・木金土日と、「生活のたのしみ展」4日間を経験しました。
おそらく、ここではたらいている人たち、
いったん「かなり、もうダメ」くらいになってます。
ひとつの山を越えかけたあたりのところですから。
山というよりは、密林(ジャングル)っぽいかな。
ひっきりなりに「ちょっと知らないこと」と向き合い、
いつでも「だれかをあてにしたり」
「だれかにあてにされながら」過ごしてますから、
脳がずっと新しい判断をしているはずです。
まさしく「可塑性」が鍛えられているんだろうなぁ。
・これは、ま、不遜を承知で言いますが。
ぼくら、晴れ舞台に向かう選手団のようであります。
まずは、出場するだけでおおよろこび。
ひとつずつ勝つことが大変、やっと勝っても準々決勝で、
奇跡のように勝ち続けて準決勝で…というような毎日です。
表の見えるところにいる人も、その背景ではたらく人も、
さらには、その背景の背景で支えてくれる家族たちも、
お付き合いしてくれる物流や、システム周りの人たちも、
ほんとにみんなの力が合わさっているのがわかります。
「生活のたのしみ展」でいろんな仕事をしている人たち、
ふだんの仕事場とは、ちょっと顔つきもちがっています。
新宿では、いま試合中ですという感じで、荷物を運んだり、
テキパキ整理をしたり、お客さんと接したりしてます。
「まわりの人たちがたのしめるように、
そして、じぶんたちがたのしめるように」が、
ほんとうに現実にできているように思えます。かっこいい。
・いつも思うのですが、「生活のたのしみ展」では、
乗組員たちや知人友人たちの「ご家族」によく会います。
これ、不思議ないい感じなんですよねぇ。
ふだん人前に出たがらないという方も、来てくれます。
社会人になった兄弟姉妹が久々にいっしょになったり、
遠くの知人や、古い友だちとここで待ち合わせしたり、
いろんな人たちに「行ってもいいかな」と思わせる
機会をつくってるなんて、とてもうれしいです。
こういう感じのことって、どんなに人気の遊園地でも、
劇場や観光地でも、あんまりないことだと思うのです。
今日もまた、手前味噌なことばかり書き立てましたが、
来られない人も含めて、「たのしみ」になりますように。
会場は、基本的にですが暗くなりはじめると空いてきます。
2025.1.11(土) 雪のしらせ
現在の日の出の時間は国立天文台のサイトによれば1年のうちでもっとも遅い6時51分となっている。この6時51分は、元旦から今月13日まで続く。一方、日の入りは元日の16時39分に対して今月13日のそれは16時48分と、9分間も遅くなるのが何とも解せない。このあたりについて天文に詳しい人に訊けば嬉々として1時間もしゃべり続け、当方は余計に分からなくなるから、そういうことはハナからしない。
テレビの天気予報は朝も昼も大雪の知らせが引きもきらない。そこに映し出される関東地方の地図では、我が栃木県日光市今市は大抵の場合、雪が降るか降らないかの境界線にあって、だから降るか降らないかの予想がつかない。きのうは一時、雪が風に舞った。それがすぐに上がり、以降、晴れたのは幸運だった。
ところできのうの日記に書いた”JAPAN BLUE JEANS”のズボンは、早くも午前のうちに届いた。試着をしたところ、サイズはちょうど良かった。さていま残っている、胴回りが現在より1インチだけ太い数本のズボンはどうしよう。よそ行きだっただけに、着用したのはいずれも数回以内。クリーニングに出した回数もせいぜい1、2度と考えれば、捨てるにはいかにも惜しい。メルカリなどのフリーマーケットに出すのも面倒だ。先ずは社員の中で僕の体型にもっとも近いタカクコータロー君に1本を渡して試してもらい、もらってもらえれば幸いである。
16時50分に早上がりをして、町内の新年会に臨む。新年会とはいえ酒を飲んで、ただ駄弁りを労する、というものではない。この集まりはどちらかといえば、2024年度に回覧板を回すなどの仕事をしてくれた組長への慰労の意味が強い。会は20時にお開きとなり、後片付けをして20時15分に帰宅。即、入浴をして、冷たい水を飲む。
朝飯 納豆、冷や奴、生玉子、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん}、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、若布と菠薐草の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 オードブル、「はま寿司」の「人気12種セット」、乾き物あれこれ、「渡邊佐平商店」の「自然醸清開」(燗)
