドバイスいただければ幸いです。
・・・
武道的思考(KOTOBA収録)
KOTOBAという雑誌に武道的思考について寄稿した。それを再録。 修行は競争ではない 武道の修行というのは「天下無敵」...
2025-06-18 mercredi
2025-06-15
ビジネスガイド7月号
(株)日本法令様から、『ビジネスガイド』7月号(通巻959号)をお送りいただきました。いつもありがとうございます。
ビジネスガイド 2025年 07月号 [雑誌]
日本法令
今月号の第1特集は「令和7年度新設&改正“使える”助成金」で担当者のマストアイテムと言えそうですが、第2特集の「従業員にオンラインカジノ利用の疑いがある場合の対応」がまことに時宜を得ていて感慨深いものがあります。注目を集めている案件かつ相当の拡がりが想定されている案件だけに、いざその時に備えた理論武装と心構えは必須かもしれません。第3特集は「「福祉的雇用」からの転換期にある高年齢労働者の評価の仕組みの考え方」で、高年齢労働者が拡大する中、60歳以降は安い賃金でそれなりに働いてくれればそれでよし、評価とかわざわざ手間暇かけるまでもないという発想の転換が進んでいるということでしょうか。まあ毎月の感想ではありますがホント今の人事担当者は大変だ。
八代尚宏先生の連載「経済学で考える人事労務・社会保険」は「正規・非正規間の不合理な待遇差」ということで、特に賞与と退職金に着目して論じられています。賞与については非正規の長期勤続化・基幹化が進む中で一定の導入拡大が望ましい一方、退職金については正規においても足止め抑制のため縮小が見られる中では非正規への導入も慎重であるべきとの所論です(こう簡単にまとめると八代先生に怒られるかもしれませんが)。ちなみに私は有期雇用の退職金については雇止め合理性判断とリンクした形で導入する(一種の金銭解決)ことは検討に値すると考えています(これは過去何度も書いたと思う)。
大内伸哉先生のロングラン連載「キーワードからみた労働法」は「労働組合法上の使用者概念」を取り上げ、雇用関係の複雑化が進展する今日にあってまだ法的論点が多く残されているこの問題について、朝日放送事件の労委・裁判所の各級の判断をトレースしつつていねいに解説しておられます。コラムで紹介されている1993年の菅野和夫先生による高裁判決批判の先見性にはあらためて感服させられます。
roumuya 2025-06-15 11:24 読者になる
W・S・バロウズインタビュー (SF Horizons #2, 1965)
R.A.ラファティ『アーキペラゴ』とチャンドラー『長いお別れ』とっくに終わってるんだが
ロサンゼルス抗議デモ
2025年6月、ロサンゼルスでの不法移民摘発に端を発する抗議デモと暴動は、トランプ大統領の州兵連邦化と海兵隊動員により、連邦と州の対立を極端に先鋭化した。この事態は、偶発的な誤情報と計画的な政治戦略が交錯し、トランプ大統領の権限行使が米国の統治に新たなリスクをもたらす一例となった。
発端:摘発と誤情報の連鎖
事態は2025年6月6日、米国移民税関執行局(ICE)がロサンゼルス市内で不法移民118人を逮捕した摘発から始まる。この作戦は市内複数箇所での標準的な急襲で、犯罪歴のある者(ギャングメンバー5人、麻薬密売や暴行の前歴者)を含む逮捕は、ICEの日常業務に該当する(BBC、6月9日)。トランプ大統領の直接関与を示す証拠はなく、国境管理責任者トム・ホーマン氏の監督下、トランプ政権の不法移民取り締まり方針(2025年1月20日の大統領令)に沿って実行されたと推測される。
しかし、パラマウントのホーム・デポで「不法従業員の一斉摘発が行われた」という誤情報がSNSや住民の間で拡散し、事態が急変した。DHSはホーム・デポでの摘発を否定したが、ICE車両の目撃が恐怖を煽り、ヒスパニック系住民(人口82%以上)の敏感なコミュニティで反応が増幅された。この誤情報は6月7日の抗議デモを誘発し、トランプ政権の強硬姿勢がなければ火種にならなかった可能性がある。トランプの移民政策が間接的に混乱の土壌を形成したと推論されるが、摘発自体は日常的で、誤情報は政権の意図を超えた外部要因であろう。
経緯:暴動化と連邦軍の投入
6月7日、ホーム・デポ前のデモは石や火炎瓶の投擲、車の放火、店舗略奪へと暴動化した。ロサンゼルス全域に拡大し、101号線封鎖や報道カメラマンの負傷(ゴム弾)が混乱を加速した。トランプ大統領は同日夜、合衆国法典第10編(10 U.S.C. § 12406)に基づき、カリフォルニア州兵2000人を連邦化し、ロサンゼルスに派遣した。ガビン・ニューサム知事の要請を無視したこの決定は、州の提訴(「違法・違憲」)を招き、対立を激化させた。ホーマン氏による同日の知事「逮捕」警告(知事やカレン・バス市長への牽制)は、トランプ政権の強硬さを象徴する。
6月8日、デモがさらにエスカレートし、トランプ大統領は国防長官ピート・ヘグゼスを通じて海兵隊750人を6月8日~9日に動員した。動員の法的枠組みは反乱法(10 U.S.C. § 331-335)に基づく可能性があるが、議会への通知遅れや未使用の可能性が論争を呼んでいる。海兵隊は連邦施設(DHS支部、連邦刑務所)の警備や州兵補助に投入されたが、その異例性(国内動員はまれ)は政治的パフォーマンスとみなされた。なかでも、ニューサムの提訴は、動員の妥当性を巡る論争を深めた。この経緯は、トランプの介入が混乱を抑えるどころか、連邦権力の過剰行使で不安定性を増したと推論されるが、実際には暴動の規模が連邦介入を必要とした。
偶発性と計画性の交差
今回の事態の展開は偶発性と計画性が交錯する。6月6日のICE摘発は日常的で、トランプの直接命令の証拠はなく、ホーム・デポの誤情報と6月7日の暴動化は予測困難な偶発事態だった。トランプの州兵連邦化(6月7日)は、デモの急激なエスカレーションへの即時対応として、場当たり的な要素を含むが、サンクチュアリ・シティでの抗議を想定した「計画的」準備(1月20日大統領令、ホーマン氏の任命)も背景にある。トランプ政権はカリフォルニアの民主党政権との対立を、言わば政治資本化し、2026年中間選挙に向けた「法と秩序」の演出を意図していたと推測される。
海兵隊動員は、機構上トランプ大統領の広範な指示があったとは見なせるものの、国防総省(DoD)の危機管理判断が主導したと推論される。州兵導入後の混乱(6月8日、101号線封鎖)が連邦レベル(ICE執行、連邦施設保護)に波及する危険性をDoDが懸念し、ヘグゼス国防長官が北方軍を通じて海兵隊を展開したものだ。海兵隊の選択(迅速展開力)や人数調整(200人→700人)はDoDの現場判断を反映している。法的枠組みの論争(反乱法未使用の可能性)や議会通知の遅れは、DoDの迅速対応を補強する。トランプの政治的意図(ニューサム対抗)は背景にあるが、やはりDoDの連邦安定性優先が動員を決定したのだろう。この構図は、トランプの強硬政策が混乱を増幅し、DoDが過剰介入で対応したものだ。
トランプというリスク
州兵と海兵隊の動員は大統領権限の違いを示す。州兵は10 U.S.C. § 12406に基づき、トランプが直接連邦化し、6月7日の決定は彼の意思を直ちに反映した。海兵隊は反乱法(10 U.S.C. § 331-335)に基づく可能性があるが、論争があり、トランプがヘグゼス国防長官に指示するプロセスが必要で、DoDの危機管理が主導したものだろう。ポッセ・コミタタス法(18 U.S.C. § 1385)の制約を回避する法的枠組みは議会承認を不要とするが、議会通知の遅れは手続き不備を示唆する。
トランプの権限行使は米国のリスクを増大させる。州兵連邦化はニューサムとの対立を激化させ、連邦と州の分断を深めた。海兵隊動員はDoDの判断とはいえ、トランプの移民政策と政治パフォーマンスが混乱の根源である。連邦軍の過剰介入、議会監督の形骸化、州の主権侵害は、統治の不安定性を高める。トランプのサンクチュアリ・シティ対抗や2026年選挙への布石は、短期的な政治利益を優先し、国家の結束を損なう。とはいえ、現実問題としては、トランプの介入は暴動鎮圧に必要で、DoDの判断は連邦安定に寄与したとするものであろう。
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2025-06-05
日本文化の猥雑な部分
「立ち読みの歴史」を読んで、日本文化の猥雑な部分に触れていたら良かったと思った。本文中、西洋には立ち読みがないという過去の日本人の証言に触れて、ないことはない、としているが、実は西洋の新刊書店というのは、日本のそれとは雰囲気が違って、ひどく生真面目な感じがして、そのために立ち読みをするという気分にならない。私はカナダのヴァンクーヴァーの書店しか行ったことはないが、北米では概してこんな感じで、ヨーロッパもそれに近いだろうと思っている。
それは本のあり方にも現れていて、西洋には高級文化と低級文化の間の中間文化がない。テレビなどはそれに近いが、書籍でいえば、新書のようなものはない。文庫クセジュというのがあるが、あれは新書の中の「キリスト教入門」みたいなものだ。もっといえば、浅田彰の『逃走論』とか栗本慎一郎の『パンツをはいたサル』とか上野千鶴子の『セクシィ・ギャルの大研究』みたいな、学者が書いた猥雑な本というのが西洋にはない。もっともそういう本が流行ったのは日本でも1980年から2000年ころなので、限定的ではある。
あと雑誌のあり方が違う。『ブルータス』とか『ダヴィンチ』みたいな、本のことを扱っているのにひどく猥雑な雑誌というのは、西洋にはない。今はなくなった『噂の真相』みたいな雑誌も、ない。1970年ころから2000年ころまで、日本には女優のヌード写真集というのがあったが、西洋にはそういうのはない。『プレイボーイ』や『ペントハウス』といった月刊雑誌に、陰部の見えないヌードが載っていたりするが、これはヌードモデルのもので、あとは「XXX」という実に下品な店で売っているセックスをもろに写したハードコア・ポルノがあるだけだ。女優が映画で脱ぐことはあっても、写真集になることはない。
あと、2000年ころから変わってきたが、大河ドラマのような、歴史をドラマ化するということが西洋では日本ほど盛んではなく、私は2000年ころ、アメリカ独立革命を描いた映画を探して見つからなかった。その後「ジョン・アダムス」のような優れた連続ドラマができたが、こういうのは日本のマネである。日本に多い歴史小説や歴史ドラマの元祖は講談で、こういう自国の歴史に取材した話芸というのは西洋にはなかったようで、西洋の歴史小説というのはどういうわけか「レ・ミゼラブル」のように、歴史を背景に架空の人物が動き回るものが主だった。
そういうことの結果として、日本の書店は、色々な本や雑誌を覗いて楽しむ「遊び場」的な雰囲気があったのに対して、西洋の書店にはそういう雰囲気がなかった。だいたい西洋の本のハードカバーは立ち読みするには重すぎるし、フランスではちゃんとした本は装幀がされていなかったりする。あと日本では文庫本というのがあり、ドイツのレクラム文庫をマネしたというが、レクラム文庫は中身は堅いものだし、いわゆるペーパーバックは、書店というよりドラッグストアなどで売っている。雑誌類も、書店で売っているのは堅いものが多く、ヌード雑誌などはドラッグストアである。
というような違いがある、ということを書いたら面白かった、と思ったのである。
(小谷野敦)
jun-jun1965 2025-06-05 11:11 読者になる
日本文化の猥雑な部分
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2025-04-30
昇竜拳が出ない
日常
息子がスト2をプレイしていた。正確にはNintendo Switch版「ストリートファイターIII 3rd Strike」。30周年記念のコレクションで、歴代シリーズが楽しめる。いい時代だ。
初代「ストリートファイターII」がゲームセンターに登場したのが、私が大学生のころ。対戦台ができ、ひたすら50円玉を投入した。トッププレイヤーというわけではないが、そこそこは勝つことができた。六本松のゲーセン*1は強者がそろっていたが、夜の中洲あたりのゲーセンで、酔っぱらった兄ちゃんが相手ならいくらでも勝つことができた。メイン使用キャラクターは春麗だったが、他のキャラクターも一通りプレイした。とうぜん「ゲーメスト」は毎号読んでいた。「ストリートファイターZERO」あたりまでは追っかけていたが、さすがにゲームに費やす時間が取れなくなってきて、以降は脱落した。
さて、息子に頼まれて昔の作品をプレイしてみせることになった。よーしパパいいとこみせちゃうぞ、と意気込んだが、コンピュータ相手に苦戦した。こんなはずじゃなかった。春麗でベガにぜんぜん勝てないのでリュウに変更したが昇竜拳が出ない。昇竜拳のないリュウはただのでくの坊だ。というか波動拳すら怪しい。なぜお前は意味もなく前ジャンプ小パンチを出すのだ。結局、どうにかこうにかガイルでクリアした。ガイル強いよね。
ゲームパッドのせいだと思い込んでいたが、後日、ゲームセンターでプレイしたところ、ゲーセンのコントローラでもぜんぜん昇竜拳が出ない。
ゲーセン行ってきた
これが加齢か。Switch版にはトレーニングモードがあるので、練習したら昇竜拳を打てるようになるのかもしれないが、そこまでする気力がない。もう反射神経を使うゲームは難しいのかもしれない。
というわけでファミコンウォーズをプレイしている。とても楽しい。
戦闘工兵がんばれ
*1:いまネットで調べたらキャビネット型対戦台の発祥の地だという説がある。
NATROM 2025-04-30 11:30 読者になる
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昇竜拳が出ない
2025 / 4
2024-05-02
技術的失業と人口減少
経済・社会
ケインズ 説得論集
作者:ジョン・メイナード・ケインズ
日本経済新聞出版
Amazon
ケインズの『孫の世代の経済的可能性』では、「技術的失業」という概念が取り上げられる。これは、省力化のペース速過ぎ、労働力の新たな用途を見つけ出すことができないことで発生する失業のことである。近年、AIの活用が進むことで雇用が失われることを懸念する議論があるが、これも技術的失業に対する懸念とみることができる。
一方、ケインズは人間のニーズを絶対的/相対的に二分割し、前者についは、それが満たされる時点がくる、さらに当時から百年後、すなわち2030年において経済的にみた生活水準が8倍になると仮定した場合、人間生存のためのあらゆる経済的な課題*1は解決されると指摘する。しかしその場合、問題となるのは時間の過多(聴くことはできても、歌う側に回ることは永遠にできない)であって、人間は、この時間をうまく処理する術を身に付けることが必要になる。(結論からいえば、人間はこれをうまく処理することができず、絶対的ニーズは新技術によって飽和することなく、相対的ニーズは経済の規模に応じ肥大化を続けるわけだが。)
なお、ケインズはその人口論において、「マルサスの悪魔P.」に対し「マルサスの悪魔U.」を対峙させる。
www.scribd.com
現在の日本社会に当てはめれば、人口減少からの有効需要の減少と失業への懸念、との文脈になる。しかし実際の文脈をみれば、むしろ人手不足が懸念されており、これとAIに対する恐れが奇妙に混在している。
あり得べき未来としては、人手不足は有効需要の減少によって解消するであろうし、その過程で失業も生じ得る。一方、AIの活用が進むことによる生産性向上は、当該縮小均衡的過程を抑制する。その過程で生じ得る技術的失業は、マクロ経済全体としてみれば資本と労働の代替の弾力性をどうみるかに懸かるわけだが、それもまた世の中のバランスにうまくフィットする形で決まってくるんだろう、という楽観的な信念のようなものがある*2。
さらにいえば、人口減少に関しても、健康増進と開放経済の進展でこれまでの常識的な見方は変化し得るものである。これに「高圧経済」が重なれば、(技術的失業とは別に)有効需要減少の過程で生じ得る失業すら抑制した上で、経済規模の維持と生産性向上を同時に成立させるような経路もあり得るであろう。その場合、労働市場のタイト化が労働条件全般の向上につながる一方で、物価上昇によって生活者視点での満足度低下が生じることになる。
以下は、『孫の世代の経済的可能性』における百年後の孫の世代についての有名なパラグラフである。
今後もかなりの時代にわたって、人間の弱さは極めて根強いので、何らかの仕事をすなければ満足できないだろう。いまの金持ちが通常行っているよりたくさんの仕事をして、小さな義務や仕事や日課があるのをありがたく思うだろう。しかしそれ以外の点では、パンをできるかぎり薄く切ってバターをたくさんぬれるように努力するべきである。一日三時間勤務、週十五時間勤務にすれば、問題をかなりの期間、先延ばしにできるとも思える。一日三時間働けば、人間の弱さを満足させるのに十分ではないだろうか。[前掲書p.215]*3
*1:後述する「マルサスの悪魔P.」に相当。
*2:とはいえ、世の中的には、特に専門家の間でも、それほど楽観的ではない人の方が多い気はする。
*3:さらにここから「富の蓄積がもはや、社会にとって重要ではなくなると、倫理の考え方が大きく変わるだろう」とのフレーズが続く。
#経済 #社会 #労働 #書籍
kuma_asset 2024-05-02 23:11 読者になる
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橘木俊詔、森剛志『新・日本のお金持ち研究』
