2024-07-20
美しい星/三島由紀夫
物語
自らを宇宙人であると自称する家族の物語である。
父は火星人、母は木星人、息子は水星人、娘は金星人を自認している。
当然ながら、そういう人々と周囲との軋轢やら摩擦がある。
それは宇宙人だから故ではなく、周りと異なる概念や思想を持ってしまった故の必要なコストなのだ。
各国の首脳クラスに世界平和を説くとか、周りを「目覚めていない」と見做すとか、そういった
自転車で遠くへ行きたい。
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本読みのスキャット!
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文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』
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