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2013-12-16
悪魔憑きと20世紀の精神医学
ワラスロフ・イヴァシュキェヴィッチ『尼僧ヨアンナ』関口時正訳(東京:岩波文庫、1997)を読み直して、20世紀の精神疾患をめぐる文化の構造を考える。
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『尼僧ヨアンナ』は、20世紀ポーランドの作家のイヴァシュキェヴィッチが1943年に執筆し、46年に出版した中編小説である。17世紀フランスのルーダンで起きた悪魔憑き事件を、時代はそのままで舞台を