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2025年4月10日以降 outlook.jp outlook.com hotmail.com などマイクロソフトのフリーメールに受信拒否されています。tanakanews.com からの記事配信や連絡メールが届きません。改善まで数週間から数か月かかるかも。安全性向上のため田中ニュースのサーバー(IPアドレス)を変えたのが原因です。ごめんなさい。
2025-03-23
久保田さゆり『動物のもつ倫理的な重み』コメント(京都生命倫理研究会2025年3月例会 2025年3月22日 於:キャンパスプラザ京都)
論点 本
本書で久保田は動物倫理における「最小主義」的立場を提示しようと試みるが、久保田の議論はどのような意味で「最小主義」と言えるのか? 理論的な負荷、前提が少ないという意味では最小ではない。この意味では功利主義やカント主義の方が理論的前提が少ない。むしろ「自然な常識からの距離が小さい」という意味で、常識道徳からの最小の改編で済む、という意味で最小主義である。つまりある種の保守主義である。しかし出発点としての誰もが認める常識道徳などというものがあるかどうかは自明ではない。ここが理論としての弱点である。
実際には久保田の議論は、特定の規範倫理学理論にコミットしないといいつつ、徳倫理学の一種として理解できる。ここで動物は道徳的配慮の対象として道徳的地位を持つが、道徳的行為能力を十分には(あるいはまったく)持たない存在として位置づけられる。単純な功利主義は前者を、単純なカント主義は後者を重視するが、その両者の適切なバランスを考える立場であると言える。
この立場に問題があるとすれば、差別を許容する理論であるということであり、実際久保田の議論は動物を差別する。差別するから大切にしない、蔑視しないがしろにするというわけではない。動物を動物なりに大事にする。しかし人間より劣位に置く。
そう考えると久保田的徳倫理は功利主義やカント主義に対して道徳理論として劣るようにも見える。なぜなら差別を許容するからだ。これは場合によっては人間の間の差別の正当化にもつながりかねない理論である。しかし先に見たように、それが道徳的patiencyと道徳的agencyの両者を応分に重視するという意味では、理論的にはより包括的でありその意味でより優れているともいえる。
しかもより包括的かつ保守的であるがゆえの強みもある。たとえば功利主義やカント主義におけるような徹底的な反動物差別主義の立場に立つと、ペット、家畜、野生動物、そのいずれについても長期主義的な観点からすればその扱いに対して大変な困難が生じる。つまりこれらの理論を徹底化すると、場合によっては選択的絶滅主義・反出生主義を帰結したり、あるいは逆にあらゆる動物をペットとして愛玩する、あるいは人間並みに知性化して文明社会の成員として取り込むことを目指す(なぜなら野生動物の生においては苦痛が上回るだろうから)、といった極端な方向性がもっともらしくなるからだ。これに対して久保田の議論からは、より無理のない未来が展望できるだろう。
またこのような立場は、ペットや家畜など、実際に具体的に動物個体とかかわりあう人間の立場、経験を重視するという点において、純粋に理論的に功利主義やカント主義の立場から展開される議論よりもある意味で豊かなものでありうるかもしれない。
動物のもつ倫理的な重み 最小主義から考える動物倫理
作者:久保田さゆり
勁草書房
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shinichiroinaba 2025-03-23 14:52 読者になる
久保田さゆり『動物のもつ倫理的な重み』コメント(京都生命倫理研究会2025年3月例会 2025年3月22日 於:キャンパスプラザ京都)
2025 / 3
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2025-03-03
伝統的な左翼的視点からの経済学批判へのノア・スミスの反論
ノア・スミスの「伝統的な左翼的経済学批判への反論」を書いた記事からの引用。自分の備忘録。
元記事
https://www.bloomberg.com/view/articles/2018-04-25/critics-of-economics-are-dwelling-in-the-past
一部抜粋
A third mistake comes when Reed asserts that “Power relations in the labour market go unexamined.” This ignores several recent high-profile papers that have illustrated how concentrated labor markets pay lower wages, implying that power relations are very important to the equation. Meanwhile, economists have been theorizing about such power relations for decades, and the most popular type of labor market models now include a crucial element of wage bargaining.
Economists study gender relations in the workplace, racial gaps, changes in labor contracts, early childhood education, minimum-wage policy, regional opportunity gaps, automation and the future of jobs, and a vast array of other highly important, immediately relevant topics. Sometimes they use theory to help them understand these phenomena, but usually the core work is empirical analysis of hard data.
現時点の経済学のデータ・サイエンス化の潮流は、以下の本がいいが、その書評をちょっと前に書いた。
www.bookbang.jp
ノア・スミスの論説に気づいたのは以下の論説のおかげ。
econ101.jp
tanakahidetomi 2025-03-03 03:22 読者になる
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2024年振り返り ますますAIが生活に組み込まれてきた 驚きのNotebookML
世界各地で戦争が起き、その模様がテレビ画面を通じてお茶の間に入ってくる日々が続いている。
どうにも落ち着かない感じがするが、今年を振り返ってみると、昨年との大きな違いはAIが私たちの生活にしっかりと組み込まれたことではないだろうか。
「生成AI」(Generative AI)(機械学習モデルによって、コンテンツを生成する技術)や「ChatGPT」(生成Aの代表的なサービスの一つ。大規模言語モデル=LLM=を活用し、テキストデータを生成)はすっかりお馴染みの言葉となった。かねてから使ってきた言葉である「AI」(Artitficial Intelligence)も、「人口知能」と訳すことなく、単に「AI」というだけで、意味が通じる。
次第に生活に組み込まれ
皆さんも、もうすでにだいぶ生成AIを使っていることと思う。
振り返ってみると、そのはるか前の段階として、「履歴情報を使いながら、利用者が選択しそうなアイテムをリストアップする」作業が行われていたことを発見したのは、アマゾンを利用していて、「おすすめリスト」を見た時ではなかったかと思う。
当時は、「よく私が好きなものがわかるなあ」と感心したものだった。「便利だな」とさえ思った。
次の段階として、メールを打つときに「文章やスペルのサジェスチョンが出る」ことを体験した。当初は「うるさいよ」と思ったものだが、今は「助かるよ」に変わった。
筆者がChatGPTをよく使うようになったのは、今年である。きっかけは体調を崩して横たわっていた時だ。自分の体に何が起きているかを知りたくなり、ずばり質問ができるChatGPTに聞いてみた。人間との会話のような答えになるので、「お大事に」と書かれると、慰められた。ほかにもいろいろ聞くようになった。
秋になって、家族が病気になった。病院からの手紙は専門の医療用語でいっぱいだ。ChatGPTでしらみつぶしのように言葉を調べていった。なぜそうなるのか、どうすればいいのかも書かれてあった。
ChatGPTは単に言葉の意味のみではなく、「相談」もできる。例えば「友人関係で悩んでいる。こういうことをされたが、どうしたらいいのか」などにも、それなりの回答が送られている。
同じく今年から、筆者は翻訳サービスの「DeepL」を使うことになった。大量の文書をもとに原稿を書く必要があり、時間的余裕がなかったので、とても評判が良いこのサービスを使ってみたのである。それ以来、長い文章、訳しにくい文章はこのサービスに頼む。適切な訳ではないと思うこともたびたびあるが、PDFをそのまま画面にドラッグするだけで英語から日本語に翻訳されるのは、非常に便利だ。
問題は、「頭を使わなくなった」ことである。これは一体、何を意味するのだろうか。
さて、普段の情報収集でもAI関係の話題を集めていくうちに、いくつか、「ここまで来たのか!」と思わせるテクノロジーがあることがわかってきた。日本でも一部報道されているが、少しここで挙げてみたい。
AIエージェント
私はポッドキャストをよく聞くのだが、「今後、恐れるべきAIは何か?」というトピックを扱った番組があった。AI開発を専門とする英企業「DeepMind」(グーグル傘下に入ったので、今はGoogle DeepMind)によるポッドキャストである。その中で紹介されていたのが、次世代のツールとしての「AIエージェント」だった。
例えば、スマートフォンを開くと、画面にはたくさんのアプリがある。何らかのタスクを実行しようとするとき、それぞれのアプリを開くことになる。しかし、AIエージェントに任せれば、アプリを作動させて利用者がやりたいことを実行してくれる。
もう少し詳しい説明としては、ウェブサイト「GIGAZINE」によると、米大学教授がAIエージェントを「特定の環境について多くのことを学習し、人間からの簡単なプロンプトがいくつか入力されるだけで、その環境内で問題を解決したり、特定のタスクを実行したりできる技術ツール」と定義しているという。
初期のAIエージェントはすでに稼働している(例:ロボット掃除機)ものの、さらに進んだ形で、利用者に代わってタスクを実行するものになってゆく。
「AIエージェントがやってくる(The AI agents are coming)」という記事(フィナンシャル・タイムズ紙、12月11日付)によると、Anthropicというスタートアップ企業がデモでやってみせたのは、PCの利用者の行動を再現するサービス「Computer Use」。誰かがコンピューターを使って、いろいろなサイトから情報を見つけ、それをもとにデジタル書類を埋めてゆく――この作業をコンピューターが独自で行う。つまるところ、オフィスの事務員がすることをそっくりそのままやって見せたのである。
まだ開発中のデモだったが、これがさらに進めば、相当な数の事務員の仕事が危うくなる「かも」しれない。ロボット掃除機のようなことを事務作業に当てはめた形だ。
来年は、さらに進化しそうだ。
ポッドキャストを自動的に作るNotebookML
別のポッドキャストを聞いていて、「え?」と非常に驚いたのが「文章から、ポッドキャスト番組を作る」サービスだ。グーグルのNotebookMLである。
作成されたポッドキャストは二人組のキャスターがしゃべりあう形で、合いの手も入る。言葉に詰まったり、笑ったりも。
筆者も早速、試してみた。
英国の核兵器についての下院の文書をダウンロードし、そのPDFをNotebookMLにドラッグして読み込ませてみた。数分待つと・・・確かに、二人組のポッドキャストができた。今は英語版のみだそうだ。
文章を読むよりも、音声で聞いた方がわかりやすく、かつ、「二人の会話」の形だともっと聞きやすい。
・・・となると、「文章を読む」という頭脳の能力までゆくゆくは弱体化していくのだろうか?
(AIテクノロジーの話、続きます。)
11月4日・リンク
What financial markets say about the economic implications of a potential Trump election victory
Intergenerational poverty persistence in Europe and the Great Gatsby curve
Why Many Workers Now Vote Republican
No President Can Revive US Manufacturing Employment
# by bank.of.japan | 2024-11-02 20:21 | リンク | Comments(0)
深圳市の事件など
「ひとりで来たの?写真撮ってあげるよ!」
桐生で過ごした夏の終わり
イベントや研修が終わり、落ち着いたタイミングでふっと訪れた夏休み。なにしよう〜家でのんびりしてもいいけど最近ひとりのお出掛けをあんまりしていなかったな、と思い出掛けることに。 行き先は桐生!実はひとりで運転して行ったことないので緊張したけれど気ままに…
続・食べて踊って恋をして
おでかけ
姪っ子が「海苔とチーズって合うんですね…」とつぶやいた
7月のこなログ
7月の朝ご飯 記録をさぼっている間に夏の終わりになってきた。しかしブログでは夏の始まりを思い出して書く。暑いのは同じだが、なんだかはるか昔のような…。暑すぎると、なにをやっても「ああ、暑い中がんばってやったんだよなあ」と重要な思い出になってしまうのが不…
独楽ログ〜こまログ〜
こなログ
“この稜線が歩きたかったのですよーー!最高ーー!!”
★ひとり登山✖️温泉★2泊3日で憧れの立山を登山と温泉で楽しむ旅
今年の夏休みは、北アルプスの立山へ2泊3日の登山旅へ行ってきました。 立山は、登山を始める前から、憧れの地で、あの風景をいつか見たいと、ずっと思っていた場所でした。日本にあんな美しい山があるのだろうか…と。 同時に、遠くて、乗り換えが多くて行きにくい。…
ひとり楽しむ登山と温泉旅
ひとり登山×温泉
アメリカのステーキは「これぞ肉」って感じがする
8/18-19 満腹×2日
8/18(日) 今月帰任する人のNYC食い倒れ旅に同行。 ところどころ現金支払いで、結果的におごってもらった感じになっているやつがあることを、これを書きながら思い出した。いくらだったっけな…。 ①小籠包 ②カフェ・ラファイエットでピスタチオクロワッサン(コーヒー…
君が泣いても何もできない今日
出費記録
船内自動放送が流れているが、みんなカモメに夢中
京都在住6年目、初めて天橋立に行く
京都に住んでいながらなんだかんだ機会がなかったが、今回機会ができtwitterのフォロワー2人と共に行くことになった。今回は何の下調べもせずついていく形になった。 京都駅八条口に9時に集合。タイムズカーシェアのデカい駐車場があり、そこのシェアカーを利用。助手…
ポタージュを垂れ流す。
炊くのが簡単で食べやすい! チャーハンもうまくできた
タイ米でタイ料理
お米が買えなくなっているので タイ米を購入しました。 30年前と違って タイ料理のレシピもいっぱいあるぞ! お米がスーパーにないのは不安だけど 新しいレシピを探すのはワクワクです。 レシピは シリワン・ピタウエイさんの『おもてなしタイ料理』 【豚肉のパイナッ…
yuyu-cook’s blog
10年日記の4年目を記入中! 時がたつスピードにビックリ
【10年日記】2024年08月15日 息子の10歳の誕生日
有料 10年日記をつけています。 現在、4年目を更新中です。365日ページすべて違うデコなので毎ページ楽しめます。最初の1年目にデコが完成しているので残り9年は日記を書くだけです。 2021年の内容を振り返ると、時がたつスピードにビックリします。毎日を大切に噛み締め、…
手書きで心を整える
DIARY
「恋とはこういうもの」から外れないよう必死になっている
【邦画新作】『恋を知らない僕たちは』ネタバレあり感想レビュー・・・どこまで行っても構造主義の枠に囚われ続ける窮屈な若者たち
有料 監督:酒井麻衣/脚本:大北はるか/原作:水野美波配給:松竹/上映時間:111分/公開:2024年 8月23日出演:大西流星、窪塚愛流、齊藤なぎさ、莉子、猪狩蒼弥、志田彩良、小宮璃央 スポンサードリンク // ----- ランキング参加中映画 ランキング参加中邦画 ----- ど…
ヤガンEX
映画
「ありがとう」「泣かないで友よ」「ありがとう」
インプレゾンビに話しかけて、サウジアラビア人と友達になった話
8月15日の朝、大阪で大規模な停電が起きていることを知った。驚いてトレンドを見たら、インプレゾンビの連投でまるで機能していなかった。よくあることではあるけど、私はこの日無性に腹が立ったので「せや!あのインプレゾンビに働きかけてる人みたいに、やめてくれっ…
ラッコの海水浴
日記
高円寺「base de carin」のパフェは、とにかくかわいい!