美味しいおうちごはんのウェブログ集はこちら。
2025.1.10(金) 激戦の跡
理由は不明ながら、僕の体重は2013年以来、この11年間で13キロちかくも減った。それに伴って、普段着以外のスーツやズボンは身体に合わなくなった。現在のよそ行きのズボンは2015年に気に入って、色違いで3本を購入した”JAPAN BLUE JEANS”の商品だが、こちらもいまや胴回りがゆるい。
よっておなじ品を同社のサイトに探したところ、既にして終売になっていた。仕方なく検索エンジンに頼ると、楽天のある店に在庫のあることが分かった。そこでウエストは現在のそれより1インチ短い32インチ、色は手持ちの3本のうちもっとも気に入っているインディゴを選んで買い物カゴに入れた。価格は3割ほど上がっていたものの、ポップアップした10%オフのボタンをクリックし、更に貯まっていた楽
1月10
『ブドウ畑の傍らで暮らす』第10回
(前回より続く)
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P182
コラム〈地球温暖化とワインの未来〉
欧米のワイン産地には、春から秋までほとんど雨が降らないほど乾燥した地域が多い。本来はそういう気候がブドウ栽培には適しているのだが、近年の温暖化で極端に気温が上がると、晴天の続く畑ではブドウの糖度が上がり過ぎるようになった。
ワインのアルコール度数は伝統的に11~13%程度が標準だった。それが食中酒として料理に合わせる飲み物になる理由だったのだが、最近は白ワインでも13.5%から14%、赤ワインの場合15%は当たり前で、中には16%に達するものまであらわれた。
ブドウの持つ糖度のおよそ半分が発酵によってアルコールになると考えてよいので、ブドウの糖度が30%あれば、ワインのアルコール度数は15%になる。発酵中のブドウ果汁の度数が15~16%を超えるとアルコールの強さによって酵母が死んでしまうので、フランスの一部のメーカーからは、発酵中に水を加えてもよいように法律を変えてほしいという要望が出されたそうだ。もちろんワイン法によって水を加えることは禁じられているのだが、水を加えなければ発酵が再開しないからワインが造れない。
ワインができても、度数が強くなり過ぎると微妙な風味やニュアンスがアルコールの陰に隠れてしまうので、なんとか12~13%程度に抑えたいと、フランスではアルコールを多く生成しないような酵母を開発するなど対応に追われている。
従来の品種では温暖化に対応できないからと、品種そのものを改良する動きも出てきている。
温暖化で増えるブドウの病気に対して抵抗力のあるアメリカ系品種を、ヴィニフェラ種と掛け合わせて新しい交配品種(ハイブリッド)をつくろうという試みだ。
フランスのブドウ畑は19世紀末にフィロキセラに襲われた。フィロキセラはブドウの根に巣食う害虫(ブドウネアブラムシ)で、アメリカから輸入した苗木についていたのがあっという間に広がって、フランス全土のブドウ樹がほぼ壊滅した。
フィロキセラはアメリカ原産の虫なので、アメリカ系の品種(ラブルスカ種)には耐性があって巣食われても樹は枯れない。そのため、地中に根を伸ばす台木だけアメリカ系品種にして、その上にヨーロッパブドウ(ヴィニフェラ種)を接ぎ木するという方法が考え出され、いまでも世界中のブドウ樹はほぼすべてこの方法で栽培されている。
もし今回の育種計画が成功すれば、フランスのワインは再びアメリカ系品種によって救われた……ということになるわけだが、はたしてうまく行くかどうか。
アメリカ系の品種はワインにすると独特の癖のある香りが立つといって嫌われ、フランスはもちろん現在の世界のワインは(アメリカも含めて)ほぼすべてヴィニフェラ種で造られている。その独特の香りを、気にならない程度にまで弱めることができるか。
日本やドイツでは気候的に不利な条件を育種によって補おうとする研究が早くから盛んで、日本では交配品種
<1月9日>(木)
〇年初から「モーサテ」と「WBS」がバタバタと終わったので、今日は在宅で「溜池通信」を執筆。やれやれ、であります。
〇明日は福岡出張であります。今宵は日本海側が大雪だそうなので、ちゃんと飛行機が飛んでくれればいいのですけれども。
〇そういえば今月は、札幌市と高松市も行くんですよねえ。1カ月で九州と北海道と四国を走破するのは初めてのことなので、ちょっと楽しみであります。
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