品質安心アンテナ
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▽hiroyukikojimaの日記●12/22 17:36 2024-12-22再び、東大駒場の講義から稀代の名著が誕生今回は、三枝洋一『数論幾何入門』森北出版を紹介したい。この本は一言で言えば、保型形式と楕円曲線についての入門書なのだが、とんでもなくわかりやすく書かれている。まえがきによれば、「東京大学教養学部前期課程の全学自由研究ゼミナールで大学1・2年生を対象に行った講義をもとにしたもの」ということだ。このような講義から生まれた奇跡の名著に、久賀道郎『ガロアの夢~群論と微分方程式』ちくま学芸文庫がある。この本に匹敵する本はもう出てこないだろうと思っていたが、なんと、再来したのだね。その前に、例によって、ぼくが市民講座で行う講義の宣伝をしておきたい。早稲田エクステンションセンター 中野校世界は数でできている~無理数から理解する株からカオス理論まで全3回 2015年 02/07, 02/14, 02/21 (すべて金曜日) 15:05
▽古書渉猟日誌●12/19 00:02 乙女のくらしと月経バンド「大阪くらしの今昔館」で開催の「レトロ・ロマン・モダン、乙女のくらし」展へ。明治〜昭和初期にかけて「モダンガール」と呼ばれる新しい女性たちが闊歩した時代に、彼女たちの暮らしを彩った化粧品や雑貨のパッケージを中心とした展示です。会場は目を輝かせた若い女性たちで大盛況。かわいいものは時代も世代を超える、ということを目の当たりにしました。「どうして今は、こんなふうにかわいくできないんだろうね?」という会話が聞こえてきて、背後でぶんぶんと激しく頷いた次第。佐野宏明さんが長年にわたり蒐集したコレクションを中心に、資生堂やクラブコスメチックスなど企業の資料もたくさん。一部をのぞき、ほとんどの展示物が撮影可でした。膨大な資料のなかから特に心に残ったものを、佐野さんのご著書を拝見してわかったことなども付け加えつつ、振り返ってみたいと思います。なお、画像の東郷青児画によるカルピス
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