桃パフェ食べる夏がくる〜6・7月編〜
桃の季節到来! 2023年からじわじわとパフェ沼にハマっている人間のこの夏の桃パフェ記録です。 食レポは語彙がおいしいとめっちゃおいしいしかないので期待しないください! 6月の桃パフェ 新宿(催事) Kazu Bakeさんのさくらんぼと桃、スパイスのパフェ さくらんぼと…
パーティーは終わらない
お好み焼きを挟んで焼く! ひっくり返しやすいし崩れない
ライスペーパー七変化
ライスペーパーって 売ってるのは見かけるし お店で食べたことはあるけど(好き) 家で使ったことはないかも! ということで買ってみた。 100g入り…って何枚? 開けてみたら約20枚。 これはいろいろ試せそう! いろんなレシピを検索検索♪ まずは王道の生春巻き。 水で…
ひとり暮らしの ゆるふわ歳時記
料理
キンキンに冷えたビール飲みたくない? 行くよね。
雷鳥沢キャンプ場にて、宴が始まる!!
はい、ども。 絶景キャンプ場。 俺もこれまで数々のキャンプ場を経験してきたが、 今回行く、雷鳥沢キャンプ場はその中でも群を抜いていた。 スイスかよ。 いいえ。 ここは日本の富山県にある雷鳥沢キャンプ場です。 ちなみに俺はスイスに行ったことはありません。 想…
世界攻略の箱
キャンプ
「どうやったらみんなで幸せになれるんや」
ラストマイル初見メモ(ネタバレあり)
初日に半休取って見て来た。 期待値高すぎて「この期待を満たせる映画なんて存在し得ないのでは」と不安にまでなってたけど、すみません傲慢でした。 満たされすぎて溢れたものを以下に吐き出します。長いのに全然まとまってない。 他の人の感想を摂取する前に、2回目…
なんと騒がしき日々
小説に「意外な展開」はない、自然なことしか起こらない。
コトバという自然
若いころモダンダンスの修行のためにヨーロッパへ渡り移住したダンサーが、いまはコンテンポラリーダンスをしているというので、コンテンポラリーダンスってどんなですか、と聞いたことがあった。そのひとは、自分からなにかをしようとしないことかな、テーマにするの…
遠浅
文の切れ目に付箋を貼るなど、試行錯誤しながら読んだ
「百年の孤独」を粘り強く読んだら、読書スピードが上がった件
最近、本を読むスピードが速くなってきた。片道の通勤電車で50ページだったのが、70ページくらい読めたりする。 理由は先日、百年の孤独をなんとか読み終えたことが大きい気がする。 百年の孤独 (Obra de Garc´ia M´arquez) 作者:ガルシア=マルケス,ガブリエル 新潮社 …
BOOKS:LIMELIGHT
本にまつわる雑談
小川洋子の文章を読むと脳が生き返る気がする。
ハモニカ兎
小川洋子の小説を読んだ。この世には面白い小説は数多あるし、次の展開が読めないとか、思わぬどんでん返しがあるとか、泣けるとか笑えるとか私もそういう刺激的な物語に胸が高鳴り、心が震えた経験は何度もある。 さながら更級日記の少女がごとく、嬉しくいみじくて、…
珍獣ヒネモスの枝毛
「有酸素運動なみ」の掃除は、暑い間はお断り!
夏の家事
猛暑か、酷暑か。 暑さにまいっているというヒトも多いかと。 それでも、やらねばならぬことはあるもので。 できればやめたい、省きたい。 「いいんじゃないのぉ~~~」 わが家の「夏の家事」は頑張らないことになりました。 では、いってみよう! 画像:ゆで時間は短…
日々、整える
50代の掃除
「チーズをはじめ乳製品はイギリスむちゃうま」。素朴な味!
卵かけご飯に負けないイギリスの食べ物
こんにちは。 日本からイギリスに帰ってきて、あまりにも気温の違いに体がついて行かず鼻水をたらしております。 その上、日本での 暴飲暴食 が祟り、胃腸が弱っていて食欲もなく、つーか、食欲がわく物が無いのか、ちょいと気分的にブルーです。 そんなんですが、 日…
暇の向こう側 ~暇つぶしてミラクル~
食べ物
なぜか道をよく聞かれる。可能な限りヘルプする
ロドリゲスは横浜へ向かう
先日、仕事帰りに武蔵小杉駅で乗り換え電車を待っていた時のことだ。俺が乗る電車は当分来ないので、ホームのベンチに座ってスマホを弄っていた。隣に座っていた南米っぽい感じのお兄さん(ペルー人かな?)に「yokohama?」と訊かれる。首都圏以外に住んでいる方には…
Some Were Born To Sing The Blues
日常
「働け!!動け!!進めわたし!!」息子は何歩も進んでる
新米ママなので、1歳児が保育園からもらってくる風邪で予定が立てられない
「喉と身体いってええ!絶対コロナや!!!」…内科へ。 保育園児からの風邪は強烈で、予定が思い通り立てられないよぉって話。 ランキング参加中育児・子育て
叶う瞬間はごく平凡
絵エッセイ
SUUMOタウン
ほぐれるたまごサンドと23時のパン屋の明かり。わたしの孤独を慰めてくれる街・北浜|文・ヒコ
lala a live(ララアライブ)│フォーネスライフ
健康診断では分からなかった意外な黄色信号が? 在宅勤務の夫婦がフォーネスビジュアスで得た、実践的な「味」と運動のアドバイス
フォーネスライフ株式会社
サンレコ 〜音楽制作と音響のすべてを届けるメディア
椎名林檎『放生会』インタビュー〜鳥越啓介/石若駿によるバッテリー。なんとなめらかな攻守の行き来
株式会社リットーミュージック
Findy Engineer Lab
「もしこの本がなかったらと思うと怖い」 著者&読者対談で振り返る『システム障害対応の教科書』から得られる学び
ファインディ株式会社
NICO STOP(ニコストップ)|フォトライフスタイルWEBマガジン
何気ない日々の瞬間を「写真日記」に。小さな感動を写真で綴る | Yuta Kosugiさん
株式会社ニコンイメージングジャパン
サーバーワークスエンジニアブログ
レガシーシステムからの脱却/エンタープライズ企業のためのモダンアーキテクチャ移行のすすめ
ITが面白い時代はすでに終わっているし変化も遅くなった
きしだのHatena
はてなブログPro
KADOKAWAグループへのサイバー攻撃や悪質な情報拡散についてまとめてみた
引っ越し1週間、スーパー快適です。忘れないうちに、成果をインパクト順に5つ、まとめておきます
勝間和代が徹底的にマニアックな話をアップするブログ
Docker入門資料「入門 Docker」を5年ぶりにアップデートしました。
y-ohgi's blog
もう使われなくなった任天堂ゲームソフトの公式ウェブサイトの世界
世界のねじを巻くブログ
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「割り込みタスクが多くて困ってます」と相談を受けたらマネージャーはどうするか
るさんちまん
アメリカ生活のリアル:役所の手続きは戦いなのだ
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すぐに役に立つものはすぐに陳腐化してしまうから方法ではなく設計の本を読む - API Design Patterns の読書感想文
じゃあ、おうちで学べる
Netflixによるインスタンス負荷改善のための解析事例
FPGA開発日記
空気清浄機業界に騙されているぞ!空気清浄機の正しい選び方
理系20代の日常レポート
今週のはてなブログランキング〔2024年8月第4週〕
はてなブログ独自の集計による人気記事のランキング。8月18日(日)から8月24日(土)〔2024年8月第4週〕のトップ30です*1。 # タイトル/著者とブックマーク 1 ITが面白い時代はすでに終わっているし変化も遅くなった - きしだのHatena by id:nowokay 2 KADOKAWAグループへのサイバー攻撃や悪質な情報拡散についてまとめてみた - piyolog by id:piyokango 3 引っ越し1週間、スーパー快適です。忘れないうちに、成果をインパクト順に5つ、まと…
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ティモンディ・前田裕太さんが保護猫の預かりボランティアを続けるワケ。「猫との生活が自分を成長させてくれる」
楽天市場のお買い物を通じて動物保護団体を支援できる「動物保護団体支援プログラム」と、はてなブログが共同で、ペットとの絆や思い出を募集する特別お題キャンペーン #ペットを飼うこと を実施中。このお題に関連して、保護猫の預かりボランティアを始めたお笑いコンビ・ティモンディの前田裕太さんにお話を伺いました。保護された動物たちには、保護団体をはじめさまざまな人の手が関わります。期間限定で動物を預かり、新たな家族との出会いに向けて「人馴れ」を進めるボランティアもその一つ。今回は、お笑い芸人として活動する傍…
あなたの「好きなおにぎり」第1位は? お題「私の〇〇ランキング」に寄せられた、食べ物に関する記事をピックアップ!
和風ツナマヨ、いや、わかめごはんも好きなんだよな……🍙はてなブログでは毎週「今週のお題」を出題しています。今回は、2024年6月7日から募集した今週のお題「私の〇〇ランキング」に寄せられたエントリーから、週刊はてなブログ編集部がおすすめしたい記事をピックアップして紹介します!好きな果物に面白かった本、今年買ったもので何が一番便利だったかなど、何かのランキングを考えるのが大好きです。もちろん、誰かのランキングを聞くのも大好きです。1位のものより、2位・3位のものにその人らしさが出る気がするんですよ…
あなたが売った家の物語 ── LIFULL HOME'S不動産売却査定 特別お題キャンペーン #家を売る の最優秀賞と優秀賞を発表します
たくさんのご応募、ありがとうございました! 実家じまいに頭を悩ませている方や、思い出の残るマンションを売却した経験のある方から、さまざまな記事を投稿いただきました。意外に多くの家を売ったブログがあり、売る理由、そして売らない理由も本当に人それぞれだと実感できるお題キャンペーンでした。 はてなブログでは2024年6月24日(月)から7月7日(日)まで、LIFULL HOME'S不動産売却査定と共同で特別お題キャンペーン #家を売る を実施しました。 実家じまいを済ませた方、売るべきか売らざるべきか…
勉強法の本を出版しました!
もう半年以上前になるのですが、初著書を出版しました。 勉強法の本です。 https://www.amazon.co.jp/dp/478890313X 自分自身、記憶力が悪くて自分の家の住所すら覚えられず、家族には記憶力が弱すぎると言われて育ちました。でも勉強法を改善し続け、記憶力が弱い人で…
家庭教師の雑感
災害に備えて
今朝は1時50分に起床。 昨夜は21時ごろには寝ていたので、約5時間睡眠。 8月の勤務も今日が最終日。 娘の実習も最終日。 2024年も残り4ヶ月。 娘の卒業まで7ヶ月。 順調に終えられればいいのですが、何が起きるか分かりません。 台風10号(サンサン)がゆっくりゆっく…
夕暮れ黄昏日記
雑談
斎藤一人さん 『高そうに見えるもの』を選ぶ
おしゃれなアイテムは値段ではなく見え方で選ぶ
コンクラーベ
シンプルライフ
【グルメ・中華うまいっしょ】楽天を応援しながら、町中華で飲もう。仙台市 仙台駅 初訪問
花京院の方に「町中華で飲ろうぜ」で玉袋筋太郎が来店したお店があるらしい。当然、町中華でしょうね。そんな存在をすっかり忘れていたのですが、妻とランチゾンビをしていて思い出し向かいました。近所に駐車場があれば良いんでけど、と向かってみると、お店の前に停…
八五九堂 Blog
グルメ
オーディオドラマと健康すこやか指標
わたしはかれこれ10年以上オーディオドラマを聞いてきています。最近では執念のように習慣化をして聞き続けていますが、昔はもっと聞く回数にムラがありました。2時間半の作品を1日で3周ループして聞いている日があったり、かと思えば全く聞かない期間が3か月続いたり…
学びキャッチアップ
おすすめオーディオドラマ
8月30日
関わりたくない 離れることはできない 迷走台風と同じ ひとつ 心だけは離れる 穏やか時間を.....
apple’s calm time
小学校入学前に準備すべき!?話題の英語アプリで我が子の英語力が倍増!
今日は、我が家の子どもたちの英語学習で起きた驚きの変化についてお話しします! 最近話題の英語アプリ「スタディサプリENGLISH for KIDS」を使い始めてから、子どもたちの英語力がぐんぐん伸びているんです。このアプリ、本当にすごいんですよ! 使い始める前は、正…
yassembo’s blog
「50代のシンプルライフに最適なインテリアデザインと配置のコツ」
シンプルライフに最適なインテリアの基本原則 少ない物で豊かに暮らすインテリアの考え方 物を減らすことで生まれる空間の余裕 シンプルライフのインテリアにおいて、物を減らすことが最も重要なポイントです。 物が少なくなることで、部屋が広く感じられ、心にもゆと…
50代から始めるミニマリズムの基本
名探偵コナン:カドクラの取引相手は誰?金髪男と黒の組織の関連性を探る
「名探偵コナン」シリーズは毎年劇場版を公開しており、2024年版は『劇場版名探偵コナン 100万ドルの五稜星みちしるべ』と題されています。映画の尺はわずか1時間50分と短めですが、歴史と現代を繋ぐお宝争奪戦、恋愛要素、そして青山剛昌の多彩なキャラクター達が融合…
コナンマニア!名探偵コナンブログ
劇場版『100万ドルの五稜星』
2024年8月30日【日常】
おはようございます朝勉始めます。
にんにんの日記(🏃、⛰️🥾、🚴♂️、⚽️が好きです)
日常
CoCo壱番屋横浜鶴屋町店でカレーラーメン20辛チャレンジしている横で6辛チャレンジする回!!20辛を一口もらいましたがガチで辛かったです!!
