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▽企業法務マンサバイバル●10/27 12:59 2024年10月26日22:00法務パーソン人事評価の方法論—ビジネス法務12月号座談会で司会を務めましたカテゴリ組織マネジメントbusinesslawComment(0)10月21日に発売されたビジネス法務12月号の特集「実例・アイデアを大公開 法務人材の『評価』」で、座談会の司会を務めさせていただきました。この記事では、本座談会が開催されるまでの経緯について、少し舞台裏をご紹介したいと思います。『実践 ゼロから法務!』の打ち上げにて昨年のことになりますが、柴山吉報他著『実践 ゼロから法務!』に短い経験談を寄稿させていただく機会に恵まれました。この本では、一人法務として法務機能を立ち上げ、上場を経て、千人単位の組織へと拡大していく過程における組織マネジメントの難しさについて、至らない法務マネージャーだった自分の恥ずべき「黒歴史」を思い切って書いています。同書がリリースされてしばらく経ち、打ち上げを兼ねて著者の皆さんや担当編集者さんとの飲み会があったのですが、その飲み会の中で、「法務人材の評価」に関する情報が世の中にほとんど出回っていないことが話題にあがりました。法務パーソンを評価することの難しさについては、法務のマネジメントをご経験されたことのある方ならいやがおうでも感じていらっしゃるのではないでしょうか。それにもかかわらず、具体的な方法論が共有された書き物を見たことがない。ぜひ「ビジネス法務」のような専門誌で、こうしたテーマを取り扱ってほしい。そんなことを熱く語ってしまいました。すると、その飲み会が終わって間もなく、中央経済社さんから「あの宴席でおっしゃっていた法務人材の評価を特集したいのですが」という相談が舞い込みました。ミイラ取りがミイラになるってやつです(笑)。結果、座談会の企画と司会役を仰せつかることになった、という顛末です。法務パーソンの評価方法に悩むマネージャーの皆さんに役立つ記事を企画にあたって特にこだわったのは、以下の点です。企業のステージや所属する業界によって、法務部門の役割・法務人材に求められる能力・評価基準は異なるだからこそ、法務パーソンの人事評価方法について、全員に当てはまる「正解」は存在しないしかし、各社がどのような「方法」や「視点」で法務を評価しているかを共有することで、新たなヒントを提供できるかもしれないそんな思いから、座談会にご登壇いただく方々については、こうした企画の趣旨を汲んで情報を快くご提供いただけそうな経験者として、流通・メーカー・商社・ITの各業界から偏りのないよう、以下の皆様にお集まりいただきました。- 青谷賢一郎さま(株式会社ニトリホールディングス 上席執行役員)- 白石弘美さま(株式会社日本HP 取締役 法務・コンプライアンス本部長)- 瀧川英雄さま(ミスミグループ本社 執行役員)- 守田達也さま(双日株式会社 常務執行役員)- 吉田成希(株式会社マネーフォワード 法務知的財産本部)具体的な方法論を一つでも多く集める当日の司会進行を務めるにあたっては、ご登壇者それぞれの方法論や視点を深掘りし、多くの実践的なアイデアを聞き出すことを目指しました。また、ご登壇者の皆様には、お忙しい中、「これまで実際に採用した、もしくは検討した法務人材の評価方法」を事前に書き出していただきました。その上で、座談会当日は提出いただいた資料をベースに、実際の評価運用実態について口頭で補足をいただくような形でお話を伺いました。この進め方が功を奏したのか、想定以上に多様な評価方法のアイデアをお伺いすることができ、短い時間の中でディスカッションも充実した内容になりました。さらに、こうして集まった法務パーソン人材評価方法のアイデアは、編集担当の方に表形式で整理していただき、座談会の後ろに付録としてまとめています。このまとめのおかげで、読者の皆様にとっても、すぐに参考にできる実践的な情報をお届けできる形に仕上がったと思います。法務のマネジメントに課題を感じていらっしゃる中堅層の皆さまに、多少なりともお役に立つであろう特集になっているかと思います。ぜひご一読ください。組織マネジメント (22)法務パーソン人事評価の方法論—ビジネス法務12月号座談会で司会を務めました2024年10月
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