読みにきていただきありがとうございます!! CoCo壱10辛マスターのクッキング父ちゃんです。 先日初めて食べたCoCo壱のカレーラーメンでしたが、5辛でやばいぐらいに辛かったので、ここは激辛道の師匠であるマリリンパイセンに出動していただくしかねぇってことで召喚…
クッキング父ちゃん食べ歩き食レポブログ
CoCo壱10辛チャレンジ
「INZM」が首位に…今年3曲目の2位以内初登場曲を輩出したNumber_iの強さと今後の注目点
最新8月28日公開分(集計期間:8月19~25日)のビルボードジャパンソングチャートでは前週首位に初登場したBE:FIRST「Blissful」が8位に後退。Number_i「INZM」が初登場で首位を獲得しています。
イマオト - 今の音楽を追うブログ -
ビルボードジャパン
ブルプロがサ終決定!?
奥さん、事件です!
Twilight Blog
ブルプロ
夏休みなのでニューラルネットワークの勉強をした
お久しぶりです。AIが流行ってますね。AI、AI、猫も杓子もAI。ボヤボヤしてると後ろからバッサリだ。私の普段の仕事は地理情報の可視化、というか具体的に言うとLeafletを拡張して独自のレイヤを作ったりみたいなことをやっているのですが、オフィスに(たまに)行くと…
ポルノアニメ
一泊二日、甲府を食べる。内陸の地の寿司文化、タレがぬたりと光る甲州寿司。
山梨は寿司好きの地域。甲州寿司を食べる。 ノイズ音楽がひびく、オリンピック通り 洞穴のような道を進め、カフェロッシュ 自然と人為が混ざり合う南アルプス市の棚田 江戸時代から続く古民家を10分見る 給付金格差を目で追いながら、ワインに焼酎を注ぎ込んだ酒、ぶど…
今夜はいやほい
はてなブログPro
レゴクラッシック10698 説明書、作り方まとめ (非公式)
LEGO Classic 10698だけを使って作れる当サイトオリジナルの非公式説明書をまとめました。(約100種類のレシピ!飛行機やトラック、消防車、家、船やレーシングカーなど)公式の作り方に物足りなくなった方や、より自由度の高い制作を楽しみたい方は是非ご覧ください!…
シドロモド記(レゴの作り方)
はてなブログPro
LEGO10698説明書
webでの発言と「居酒屋」のたとえ
webで批判や非難、誹謗中傷などネガティブな言及が話題になったときの「居酒屋じゃないんだから」「居酒屋でやれ」といった表現が以前から気になっています。さいきんもいくつかの話題で見かけました。表現としては特に新しいというわけではなく、かなり前から使われて…
誰がログ
ことば
【批判ではない】最近の技術用語をなんでもカタカナ化するのをやめたい【答えでもない】
オブザーバビリティについて説明すると「それモニタリングですよね」みたいなツッコミをされる穴があるので、なんらかの excuseをしたいのだが、本心では オブザーバビリティとモニタリングってそもそも類似点や相違点を語ること自体がおかしくないかと思っているよ。—…
inductor's blog
コンプレッサーの間違った解釈 その2
結論から申し上げますとハイパワーモードの方が故障しやすい。 理由は 1.コンプレッサーは圧力が高ければ高いほど圧縮比が大きいためにシリンダが高温になる。そのためリップリングが逝かれやすい。 2.高い圧力で回すと汲み上げ効率が落ちるため同じ1気圧を上げる…
大工道具屋のひとりごと
Jリーグにおける特別指定選手制度の崩壊と考えうる対応策・ポストユース問題
今、有望な若手の値段はどんどんと高騰しているのがサッカーの世界。 例えば、これまでバロンドーラーを多数輩出してきたブラジルでは10代の選手が1部でちょろっと成績を残すと大変な事になる。 ヴィニシウス48億円、ロドリゴ50億円、エンドリッキに至っては130億円(…
横浜F・マリノス ファン
【お題】ペットとの絆や思い出を大募集【キャンペーン】[PR]
【嵐の前の静けさ】
こんにちは 今週は台風が来ているそうですね🌀 僕の住んでいる地域にはまだ台風は来ていません なんか今回の台風はうどん食って寄り道をしているらしいですね(笑) 台風が過ぎると、気温が下がって秋が到来するらしいですね 暑さが過ぎて過ごしやすい季節になるといいな…
Daikin0829のブログ
【聖書世界をモチーフにしたダークファンタジー小説】『リバイアサン』(九)豚の群れ
同じように怒り狂っている男がいた。せっかく楽しみにしていた余興を台無しにされ、民衆の前で豚呼ばわりされた署長だった。署長はぷるぷると震えながら、物凄い形相でリュウの前に近づいてきた。 「――神など、どうだっていんだよ! てめえは俺に這いつくばらねえとい…
アマチュア作家の面白小説ブログ
小説
鼠の日記 162日目:びしょ濡れで家に帰りました・・・
鼠の日記 162日目 最近はTwitterでブログの告知を忘れないでやっています! それの効果もあってか、アクセス数が上がってきてます。 これからも、サボらずブログの更新・告知を続けていきます! それでは本日の内容です! ビショビショになりながら家に帰る 今日の…
nezumigongoromaruのブログ
ラスボス
なりきれなかった自分にさようなら。 自分の人生をヒトになんとかしてもらおうとしていたズルい自分にさようなら。 ”そこ”に逃げ込んで現実を見ようとしていなかった自分にさようなら。 残念で悲しいけれど、自分の居場所は”そこ”ではなかったみたいだ。楽しかったけれ…
なんだ大丈夫じゃん
心のこと
夢野あかりの前世・中の人・プロフィール!ぶいすぽVtuberどんな人?
ぶいすぽっ!所属のVTuber、夢野あかり。ピンク色の髪に特徴的な二つのお団
私の意見(82)
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木走日記
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svnseeds’ ghoti!
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セカンド・カップ はてな店
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+ C amp 4 +
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こら!たまには研究しろ!!
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愛・蔵太の気になるメモ(homines id quod volunt credunt)
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essa 2021-01-14 21:37 読者になる
essa 2020-05-31 19:02 読者になる
essa 2020-04-12 17:54 読者になる
essa 2020-04-11 17:55 読者になる
essa 2020-03-07 01:35 読者になる
essa 2020-03-07 01:33 読者になる
essa 2020-02-23 16:29 読者になる
September 16, 2023
和製「国際」マナーとしての「ノックは3回」とマナーメディア:Part 3:マナーメディアと日本社会
「ノックは3回」は少なくとも1980年代には日本現代作法会が作り提唱していたもので、その後元客室乗務員たちが広め、近年就活界隈を中心にビジネスマナーとしてゆっくりと広まりつつあるようにみえる。Part 1、Part 2に続き、Part 3では、この背景にある、日本社会とマナーを伝えるマナーメディアとの関係について考える。
Part 1:「ノックは3回」はマナー違反(公開済)
Part 2:女性の「呪い」もしくは「武器」としてのマナー(公開済)
Part 3:マナーメディアと日本社会
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September 15, 2023
和製「国際」マナーとしての「ノックは3回」とマナーメディア:Part 2:女性の「呪い」もしくは「武器」としてのマナー
Part 1では、「ノックは3回」という謎マナーが「国際プロトコール」でも「国際マナー」でもないという点について書いた。引き続きPart 2では、これがどのように生まれ広まってきたのかについて考える。
Part 1:「ノックは3回」はマナー違反(公開済)
Part 2:女性の「呪い」もしくは「武器」としてのマナー
Part 3:マナーメディアと日本社会(予定)
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September 14, 2023
和製「国際」マナーとしての「ノックは3回」とマナーメディア Part 1:「ノックは3回」はマナー違反
職業柄、大学生と就職活動に関する話をすることが少なからずあるが、そこで気づかされることのひとつは、彼らが就活に対して強い不安を抱いていて、それがゆえにどうでもいいと思われるようなことにとらわれていることだ。
その中のひとつに、「ノックは3回」がある。就活における重要なプロセスの1つである面接の際、面接室に入る前にノックをする(なぜかそうすることに決まっているらしい)。それは2回ではだめで、3回であるべきだというのである。ゼミ生に聞くと、全員がこれを知っていた。それだけではなく、「2回ノックだと面接で落とされる」と恐れているのだ。この謎マナー、少なくとも一定以上の年齢の人にとってはあまりなじみがないかもしれない。私もそうだった。そもそも意味がわからない。
私のゼミでは毎年テーマを決めて本を作りコミックマーケットで売るという活動をしている。今年出た著書『就活メディアは何を伝えてきたのか』(青弓社刊)もそこから生まれたものだが、そんなこともあって、2023年度のテーマは「ビジネスマナーとメディア」とした。そこでまっさきに取り組んだことの1つがこの「ノックは3回」だった。学生たちが意味のないおそれを抱いたまま就活に臨むのはよろしくない。
このために古今のマナー本などを調べていくうちに大変面白いことがわかってきたので、「ノック3回」は国際マナーなのか、「ノックは3回」はどこから生まれたのか、及び「ノックは3回」が広まった背景とメディアとの関連について、3回に分けて手短に紹介する。これから就活に臨む大学生にとっても意義があるだけでなく、どうしてこのような謎マナーが広まったかを知ることは、社会についてよりよく理解するうえでも有用かと思う。
Part 1:「ノックは3回」はマナー違反
Part 2:女性の「呪い」もしくは「武器」としてのマナー
Part 3:マナーメディアと日本社会(予定)
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お題「輪番あれこれ/令和臨調政策提言とな/日銀レビューシリーズから」 2023/01/31(火)08:15:34
お、例の人工石油案件、全力二階建てがまとめとるな。
〔マーケットアイ〕金利:国債先物は反発で引け、日銀オペが支援材料 長期金利は横ばい
『[東京 30日 ロイター] -
<15:10> 国債先物は反発で引け、日銀オペが支援材料 長期金利は横ばい
国債先物中心限月3月限は前営業日比13銭高の146円86銭と反発して取引を終えた。日銀の幅広いオペが相場をサポートした。新発10年国債利回り(長期金利)は同横ばいの0.475%。』(上記URL先より、以下同様)
ということではあるのですが、
『 OFFER BID 前日比 時間
2年 -0.015 -0.004 -0.004 15:11
5年 0.173 0.182 -0.014 15:09
10年 0.469 0.474 -0.006 15:07
20年 1.375 1.389 0.011 15:00
30年 1.582 1.599 0.032 15:09
40年 1.833 1.853 0.035 15:09』
ということなので輪番がサポートした割には超長期大甘の王子ですし、昨日の横綱も14時半過ぎくらいからの値動きが変な動きでして、いやまあ別に操縦とかそういう話ではなくて、なんか上げるにしても下げるにしても強引な動きになってて、閉店するから成り行きセール(または成行買い)ちっくな上に急にグイっと上がってみたりしたにグイっと下がってみたりというのを続け、挙句の果てに引けの板寄せで引け前最終から10銭以上の値幅で下に飛ばして終わる、という何とも訳の分からん横綱のブレブレというか反復横跳びというか、わけのわからんムーブではございましたな。
・オペ紙は変更なしでした(まあ順当ですかね)
2月のオペ紙(四半期のに追記)
[外部リンク] ・物価安定の下での持続的な経済成長
提言→・生産性向上、賃金上昇、安定的物価上昇が起こる持続的な経済成長が実現するための環境を作る、留意事項 ・国債市場正常化を図る際、市場の安定に特段の注意を払う
ってなっているのですが、何でしょうねえそもそも「生産性向上」なんて言うのはタダですけどそれがずーっと出来て無かったのに何をどうすると出来るのか分からんし、さらにヤバそうなのは『留意事項 ・国債市場正常化を図る際、市場の安定に特段の注意を払う』って所です(個人の偏見です)。
と申しますのは、そもそも12月のMPM以来の日銀のテイタラクって何でしたっけと言えば、「市場機能の改善を図る」とか言いながら実際に動き出したら無茶苦茶に市場に介入しまくって更に市場機能を悪化させ、その状況について問いただされると「これは10年金利のレンジ拡大を行った結果として新しい落ち着きどころを探す遷移の中で起きている状況であり、今後は市場機能の回復に向かって進んでいくでしょう(キリリッ)」とか言い訳をして誤魔化している訳であります。
つまり何が言いたいかというと、お前らが「市場の安定に特段の注意を払う」とか言い出すと碌なことしないというのが仕様であって、マーケットが壊れた時の「最後のカウンターパーティー」と「常設ファシリティを使った緊急避難所(ディスカウントウィンドウみたいなものね)」とLLRをちゃんとやり、あとは余計な介入をしないで市場に勝手にやらせておけば、市場の方で勝手に落ち着きどころを見つけるのでありまして、市場の動きに対して一々リアクティブに反応して介入をするから話がややこしくなる、ということ。
でもってこの緊急提言もそういう意味では「市場の安定に特段の注意を払う」と言ってるのが、余計な介入をして複雑骨折になりそうな未来しか見えないのでうーん大丈夫かって感じはします。
「政府の責務」ってのも
現行→・日本経済の競争力と成長力強化に向けた取組を具体化、強力に推進 ・財政運営に対する信認を確保
提言→・戦略的かつ効果的な財政支出重点化と構造改革で潜在成長率高める・歳出入改革で持続可能な財政構造確立
ってなってますけど、そもそも現行でも出来てないのにハードル上げてどないしますねんというのはあるし、「戦略的かつ効果的な財政支出重点化」とかワイズスペンディングっぽい雰囲気が流れてて、さっきの「市場の安定に特段の注意を払う」と同じ種類の言うだけならタダなんだよな~感が漂ってまして、何ちゅうかこれなら別に文書変える必要ないんじゃないの、と思いました率直に申し上げて。
以下ありますがその辺は割愛しますけど、ま~この件自体はアベノミクス的なものの見直しってことで象徴としてやり玉に挙がっているって感じだと勝手に推測しますので、まあそ~ゆ~文脈なんでしょ、と思いました。
・緋村抜刀斎状態の平野さんは面白かった&このタイミングでぶっこむ真意is何??????
でまあこのヘッドライン出ている時に『「財政・社会保障」部会(座長:平野信行、翁百合)』ということで平野さんと翁さんがプレスに出て発表してたんですが・・・・・・・・・・
いやー平野さん言葉一応選んではいたのですが、質疑応答とかでの説明がどうみても緋村抜刀斎になってて、何ちゅうかこの見敵必殺と申しますか斬人斬馬と申しますか、どこの剣豪だよという感じで今のテイタラクを滅多切りにしていたのはクソ笑いました(褒めてる)。アーカイブ転がっていると思いますのでまあお暇な方は探して味噌。
でもって質疑応答で聞かれてたのですが、翁百合さん、下馬評で日銀総裁や副総裁候補にお名前も挙がっているという中で、しかもあと10日もすれば同意人事案が公表されそうだ、という状況の中で抜刀斎と一緒に抜刀(平野さんほど抜刀はしていませんでしたが)の巻だし、そもそも日銀の共同声明とか思いっきり地雷を自分から踏み抜きに行くという豪気なプレイにナンジャソラというのはありました。
まあ何ですな、人事ネタは何かあんまりネタにするのもアレなのでしないようにしてますが、さすがに今回のは人事ネタに絡んでの思惑になるわなと思うのですが、可能性としては(1)お断りっクスムーブメント、というのがまあ常識的な見方になるように思えますが、対抗としては(2)ノミネートされる事を前提に高めの球を敢えて放り込んできて踏み絵を迫る、というのかもしれないな~などと思うのですが、まあいずれにせよこれぶっこんでノミネートって話になるとそれはそれでヤヤコシヤな展開になりそうですな。
#そういうのもあって債券市場ちゃんって最初下で反応したけどその後上がったんじゃないかな、というのは穿ち過ぎかな??
〇これはタイムリーなレポート(日銀レビュー)
[外部リンク]
47 queries. 0.736 seconds.
例年通り、バタバタしているうちにアっという間に大晦日を迎えてしまいました。せめて締切を過ぎている仕事は年内にしっかり片付けたかったです… というわけで(毎度のことながら)全く成長していない自分に猛省中>< タイトル通り、ざっくりと今年の活動を数字で振り返
本年度のノーベル経済学賞は - ウィリアム・ノードハウス氏(イェール大教授) - ポール・ローマー氏(ニューヨーク大教授) という、米国経済学者2名による共同受賞でした。 「気候変動」「技術革新」という重要な要素をそれぞれ長期のマクロ経済分析に統合した点が評価さ
今日は午後3時頃に投票だん。投票所には(係の人を除いて)なんと僕一人!ということで、ちょっぴりいつもより緊張しました(笑)大雨だし人が少ないのはしょうがないのかな、とも思ったのですが、駅前のス〇バには(雨ニモ負ケズ)人が溢れてました。う~む… ところで、
「アルク/マガジンアルク」連載」(2006-2017) を全部 html化。(2021/12/03)
hirox1492 at 01:01|Permalink│Comments(138)│
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2021年07月03日19:16
宮崎哲弥氏が『冤罪と人類』について語る
宮崎哲弥氏が、拙著『冤罪と人類 道徳感情はなぜ人を誤らせるのか』について、熱く語っています。
ぜひ、お聴きください。
「歴史犯罪ミステリーのような話からはじまって、ハラリやサンデルにつながっていく」
ニッポン放送『飯田浩司のOk! Cozy up!』2021年5月28日
装幀のとんでもなさに盛り上がってのも、ありがたいです。
一部の書店以外では背表紙を強調した陳列をされてませんが、書店員の方は文庫の掟を破った無茶さを感じてないですかね。
背の重要さは、電子本やその他のメディアと対抗しなければならない書店がもっと真剣に考えるべきことのはずなんですが。
宮崎哲弥氏は5年前にも、単行本版『道徳感情はなぜ人を誤らせるのか 冤罪、虐殺、正しい心』について熱く語っていただいています。
合せてお聴きいただければ。
すでに聴いた方も、もう一度聴いてみるとなかなか凄いことを仰っておられることを再認識できるかと思います。
冒頭7分間と、番組の最後、54分からもまた語っておられますので、後半もゆめゆめお聴き逃しなきように。
ニッポン放送 『ザ・ボイス そこまで言うか!』2016年6月22日
「人間の思考を起動させる本です。これは」
「今年の一番の名著だと思う」
「私は三度読みました」
「まだ付箋は甘いんだ。これは」
「もう一冊持ってるけど、そっちはバラバラになってる」
等々、数多くの過分なるお言葉をちょうだいしております。
仏教に反応していただいてるのも宮崎氏ならではで、筆者として嬉しいところです。
仏教思想なり、悟りを目指すための修行なりは、たんなる観念的な言葉遊びではなく、何百万年の進化によって人間の身に着いてしまった認知バイアスとその克服法に根拠があるなんてことを本書では書いておるのですが、いままでにこんな根本的なことを喝破した人はいるんですかね。
本書の「正しい心」というのは、のみならず、こういう人の心の本質を指していることを読み取っていただけるのはありがたいです。
さらに二週間後の7月6日放送でも、またもや熱く語っていただいております。
こちらもまた、なかなか大変なことを仰っておられますので、3分39秒から、ぜひともお聴きください。
「ある時代の中では読まなければならない本」
「この時に読んでなければいけない本」
「いま日本人には非常に、ひょっとすると世界的にもこの本が必要なんじゃないか。そういう政治、社会、経済状況だというふうに見ています」
格差が広がって道徳感情が刺激されると、人間は幾何学的な美しい計画に取憑かれるようになり、テロやら扇動政治家やらが蔓延するようになるといったことも本書には書いてますが、その点に反応していただけたのかもしれません。
極めて非効率で一本筋の通った思想のない民主主義が、なにゆえ明確なビジョンを掲げ意志決定も早くて効率のいいはずの独裁やエリート少数支配より優位になって、歴史上に生き残ってきたのか。
これも認知バイアスの克服に根拠があるなんてことまで本書では書いてるのですが、こんな大それたことを云い出した人は、これまでいるんですかね。
本書のテーマは、人類の進化に於ける、宗教も含めたこのような生存率を上げるシステムの形成なんですが、その中でももっとも重要なる裏テーマである憲法に言及する方が、宮崎氏以外にほとんどいないのは、当方といたしましては、いささか残念ではあります。
この手の小難しいことだけではなく、
「それ以上にね。楽しく読めるんだ、これは」
「松本清張の推理小説を読むかのように読める」
とも云っていただいて、これは完璧なる紹介でありますな。
事件や歴史の謎解き部分だけではなく、宗教と民主主義やら憲法やら経済やらを統一理論で根本から解き明してしまうという大風呂敷ぶりを笑いながら楽しんでいただければ、書き手としてはこの上ないところであります。
民主制も、憲法も、宗教も、人間に考えさせないことによって認知バイアスを克服するために編み出されたシステムだなんて、とんでもないことを云ってるんですが、このとんでもなさは読者諸氏にどの程度、感じ取っていただいてますでしょうかね。
・東京オリンピック2021を開催するため最低限の案
東京オリンピック2021を開催するため最低限の案
[2021/5/11 17:55]
「オリンピックを開催出来るように考えよう!」という人はいるのですが、具体案を見かけないので、開催可能にするための案を考えてみました。
オリンピックの組織委員会が観客を入れることにこだわっていたりするので、医療従事者が500人必要だよね。。。とか言ってたりします。
コロナ禍でそもそも医療従事者が足りないので、大阪では入院出来なくて自宅待機で亡くなる人が出ていたりします。「それならオリンピック中止しろよ!」という意見が出るのは当然だと思います。
ただ、中止にすると、放映権料やスポンサー料の返還などでIOCは数千億円の負債を抱えることになります。すでにお金を受け取っちゃってるので、、、
「IOCが借金抱えてたって知ったことないよ。」という意見は残念ながら間違っています。
IOCが支払うべきすべての費用や損害賠償は、IOCではなく、東京都と日本オリンピック委員会が支払うという契約書にサインしちゃってるのです。
https://www.2020games.metro.tokyo.lg.jp/taikaijyunbi/taikai/hcc/index.html
ということで、オリンピックを中止すると、東京都と日本国民が数千億円を支払うことになります。さすが、IOC抜かりないですね。
形だけでも開催しちゃえば賠償責任は無くなるので、形だけでも開催したほうが損失はまだ少ないと思うんですよね。
すべての選手はワクチンを打って隔離期間中はきちんと隔離されて、競技が終わり次第帰国するというスケジュールで感染機会を極力減らすことが出来ると思います。
例えば、テコンドーは競技は4日間しかないですし、トランポリンも2日しかないので、さくっと競技をして表彰式をして帰国してもらうという計画です。
全ての選手はスマホのGPSによる位置確認を義務化して違反した場合は即座に強制的に帰国してもらいます。
会場は全て無観客で、選手の家族の入国は出来ません。
では、感染を広げないで開催する具体的なスケジュールです。
(日本到着まで1日かかる想定)
5/31 全ての国の選手の選考を終わらせる。
6/1 全ての国のオリンピック選手は一回目のワクチンを接種。
6/22 3週間後に2回目のワクチンを接種。ワクチンの効果が出るのは2週間後です。
7/4,5 全ての国のオリンピック選手は、PCR検査を受けます。
7/6 PCR検査で陰性だった全ての国のオリンピック選手は日本に向けて出発します。
7/7 日本に到着。日本到着の翌日を1日目とカウントして14日間の隔離期間です。他者との接触を避けるために検疫所が確保する宿泊施設に14日間隔離されます。
7/22 隔離が終了し選手村に移動します。
7/23 開会式
7/24〓 すべての選手は選手村と会場以外の移動を禁止。競技が終わり次第帰国。
8/8 閉会式は8/5,6,7に競技が終了する24種目の選手のみ参加
競技関係者も同様の隔離。
日本に滞在するビザの無い外国人記者、スポンサー関係者の入国は通常通り拒否します。
この案であれば、少なくとも感染リスクが少なく開催出来るので、オリンピック開催派の人は、開催可能な案として主張するのはいかがでしょうか?
選手の家族ぐらいは入国させてもいいんじゃない?とかちょっとづつ肉付けをしてもいいとは思いますが、まずは最低ラインでこれだったらオリンピック実現しても問題は少ないよね、、という案にしてみました。
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移転先はバックアップしたココログの記事をそのままインポートする事が出来ました。引越し先としては割とお薦めかも。
2006.05.16 10:33 PM | Permalink| Comments (0)
スリランカに見る平和創出の難しさ
国内対立で紛争が絶えないスリランカであるが、停戦監視の努力にもかかわらず多くの死傷者を出す事件が発生した。(参照1)今後の戦闘激化が懸念されている。この種の内戦の終結が困難なのは世界で共通ではあるが、和平を促す外国勢力の持続的な関与がある事、島国で国境監視も比較的容易である事など、条件的に有利な面もある。また厳しい経済水準から政治の現状を考えると国民の資質も比較的高いように思われる。にもかかわらず状況は厳しいようだ。
例によって外務省のサイトを引用する。(参照2)日本からすると重要度の薄い小国という印象があるがここでの記述は多い。要人往来も活発である事が分かるだろう。日本との関係を記したページ(参照3)に率直に理由を記述しているのが面白い。シーレーンにあり地政学的に重要なこと、親日的であることと記されている。外務省はこういうときに建前を記述するに留めることが多かった印象があるが最近はそうでもないのだろうか。
同じページに昨今の情勢も比較的詳述されている。かなり多くの国が関与しているのが分かるだろう。にも関わらずこの国の反政府勢力との交渉は至難であろう。よりによってというか、恐らく世界で最初に女性の自爆テロを組織的にやり始めたと思われる、「タミル・イーラム解放の虎」(LTTE)が交渉相手となっている。他のタミル人組織に対しても、インドとの関係が深すぎるなどの理由で攻撃的であり(ちなみにインドはラジブ・ガンジー首相まで暗殺されているくらいなので、近年は腰が引けている)米国など主要な民主主義国からはテロ組織として認定されている。やっている事それ自体は、自爆テロ以外に少年を拉致して兵士に仕立てるとか民間人への攻撃も辞さないなど残虐を極めるのでそう評価されるのも当然だろう。にも関わらずタミル人の間で一定の浸透がある。無論地域の実験を握っている以上、恐怖からの服従という面はある。しかし少数派が抱える恐怖というのはなかなか厄介だ。
LTTEのリーダー、Prabhakaranへのインタビュ〓が公開されている。(参照4)当然LTTEの言い分に偏っているわけだが、内容は反政府勢力の言い分としてある種の典型を示す。自分たちは迫害され、やむを得ず抵抗している、言論は役に立たない、議会は多数派の専制であるという論調。ただ、スリランカのタミル人くらいの社会集団となれば、民族浄化のごとき未来は可能性がそれなりにあるという恐怖が動機となっている。そのため、自らが弱者であると認識されている集団で、相対的にカリスマがあり強いリーダーと目されている人物により穏健な人物が取って代わることは本質的に至難なのであろう。
ノルウェーが中心となり、停戦監視のミッションが北欧諸国によって展開されている。しかしWikiの項目でも示されているように(参照5)多数派シンハラ人からの評判はあまり良くない。LTTEの肩を持ち過ぎるという。これもまた世界でよく見られる光景だ。停戦監視を継続しようとすれば、それをしばしば破ろうとする勢力に多くの妥協をする事は当然である。テロに対する一方的な被害者であると考えている人々に不評なのは当たり前だろう。それでも長期で見れば、手法はどうでもいいし条件が重なっただけの偶然でも良いから、平和が継続することによって互いの不信を緩和させ、次の段階に進むしかないのだろう。ただこのLTTEに関しては、そのような手法が有効かどうかは議論の余地がある。地域を管理する現実の勢力として対処するべきか、それとも短期には混乱があっても別の現実を作り出したほうが長期には良いとするべきか、判断は難しい。ただ後者を選択したのがイラク戦争だが、現実で分かるように良い結果を得るためには長期のリソース投入が必須とはなる。
2006.05.13 10:41 PM | Permalink| Comments (0)
キューバの石油開発と米国
日中の東シナ海ガス田問題は、日本では資源の問題というより主権の問題として、中国ではそれに加え共産党の政治的問題として認識されているようだ。そのため構造的に合意に達しにくい状況であり解決が難しい。またこのような広大な大陸棚が広がっている係争地域もあまりなく、政治的条件も異なり他国の事例も参考になりにくい。そのためこのキューバ沖の話は参考に出来る事例でもないのだが、米国内ではそれなりに話題となっていることから取り上げておきたい。
1977年、米国とキューバが双方の権利を保持するようフロリダ海峡を分割した条約を結んでいる。これはそれなりに海峡が深いこともあり、さすがに米国は大陸棚云々とキューバの領海近くまでの権利主張はしていない。また近年の米国は自国沿岸地域での石油・天然ガス開発はしていない。米国は環境保護団体の発言力が強いこともあり、事故による水質汚濁への懸念しているということが背景にある。過去有名な事故としてはアラスカでのエクソン社のものがあり、それ以来大規模な原油流出事故への恐怖が根強くある。この件は英語版Wikiの記述が手厚く、参考になると思われる。(参照)将来のエネルギー安全保障に備えて採掘していないのではないかという意見もあるが、共和党より民主党のほうが石油開発には消極的なところを見てもそれは過大評価であろう。技術進展による価値下落のほうがペースが早いのではないか。
ともあれ、最近のキューバは中国やインドといった外国からの働きかけもあり、自国沖の資源を開発する政策を進めており、海底資源問題が改めて注目を集めている。(参照2)言うまでも無いが米国内でのキューバへの反発は強く、非民主的な国の関与は様々な政治的レベルで懸念が表明されている。(参照3)あくまで利潤を追求する民間企業が主体となるカナダやスペインとは違って、中国などは国策としてかなり無神経な態度を取っているようで、米国から厳しい反応が返って来ているようだ。先の記事にある”acting as if they can somehow ’lock up’ energy supplies around the world”という事が重要で、市場に流さず囲い込むという挙動に反発がある。この点は日本も対イランなどで意識しておいたほうが良いことでもある。
中国に関しては、米国と外交案件が山積みなこの時期に間も悪いし、摩擦は事前に予想できそうなものだが。それを考えると、東シナ海で日本と交渉している内容は、自国沿岸でもありまだ遠慮深いほうだとでも中国は思っているのかもしれない。またインドについても、米国内ではブッシュ政権は甘い対応をし過ぎるとこれまた風当たりが強くなっている。
とはいえ、自国周辺での石油資源の利用をより積極的に進めるべきだという意見は常にあるし、そういう動きに繋げるためにこのキューバの件を報道しているという人々もいる。このコラムなどはその主張の典型例といえるだろうか。(なおここで記述されているメキシコの件は、メキシコが一部麻薬の合法化を検討していて米国が猛反発しているという事が背景にある)何しろメキシコ湾に関してはあまり調査もされていないようなのだ。さっさと調査して採掘すればいいと思うのだが。なぜか石油は戦略資源として特別視されることが多い。確かに代替性は最も低い部類に入るが、一次産品は抱えていても価値があるわけではなく、市場に提供して初めて利益となる。北米自由協定を締結していて、一人当たりの所得水準が米国より低めでビジネスが回りやすいメキシコに開発させるのが一番良いと思うのだが。メキシコが経済的に反映すれば、難民や犯罪者、麻薬などの米国への流入も減るのではないか。
2006.05.10 02:02 AM | Permalink| Comments (0)
中台関係の当面の安定
台湾の陳総統が、南米への外遊に伴う立ち寄り先として希望していた米国内の都市に関して、ほぼ純然たる給油目的となるアンカレジが選定されたことに不満を表明しているようだ。(参照)New York Timesなどでもやや背景を含めて報じられているが、(参照2)この中台関係の現状に関しては基本的な状況を確認しておいてもいいかもしれない。
現時点での客観的な分析としては、このロス氏の論文が冷静にまとめていると思う。台湾の独立路線は頓挫したというものだ。全文を読むには購入する必要があるが、和訳は「論座」の」5月号に掲載されている。
端的な事実は下記の通りであろう。
But it has not resulted in widespread calls for a formal declaration of independence. Voters, reflecting Beijing’s military and economic hold on the island, have preferred to accommodate China
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■ 本邦の党首・・総裁選挙よりも、国際政治上は、衝撃度の高い話になるかもしれない。
時事通信 9月11日(火)22時41分配信
【香港時事】中国系日刊紙・香港商報は11日、10日に予定されていた習近平国家副主席とデンマークのトーニングシュミット首相の会談がキャンセルされたことに関連して、中国外務省は事前に取材を受け入れると香港メディアなどに通知しておきながら、予定変更について何も説明しなかったと批判した。中国当局の指導下にある香港紙が中国当局を公然と批判するのは極めて異例。
また、中国系香港メディアは通常、中国メディアと同様、同国指導者の健康不安説に触れることはないが、香港商報は習副主席について「病気のうわさがある」と指摘した。
「次期国家主席」に異変が起こっているとすれば、相当に怖いことになりそうである。真相は判らない。病気説、「水泳中に背中を負傷」説、「交通事故」説、果ては「暗殺未遂」説まである。世界中のチャイナ・ウォッチャーが目下、躍起になって追いかけているはずである。ところで、ロイター通信が報じた「水泳中に背中を負傷」説というのは、全然、イメージが判らない。日本の芸人よろしく、「素人の飛び込み」をやったのか。
習近平の「安否」は、来月の党大会「になれば判ることである。もっとも、これも、そのまま10月開催となるのかは判らない。それにしても、習近平が公に姿を現したのは一日であるから、10日も姿を消していることになる。「体調を崩した」というレベルではない異変が起こったととみるのが、普通であろう。
もし、習近平が予定通りに国家主席になるこがないということになれば、どうなるのか。確実にいえることは、過去数年、「権力移譲」のために行われた一切の努力が、無駄になるということである。天皇陛下との「ゴリ押し」会見を含めて、習近平の御披露目に向けた努力が、あらかた水泡に帰すのであるL。
だとすれば、誰であれ、習近平の代役としての「次期国家主席」は、弱い政治指導者になるはずである。「本来、なるべきと認識された人物」と「なるはずではなかった人物」の間には、求心力において相当な開きがある。胡錦濤が引退を撤回して、「次期国家主席」の選びなおしをするという選択もあるかもしれないけれども、それでも、「中南海」の動揺は避けられまい。「中南海」の混乱から眼を逸らすために、日本に八つ当たりすることのないように、願いたいものである。
こういう「ざわざわとした感じ」は、レオニード・ブレジネフやコンスタンティン・チェルネンコの逝去の後の空気に感じられれたものと似ている。流石、「中南海」と「クレムリン」は、同類といったところか。「開かれた社会」で政治家を批判できる日本の空気は、何と幸いなることか。
「ツイてる!ポッドキャスト新春2019」 4日目 平成の記憶に残る3大イベント
2019年1月 4日 09:40 daiya | 個別ページ
最終日は、4人のブロガーの記憶に残る平成の3重大イベントを紹介しました。
いしたにまさき
1. 9.11同時多発テロ
2. 地下鉄サリン事件
3. ライブドアショック
橋本大也
1. 9.11同時多発テロ
2. Windows95の発売
3. インターネットとの出会い Netscape 1994年
たつを
1. インターネット : 世界とつながる
2. 米不足
3. ライブドア事件
聖幸
1. 雲仙普賢岳 火砕流
2. 地下鉄サリン事件
3. iPhone3GS 日本で発売
「ツイてる!ポッドキャスト新春2019」 3日目 平成のベスト3 ガジェット
2019年1月 3日 09:30 daiya | 個別ページ
「ツイてる!ポッドキャスト新春2019」 3日目 平成のベスト3 ブログエントリー
今日は、4人のブロガーが、平成のベスト3 ガジェットを語ります。
ついてる!ポッドキャスト新春2019 (2019/1/3) - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=WBr26AvwbB4
各自、平成時代のガジェットを振り返る
聖幸
1.iPhone
2.シグマリオンII
3.CANON EOS Kiss X2
橋本大也
1. iPhone
2. NECモバイルギアシリーズ
3. ぺんてるエナージェル 0.7 青
たつを
1. ケータイ
2. iPhone
3. Kindle
いしたにまさき
1. ライフスライス
2. フルサイズ一眼レフ
3. iPhone
2019年1月 (4)
カワセミの世界情勢ブログ
国際ニュース、外交、政治経済問題に関する覚え書きと対話の場所
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2011年06月01日
どういう政治家に憧れ、倣おうとするのか
雪斎殿がエントリーを更新し、菅直人首相にに対して「彼は政治家として誰に憧れ、誰に倣おうとしたのか。」と問いかける興味深い論を記されている。「中興の祖」を高く評価するというこの論は、氏の過去のエントリにもそのような考え方が滲み出ており、頷けるものがある。現役の政治家ならともかく、自分が考えても仕方が無いのだけれども、誰かの文章に刺激を受けて何かを記すというのが本来のBlogのあり方でもあろう。せっかくの機会であるから自分ならこう考えるというのを記してみたい。この文章を読んでいる読者諸氏も、多くの政治家を思い浮かべ、誰を評価するか、誰に共感するかというのを考えてみてはどうだろうか。
まず、基本的な考え方であるが、私はこの問いに対して、戦国時代やら、もちろんそれ以前の昔の日本の人物の名を上げる人をあまり高く評価しない。政治は人の考え方の営みであり、現代と社会状況も人の考え方もまるで違う、より正確に言えばどのように違うかも把握することが難しい過去を挙げるのは適切で無いと思うのだ。もちろんその意義がこの種の問いが上がる全ての局面でゼロというわけではない。しかしより適切な回答を回避しているように思える。まして現役の政治家でそう言うとしたら、それは夢想的な無責任者の傾向があるとは言えないだろうか。
それ故、明治以降の政治家か、海外であれば17〜18世紀あたりから後の欧州諸国の政治家、地域によっては19〜20世紀以降の政治家を挙げるのが良いと思う。さらに自分の偏った考えを付け加えさせて貰えば、本来は現代に生きて活動している、今の日本であれば衆参両院の議員から選択するのが本来のこの問いへの誠実な回答では無いか、と考える。
勿論、棺を覆いて初めて評価定まる、は政治家のどうしようもない宿命であり、永遠の真実であろう。しかし政治が生きている人間の営みである以上、本来は現在活動している人物を挙げるべきという考えを維持しておくのは一つの在り方では無いかと思うのだ。
それでも日本国内の人物となると、実際に挙げるのはそう言った自分自身でも困難である。もちろん、それは今時点での自分自身の無知から来るものではあるが。強いて挙げれば、近年では高い評価を受けた小泉元首相を挙げるという考えもある。ただ、確かに在任中の各種政策の切り回しには多く共感する所もあったのだが、歴史的評価は怪しいかもしれない。「改革の可能性を示しながらそれを最後まで貫徹すること無く、少子化で経済の活力が縮小する日本の貴重な時間を浪費した」となるかもしれぬ。
そのようなわけで、私が挙げるのは英国元首相のトニー・ブレア氏である。何が何でも国内から挙げるという考えの人もいるが、私はそのように思わない。少なからず同時代を生きた人物は同種の困難に立ち向かい、成功と失敗の一部を共有していると思うからだ。そのような意味でもブレア氏はふさわしい。
近年の日本では、意欲を持って何らかの政策を推し進める政治家は、内容が大筋妥当なものであっても、それが一定程度必然的に持つ負の側面によって損害を被る人々の反対の声に過剰に萎縮し、推進仕切れないことが多いと考える。結果、不作為が続き、当面は平穏な日々が経過し、重要な課題は放置される傾向がある。(とはいうものの、福島原発事故という究極の事態により不作為の罪に目が向けられつつはあるが)今の日本の政治家に必要なのは、課題を設定し、期限を切って実行する勇気なのである。この勇気という側面に関して、小泉元首相も含めて全くの不作と言える。それを思うと、任期中、ひたすら火中の栗を拾い、少しでもよりよい社会を後世に残そうとした氏の営みは誠に政治家としてふさわしい。氏を賞賛するとしたら、誰よりも英国の宰相らしく行動した、ということになるのだろうか。日本人としては外交問題が記憶に強い。ユーゴ問題など、人権に関する確固たる信念が中核にあることが成果を生んだ。彼がいなければより長い期間放置されたろう。しかし、むしろ国内の医療改革やアイルランド問題など、地に足を付けないと遂行できない地味な問題で成果が多かったように感じられる。若干世間離れしている感もあるオバマ氏に得て欲しい部分ではあるが。
この種の立場に立つ政治家は、存命中には成果は部分的なものであったり、挫折したりという事が多い。他に私が尊敬する政治家として板垣退助や犬養毅を考えてみても、いずれもそうである。それでも、政治の要諦は人の考えであるので、それを少しでも良い方向に変化させた人物は、その国や地域の政治の土台として社会全体を底上げした成果があると考える。ウィルソン大統領などもそうであろう。また板垣氏を挙げるなら英国のグラッドストン首相を挙げるのがより適切と指摘する人はいるかもしれない。氏は第四次内閣のアイルランド法案を否決された。少なくともこの点で成果を出せなかったと言う事は可能かもしれない。しかし歴史の文脈で意味はあったのだと思う。21世紀のブレア氏も任期の最後にこの問題に注力したことを想起せずにはいられない。きっと過去の英国宰相にも思いを馳せていただろう。
こういう政治家は気質として革命家的な部分を持っていたのだろうと思う。しかし、いずれの人物も議会政治というものを重視し、その支持を広げることにほとんどの労力を費やした。自制心と人権に対する良心が彼らのキーワードかもしれない。そして多少なりとも人間の政治意識を変化させた。民主政治が他の政治体制より多少はマシであるという理由は、歴史の経過と共に少しづつ進歩が期待できるという事が大きな割合を占めている。彼らはそれに最も貢献した人たちではないだろうか。出来れば現代の政治家にそういう人が現れ、棺が覆われる前に世の評価があれば、と思う。それが困難な事は、構造上の宿命かもしれないが。
2018.12.12
「エイベックス」並びに同社経営陣の不法行為を、社員有志が内部告発!?(2)
12月1日、本紙はこの10月から11月にかけ、「エイベックス」(7860。東証1部)の職員有志が各当局に内部告発を行ったとの記事を配信した。
実はこの情報は、冒頭に掲げたように、監査法人、東京国税局、警察庁宛などに同期間の日付で、エイベックス従業員(匿名希望)の名前で、送付したとする文書が本紙も含めたマスコミに一斉に送付されたことに端を発している。
したがって、大手マスコミも同様の情報は得ているものの、何らかのかたちでエイベックス所属の芸能人らにお世話になっていることなどから報じてないだけのこと。実際は内容が内容だけに社内では話題になっているようだ。
そして、それは槍玉に上げられているエイベックス自身はもちろんだろう。
そんななか、本紙の元に有力な情報が寄せられた。
この文書を発信したとされる者に関しての情報だ。
それによれば、出回っている文書では従業員(匿名希望)と内部告発を装っているが、実際は現役社員ではないという。
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2018.12.11
<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(704)あの「ストリーム」仕手連中の最新動向
あの「ストリーム」株の株価操縦事件は当コラムでも過去取り上げて来たが、残党が久しぶりに動いているようだ。動いているといっても彼らには力はなく、そのバックが動いているという意味だ。
さて、今年はどうしようもないオンボロ企業の「燦キャピタルマネージメント」(2134。JQ。大阪市淀川区)が10月前半に突如、急騰した。
10月1日初値58円が10月10日188円まで急騰。関係者は、ツイッターなどでのいわゆる「煽り屋」の助けを借りて短期間に3倍以上と大成功を収めた。
ところで、今年の株式相場は1年通じて低迷しているが、超小型仕手株は別格の動きだった。その中で、未上場ながら提携など発表すると相手先のオンボロ上場企業が急騰するという、注目の未上場企業は「ジュピタープロジェクト」(東京都中央区)という。
すでに仕手株ファンの間ではお馴染みかも知れない。同社はサイバーセキュリティーなどを手掛ける会社だが、同社のプロジェクトリーダーである松田学氏は東大卒で元財務官僚、元国会議員という凄い肩書だ。また「言論NPO」という有名なNPO設立にも関わっている(現在、監事)。なお、2001年設立の言論NPOは設立後しばらく東京は中央区日本橋1丁目の松井証券ビルにあった(松井証券はサポーターで、松井証券の松井道夫社長は理事だった。なお松井証券は燦キャピの筆頭株主、フォーサイドの大株主でもある)。
今回は、以上に関係するある銘柄が3〓4倍になるというので特集したい。なお、筆者は株式評論家でも証券マンでもない。決して推奨やお勧めではないと断っておく。
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2018.12.10
<書評>「隠蔽と腐敗―防衛省=『日報』から『イージス・アショア』へ」(田中稔。第三書館)
防衛利権にうごめくフィクサー、政治家、官僚を、執念深く追い続けてきた田中稔氏の新著。前著・「日米防衛利権の構造―『憂国』と『腐敗』」は本紙でも紹介した事がある。
安倍政権は17年12月に急遽、陸上配備型ミサイル迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」2基の導入を決めた。現時点での総額は約4664億円にのぼる。途方も無い金額だが、「迎撃率が低い」という指摘、電磁波被害の懸念や、有事の際には真っ先に標的になることから、配備予定地(秋田県秋田市、山口県萩市)住民による反対運動が起きていること、さらに、そもそも決定的なのは、日本防衛のためではなく、ハワイとグアムの米軍基地を防衛するためのものであること。つまり、米政府のために我々の巨額の血税が投入される、という事実だ。
イージス・アショアに関するこうした隠蔽された「不都合な事実」が冒頭で指摘されているが、なぜこんなデタラメな防衛政策がまかり通ってしまうのか。その背後にあるものは何か。
防衛利権の構図を掴むため、著者は10年前の軍需腐敗事件に遡る。登場人物は「防衛省の天皇」と言われた守屋武昌氏(元防衛事務次官)、防衛商社・山田洋行の元専務・宮崎元伸氏、そして「フィクサー」秋山直紀氏(社団法人日米平和・文化交流協会専務理事)といった面々。とりわけ、秋山氏の足跡を執念深く負う事で、日米防衛利権の構図と真相が浮かび上がってくる。アメリカ側では「チーム・アーミテージ」の暗躍ぶりも触れられている。
防衛利権に関し、長年にわたり丹念な取材をしてきたジャーナリスト・田中氏の成果が本書だ。
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≪連載(111回目)≫アッシュブレインの資産運用ストラテジー 今週の相場展望(12月10日〓12月14日)&MY注目銘柄
≪先週の相場振り返りと今週の見通し≫
先週末の日経平均株価の終値は21,679円と、先週末比で〓672円の大幅下落となった。加えて先週の金曜日に、雇用統計を終えたNYダウが大崩れしたこともあり、日経平均CFDは21,351円まで落ちて戻ってきている。これは先々週、+704円の大幅上昇となった分をすっかり吐き出して、あまりあるマイナスとなってしまっており、今週、日経平均株価指数は、またしても目先の底ラインでの攻防戦をしなければならなくなった。
先週の暴落の原因としては、これまで本稿でも景気後退のサインとして取り上げていた、米国国債の「長短金利の逆転現象」が挙げられる。ただ、逆転現象が起こったのは、2年債と5年債などの短期債で、「2年債と10年債」の利回り逆転ではない。また、仮にこの現象が起こったからといって、確実に景気後退に向かうかというとその精度もあてにはならない。読者諸兄におかれても、警戒する必要はあるものの、ほかの指標も合わせて確認しながら慎重に対応していったほうが、といったところだろう。
また、中国通信大手、華為技術(ファーウェイ)の副会長(CFO)の逮捕も、市場に衝撃を走らせるのにじゅうぶんなパワーを有していた。逮捕理由は、米国の敵国イランとの不法取引の疑いのようだが、現状でははっきりしない。そんなことよりも、ファーウェイに対する懸念を、米国当局に報告したのは英国の金融大手HSBCであり、拘束したのはカナダだということで、これではさすがの中国も、正面切って米国に猛抗議するわけにいかない。自国に対する包囲網が広がっていることを中国は認識したことだろう。
そして、先週の株価暴落に、一番影響力を行使したのは、今後の米中貿易協議の主導役が、ライトハイザー・米国USTR(通商代表部)代表になったということだろう。これが報道された火曜日、「今後の米中貿易交渉でアメリカは少しの妥協もすることはない」との絶望感から、株価はもろくも崩れ落ちた。この御仁は、対中貿易強硬派の最右翼であり、これまで経済面で緊密となりすぎた中国を切り離したい、という考えをもっている。よって、2000億ドル分の輸入品に10% ⇒25%の追加関税を課すなどは朝飯前で、中国の輸入品すべてに25%の追加関税をかけることもためらわない男、というのが市場関係者の見立てのようだ。 ただ、中国からの輸入品すべてに追加関税25%をかければ、アメリカ製品の10%以上の価格転嫁は避けられず、一気の世界同時景気後退が起こりえる状況になると思われる。
さて、今週のストラテジーへと移る。
先週の木曜日には、日経平均株価のPERが12.09倍にまで落ち込んだ。この数字は、ここ10年来の最低水準で、東日本大震災やブレグジット時のPER水準よりも落ち込んでしまったことになる。ただ、だからといって無条件に買っていってよいかは難しいところだ。それほどまでに、米中首脳会談後の株価推移は酷い。
そこで、まずは日経平均株価の下値の節目水準を確認しておく。
まず最初の関門は、11月21日(水)につけた21,243円(※日経平均先物では21,170円)。いったんこの数字は試しにいきそうであることから、この水準付近で買っていき、終値でこの水準を維持できるなら、ロングホールドするのも一興だ。また、下がってもこのあたりで切り返せるならば相場は息を吹き返しそうだ。第二の関門は、10月26日につけた20,971円と、日経平均先物の20,760円。さすがに、ここから景気後退となるとはっきりと断言できない現状で、この水準まで株価指数が下がることは考えにくい。ただ、米国株式市場は現在でも高値圏に位置するため、ここが崩されれば世界は同時株安を向かえそうだ。
今週は、11日(火)に、「英議会にてEUと合意したEU離脱案の下院採決」がある。現在では否決されそうなムードであるが、その後の展開によっては波乱が起こりうる。また、同日、イタリアがEUに対して、NEW2019年度予算案を提出する。こちらも現在、受け入れられる可能性はほぼないだろうが、こちらも折り込んでいよう。また13日(木)のECB理事会では、年内の量的緩和終了が予想されているようだ。こちらは折り込みが不十分であり、波乱を呼びそうではある。また、米国では12日(水)に、FRBの金融政策にダイレクトに影響する「米消費者物価指数」が発表される。弱めな数字がでれば、12月19日のFRBでの利上げなし、にムードは傾き相場をさせそうであるが、景気後退を懸念されれば波乱となりそう。
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今朝のドラめもん(営業日の毎朝更新)
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2014年10月03日
聖人とコブラ
韓国で行われているアジア大会で、インドの女子ボクシングの選手が韓国有利のイカサマ判定に抗議して、表彰式で自分の銅メダルを韓国選手の首にかけるという事件がおきました。インドのSarita Devi選手はその際「あなたと韓国人にはこれがふさわしい」と言ったそうで、彼女の夫も「韓国のやり方は非文明的だ」と激怒していました。
Youtubeにアップされた関連動画は短期間のうちに大量のアクセスを集め、インド人はもちろん、タイ人や台湾人などアジア各国人の韓国バッシングの場と化していました。インド人もタイ人もネトウヨというわけです。
ところで、Sarita Deviさんの毅然とした意思表示を見ていて、インドの寓話を思い出したので紹介します。
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むかしむかし、インドのベンガル地方のある村でのおはなし。
森に住むどう猛なコブラは、牛飼いや牛をたびたび襲い、村人を苦しめていました。そんなある日、村を訪れた聖人は、村人の嘆きを聞いて森に行きました。
お経を唱えてコブラを呼び出した聖人は、コブラと話をしました。聖人の徳に心打たれたコブラは反省し、二度と咬まないと誓いを立てました。
コブラはもう咬まないと聖人から聞いた村人は、恐る恐る森に行きました。するとコブラは穏やかな様子で村人を襲う気配はありません。コブラに石を投げてみましたが、それでもコブラは抵抗しません。やがて子供たちはコブラをつかんで引きずり回したあげく、振り回して地面に叩きつけ、コブラに大怪我を負わせてしまいました。
しばらくして再び村を訪れた聖人は、コブラは姿を消したと村人から聞いて森に行き、コブラを呼びました。巣穴に隠れていたコブラは聖人の前に姿を見せると、聖人の教えのおかげで心穏やかに暮らしていると感謝しました。
しかし痩せて傷だらけのコブラを見た聖人は、どうしたのかと問い詰めました。怒るという感情を克服し、子供たちに悪意を持たないコブラは、しぶしぶ虐待されたことを明かし、こう言いました。「子供たちは無知なのです。私の変化を知らないだけなのですよ」
これを聞いた聖人は声を荒らげて言いました。「このばか者め!私はおまえに咬むなと言ったが、威嚇するなとは言っていない。なぜシューっと声を出して追い払わなかったのだ?」
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これは19世紀のインドの神秘家、ラーマクリシュナの残した寓話と言われています。微妙に違うバージョンもあるので、或いはもっと古くからある昔話なのかもしれませんが、インドではよく知られた寓話です。
いずれにしてもこのお話の教訓は、怒りに身をまかせて感情的に振る舞うのは良くないけれども、それは何をされても黙っているのとは違うということです。不当な仕打ちに対して毅然とした態度を示さなければ、殺されてしまうかもしれないし、相手は無知なままだし、自分の精神も壊れてしまいます。
hiss(シューっと威嚇すること) と bite (咬みつく)は違うことであり、慎まねばならないのはあくまで bite。hiss を忘れると、むしろ社会の調和は壊れてしまうのです。-なぜ日本はPSY旋風に巻き込まれないのか? by 音楽好き (08/11)
2016.02.15
当サイト「やまもといちろうブログ」は、LINEブログにお引越しをしました
すでにご案内のとおり、ここニフティ「ココログ」で長らく運営しておりました「やまもといちろうブログ」は、知らない間にスマホ向けブログページに無断で広告が貼られていて私には広告収入の分配がなかったという理由でLINEブログに移籍することになりました。
やまもといちろうブログ(LINEブログ)
http://lineblog.me/yamamotoichiro/
もっとも、いままで無料で長く続けさせていただいていたということや、ココログ立ち上げの経緯も考えますと、感情的には断腸の思いもあるわけですけれども、そこは是々非々での判断ということで…。スタッフの皆様にも長らくお世話になりましたので、改めて、ここで深く御礼申し上げたいと存じます。
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2016.02.15 | Permalink
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«今日は『こころに効く本読みガイド』&フジテレビ系『真夜中のニャーゴ』
当サイト「やまもといちろうブログ」は、LINEブログにお引越しをしました
確信的誤読犯対応(2・完)
実はしかし、法華狼氏が自己評価を(さらに)こじらせたかなあと思う点が一つあり、それは氏自身が(今回の)私に対する言及の前提として参照している別のエントリにある。
まず私自身の主観的証言を述べる(読めばわかるように「見ていない」という趣旨なので証拠により裏付けることはできない)。本年8月中旬に法華狼氏は複数回私のtweetを踏まえてエントリを書き、ある意味非常に誠実だと認めるところであるが、はてなIDコールを通じてmentionを飛ばしてこられた。まあしかし正直に言うとその内容とかレベルはごく低いもので、以前にblogでやりとりした際の印象からもまともな対話にはならないと思ったのでごくダメな点のみを適当に指摘し、途中からは見るのも止めてしまった。なので上掲8月18日付のエントリも読んでおらず、昨日初めて目を通した。
というわけで「馬鹿らしいから相手しなかった」が私の本音であるところ、あるいは法華狼氏はおおやがぐうの音も出ないので沈黙してしまったと思ったかもしれず、そのために自分が書いたことは正しかったのだという確信と自己評価を高めてしまったかもしれない(いや彼むかしからそうですよと言う人もいるかもしれない)。なんかそのままにしておいては悪いので、ついでに同エントリの内容をもとにして法華狼氏の読解能力と対話能力に大きな問題があることを指摘し、相手しなかった私の判断が正しかったことについて疏明しておきたい。ポイントは大きく二つ。-新世紀の社会像とは?
2008/06/22 「名無しさん」という名前で911陰謀論肯定を書き続ける人はダメすぎなので、今後このエントリー以外へのコメントは消します
2008/06/12 ウォーターエネルギーシステム、水発電
2008/06/09 ミヤネ屋の反響(バイオシーパルス)
2008/06/07 911陰謀論と授業
200805
2008/05/28 常温核融合の公開実験に成功、どこでって、阪大で!
2008/05/27 波動の連鎖販売に取引停止命令(追記あり 5/28)
2008/05/27 きくちゆみはなぜ支持されるのか
2008/05/27 「疑似科学入門」池内了(岩波新書)
2008/05/26 業務連絡
2008/05/15 波動ビジネスで損害賠償請求へ
2008/05/13 キーボード配列QWERTYの謎(安岡・安岡)
200804
2008/04/29 憲法9条と911陰謀論、または安斎先生はどう考えておられるのだろう(追記あり5/2)
2008/04/25 明石家さんま・江本勝・水からの伝言
2008/04/16 SuperCon文部科学大臣賞
2008/04/16 webちくま
2008/04/10 ランダウ・リフシッツ物理学小教程「力学・場の理論」ちくま学芸文庫
2008/04/06 念のため、科学とニセ科学とグレーゾーンについて
2008/04/06 プロフィール
2008/04/03 江原番組に対するフジテレビの見解
200803
2008/03/31 桜
2008/03/29 新型インフルエンザ問題
2008/03/29 渋滞論文のその後
2008/03/27 Brain Valleyをめぐって
2008/03/21 (いわゆる)サイトカイン・ストーム
2008/03/20 円形脱毛症
2008/03/16 「信じぬ者」と瀬名さんとパライブの頃
2008/03/14 EM菌投入は河川の汚濁源
2008/03/14 「信じぬ者は救われる」
2008/03/13 スペイン風邪とホメオパシー(また浜六郎氏と「やっばり危ないタミフル」)
2008/03/09 さらに渋滞の続き
2008/03/07 数と密度 (渋滞論文の話の続き)
2008/03/06 研究組織
2008/03/04 渋滞の論文が出ました(または相転移現象としての交通渋滞)
2008/03/03 江原啓之の言い分
2008/03/03 シクラメンのかをり
2008/03/01 本が出るのですが
200802
2008/02/29 Traffic jam without bottleneck
2008/02/27 江原啓之が旭川大学の客員教授になる件
2008/02/22 竹内薫氏の「ニセ科学を見破る」本を送って頂いた
2008/02/20 浜六郎氏の本を送って頂いた(ので批判する)
2008/02/04 苦節4年の論文
2008/02/03 血液型と性格3
2008/02/03 倖田來未舌禍事件または想像力の欠如について
200801
2008/01/31 香山さんとの対談
2008/01/30 菅原明子という人
2008/01/30 「書けない」ということ
2008/01/30 業務連絡
200712
2007/12/05 名古屋大学情報文化学部シンポジウム(12/15)
200711
2007/11/26 フィクションと「科学的正確さ」
2007/11/21 阪大医学部教授セクハラで解雇
2007/11/21 業務連絡
2007/11/14 写真
2007/11/10 大人のテルミン
2007/11/09 サイエンスカフェなど
200710
2007/10/21 テルミンの原理
2007/10/11 テルミンの演奏について
2007/10/07 血液型と性格2
2007/10/07 「大人の科学」テルミンの入手について
200709
2007/09/27 学研「大人の科学」テルミン
2007/09/27 Rudy Ruckerセミナー (10/16)
2007/09/22 Steven Jones
2007/09/19 漢方薬
2007/09/18 陰謀のふたつの顔
2007/09/18 付加価値としての音楽
2007/09/14 「大人の科学」のテルミン
2007/09/12 11th of September
2007/09/12 想像力
200708
2007/08/20 論文
2007/08/10 雑誌記事
2007/08/06 SuperCon終わり
200707
2007/07/31 SuperCon2007
2007/07/18 7/23 講演「スーパーコンピューターの虚像と実像」
2007/07/04 七田式幼児教育は、やっぱりまずいので
2007/07/03 解禁
200706
2007/06/25 「マイナスイオンウォーター、お茶大を訴える」の件
2007/06/20 6/26 名桜大学総合研究所シンポジウム「科学と擬似科学」
2007/06/20 堀晃氏講演会(7/9)「宇宙SFの魅力〜新しい天体の発見」
2007/06/13 敵の敵が味方とは限らない
2007/06/04 物理学専攻大学院入試説明会
2007/06/04 野尻抱介氏講演会「ロケットガール」(6/18)
200705
2007/05/25 SuperCon2007 (高校生のためのスーパーコンピューティングコンテスト)
2007/05/25 Self-Reference Engine (円城塔、ハヤカワJコレクション)
2007/05/23 面接で血液型を訊かれた人募集
2007/05/22 朝日新聞「紙上特別講義・ニセ科学」asahi.com
2007/05/19 九州大学工学部
2007/05/14 5/16 ICU「科学史フォーラム」
2007/05/08 岐阜県産業技術センターでの配付資料(07/4/19)
2007/05/07 MBS VOICE「いま解き」
200704
2007/04/30 5/2ニュースの深層
2007/04/21 今日から「オーラの泉」はゴールデン(批判はテレビ局とBPOへ)
2007/04/17 大学で数学を学ぶということ
2007/04/14 「EX大衆」5月号
2007/04/13 「グラスハートが割れないように」小川一水(SF Japan)
2007/04/12 Kurt Vonnegut (Jr.)
2007/04/11 Invitation誌
2007/04/08 朝日新聞「大学+α」は「ニセ科学(について)」
2007/04/07 WHOよりも浜六郎氏の言っていることを選ぶのはおかしいでしょう
2007/04/04 「あるある」捏造検証番組
2007/04/03 「七時間目のUFO研究」藤野恵美、青い鳥文庫
200703
2007/03/27 タミフル承認取り消し要求、または、浜六郎氏の言動はあまりにも危険だと思う
2007/03/24 「超能力番組を10倍楽しむ本」山本弘
2007/03/23 タミフル
2007/03/21 物理学会
2007/03/21 「うま」によるニセモノの件
2007/03/21 「化学」4月号のニセ科学特集
2007/03/21 地下鉄サリン事件から12年
2007/03/20 松岡「ニセ科学」大臣の件
2007/03/19 理系白書ブログにニセモノ登場の件
2007/03/11 googleで検索できない件
2007/03/05 「女性のひろば」スピリチュアル
2007/03/05 霊感番組の是正要望
200702
2007/02/28 「小学校「道徳シート」とエンカウンターで進める道徳 高学年」について考える
2007/02/21 サーバー移行
2007/02/12 ゴールデンタイムにオーラやら前世やら、本気ですか?
2007/02/09 「まん延するニセ科学」
2007/02/08 メンテナンス予告
2007/02/08 田崎教授、授業する
2007/02/08 論文の無断使用って?
200701
2007/01/29 今夜の視点・論点
2007/01/23 「あるある大事典」を存続させよう
2007/01/22 神戸大学 Human Science Societyでしゃべります
2007/01/21 「あるある」捏造はなぜ
2007/01/21 空飛ぶスパゲティモンスター教 a.k.a. スパモン
2007/01/20 「あるある大事典」大捏造・・・例の納豆
2007/01/17 震災
2007/01/05 SuperCon2006の記事が「数学セミナー」に
2007/01/04 「論座」ニセ科学特集
200612
2006/12/24 しゃべらなかったこともまだ書いていないこともたくさんある
2006/12/24 マイナスイオン補足
2006/12/22 わしの大発明(ニセ科学判別装置)を見るのじゃ
2006/12/21 捏造その後
2006/12/21 補完計畫
2006/12/20 しゃべらなかったけど大事なこと
2006/12/12 ステレオタイプな科学者像を語ろう
2006/12/11 ブログ解読(朝日新聞)
2006/12/06 七田眞はなぜ幼児教育の専門家と思われているのか
200611
2006/11/30 「水の結晶(つまり氷)」はポエムだから、ポエムを募集
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2006/11/26 「水からの伝言」が「水の結晶」と言ってるのは、ただの氷で雪
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タカのブログ♪
( by t38keyさん )
04 / 01
14:13 掲載
「うそつき男子は最低」9割の女性が回答──ネット調査で判明
[ 社会面 ]
資料写真:
文庫 平気でうそをつく人たち
→ amazonで詳細情報を確認
やはり男性に求められているのは圧倒的な正直さ──このほど公開されたネット調査の結果から、そんな女性のホンネがあらためて確認された。1日はなぜか各地でウソをつきまくるWeb系男子が大量発生して物議をかもしているが、彼らの前途には暗雲がたれこめているようだ。
調査をおこなったのはインターネット調査会社のネットレイティングス(本社:東京)。同社は、3月14日から20日にかけて全国の10〜70代女性インターネット利用者に「ネットでうそをつく男性は最低だと思うか」という内容でアンケートを実施。その結果、「最低だと思う」「やや最低だと思う」「少しは最低だと思う」「最低だと言えないこともない」を選んだ回答が、全体の97.2パーセントにのぼった。対して残る選択肢の「子宮がうずく」を選んだのは、わずか2.8パーセントだった。
9割を超える女性が男性のうそに「ノー」を突き付けた今回の調査結果を、識者は
「311後に、より信頼感ときずなを求めあうようになった社会の中で、女性たちも信頼を損ねるようなうそつき男子に生理的嫌悪感をおぼえるようになったのではないか」
と分析。「4月1日にうそをつきまくった男性は、もう女性とお付き合いすることはできないだろう」と警鐘を鳴らしている。
大手ネットメディアを運営するbogusnews編集主幹は
「真実を伝えるという弊紙のスタンスの正しさが、あらためて確認されたと思う。これからも毎日読者に真実をお届けし、女性からの信頼も得ていきたい」
と語っている。
2012年
「うそつき男子は最低」9割の女性が回答──ネット調査で判明 [04/01]
覚せい剤取締法違反でキュアハッピー容疑者を逮捕「ウルトラハッピー」 [02/05] 129
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殺人の疑いで辰容疑者を逮捕──同僚の卯さんを圧殺 [01/02] 52
元日のあけおめこ「午前2時以降も控えて」 [12/30] 48
自宅警備隊のC81派遣、憲法違反の疑い──論議呼ぶ [12/29] 29
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都内で「エアクリスマスイブ合戦」熾烈な優勝争い [12/24] 35
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【金正日書記死去】後継に金太氏急浮上──対日強硬派 [12/19] 33
bogusnewsがAndroidアプリ市場に参入「来世でGREEめざす」 [12/12] 55
「月食中、中出し危険」国立天文台が緊急警告 [12/10] 35
ついに「髪の粒子」発見──カツラよりも目立たないと好評 [12/08] 37
八手三郎さん亡くなる──スーパー戦隊シリーズなど手掛ける [12/07] 21
やがてくる大増税時代に豊かに生活するために準備すべきこと
そこで、今回は少し趣向を変えて、少し経済学を表に出したエントリーを書いてみたい。もちろん、経済学を勉強していない人にも分かるように書くつもりだが、そうは言っても退屈に思う読者の方もいるかも知れないので、今回は「今日のまとめ」を最初に持ってくることにした。興味のない方はこれだけお持ち帰り頂きたい。
お知らせとお詫び
同人誌訂正情報(H20.12.12更新)-「サンシャインクリエイション41」のお知らせ
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01/19/2008 (11:59 pm)
「お前が言うな」の成長論
Filed under: economy ::
先日のエントリで取り上げたOECD諸国の名目成長率比較を題材とした「いまだ日本は「政策後進国」」との論考があり、先日のエントリにおける町田論説に比べれば、改革を前面に出す点では似たようなものではあっても、デフレが問題であるとかその脱却のためにインフレ目標を設定せよといった内容が含まれており、ずいぶんとましなものではあります。ただひとつ、大きな問題があるとすれば、その筆者が竹中先生であるということ。
いくつかの問題を見ていこう。まず日本経済全体として、世界のフロンティアに立っていると胸を張れるような位置にはいないことがわかる。一人当たりGDP統計で見ると日本は2005年、世界で14位だった。第1位のルクセンブルクに比べると半分以下、第2位ノルウェーより約45%も低い所得水準であることは意外と知られていない。この順位が、2006年にはさらに低下することが見込まれている。おそらく18位から20位になるだろう。先進工業国であるOECD(経済協力開発機構)メンバーは30カ国であるから、日本はそのなかの中位から、いまや下位グループに入ろうとしている。所得水準に加えて、成長率の低さも問題だ。世界が原油高によるインフレを懸念しているなかで、日本だけがデフレのなかにあった。その結果、名目成長率で見ると過去5年平均でOECD平均が5.1%だったのに対し、日本はわずか0.3%という超低成長だった。2006年についても平均が5.2%、日本は1.2%である。日本とともに低成長だったドイツも2006年は3.2%成長を達成した。要するに日本以外、成長率が3%を下回る国など存在しないのである。しかし日本では、2008年度の予測でも名目成長率はせいぜい2%程度に留まるだろう。
「VOICE「いまだ日本は「政策後進国」/竹中平蔵(慶応義塾大学教授)」」
「名目成長率で見ると過去5年平均でOECD平均が5.1%だったのに対し、日本はわずか0.3%という超低成長だった」と先生はご指摘でいらっしゃいますが、日本国政府においてはマクロ経済財政政策の責任者として経済財政政策担当大臣というポストが置かれていまして、ご指摘のような状況についてはまずそのポストに就いていた人こそが責任を問われるべきかとwebmasterは思います。で、「過去5年」という期間において、そのポストに一番長く就いていたのは誰なんでしょうかねぇ、竹中先生?
#過去の負の遺産とやらを持ち出して該当者は自らの責任を否定するでしょうけれども。
加えて、
財政再建のためにも、各国の施策は大いに参考になる。外為特会の資金を効率的に運用するため、そうとうの国で特別の投資・運用機関が設けられている。最大の外貨準備をもつ中国も、これに乗り出した。日本は、いわゆるソブリン・ウエルス・ファンドを明示的にもつことを拒んでいる数少ない国になるかもしれない。こうしたことに取り組めば、昨今の「霞が関埋蔵金」問題は、もっと以前に解決していたことだろう。また、独立行政法人の民営化を進めることは政府の資産売却であり、各国の政策から見れば当然のことといえる。
(略)
日本に「課題先進国」という側面があることは否定しない。人口構造の面で、日本は世界に先駆けてもっとも厳しい状況を迎える。これに対応するために、小さな政府をつくり次世代に負担をかけないような政策をしっかりと進める必要がある。しかしそれ以上に、日本には「政策後進国」という側面がきわめて大きいことがわかる。
「VOICE「いまだ日本は「政策後進国」/竹中平蔵(慶応義塾大学教授)」」
というのもwebmasterには理解不能です。「小さな政府」というのは都合よくそれぞれの文脈にひきつけられて用いられる言葉ではありますが、どのような定義を用いたところで、ソヴリンウェルスファンドがあるよりはない方が「小さな政府」でしょう(他の条件が同じであれば)。上記引用文においてはソヴリンウェルスファンドの設立と小さな政府とが共に目指すべき目標として掲げられているわけですが、いかなる理屈を持ち出せばこれら両者が整合的に体系化できるのか、想像もつきません。
また、ここでは町田論説同様に埋蔵金話が出てきますが、仮にソヴリンウェルスファンドがそうでない形態による公的保有資産の運用に比べて高いリスク調整後リターンをもたらすものだとするならば、ソヴリンウェルスファンドの創設は剰余金を増加させ、埋蔵金をより大きなものにするはずです。にもかかわらず、ソヴリンウェルスファンドの設立など「に取り組めば、昨今の『霞が関埋蔵金』問題は、もっと以前に解決していたことだろう」とは、竹中先生のような偉いお方のおっしゃることは下々にはよくわかりませんねぇ・・・。
01/18/2008 (11:59 pm)
むしろ”Economy First”であるべき
Filed under: economy, law, WWW ::
日本音楽著作権協会(JASRAC)や実演家著作隣接権センター(CPRA)など著作権者側の87団体は1月15日、「文化」の重要性を訴え、私的録音録画補償金制度の堅持を求める運動「Culture First」の理念とロゴを発表した。「文化が経済至上主義の犠牲になっている」とし、経済性にとらわれない文化の重要性をアピールしながら、補償金の「適正な見直し」で、文化の担い手に対する経済的な見返りを要求。今後は新ロゴを旗印に、iPodなども補償金制度の対象にするよう求めるなど、政策提言などを行っていく。
(略)
CPRA運営委員の椎名和夫さんは「経済・流通至上主義の考え方で、権利者側は既得権者と呼ばれ、流通を阻害している元凶とも言われる。コンテンツは単なる嗜好(しこう)品に過ぎないという考え方があるのも知っている。それが間違っていると言う気はないが、新技術やビジネスが、文化やそれを支えるシステムをき損してはいけない」と訴える。
「経済至上主義がさまざまな問題につながっている。医療に経済至上主義が進出した結果、病院で問題が起きていると聞くし、地球温暖化も経済至上主義の結果だ。社会の中の『文化』も例外ではない。文化そのものがおろそかにされていることに、強く警鐘を鳴らさなくてはならない」(椎名さん)
(略)
Culture Firstは、文化を守るために私的録音録画補償金を守るべき──というのがその主張だ。87団体は「補償金があるからこそ私的なコピーが自由にできる」とした上で、「受け取る補償金の額が激減し、権利者の保護レベルが急激に低下した。危機的状況にある」と訴える。
ITmedia News「「iPod課金」は「文化を守るため」――権利者団体が「Culture First」発表」
いみじくも記事において「経済性にとらわれない文化の重要性をアピールしながら・・・文化の担い手に対する経済的な見返りを要求」と書かれていますが、結局ここで87団体が主張していることは、
世の中にフリーランチはない、
人々はインセンティヴに反応する、
均衡価格において総余剰は最大化し、それよりも低価格となって消費者余剰が増加する場合にはそれでは埋め合わせられないほどの生産者余剰の減少が生じている、
というような経済学の知見にロジカルには適合するもので(現在の補償金の水準が均衡価格よりも高いか低いかといった実証の問題はさておき)、むしろ”Economy First”と呼ぶべきものではないでしょうか。といいますか、このようなロジックにのっとりつつ、現行の補償金水準において総余剰は最大化されていて、補償金の支払いが減るような事態は消費者余剰が増えたとしても総余剰は減少するなんていう実証分析を提示して”Economy First”の理念を掲げたならば、webmasterは一も二もなく彼/女らの賛同者になったことでしょう。
しかるに実際に唱えられるのは”Culture First”であるというのは、「経済至上主義」(が正確に何を意味するのかwebmaseterには理解不能ですが)という言葉が世間的には否定的に捉えられていることの表れでしょう。マーケティングに立脚した戦略としては正しいのでしょうけれども、理屈としては”Culture First”はかえって自らの立場を苦しくするものでしかありません。
真に”Culture First”であるならば、「地獄変」の良秀よろしく、他の何にも増して表現行為を優先させてしかるべきです。見返りとしての報酬を求めての表現行為であればそれは”Reward First”に他ならず、見返りが得られようが得られまいが、何かを表現したいとの内的衝動ゆえに文化的所為に走らざるを得ないことこそが”Culture First”のはず。「補償金はゼロであるべき、というのも表現できるだけで幸せなはずで、なぜなら”Culture Firstなんだろう?」と言われて引き下がらざるを得ないような理屈を唱えることには、根本に立ち返ってまでは頭を使っていない浅はかさをwebmasterは感じてしまうのです。
01/17/2008 (11:59 pm)
大数仮説リターンズ!?
Filed under: science ::
科学者たちは10年間にわたり、ある驚くべき現象に